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【南王手】秘拳伝キラ【八神流】BATTLE.3

1 :愛蔵版名無しさん:04/02/11 15:27 ID:???
未完の大作

前スレ
【南王手】秘拳伝キラ【八神流】BATTLE.2
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1060969794/l50

初代スレ
【南王手】秘拳伝キラ【八神流】
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1026472878/

2 :愛蔵版名無しさん:04/02/11 16:18 ID:???
男が大きくなるための条件は根性と勇気ともう一つ・・・野心だ。
そして男でも少年は見えない「自分」を手に入れるために闘い
大人は「自分」を守るために闘う。自分が大人になってしまった
と気づいた瞬間はたまらなく悲しいものだな。

3 :愛蔵版名無しさん:04/02/11 17:00 ID:???
>>2
哲学的でヒロイックな意見じゃん。ちょっとジーンと来た。

4 :愛蔵版名無しさん:04/02/11 17:41 ID:???
>>1
新スレ サンクス

5 ::04/02/11 17:42 ID:???
原則sage進行で行く方がいいよね

6 :愛蔵版名無しさん:04/02/11 18:09 ID:???
アラアラ?前のスレが続行中のようですね。
836さんが今夜も作品をアップしてくれています。

7 :愛蔵版名無しさん:04/02/11 18:35 ID:???
旧スレは何やら不思議で凄い事が書き込まれているようだけれど
これは煽りが入ったということでいいのですよね

8 :愛蔵版名無しさん:04/02/11 19:24 ID:???
836氏は碧星氏ではないとのことです。ひょっとしたら告白されるのではないかと考えていたので正直少し残念です。
でも武道歴15年というのは大変な使い手でしょうね、おそらく総合格闘家でいらっしゃるのだと思います。
打ち切りが残念で御自分で創造して書かれたというあたり知力の高さも感じさせる方ですね。
どのような展開をさせて頂けるのか兎に角楽しみです。

9 :愛蔵版名無しさん:04/02/12 15:10 ID:???
消えたと思ったらもう3回
読んだら2/3まで善かった
それから後がねぇ

10 :愛蔵版名無しさん:04/02/12 16:01 ID:???
これだけ熱心というか熱狂的というか入れ込んでるレスがあるスレは珍しい。
他の漫画スレは大概一行レス的ものばかりだから少し羨ましいかな。

11 :愛蔵版名無しさん:04/02/12 16:12 ID:???
続編を模した小説風ストーリーは全部順繰りにワードにコピーペした上で一気読みしたい

12 :愛蔵版名無しさん:04/02/12 18:50 ID:???
>>2
誰だか知らないが胸に沁みる一節だよ。
がむしゃらに何かを得ようと努めていたし
それをしつずけられるが故に人間としての存在価値を実感できていた自分が
今有る物だけを守るだけで精一杯になってしかもそれで満足感を感じてしまっている!
もう成長は自分にありえないのだと思い知らされた時の哀しさ寂しさ。

13 :愛蔵版名無しさん:04/02/12 20:18 ID:???
>>2
もしも秘拳伝キラがそのテーマで描かれる予定だったのだとしたらどんなに好かったことか!


14 :kira:04/02/12 20:52 ID:???
一足一刀の間合い・・相手に致死の打撃を叩き込める距離
どちらかが動けばその瞬間に勝敗は決する

そして・・・先に動いたのは闘真

瞬時に踏み込み一本拳でキラの人中の急所を狙う
決まれば完全に死ぬ威力を秘めている一撃

キラ「 !!」
闘真の業のおこり 闘真の殺気を感じたキラ
左手で受け流すように攻撃をかわし完全な後の戦を取り業を打ち込む
闘真の左眼下 右手の親指での貫手は闘真に決まったと感じた・・が

キラ「ぐっ!!」

その瞬間キラの腕に激痛が走る
神経が麻痺したような感覚・・これは

 


15 :kira:04/02/12 20:54 ID:???
闘真「かかったな 八神キラ 君の利き腕は壊させてもらうよ!!」

キラの右腕に闘真のもう一つの手が食い込んでいる
凄まじい握力がキラの筋肉 関節を破壊しようとする


キラ「そうは いくか!!」

一か鉢か・・この体勢 この距離で打てる業は唯一つ
もう一つの腕で拳を固める・・この距離ならはずさねえ
腕を捨てる覚悟でこの距離に持ち込んだ・・その業の名は・・
密着した状態から放つ打撃法 
 
八神流 魂打ち!!





16 :kira:04/02/12 21:16 ID:???
闘真の身体全体が震えたように後方へ四メートル吹き飛び
引きずられながら倒れる すさまじい威力だ スーツ胸部が弾け飛ぶ
わずかの差でキラに軍杯が上がった
遅ければ腕が握りつぶされていただろう

松風「やったのか!? 八神・・」

身体のダメージが抜けてきた松風も それを見ながら立ち上がる
いつまでも倒れているわけにはいかない 早く体勢を整えなければ・・

キラ「いや・・・まだだ・・」

キラは 魂打ちを 当てた瞬間に 闘真の身体の変化を感じ取った
・・まちがいない・・あの身体の感触は

真「・・・ふふ・・大した者だよ 八神キラ 
   せっかく新調したスーツが台無しだ」

闘真がゆっくりと立ち上がり キラを嘲笑うかのように見た
まともに喰らって 何のダメージもない様子





17 :kira:04/02/12 21:17 ID:???
キラ「やっぱりな・・・その身体・・・」

唇をかみ締めながらキラは吐き出すように言う
あの感覚間違いない ・・・あらゆる打撃を吸収し弾きかえす
南王手の一族が持つ 特殊な肉体操作方法・・

闘真「そう・・・八神の身体(ヤガヌデイ)だ何も驚くことではあるまい」

闘真は楽しげにそう言い放った・・
破けたスーツの埃を手で払う

闘真「・・元々合戦場に出た南王手の一族ならすべて有するものだろう
   この身体を有する者は不動の勝利 そして・・・敵対する相手には」

指をこきこきと鳴らしながら闘真は語る 冷酷な笑みと共に

闘真「絶対なる安息・・すなわち死だ」

かって阿麻王がキラに語った言葉・・それとほぼ同じ事を
言うこの男はやはり南王手の一族だ・・キラには阿麻王と闘真の姿が
重なって見えた。

 

18 :kira:04/02/12 21:18 ID:???
キラ「ふん 兄貴と同じこと言うな・・けど」

キラは再び構える ナイファンチの構え 
まだあの歩法は完璧じゃない
こっちの構えの方が性に合う 

キラ「俺はこんなところで立ち止まるわけにいかねえ!!」

そう・・親父と 兄貴 南王手八神流は俺のやり方でぶっ倒す
正面から堂々と殴り合ってな・・と内心で叫ぶキラ

両者に再び緊張が走る・・・その時

「そこまでに しなさい 貴方たち!!それ以上の争いは私が許しません!!」

道場内に力強く凛とした声が響き渡った


 

次回はあの娘とあの医者が出ます
・・といったら分かってしまいますね

絵がないと雰囲気が伝わりにくいなあ
私の力が足りないだけかも知れませんが

この新スレでも
皆さんよろしくお願いします。

19 :愛蔵版名無しさん:04/02/12 21:33 ID:???
836さん、836さんのほうが言い易いんでこのように呼ばせて頂きます。
面白いし楽しいです。文字での表現だと感覚が伝わらなくてもどかしいのですが
回を重ねるごとに楽しい感じが強く湧き上がってくるのを感じないではいられません。
あの人達が出てくる 既に知っている登場人物を出して頂けると、
まるで旧友にあったみたいな嬉しさを感じますね。
いや好かった好かったですです。
本当にありがとうございます。

PS 名セリフが素敵です。

20 :愛蔵版名無しさん:04/02/12 21:56 ID:???
ここいいな
他に余り無いもん

21 :809:04/02/12 22:09 ID:???
前のスレで809を名乗っていた者です。
キラのナイスガイぶりが好きです。喉の渇きが癒される感じと言ったら解って貰えるだろうか。貴方の格闘歴15年はテンポのこ気味良さに現れている感じです。
書けと言われても俺なんてこんなにとても書けないです。なにより面白く書くことが出来ない、でも貴方は出来ているんです。
比嘉親子が出てくるなんて夢みたいです。ありがとうございました。

22 :愛蔵版名無しさん:04/02/12 22:52 ID:???
kira様
この調子で浮かばなかった伏線を全て浮かび上がらせてください
なんて御願いしたらいけないかもしれないけど
そう考えないではいられないウキウキした気持ちです
キジムナーが見たいというか読みたいです
ROMしてばかりですいませんが期待しています

23 :愛蔵版名無しさん:04/02/12 23:28 ID:???
こんばんわ、今日は書き込みされないのかと思っていたら、今見るとカキコがありました。
伏線が沈みまくりのコミックス「秘拳伝キラ」だったから伏線を物語に仕上げてくれてる所がとてもナイスです。
ストーリーを他の作者が続きを書いたりした場合は
TVアニメもそうなのですけど
元の作品の雰囲気と違和感在りまくりで絶望させられることが多いのだけど
kiraさんは原作のキャラの雰囲気を壊さないように注意してくれているのがよく判って嬉しいです、大感謝です。

格闘技歴15年といったら言わば歴戦の勇者という感じですね、凄いものです。
うまく気持ちをお伝えできなくて変な文章ですみません、そしてありがとうございます。

24 :愛蔵版名無しさん:04/02/12 23:30 ID:???
皆さん文章上手いね
>>23変な文章で
そんなことはないない

25 :愛蔵版名無しさん:04/02/12 23:59 ID:???
このスレで存在を知ったので近所の漫画喫茶の格闘漫画コーナーの秘拳伝キラを昨日始めて読みました。

比嘉翁=沖縄のもぐり医者の老人

比嘉亮子=東京で夫婦で病院経営? かなりの使い手らしい

重要な役割を担わされていながら打ち切りで何も活躍していないのですね
画は丁寧で上手いのに
多くの人が惜しがっている理由が少しわかりました。

26 :愛蔵版名無しさん:04/02/13 01:53 ID:???
ラルフ村上は重要な脇キャラだが、私もやはり阿麻王兄さんが好き

27 :kira:04/02/13 18:15 ID:???
道場内に響く女性の声 その場に居合わせた全員が
入り口付近を見る・・そこには二人の女性の姿

一人は・・気の強そうな女性 白衣を着ている医者だろう
見覚えがある たしか以前いた女医 比嘉直子 
そして・・もう一人そばに居る袴姿の少女は・・・

キラ「瑠伊!!?」

キラ 松風 殴凱 の三人はその少女を知っている
九重瑠伊・・柔術の達人 九重慈斎の孫娘であり
かってキラ達と共に闘った少女 なぜここに居るのか?

比嘉直子「医者の私の前で これ以上 怪我人を増やす 闘いは許しません
     貴方たち もうやめなさい」

穏やかで静かだが 有無を言わせぬ口調
それはこの女医の強い意志を感じさせるものだ
 

28 :愛蔵版名無しさん:04/02/13 18:19 ID:???
松風「な・・」
松風も驚いている なぜこの女性 比嘉 直子 医師が
この場所にいるのか 考えられるのは

松風「塾長 これはいったいどういうことですか?」

一番その事情に詳しそうな人物に問いかける

殴凱「あー忘れてた 今日は 比嘉先生が俺の弟子の診察に来る日だったか
   わるい わるい 今思い出したぜ」

そう言って がははと笑う塾長 ・・・口も利けない松風
どうして うちの塾長はこうもアバウトなのか・・と呆れる

キラ「くっまずいぜ」

最悪の状況になったとキラは感じた
この目の前の男 闘真は南王手 しかも性格は阿麻王と同じだ
南王手の業を見た者は全て生かさないだろう 自分はいい
だが この瑠伊と比嘉女医は 守りきれるかどうか・・



29 :愛蔵版名無しさん:04/02/13 18:20 ID:???
比嘉直子「そういうわけよ そこの二人 手を引きなさい
     いやなら 私が相手になるわ」

それはこの女性が南王手に戦いを挑むということか
ますます仰天する松風とキラ そして楽しそうな塾長

キラ「馬鹿 なに言っているんだ早く逃げろ殺されるぞ!!」

キラは二人に向かって言う・・・が

比嘉直子「それはできないわ 私は医者 目の前の怪我人と争いごとは
     放っておけないの 相手が誰であろうとね・・八神クン」

平然と言い返す比嘉女医 そして隣の瑠伊も

瑠伊「私も同じです八神さん 引くことはできません
   これ以上ここで戦うと言うならば・・」

袴姿の瑠伊は 九重柔術の構えを取る 闘真を見据えて
言い放つ 彼女の意思も固い

瑠伊「私も相手になります!!」



30 :kira =836:04/02/13 18:22 ID:???
沈黙が道場内を支配した・・・しばらくは誰も話さない
ほんの数秒が永遠にも感じる・・・そして

闘真「ふ・・・どうやら今日はここまでのようだな 八神キラ」

以外にも南王手覇神流の男 闘真は闘いを終わらせる宣言をした
殺気が急速に消えていく 

闘真を除く全員が驚く この男は一体何を・・・
見たものを生かして返さないのが南王手ではないのか

キラ「・・甘いんだな 覇神流 業を見たものを生かしておいていいのかい?」
構えを解かず 闘真を睨みつけたまま疑問をぶつけるキラ
すぐに信じることはできない なにせこの男は南王手だ

 

31 :kira =836:04/02/13 18:23 ID:???
それを聞いた闘真 ふっと笑い こう続ける

闘真「何・・今日はほんの挨拶代わりに来ただけさ
   途中退屈して遊んでしまっただけのことだ・・それに」

自分が倒した門下生達を眺めながら言う 

闘真「あと私は・・一度も覇神流の業は見せていない
   業を見せていたならば 全員の 息の根 を完全に 止めている」

片目をつぶりながら淡々と話す 闘真 
いままで覇神流の業は出していないというのか
キラ 松風 殴凱は背筋が凍った ということは

 

32 :kira =836:04/02/13 18:25 ID:???
キラ「自分の手の内は見せていないってことか・」

たしかにあの業は 南王手ならば使えるものだった
べつに覇神流の業とは言っていないつまり
ハ神流と俺が知らない業がまだ隠されているということかよ・・
キラは唇をかみ締めながらそれを聞く 敗北感を感じていた
もし・・こいつが本気だったら全員死んでいたのだと

闘真「では・・さらばだ諸君 次に会う時を楽しみにしているよ」
道場入り口にさっそうと歩き始める闘真 比嘉女医も瑠伊も無言で見過ごす
途中殴凱の前を横切った時

 

33 :kira =836:04/02/13 18:26 ID:???
殴凱「闘真とか言ったな 今度来る時は 俺の前だけに現れろよ」

ぎろりと睨みながら 言う塾長 口元は笑っているが目は鋭い
全身から闘気が噴出しているかのようだ

殴凱「俺がてめえを喰らってやるからよ!!」

猛獣のごとき威圧感 並みのものならそれだけで腰を抜かして
気絶しているだろう だが 闘真は

闘真「さすがは格闘界のカリスマ 塚原殴凱 老いてもなお
   壮健というわけですか 大した気迫だ」

さらりと受け流し そのまま去っていく 道場内の緊張感が解けた

比嘉直子「さっ 怪我人を診るわよ 瑠伊さん みんなを運んで
     八神クン 松風クン 手伝ってちょうだい」

そして この場所での戦いは終わった
外はすでに日が暮れかかっている


ここまでです・・ようやくワンシーン終わりましたね
これから山のようにバトルと世界と人物書いていくのに
こんなに時間がかかるとは・・・

次回はヨコハマへ行くことになります お楽しみに


34 :愛蔵版名無しさん:04/02/13 19:42 ID:???
これは一度に長いのが出たな

35 :愛蔵版名無しさん:04/02/13 20:03 ID:???
比嘉直子?
比嘉亮子だったんじゃない?!。
余計なことか。

36 :kira =836:04/02/13 20:17 ID:???
>>35
そうでしたミスです 比嘉直子ではなく比嘉亮子
ごめんなさい 訂正しておきます。


37 :愛蔵版名無しさん:04/02/13 21:14 ID:???
この人
原作者のT翠星より優れているかもしれない、
あいつはドラマが全く描けないのに
kiraはこれからそれに挑戦しようとしている
その兆しが感じられる


38 :愛蔵版名無しさん:04/02/13 21:22 ID:???
待ち望んだ九重瑠伊です。
最も期待された脇キャラだったが打ち切り直前に乱入して
ちょこっと活躍してくれただけで終わりだっのは耐え難い苦痛を思春期のオレに与えてくれました。
当時のネットじょうでも瑠伊萌えが沢山いたことを考えるとサンデーの先を見る目の無さが
今更ながら腹立たしいくなってきました。
それをこんなところで再会させてもらえるとは嬉しい限りです。



39 :809:04/02/13 21:54 ID:???
kira=836さん
今日も力作を連続投稿して下さってありがとうございます。あの医者とあの娘が比嘉親子か勝手に思ってしまっていたのですが考えれば九重瑠伊と比嘉亮子だったですね。
佳境に入った来た感じです。否まだそこまではいっていないですね。ヨコハマへいくというのはアメリカ軍が出てくるのでしょうか?。これからが更に大変なことに
なりそうで期待が膨らみます。ありがとうございます。

40 :愛蔵版名無しさん:04/02/13 22:16 ID:???
こっそり碧星が覗いているかもしれない

41 :愛蔵版名無しさん:04/02/14 00:48 ID:???
KIRA=836さん
いつも読ませてもらっています
今度は横浜へ行くというのは
オリジナルプロットにない話なので
楽しみにしています。

42 :愛蔵版名無しさん:04/02/14 02:03 ID:???
だれか画像をUPしてくれないのだろうか?。
AAでもいい。

43 :時々ROM:04/02/14 03:55 ID:???
秘拳伝キラは空想と現実が上手くバランスした優れた格闘漫画だと思っているけど
そろそろネタも出尽くしたのではないかと思っていたら
今度は15年の格闘技・武道歴まであるという人の投稿ストーリーまで加わって
THE3rdの始まりとは驚いたいや感激した

KIRA=836氏は文章から伺う限り、丁寧で知的な御人柄のようですね。
格闘描写も経験者でなければ表現できない洗練が感じられます
これからの展開は難しくなりそうですが「秘拳伝キラ」に興味を持つ者の1人として期待しています

44 :愛蔵版名無しさん:04/02/14 17:56 ID:???
>>42
AAは頼りなさすぎだよ。どなたかアップローダーにイラストか無くなったカットをアップしてほしい。

45 :愛蔵版名無しさん:04/02/14 18:10 ID:???
>>KIRA=836さん
どうしても八神雲にはキジムナーのコスプレをさせてください
空手発祥の地沖縄の古流だからこそ、沖縄の伝説上の妖怪キジムナーを
組み合わせた伝奇性がこの漫画の大きい魅力です
たった6冊で終わってしまったので欲求不満で堪りません
どうか宜しくお願致します。

46 :愛蔵版名無しさん:04/02/14 18:34 ID:???
>>Kira=836様
便乗ですが俺も>>45みたくキジムナー好きです。どうか出してください。

47 :kira =836:04/02/14 19:19 ID:???
夜中になり門下生達の手当ても一通り完了する
三十人以上もの患者を素早く診察 手当てする比嘉女医の手腕は
やはり優れたものだと思う キラ 松風 殴凱 の三人
瑠伊は手当てを手伝っている これも素早く的確なものだった

比嘉亮子「・・一通り 診断と手当ては終わったわ
     皆 大した傷じゃないけど・・・」

そう言って 何かを考えるように顎に手を当てる比嘉女医
その仕草が気になったのか松風が問う

松風「何か・・他に問題でもあるのですか?」

比嘉女医「ええ・・たしかに外傷は殆どないの でもね
     こんなに綺麗な倒し方 見たことないわ」

門下生達は意識を回復しはじめている
次期に目を覚ますだろうと言った比嘉だったが何か気になる様子

 





      



48 :kira =836:04/02/14 19:20 ID:???
キラ「つまり・・・見えない所が心配だってことだろ」

キラは当然そのことを知っているかのように言う
南王手の真の恐ろしさはそこにあるとい言いたげに

比嘉女医師「ええ そうよ みなおそらく一撃で倒されたのね 
      鍛えた大の男を まるで人形のようにしてしまった」

格闘技で相手を一撃で倒せることはマレだ
互いに鍛え真剣に闘っている者達はそう簡単に倒れない
そのことは松風も殴凱も知り尽くしている

キラ「ああ・・そいつらは簡単にやられる腕じゃない・・だが
   実際にあいつは一撃で仕留めていた」

殴凱「まあな・・以前そんな奴を見たことがあるぜ
   試合でなんともなかった奴が後からぶっ倒れてそのままくたばった」

思い出すように語る塾長 思い辺りがあるのだろうか


49 :kira =836:04/02/14 19:21 ID:???
松風「それは僕も知っています ですが アレは後頭部をぶつけて
   脳内出血が少しずつたまり死にいたったものです」

俗にいう蜘蛛膜下出血 脳内に少しずつ血がたまり
死に至る死因の一つ 前にも同じ会話をしたことがある
あれは・・たしか

殴凱「黍津一広か・・・あの業ならありえるな」
それは以前の闇トーナメントにおいて南王手から送り込まれた刺客
強烈な死の暗示をかけられ痛みを感じなくなった身体でキラ達に襲い掛かった
格闘家黍津一広の事である

キラ「ああ・・あの外道の業ならばそんな芸当も可能だろうな」

いくら見逃すといっても南王手 目撃者を消す可能性は高い
あの拳で殺されたとしても証拠は残らず事故 病死として始末される
この門下生達がもしも その業にやられていたとしたら まずい

 

50 :kira =836:04/02/14 19:22 ID:???
松風「ですが・・あの業は誰かが死に至ることで掛けられる強力な暗示
   彼らは倒されただけです それは考えにくいのでは?」

キラ「いや・・あの業でなくとも他に方法はある 俺は知っている」

殴凱「ほう・・どんなもんだ」
好奇心がわく塾長 やはり興味があるらしく
松風もキラの顔を見ている どんな業だそれは

キラ「たぶん その業は・・・魂砕き(まぶいくだき) だろうな」

キラは苦苦しくつぶやく・・まるで自分の罪業であるかのように

殴凱&松風「魂砕き??」

キラが見せた業の一つに魂落しというのがあることを知っていた二人
魂砕きという名前は初めて聞くそれは・・・



51 :kira =836:04/02/14 19:24 ID:???
キラ「俺も詳しくは知らないだが 南王手が使う業の中でも
   もっとも凶悪なものの一つだ・・」

殴凱「小僧・・もしかしたら それは三年語殺しの類の業じゃねえか?」

塾長が聞く・・三年殺し・・打った相手が三年後に突然死ぬ業
古くから言われている空手の伝説の一つだが近代武道 医学の発達では
その迷信は否定されていたもの・・だが

キラ「いや・・似て非なるモノらしい ただ確実に相手は死ぬ
   業だと兄貴から聞いたことがあるだけだ」

おそらく阿麻王は知っている そして使えたのだろう
自分は後継者ではない 南王手の業を全て使えない くそっ
と拳を硬く握るキラ

 

52 :kira =836:04/02/14 19:25 ID:???
瑠伊「わたしも・・おじいちゃんから聞いたことがあります
   人を確実に後から殺す業のことを 詳しくは教えてくれませんでしたけど」

手当ての手伝いが一通り終わった瑠伊も会話に参加した
やはり真剣な表情 気になるのだろう

キラ「そうか・・・九重のじいさんがいたら教えてくれたも知れないな」
そこまで言ってキラは口をつぐむ あの惨劇を招いたのは自分だと思い出したからだ
気まずい雰囲気 すまないとつぶやくキラ

瑠伊「いいんです 八神さん もうあれは過ぎたことですから」

笑顔で慰める瑠璃 その顔に無理はなかった
キラは内心で感謝しつつ

 

53 :kira =836:04/02/14 19:26 ID:???
キラ「これから どうするんだ 門下生達のことを方ほうっておくわけには
   いかねえ 誰かこの手の知識に詳しい人物をしらないのか?」

眼を瞑り腕を組んで考えている殴凱に問うキラ
そして眼を開けてにやりと笑った殴凱の返事は

殴凱「だからだ さっき言おうとしていた人物に会いに行くんだよ」
それは塾長が昔師事したという人物のことだろうか

松風「そういえば・・塾長 その方は誰なんですか?」

殴凱「横浜へ行くぞ・・その人物に会いになあ」

と何か嬉しそうに答えるだけの塾長だった


 

54 :kira =836:04/02/14 19:27 ID:???
・・・・横浜 山下公園
夜に人気のない公園で星を眺めている老人がいた
その風貌は年をとっているが背筋は伸び 目は光りを讃える
目に見えない何かが老人の周りを覆ってようにすら感じる風貌
やがてその老人は星空の変化を見て取ったのかひとりつぶやく

「ほう・・若い星が動くわ 楽しくなりそうだの ほっほ」


今日はここまで
横浜へ行くと言っておきながら
行く寸前で終わってしまいました
次回からヨコハマです

キラのキジムナールックはいずれ出るでしょう
期待していてくださいね


55 :愛蔵版名無しさん:04/02/14 19:39 ID:???
キジムナ万歳

56 :愛蔵版名無しさん:04/02/14 19:43 ID:???
よくネタが尽きないものだとひたすら感心
>>Kira=836
アンタ凄過ぎだよ

57 :愛蔵版名無しさん:04/02/14 20:06 ID:???
この間
‘武道家格闘家は知性が低い’とかなんとかTV番組で言っていた。
クイズの成績が一等低かったのが格闘家チームでIQ換算で散々な結果だった
でもkira=836は知的なものを感じる

武道家格闘家の名誉のためにも名ストーリーメーカーぶりを期待してます

58 :809:04/02/14 21:34 ID:???
>>kira=836さん
大人っぽいキラに大いに満足です。流派の名前や新しい技の名前を考え出すのは大変でしょうね。物語の創作の難しさは些細な部分の工夫なのは
演劇部の創作発表で経験があります。創作は大きなエネルギーが必要な作業なのに読ませて頂いているばかりで何か申し訳ないです。

59 :愛蔵版名無しさん:04/02/14 21:58 ID:???
バンデージを巻いた腕、脚、素手、素足にひどく自分でも判らないくらい萌える俺。
いろいろな格闘物を読んできて一番に萌えられるのがこの漫画だったのだ。
読み始めて直ぐに嵌ったが全6巻しかないことに気ずいて嫌な予感がした。
とても6巻で終わるような話には思えなかったからだがやっぱり打ち切り作品だった。
それだけに書いてくれる人がいるのは嬉しい気持ち。

60 :愛蔵版名無しさん:04/02/14 22:37 ID:???
>>57
>>武道家格闘家は知性が低い

これ見た
かなりショックだった
だが脳に衝撃を受けすぎると知能指数が下がると言うのは真実らしい。

八神一族は頭部に受けた打撃を筋肉の緊張によって体外に逃す技を駆使出来るから平気なのだろうね。

61 :愛蔵版名無しさん:04/02/14 23:53 ID:???
>>60
キラは[一流のボクサーでも困難なパンチの殺し方を知っている]とラルフ村上に言わしめたアレだね。
しかし衝撃を逃がしたからといって脳への打撃は0にはならないんじゃないかと思ったけど
ここでは作者に敬意を表して南王手に限って大丈夫なのだということにしておいたほうが面白いでしょう。

62 :愛蔵版名無しさん:04/02/15 00:02 ID:???
>>54 Kira=836さん
山下公園となぞの老紳士、一体どうなるのでしょうか?
この辺りからは貴方の全くの独自の物語になるわけで
大変だとは思いますが仰るとおりに期待させて頂きます。
いつもありがとうございます。

63 :愛蔵版名無しさん:04/02/15 00:49 ID:???
>>57
確かに頭は悪そうな人間が多い、頭でなくて人相が悪いと言った方がイイかもしれないがw

KIRA=836氏には頭も顔も良い格闘家集団南王手をこれからも書き表してほしいな

64 :愛蔵版名無しさん:04/02/15 17:40 ID:???
格闘オンリーでなくバックグラウンドの経緯を表現して貰いたい。
碧星氏が一番不得意とするところだからだ。

65 :愛蔵版名無しさん:04/02/15 18:00 ID:???
>>63
>>悪そうな人間が多い、頭でなくて人相が悪い

失礼な!当てはまる奴は多いが同時に例外も多いぞ
南王手と松風竜一、そしてここに書いてるKIRA=836はまず間違い無く知能もルックスも高ポイントだと思うぞ

66 :愛蔵版名無しさん:04/02/15 18:33 ID:???
格闘漫画の主人公はイケメンぞろいだが敵役は一番強いのはイケメンでもザコキャラはブサイクと言うのがパターンです。

67 :kira =836:04/02/15 19:06 ID:???
次の朝 キラと松風は殴凱に連れられ横浜までやってきた

早朝の午前五時頃 辺りが暗い中 街中を歩く三人

キラ「なあ・・おっさん こんな朝早くどこへ行くんだよ」
あくびをしながら 聞くキラ 眠たそうだ
松風の方は別段寝くはなさそうだが どこへ行くのか気になる様子

松風「この方角・・たしか山下公園があるのでは?」
山下公園 横浜では有名な場所の一つだ

殴凱「ああ・・俺の記憶が正しければそうだ
 まだ生きていてくれれば いいんだがな」

その言葉になぜか不安を感じた松風
まだ生きて・・・ということはまさか

 

68 :kira =836:04/02/15 19:07 ID:???
松風「・・・塾長 つかぬ事をお伺いしますが
   その方に会ったのは何年前なのですか?」

話の内容から察するに 相当な高齢であると感じた松風
塾長に聞いてみる すごく不安だ

殴凱「あー確か 三十五年ぐらい前だったかなー
   俺が世界各地を喧嘩旅行中の時に会っただけだしな」

塾長 塚原殴凱 直接打撃制生みの親 世界各地に支部を持ち
八百万以上の門下生達を持つ空手のカリスマ その前は世界各地へ武者修行ならぬ
喧嘩旅行をしていたのは有名だ・・・つまりかなり昔の話ということになる

松風「なっ・・・そんな 昔じゃもう亡くなっておられるかも知れないんじゃ
   ないですか!!もしいなかったら どうするつもりなんですか塾長!?」

つかみかかるように塾長に詰め寄る松風 門下生達の命がかかっているのに
あまりにもいい加減な殴凱の考えについていけない様子
やっぱり こうなるのか といった表情の塾長 塚原殴凱だった。




69 :kira =836:04/02/15 19:08 ID:???
キラはそんな二人の二人をあくびしながら眺め
黙々と歩いていた 朝はやっぱり眠いと感じながら そして

キラ「ああ ついたみたいだぜ」

三人の目の前に 山下公園が見えてきた 潮風の匂いがどことなくしている
あたりに人影はない この時間に来る人はいないのだろう。
うっすらと明るくなってきた公園だが まだ視界は悪い

松風「・・・誰もいませんね やっぱり」
塾長に話しかける松風 思ったとおりだ

殴凱「・・・やっぱりあのじいさんくたばったみたいだな
   ちと偶然に期待しすぎたか」

あたりを見回しても 人の気配も姿もない
しばらく 辺りを捜索する 三人 やがて

殴凱「やっぱりいねえな・・諦めて中華街へ飯食いにいくか」

キラ「いいのかよ おっさん 他に手はないんだぜ」

殴凱「仕方ねえだろ あの爺さん もうこの世にはいないみてえだ」

松風も諦めて別の手を考えようと思ったその時



70 :kira =836:04/02/15 19:08 ID:???
「人を勝手に殺すでない この馬鹿弟子が」

すぐ側から力強い 年寄りの声が 聞こえてきた
驚く三人・・どこから 声がしている??

キラ「!!?」

その時キラは自分の背後に突然気配が現れたのを感じた
振り向くとそこには・・・

老人「ほー 珍しい客人じゃの 不詳の馬鹿弟子に 死神背負った八神の小僧か」

背は低いが背筋は伸び 眼には力強い光りと気配をもった老人が
キラの二メートル背後に立っていたニコニコしている 敵意はまったく感じない。

殴凱「なんだ 老師 いつからそこにいたんだよ いるなら いると言え」
気楽に話しかける塾長 まるで家族のように親しげだ

老人「さっきから ずっとお前さん達の側におるわ それも分からんようでは
   三十五年間 何の修行をしておった この馬鹿弟子が」

老人は 殴凱に 向かって 馬鹿弟子といった ということは この方が

 

71 :kira =836:04/02/15 19:09 ID:???
松風「貴方が・・塾長のお師匠なのですか!?」

丁寧に聞く松風 老人は にこにこしながら松風を見ている

それを聞いた塾長 にやりと笑い 老人を紹介する

殴凱「そうだ・・この方が俺の師匠だった 李 王政老師だ」

キラ「・・・・なんで俺が八神流だとわかったんだ じいさん」

先ほどの気配それまでまったく分からなかった もし実践なら
殺すこともできただろう そして俺を八神流だと見抜くこの老人は
只者ではない・・とキラは思う

老人 王政 は にこにこ笑いながらキラを眺め
一言

王政「ほっほっ 何 昔 わしの弟子であった男が南王手八神流での
   そいつの持つ気配と お前さんの持つ気配がそっくりだっただけのことじゃよ」

と とんでもないことを口にした


今日はココまでです

今後は南王手の歴史と足跡そして人物
それにかかわりを追って戦いと旅を展開しようと思っています
この老人はその一人というわけですね。
原作の絡みも重視したいと思いますので皆さん応援よろしくお願いします。
では次回は 「南王手八神流の男そして過去その一」です


72 :809:04/02/15 19:50 ID:???
謎の老師は中国人のようですね。
中国と沖縄は密接な歴史関係があるにもかかわらずあまり中国や韓国はでてこないのが妙な気がするものが多いですが
本来なら当然というべき成り行きになってきました。ほっとしたというか難しくなりそうというか期待と不安が入り混じっている今の気持ちです。
いつもありがとうございます。

73 :愛蔵版名無しさん:04/02/15 20:02 ID:???
日曜のテレビは面白くなくていかん
時間と資源の無駄みたいな番組ばかりだ
やっぱりネットは気分が善いですね
双方向性の快さを実感する

>>71
kira=836さん
期待して読んでいます
お休みの日なのにアップありがとう

74 :愛蔵版名無しさん:04/02/15 20:59 ID:???
横レす失礼します
八神キラの成長をどれだけ書き表すことが出来るか!?、そこが受けての興味の集中するとこれであります。
そこらあたりを魅力的に表現するのは至難の業。KIRA=936氏がどこまで出来るかこれからじっくり読ませて頂きます。

75 :愛蔵版名無しさん:04/02/15 21:32 ID:???
>>73  >日曜のテレビは面白くなくていかん<

なんと御同輩。こんなところで意見があうとは何か拾い物したような嬉しい気持ち。
TVは刻々と面白くなくなってきている 格闘イベントもあれだし。
ここで創作「秘拳伝キラ」の続きを読んだほうがずっと楽しいわ

76 :愛蔵版名無しさん:04/02/15 22:42 ID:???
>>72
809さん
武道格闘技のメッカと言える中国が思ったほどは題材に扱われないのは不思議だという意見
同感です
恐らくは政治的なゴタゴタに編集部が巻き込まれるのを恐れたからなのでしょう
隣国との関係はすぐ政治的な意味で感情論になりがちなのは不幸なことですが
同人誌的なこのスレならどのような言われ方をしても問題になならないでしょうから
KIRA=836さんには存分に表現を羽ばたかせてほしいと思っています。


77 :愛蔵版名無しさん:04/02/15 22:52 ID:???
怒られるかもしれないけど私はやっぱりキジムナーが好きです
キジムナー・まんせーのスレが立ってもいいはずだと思うのに何故か誰も立てない
そこで3年くらい前に自分が立てたら誰も来ない
ショックでした でも
kira=893さんがキジムナーを出してくれると仰っているのでひたすらそれを待ち望んでいます

78 :愛蔵版名無しさん:04/02/15 23:21 ID:???
シーサーは有名なのにキジムナーはそうではない
一体何故なのだろうか?。

79 :愛蔵版名無しさん:04/02/16 00:49 ID:???
>>78
シーサーは観光案内に載っているし家を守る守り神みたいな存在だ
キジムナーは大木に宿る精霊というか妖怪で人間に親愛感を示しはするが
裏切りは決して許さないような怪物的な恐ろしさを持っている
その点が親しみやすさの違いとなって現れているのだろう

80 :愛蔵版名無しさん:04/02/16 05:05 ID:???
きじむん けんむん ぶながや ぶがなや  様ような呼び名があるが全てきじむなの別名である

81 :愛蔵版名無しさん:04/02/16 14:58 ID:???
主人公のコスプレイヤーのキャラクターデザインは傑作だと思いますよ。
高校生が無理なく出来る現実的なコスプレだから
俺らの高校の学園祭で幾人もコスプレした奴らがいました。

82 :愛蔵版名無しさん:04/02/16 15:23 ID:???
>>81
おっ、あれは何気にかっこ好いね。

83 :愛蔵版名無しさん:04/02/16 20:08 ID:???
素足のバンデージは気分がいい。
裸足だと小石踏んだ時土踏まずが痛い。
だがキラがやっているように巻いておくと
あんまし痛くないのだ。

シューズを履いた足では決して味わえない軽快感は爽快だった。


84 :愛蔵版名無しさん:04/02/16 21:13 ID:???
>>83
なんとなくアンタに萌え

85 :愛蔵版名無しさん:04/02/16 22:48 ID:???
3巻終盤の、九重とのやり取りのキジムナーキラの、腕のラインとか
カッコイイね!。
九重がニセ小刀投げて、キラが2本指で受け止めるアップのコマの表情萌え

86 :愛蔵版名無しさん:04/02/16 22:54 ID:???
>>85
禿胴

87 :愛蔵版名無しさん:04/02/16 23:10 ID:???
格闘漫画の主人公はやっぱり裸足がかっこ好い。個人的に靴を履いているキャラにはどうしても萌えない。

88 :愛蔵版名無しさん:04/02/16 23:18 ID:???
>>83
武道家や格闘家は全員とはいえないですけど裸足が多いな
実戦では履物を履いていることが多いと思うのだが
何故裸足のなのだろうか?
感覚は随分違うのにね

89 :愛蔵版名無しさん:04/02/16 23:29 ID:???
>>88
気持ちがいいからだよ
そうしておこうよ

ちなみに
キラは蹴り技を使う時は
バンデージ裸足を含めて裸足
そうでない時は靴を履いていることが多い

90 :愛蔵版名無しさん:04/02/16 23:42 ID:???
>>88
靴を履いてキックすると危ないからでしょう、少なくても格闘イベントではそうなのじゃないかなぁ

靴を履いての実戦を想定した格闘団体もあるはずだよ、でも間違っていたらスマン

91 :愛蔵版名無しさん:04/02/16 23:51 ID:???
今夜は遅いね<kira=836さん

92 :愛蔵版名無しさん:04/02/17 00:02 ID:???
おやすみ>みなさん

93 :愛蔵版名無しさん:04/02/17 00:19 ID:???
俺は未だ起きています。

94 :kira =836:04/02/17 00:54 ID:???
老人が口にした内容を聞いて驚くキラ
八神流がこの老人の弟子だったとは

キラ「どういうことだ じいさん 南王手があんたのところに来ていたのかよ」

松風「こ こら 八神 失礼だぞ」

松風が止めに入るがキラは老師に 詰め寄る
まるで戦いを挑むような気迫だ しかし 老師王政は気にすることなく

王政「ふむ・・もうかれこれ二十年以上も前の話になるかの」

語り始める老師 その男はある時突然王政の前に現れ
弟子入りをしたという そしてわずか3ヶ月で教えた殆どの技を吸収し去っていった
その別れ際に 言った一言が 南王手八神流だったというのだ

 

95 :kira =836:04/02/17 00:54 ID:???
老師王政「・・まれに見る 天才じゃったよ あれほどの使い手は
     百年に一度出現するかしないかじゃな」
そういってほっほっと笑う王政 そして

王政「だが あの男の眼は覇道を突き進む者の眼じゃ 
   その業は多くの血を吸うであろうことは予想がついた」

キラ「なら・なんでアンタはそいつに業を教えたんだ
   多くの血が流れるなら それは・・」

当然手を貸したも同然だ そうなら許せることではない
キラは老人王政を睨みつける だが

老人王政「まあ 最後まで聞け 小僧 わしが教えたのは
     基本中の基本だけじゃ 業を詳しく教えることはしなかったわい」

あくまで教えたのは 自分の身体を知り己の五体を鍛える方法のみ それで男が
正しい道を歩んでくれればと 王政は教えたのだという。

 

96 :kira =836:04/02/17 00:55 ID:???
王政「だがの・・あの男は想像を超えた才の持ち主じゃったよ
   力を操れるようになるとすぐにわしの元を去った」

最後に男が言った言葉は 南王手八神流の一言 
そして大陸へ向かうと告げ 去ったという

キラ「そいつ自分の名前は 言ったのかじいさん」

気になるキラ 知っている人物ならば それはおそらく・・

老師王政「いや・・名は告げんかった ただ 八神流と名乗っただけじゃ
     いまでもその気配を思い出すの あれこそ死神そのものじゃな」

思い出すように語りながら またほっほと笑い出す老人
松風 殴凱 キラ の三人の間に沈黙がながれる・・そしてキラが

キラ「アンタに聞きたいことがある・・人間を後から確実に殺す業のことだ
 なにか知らないか」

この老人ならば知っているはず そのためにココへ来たのだ
老人王政の眼が鋭く輝いた気がした 一瞬殺気を帯びたかのように
感じたのは朝の空気のせいだろうか



97 :kira =836:04/02/17 00:56 ID:???
王政「ふむ・・暗打のことじゃな」

殴凱「ああ たしか老師が使うことを封じた業だったな
   拳の道に外れるととか何とか言ってよ」

言葉に覚えがありそうな塾長 松風も興味があるようだ

松風「暗打・・ですか」

殴凱「そうだ・・中国拳法には表と裏がある
   表は普通の弟子に教える技 もう一つはわずかな高弟のみに
   伝える裏の業・・つまり極意や奥義の類だ」

老師王政「そうじゃ それは悪用すれば危険であると同時に
     本来の拳の道から外れる業でもある 普通は一生使わん業じゃな」

キラ「・・つまり 暗殺用の業ってことか」
南王手の使い手も闇に隠れ何百年も生続けてきたのだ
当然その業も証拠が残らぬものも多いキラは知っている
キックのアースも 阿麻王に消されたのだ証拠も残さずに
唇をかみ締めるキラ

 

98 :kira =836:04/02/17 00:57 ID:???
老師王政「ま そうなるの・・・だからこそわしはその男には教えんかった
     当然じゃ あの男が使えばそれこそ数多くの屍が築かれると思ったからの」

キラ「それはそうとじいさん 何をそいつに教えたんだ
   基本中の基本って なんのことかさっぱりだぜ」

男に教えた事が気になるキラ 当然 内容を聞きたくなる
松風と殴凱もそれには同感らしい 

殴凱「俺も知りたいぜ なんせ昔は ほとんど何も教えてもらえなかったからな」
何を学んだかは知らないが なぜか松風はその光景を予想することが
できた・この塾長の性格からして・・・

老師王政「当たり前じゃ この馬鹿弟子!! わしの言うことを殆ど聞いておらんかったろうが
     血の気ばかり多く 忍耐をしらん 愚か者 すぐに飛び出してどこかへ
     行ってしまったのは誰じゃ!?」



99 :kira =836:04/02/17 00:58 ID:???
やっぱりな・・と思う松風 この人の昔は容易に想像がつく
なにせ世界喧嘩旅行して闘いをしてきた超人だ
鮫や牛や虎やあらゆる相手を倒してきた人物が大人しいはずがない

殴凱「まーあの頃は 世界相手にしていてそれどころじゃなかったからな」
そういって がははと笑う塾長 今でも全然進歩なさそうだが・・と思う松風とキラ

老師王政「ふむ・・いいじゃろう それを知りたければ今夜の一時
     また この場所へくるがいい ではな 」

そういって老師王政は 歩き去っていく
その後ろ姿をみおくる三人 そしてキラが一言 

キラ「ああ・・そうさせてもらうぜ じいさん」

何かを期待するかのように 不敵な笑いを浮かべるキラだった

今日はここまで
遅れてすみません

考えて書くと思ったより時間がかかりますね
さて 次回は キジムナーが出て来ますよ
まあ キラの戦闘用衣装ですからね 
深夜の公園で達人とのバトル 期待していてください。


100 :愛蔵版名無しさん:04/02/17 01:06 ID:???
>>99
kira =836さんへ
いつも楽しませて頂いているものの1人です。今夜もまったく堪能致しました。
改めて御礼申し上げます。
ただその上で書かせて下さい。 どうかお忙しい時は無理をなさらずにお休み下さいませ。

どなたにも忙しくてどうしようもない時があって当然でございます。
どうか本当にご無理をなさらずに。

口幅ったいい方をしてしまいました、どうかお許し下さい。
ありがとうござました。

101 :愛蔵版名無しさん:04/02/17 01:14 ID:???
>>99
こんな遅い時間なのにUPしてくれてありがとうございます。
チェックしてよかった。
100さんの言うとおりです
無理は禁物です
俺も無理して起きていないからです
すんません

102 :愛蔵版名無しさん:04/02/17 15:36 ID:???
キジムナーwakuwaku

103 :愛蔵版名無しさん:04/02/17 16:33 ID:???
メインキャラクターがいよいよの登場です

104 :愛蔵版名無しさん:04/02/17 17:07 ID:???
>>100
>>101
KIRA=836は武道家らしく節度と礼儀を弁えている人のようだ
2ちゃんでは例外的な存在かもしれない
当然自分の能力を弁えているだろうから
心配することはないだろうと思う

105 :愛蔵版名無しさん:04/02/17 18:16 ID:???
>>85
テーピングで浮かぶ筋肉の波が実に何というか
日本語でやらしく
英語でSEXY
なんだよね

106 :kira =836:04/02/17 19:57 ID:???
深夜の公園で待つ殴凱と松風 よるの空気は冷たく吐く息は白い

松風「もうすぐ時間ですね 塾長」

腕時計をみながら松風が言う

殴凱「ああ そうだな まつたく早く来すぎたぜ」

一時間も早く来た二人 松風が時間にうるさいので
無理やり早く連れてこられたのだ 

松風「何言っているんですか 約束の時間に遅れてはならないでしょう」

相変わらず几帳面な松風だった 
しかしキラの姿がない どうしたのだろうか


107 :kira =836:04/02/17 19:58 ID:???
殴凱「そういえば 遅いな小僧の奴」

キラの姿は朝聖拳塾本部から消えていた
置き手紙がひとつあり 忘れ物を取りに行く の一言のみ

松風「ええ そろそろ時間なのですが」

周りに人気はない この時間はとても静かだ
聞こえるのはかすかな風の音のみ

殴凱「ま あの小僧の事だ トレーニングでもしているんだろうよ」
以前キラは沖縄で空手偉空会の百人と戦っていたことがある
そのあとムエタイ使いと戦って勝利を収めていた
常識はずれの体力をもっているのを二人は知っている。

 

108 :kira =836:04/02/17 20:02 ID:???
松風「・・誰か来たみたいですね」

向こう側から誰かがこちらへ向かってくる その姿は

殴凱「お 老師が来たな」
李 王政老師が 二人の下へやってきた

王成「間に合ったかの 八神の小僧はまだのようだの」
のんびりした口調で聞く 緊張感はない

松風「ええ そろそろ 時間ですが まだ来ていません」

どこで何をしているのやら・・と松風が思ったその時

王政「風が 変わったようじゃの」

突如 空気が変わった いや 何かの変化
まるで殺気を含んだよう これは

 


109 :kira =836:04/02/17 20:03 ID:???
殴凱「来たか・・」

キラの姿 それは 異形の姿
沖縄で古流の空手家達が恐れた 伝説の化け物
人体を破壊する熱い南風と共にやってくる怪物 
南王手八神流のキジムナー!!

鋭い気配を放ちながらキラは姿を現した

キラ「待たせたな さあ 始めようぜ じいさん」

そしてナイファンチの構え 闘志を秘めた強い眼を老師に向ける
深夜の公園 静かな空間が 突如として闘気で膨れ上がった!!

王政「いいだろう 来るが良い 八神の小僧よ」
静かに言う王政 そしてキラと向き合う

老師とキジムナー この二人の闘いが今始まった。


今日はココまでです

戦闘シーンに至るまでが長いかもしれません
いつも長話になってしまうのを許してくださいね

次回 キラと老師どのような闘いを繰り広げるのか
真剣勝負です お楽しみに。

110 :愛蔵版名無しさん:04/02/17 21:04 ID:???
>>109
いきなり突っ込んでいかなずに溜めを作るあたり
なかなかの話し上手だな
あなたは

111 :愛蔵版名無しさん:04/02/17 21:30 ID:???
>>kira=836さん、こんばんわ。
ここからは原作の画を参照して頭の中でイメージを作り上げながら読ませて貰っています。
この作品のモティーフというべきあのコスプレは原作でも最大の魅力の一つだっただけに
どうしても期待が膨らんできます。

>>いつも長話になってしまう
そんなことはオレ的には構いませんから存分に格闘物語を繰り広げてくれるようにお願いします。

112 :愛蔵版名無しさん:04/02/17 22:03 ID:???
再び格闘の火蓋が切られたというところでしょうか!
佳境に入リ始めた創作小説に期待しています。

113 :愛蔵版名無しさん:04/02/17 23:04 ID:???
続きが空想物でも読めるならどんな展開だろうと俺は構わん

114 :愛蔵版名無しさん:04/02/17 23:58 ID:???
KIRA=836氏はやはり格闘シーンの演出というか描写がうまいみたいね、その点は碧星タケル氏も同様だが

115 :愛蔵版名無しさん:04/02/18 00:06 ID:???
三好雄己はここを見ていないだろうな

116 :愛蔵版名無しさん:04/02/18 00:21 ID:???
KIRA=863さま
もし出来るならばキジムナーに扮したキラにはどうか蹴り技主体で活躍させて下さい。
本編で『古流の空手は不安定な足技は少なく手わざが主流』といっていますが
どうしても地味な手技より足技の豪快さが好きなのです。
どうか宜しくお願い致します。

117 :愛蔵版名無しさん:04/02/18 12:05 ID:???
キジムナーのキラか?、キラのキジムナーか?
どちらでもイイのだが待ちかねたぞ。
キジムナーの無い秘拳伝キラは
神秘が無いので秘拳伝ではない。
とにかく嬉しい感じ。

118 :愛蔵版名無しさん:04/02/18 19:42 ID:???
NHK朝の連ドラ ちゅらさん によると、
キジムナーは赤い身体に赤い髪の子供の姿をしたがじゅまるの木に棲む妖怪だそうだ
ちなみにキジムナー本人は妖怪でなく妖精だと言い張るという話ありwww

119 :愛蔵版名無しさん:04/02/18 20:19 ID:???
>>118
キジムナー実はとても可愛いのですね

120 :愛蔵版名無しさん:04/02/18 21:24 ID:???
KIRA=836さんは今夜も考えに考えて物語を創ってくれているのでしょうね。
お世話になるばかりで、それを思うと私は何となく申し訳ない気持ちになります。
個人的気持ちですが。

121 :愛蔵版名無しさん:04/02/18 21:34 ID:???
>>120
誰もが好きで好き勝手に書き込めるのが2ちゃんなんだからそこまで思い込む必要はないと思われ
あなたの善良さは判るけどね

122 :120:04/02/18 23:37 ID:???
>>121
親切な御配慮ありがとうございます。

123 :kira =836:04/02/19 01:41 ID:???
両者はそのまま 動かない いや 動けないのはむしろキラか
直感でわかるのか すぐには王政の間合いに踏み込まない

キラ「何だ・・この感じ 今ままで味わったことねえ」

義兄 阿麻王や覇神流 闘真の持つ気配でもない そして柔術の達人 九重慈斉の持つものとも違う
この王政という人物の気配は静まり返った深山のようだ
なにが潜んでいるかわからない不気味さを感じる

殴凱「面食らっているな小僧 まあ無理もねえな」

おそらくキラが今までにあった事のないタイプであろう
攻撃する意志もなく 表情からも読めない人物

松風「確かにそうですね・・・」

松風は眼が離せなかった この気配 今ままで味わったことがない
この老師はどれほどの腕前か 自分も気になる

 

124 :kira =836:04/02/19 01:41 ID:???
キラ「おもしろい・・いくぜ!!」

動いたのはキラ 瞬時に五メートルの間合いを詰める 速い
右裏拳手刀打ちを顔面に放ち意識を上に引き付けながら
右前足先蹴りを水月に叩き込む 当たれば人体に穴があく威力 

王政「どうした 掠りもしとらんぞ」

だがまるで木の葉を打ったかのように攻撃はすり抜け
円を描くようにキラの横へ移動 無駄のない動きだ

キラはそのまま 横肘打ちを王政の顔面に叩き込む
それも 空を切った まるで手ごたえがない 




125 :kira =836:04/02/19 01:43 ID:???
王政「覚悟はいいかの 八神の小僧」

すぐ 後ろで声がした とっさに前転 
今のも勘だった
すぐに振り向き王政と向き合う なにかやばい

キラ「とっくに合戦場だ 気にするなよ じいさん」

言い返すキラだったが 何か奇妙な違和感を感じる
闘いにくい この老師は キラの知る相手ではない
まるで自分の闘気を吸い取られているようだ
冷たい殺気を放つ者や 気迫で押してくる者とは違い 調子が狂う

殴凱「そろそろ 老師のあれがでるぜ 小僧の身体がどこまで持つかな」

それをみた 殴凱 次に来る業を予測する
昔老師と自分が手合わせした時に見せたモノ
キラのスタイルが空手である以上苦しめられるであろう それを

キラはなぜか この老師が大きく見えていた。

今日はここまで

また遅くなってしまいました すみません

闘うタイプで一番怖い人物ですが
とても穏やかで 静かな人 けどなぜか怖い人でしょうね。
そのタイプに決して手を出してはいけないと思います。
命が幾つあっても足りません 本当に。

126 :愛蔵版名無しさん:04/02/19 03:32 ID:???
>>125
KIRA=836さん
こんな遅い時間にアップして下さってお疲れなのではありませんか?。どうか御無理をなさらずに。
自分は一度眠って今起きて読ませて頂きました。
先が読めない!それだけに先が気になってしょうがない展開ですね。

>>>>闘うタイプで一番怖い人物ですが
>>>>とても穏やかで 静かな人 けどなぜか怖い人でしょうね。
>>>>そのタイプに決して手を出してはいけないと思います。

御自分の格闘体験で近いタイプの方と手合わせなさったことがひょっとしておありなのでしょうか?。
だとすると全く凄いですね。

今夜もありがとうございます。

127 :愛蔵版名無しさん:04/02/19 07:44 ID:???
kira=836さん
アナタの原作、三好雄己氏の画でここまでそっくり読みたい気分だ

128 :809:04/02/19 17:05 ID:???
>>125
箸にも棒にもかからない鵺のような人物でしょうか李王政師。どんな攻撃もすかしてかわしてしまう手強い相手はフィクションではこの形が多いですね。
いったいどうなるのかな。

129 :愛蔵版名無しさん:04/02/19 18:05 ID:???
中国人というと必ず
尊敬すべき謎の老師か蛇頭(スネークヘッド 密入国 密輸請負人 地下組織のボス)なんだね
何となく日本人の差別意識の裏返しを感じるんだけど、もっと斬新な設定が出来ないものかね?!

130 :愛蔵版名無しさん:04/02/19 19:42 ID:???
>>129
たとえばどんな?

131 :愛蔵版名無しさん:04/02/19 19:51 ID:???
武道歴15年というKIRA=836氏は実は碧星たける氏なのではないでしょうか?。

132 :愛蔵版名無しさん:04/02/19 21:55 ID:???
>>131
もちろん真実だとすればですが
上のほうで御本人が違うと否定しておられますよ。

133 :愛蔵版名無しさん:04/02/19 22:17 ID:???
KIRA=836さん
早速のキジムナー登場ありがとうございます。
読ませて貰うばかりで何の御礼もできないのに
要求ばかりして心が苦しいのですが
もう少しヴィジュアル的にキジムナーの身のこなしが
目に浮かぶように表現して下さるととっても幸福です。
本当にすみません。


134 :愛蔵版名無しさん:04/02/19 23:30 ID:???
藤田の短編集を買ったら
原作の人の絵が載ってました
ルビがあおぼしになっていたけど

135 :愛蔵版名無しさん:04/02/19 23:45 ID:???
>>134
warata!

136 :愛蔵版名無しさん:04/02/20 00:00 ID:???
KIRA=836さんへ
明日どうしても落とせない仕事があるので今夜は落ちます
いつも本当にありがとうございます

137 :809:04/02/20 02:49 ID:???
KIRA=836さん
こんばんわ、今夜は書き込みをしていらっしゃらないようですね、連日連夜の書き込みは大変な事ですから、たまにお休みになられるのは当然のことです。
どうかまた宜しくお願い致します。

138 :愛蔵版名無しさん:04/02/20 12:48 ID:???
このまま誰も書き込まなくなるような予感がする。

139 :愛蔵版名無しさん:04/02/20 16:17 ID:???
>>138
それは無いと思うが。
今夜になれば判る。

140 :kira =836:04/02/20 21:52 ID:???
夜の公園で対峙する二人 

先ほどの攻防で慎重になるキラ
あの動き明らかに 後の戦を取る動きだ 下手に動くのは得策ではない

キラ「なるほどね・・あんたの使う業がなんとなく分かったよ・・」
冷静に言う キジムナーの髪が 潮風でなびく

王政の使う業・・おそらくはカウンターをとる戦法
まともにキラと戦っても体力負けするからだ
先ほどの感じから王政のそれはほぼ間違いないだろう。

王政「ほう・・見抜いたか 大した洞察力じゃな
   これは 手加減するのが難しくなってきたわい」

嬉しそうに笑う 王政・・どこまでも底が見えない人物だ
手の内を見抜かれたことにも動揺していない

そして ほっほと笑ったあと 
ゆっくり首を回して 一言

 
  

141 :kira =836:04/02/20 21:54 ID:???
王政「さて・・こんな所でにらみ合っていたら 夜が明けてしまうわい
   では こちらから出向くとしようかの」

そう言って王政はキラの方へゆっくりと歩き始める
極めて自然な動き 闘気も殺意も感じられないただの歩み
キラは内心 動揺したが顔には出さない

殴凱「見ていろ 松風 おもしれえ モノがこれから見られるぜ」
   おそらく一瞬で片が付く 見逃すなよ」

松風「おもしろい モノ? 塾長は何か知っておられるのですか?」

聞き返す松風 以前王政の弟子だったならば 老師の手の内はある程度
知っているはず しかし あの動きはどう見てもただ歩いているだけだ。

殴凱「そうだな・・絶対に回避できない 業 その一つがあれだ」
   俺もアレで昔ひどい目にあったぜ・・・」

そして 口をつぐむ塾長 昔を回想しているかの様子

松風「絶対に回避できない業・・そんなものが存在するのか・・」
つぶやく 松風 再び視線を二人に戻す 眼が放せない



142 :kira =836:04/02/20 21:54 ID:???
キラと王政の間合いが短まるその間およそ四メートル  王政はただ歩いていくだけ
が キラの方が気おされ 後退してるように見えるのは気のせいだろうか?

キジムナーの衣装が 風に吹かれ わずかになびく
松風には 老師から見えない力が発しているように感じる

キラ「くっ・・なぜか ふみこめねえ」

キラはただ歩いてくる老人王政に踏み込めない
そう・・普通に歩いてくるだけなのに だ 
南王手の歩法とも違うし似ている気もする が
これは本当に自然の動きだ 意図的なものではない

今ままで闘ってきた相手 皆 気迫と闘志に溢れていた
構えも 動きも読めた それは南王手の使い手である阿麻王とて同じ
彼らに正面からぶつかり 勝利を収めてきたキラ だが 
この相手はあきらかに違う・・



143 :kira =836:04/02/20 21:58 ID:???
王政「どうした八神の小僧 こんな老人相手に何を戸惑っておる
   わしを叩き潰すなど簡単であろう」

王政はのんびり挑発するように言う 口調も変わらず静かだ
だが 何かが違う まるで・・その瞬間 
全てが決するかのように感じるキラ

キラ「ちぃっ!!」

キラは動く ここで攻めあぐねても状況は変わらない
ならば この身一つ 前進するのみ そして道を切り開くだけだ!!

覚悟を決めた ナイファチの構えで前方に突進するキラ キジムナーの衣装がはためく
その動きはまるで暴風のようにす早く力強い!!

 

144 :kira =836:04/02/20 21:59 ID:???
王政との間合いに入った そして繰り出す  必殺の南王手 火神!!
その足先蹴りは 人体のアバラも肋骨もばらばらにする威力を秘める。
回避できないと思われる タイミング 放たれた業・そして・・・キラは本気だ!!
そして次の瞬間 両者は交差する!!


キラ「ぐはぁぁっ!!!」

キジムナーの姿が空を舞う 跳ね上がるようにしてキラの身体は
後方に吹き飛ばされていた 信じられないことにはるか後方七メートル先まで
吹き飛び 地面に叩きつけられた ダメージは大きいだろう

松風「なっなんだ いまのあれは!!?」

 一瞬の攻防だった キラがあの蹴りを放ち
王政に当たったと思った瞬間 何かが起こりキラの姿が宙を舞っていた。
しかも あの威力 尋常ではない  驚愕する松風。

殴凱「・・あれはきついぜ 自分の威力と相手の威力が加わり
   防御も回避もできない間合いと 距離でいきなり打たれる
   いくらあの小僧が頑丈でも立ち上がれるかは疑問だな゛・・」

真剣な口調の塾長 冷静に分析する 勝敗は決したと言わんばかりだ 

 

145 :kira =836:04/02/20 22:00 ID:???
キラは後方に吹き飛ばされ 地面に叩きつけられたままピクリとも動かない
口からわずかに血を吐き 仰向けに倒れている 松風が駆け寄ろうとした時

キラ「ぐ ごほ・・今のは効いたぜ じいさん」

キラがよろよろと腹を抑えながら立ち上がった
さすがに苦痛の表情を浮かべている

王政「ほう・・今のを受けて意識があるのはお前さんが初めてだ
   とっさに体を捻って力を逃がしたか たいしたものじゃ」

キラの一瞬の動きをこの老師も見抜いていた やはり只者ではない
そして素直な賞賛を贈る
構えようとするキラ が 足元がおぼつかない やきりダメージは大きいようだ 


まだ 闘うつもりなのかと 思い 松風は止めようとする が




146 :kira =836:04/02/20 22:01 ID:???
キラ「ちっ・・身体に力がはいらねえ・・俺の負けだ」

と地面に座り込んだ
キラは自らの敗北を認める そして 目の前の王政に向かい
キジムナーの髪を取り 素顔をさらした 微笑を浮かべながら

キラ「じいさん・・やっぱりアンタは本物だったな
   俺は小僧じゃない 八神 八神キラだ」

先ほどのキジムナーの時の雰囲気はもうない 年相応の少年の顔
王政はそれを見て にっこり笑い

王政「八神キラか・・お前さんはいい眼をしておるの
   どうやら天が我らを引き寄せたようじゃな」

そういい 夜空の星を見上げる王政 空気は澄んでおり
今夜は一段と星が良く見える日だ  

夜の公園は再び静けさを取り戻す
キラと王政 松風と塾長 彼らはこの
闘いが終わったことを知る。




147 :kira =836:04/02/20 22:01 ID:???

四人を遠くの闇から見つめる影がある
影はその場にしばらくいたがやがて 姿を消す
あとには冷たい風が吹くのみ・・。


きょうはココまで
画がないとキジムナーの衣装がわかりにくいですね・・・
私の筆力が足りないだけかも知れませんが・・。

結構早く決着が付きました
ある程度のレベルまで行くと瞬時に勝敗が決すると思います。
剣の仕合に近いものがありますね まさに一瞬の攻防という感じで。

キラ達を見つめる影の存在は誰でしょうね  

また次回会いましょう では

>>809さん
いつも応援ありがとうございます。
時間的に間に合わない場合は休ませてもらいますので
どうか心配しないでください。
他の皆さんもいつも読んでくださって感謝です

148 :愛蔵版名無しさん:04/02/20 22:08 ID:???
kira=836さん
今夜のはひたすら最高でした
超クール

言葉で感情を表せないのが酷くもどかしいですが
本当にありがとうございます

149 :愛蔵版名無しさん:04/02/20 22:23 ID:???
>>147
KIRA=836さんへ
貴方の三つ目のキジムナー姿のキラの描写は十二分に堪能させてくれています。
しかも各人の才能の輝きを実感させてくれる表現は実に素晴らしい!興奮させられます。
148さんも仰るように『言葉で感情を表せないのは酷くもどかしい』のですが
今、俺も始めて「秘拳伝キラ」に夢中になった時と同じ快さを感じさせて貰っています。
大感謝です。

150 :809:04/02/20 23:10 ID:???
KIRA=836さん
今夜の書き込みされた内容を今読ませて頂きました。キラの緊張と闘い終わった後の雰囲気がとてもよかったです。そして全編堪能しました。
風になびく赤髪と胴着のすそを思い起こしながら、一気に全体を読んで読後はとても、そう、なんと言ったらいいのでしょうか?
皆さん同様ある種の懐かしさを感じながらの楽しい気持ちを味わえたというべきかも知れません。ありがとうございます。
どうかこれからも宜しくお願い致します。

151 :愛蔵版名無しさん:04/02/21 02:26 ID:???
KIRA=836さん
今晩はUPしてあった♪。
ヒュッという吹き抜ける風を感じさせるような表現は貴方が武道の使い手であればこそ書ける表現ですね。
時々というか何時も楽しんで読んでいます。さらにヒートアップしたバトルをお願いしますね。
おやすみなさい。

152 :愛蔵版名無しさん:04/02/21 02:37 ID:???
>>140から>>147
台詞回しが好きです

153 :愛蔵版名無しさん:04/02/21 02:54 ID:???
キラ 南王手八神流三つ目のキジムナーよ お前はやっぱ最高だぜ〜 くぅ〜かっちょえ〜なー

あっ書いてる人もね

154 :愛蔵版名無しさん:04/02/21 03:19 ID:???
>>146
>>>年相応の少年の顔

この前後の描写は好きです

緩と急、緊張と弛緩の変化が気持ちいいいですね

155 :愛蔵版名無しさん:04/02/21 21:30 ID:???
昔は幾つかあったと記憶するけど秘拳伝キラの創作ノベライゼーションが読めるのは今ここだけ?


156 :愛蔵版名無しさん:04/02/21 21:39 ID:???
>>155
だと思うが先ずはgogッてみたら?!。

157 :愛蔵版名無しさん:04/02/21 22:22 ID:???
外見はボーっとしているようでも実は大変な才能を秘めているキャラクターは好きだ。

158 :愛蔵版名無しさん:04/02/21 23:58 ID:???
>>157
それは格闘漫画の男キャラの定番でしょ

159 :愛蔵版名無しさん:04/02/22 03:15 ID:???
今夜もキジムナーで萌えたいのだが、なんにもUPされてないな。

160 :愛蔵版名無しさん:04/02/22 11:34 ID:???
連載が続行していたなら八神キラの性格はどのように描かれていったのだろうかと気になる。
なって欲しくないが説教キャラになっていくのだろうな。喋り過ぎず存在だけで語れるキャラならいいのだが。


161 :kira =836:04/02/22 15:14 ID:???
次の日 聖拳塾本部にやって来た王政 門下生達を一人一人順に診察する
身体に触ったり ツボを押したりして 様子を見ていた老師 そして

王政「よし これで最後じゃな」

その門下生の身体をぽんと 叩いて王政は言う
側には比嘉亮子と九重瑠伊が王政の治療を見ていた
後学のためと

王政「ふむ・・全員診たが特に異常はないようだの
   まあ しばらくすれば回復するだろうよ」

そう言いつつ 鞄からなにやら包みを取り出した
どうやら薬のようだが

比嘉亮子「これは 何でしょう?」
と聞いてみる やはり医者として気になるのか

王政「わしが調合した漢方薬じゃ 皆に飲ませるといい 少し苦いが効き目はある
   まあ 良薬口に苦し じゃな」

そういってほっほと笑う老師

 

162 :kira =836:04/02/22 15:15 ID:???
キラ「へえ 詳しいんだなじいさん」
ずっと見ていたキラ すこし退屈そうだ

松風「ずいぶんと手際がよかったですね
   老師は医師の経験がおありなのですか?」
と聞いてみる松風

それを聞いた老師王政 またほっほと笑うと

王政「なに・・自然に覚えたものじゃよ
   本来拳法と医学は表裏一体のモノじゃ
   身体のことには詳しくもなるわい」

本来 医学 整体法は 戦争や武道から発達したもの 故に活殺において
必然と関わりがあると説明する 王政 

王政「これを行なったその闘真という男 かなりの腕の持ち主じゃな
   神経節に的確な衝撃を与え 身体機能を奪う 効率がいい倒し方を
   しておる もし行なおうとすれば・・」

 

163 :kira =836:04/02/22 15:17 ID:???
一瞬鋭い眼になるがまたすぐに戻る王政

キラ「後から殺すこともできたってわけか」

真剣な表情でいうキラ あいつの腕なら簡単だろう
だが それをしなかった 覇神流の業を見せていないのは
本当のようだな・・と心の中で思いながら 
そして門下生達が無事なことに安心する。

九重瑠伊「そういえば むかし おじいちゃんが言っていました 人を殺すより
     活かす方が難しい まずそっちを学びなさいと・・」

見ていた瑠伊も口を開いた。昔を思い出すかのような口調で
 九重のおっちゃんならいいそうだなと思うキラ。


キラ「まっ なんにせよ 一安心だな ところで殴凱のおっさんはどこに
   いったんだよ?」

後頭部に両腕を回し 松風に聞くキラ
そういえば 先ほどから塾長の姿が見えないが

 

164 :kira =836:04/02/22 15:19 ID:???
松風「ああ そういえば 塾長はさっき 用事があるので出かけた
   どうしても はずせないらしい 後の面倒は頼む と言っていたが・・」

キラ「まっ いいけどな じゃあ俺はそこら辺ぶらついてくる」
あくびをしながら 出て行くキラ 

松風「おい どこへ行くつもりだ八神」

呼び止める松風 キラはのんびりと答える

キラ「心配するな ただの散歩だよ・・しばらくしたら 帰ってくる」

と振り返らずに片手を挙げて そのまま出て行くキラ
途中 こけそうになるがなんとか踏ん張り再び歩いていった
 

165 :kira =836:04/02/22 15:21 ID:???
それを見てまったくとつぶやく松風
キラの行動は時々わからなくなる

王政「ふむ・・ではわしもそろそろ帰るかの」
鞄を持ち 帰ろうとする王政 

比嘉「あら もう お帰りなのですか」
意外そうな顔をする比嘉 もう少し話を聞きたかったのだが。
   
瑠伊「それじゃあ 私お送りします」

松風「では僕も付いていきます・・」

松風と瑠伊が送ろうとすると

王政「いや・・よいよい わしも寄るところがある
   では 二人ともまたな」

そういってゆっくり歩き道場を出て行く。
道場内には三人が残される

 

166 :kira =836:04/02/22 15:24 ID:???
比嘉「じゃあ 私達も帰りましょうか 瑠伊さん」
白衣を翻して言う比嘉女医 それを見た瑠伊も

瑠伊「はい 松風さん お邪魔しました」
と丁寧に頭を下げ松風に挨拶

松風「いえ こちらこそ ありがとうございます」

松風も頭を下げ丁寧に挨拶 この二人 結構似たもの同士かもしれない。


キラは聖拳塾本部をでてひたすら歩く
のんびり何も考えていそうにな ぼーとした顔 ただぶらぶらしているように見える
途中猫をからかったりして また歩く
そして近所の公園に入った
水道の水で じゃばじゃばと両手で音を立て 顔を洗うキラ
 そして さっぱりした顔で 一言

 
 


167 :kira =836:04/02/22 15:25 ID:???
キラ「出てこいよ・・俺はとっくに気付いているぜ兄貴」

先ほどのぼーとした顔はもうない 闘志を秘めた顔になっている
しばらくの間・・ 突然公園の木々が揺れた 風が吹いたのか・・・そして

阿麻王「ふふ・・少しは成長したようですね キラ」

木の陰からその男が突然姿を現す

黒いライダースーツに身を固めた 南王手八神流次期後継者 義兄 八神阿麻王
キラを見つめる眼は氷のように鋭く そして冷たく輝いていた。

今日はココまで

キラと阿麻王対極的なこの二人
炎と氷のイメージがありますね。
個人的に生と死を象徴する兄弟と思うのですが皆さんはどうでしょうか?
ではまた。

168 :愛蔵版名無しさん:04/02/22 20:20 ID:???
>>167
うぁお、今日はこんなに早いなんて!、PM8:00から新撰組なんか見てて損した
何時も気持ち良くよませて貰っています。いよいよ真打登場という感じですな〜
兄貴かっこ好いよ〜という気持ちです。どうか十分じらしください。









全然書き込めなくて参った参った

169 :愛蔵版名無しさん:04/02/22 21:25 ID:???
KIRA=836さん
そろそろ期待していた八神阿麻王の登場に深く感謝します。
読者の心を上手く先回りする強かな捌のようなものを感じさせます。
何時もありがとうございます。

170 :809:04/02/22 21:58 ID:???
KIRA=836さん
炎と氷、生と死ですか、なっるほど、言われてみるとその通りだなと思います、サンデーにもそのような設定の漫画がありますね。
活殺の活がキラで、殺が阿麻王ですね、キラも未だ殺の部分を強く持ちまた憧れの気持ちも持っているようですが
これから段々と神武不殺の精神に身をゆだねていくようになっていくのでしょうか?。
とっても楽しみです。
感謝の気持ちを伝えたくても上手く伝えられないのが辛いです。

171 :kira =836:04/02/22 22:19 ID:???
キラは阿麻王を睨みつける

八神阿麻王・・キラの義兄にて八神流次期後継者の男。
南王手の業が外部に流出するのを嫌い キラと闘い生き残った相手を
ことごとく消してきた冷酷非情な武道の達人

キックの王者アース 柔術の達人九重慈斎とその弟子達も彼により
消されている 闇のトーナメントでキラと死闘を繰り広げたが 
勝負はつかず痛み分けとなる

その後 キラ達は山へ修行に行き しばらくの時が流れている
そして阿麻王が再び現れたのだ。

キラは緊張する

 

172 :kira =836:04/02/22 22:19 ID:???
キラ「なんのようだ兄貴 また俺と闘うつもりか?」

だが阿麻王からは殺気を感じない それを聞き フッと笑う阿麻王 そして

阿麻王「覇神流が動き出したようですね 闘真と一戦交えたと聞いていますよ」

全てを見通すような眼と口調をキラに向ける
・・やはりとキラは舌打ちした そして

キラ「へ・やっぱり知っていたか・・で それがどうしたんだよ兄貴?」

警戒しながら言う 対する阿麻王 口元に笑みを浮かべキラを見つめている
それだけで公園内の温度が急速に下がった気がする。



173 :kira =836:04/02/22 22:20 ID:???
阿麻王「ふ・・短刀直入に言いましょう お父様の下へ戻りなさいキラ
    今の貴方では覇神流には勝てません」

まるで キラの 心底を覗き込むかのように言う阿麻王
わずかに期待が篭っているように感じるのは気のせいだろうか

キラ「断るぜ・・俺は親父や兄貴の元へ行かない そして南王手には戻らない
   前にも言ったはずだ」

きっぱりと拒絶 それを聞いた阿麻王 別段落胆するわけでもない
冷ややかな表情でキラを見ているだけだ しばらく黙り 口を開いた

阿麻王「そうですか・・どうあっても我々に敵対するというわけですね
    覇神流は私やお父様ほど甘くはありませんよ 覚悟なさい」

断言するような言い方 まるで  これが最後通告だと言わんばかり



174 :kira =836:04/02/22 22:21 ID:???
キラ「心配しているのか あんたらしくもないな
   俺は俺のやり方で闘う 誰の手も借りない」

そして公園を出て行こうとするキラ これで話は終りだ
これ以上阿麻王と話すことはない。

キラ「そんなことより自分の心配しろよ あいつは八神流を根絶やしに
   するつもりらしいぜ ま 今の俺には関係ないことだけどな」

そういい残し 公園を去るキラ その背中に向かい

阿麻王「覚えておきなさいキラ 自分の血から逃れることはできないと
    言うことを そして我々の宿命からも」

キラはそれに答えず 公園を去る。

この先 キラ達の運命を暗示しているかのように空は曇っていた。

ーついでに連続して書き込みです。

調子が出てきたので キリがいいところまで進めてみました。
では次回会いましょう。


175 :809:04/02/22 22:52 ID:???
KIRA=836さん
驚きました、そして楽しい気持ちです、大変な展開振りでどう今の気持ちを表していいのかわかりません。

176 :愛蔵版名無しさん:04/02/22 23:02 ID:???
メッチャ長ーい

177 :愛蔵版名無しさん:04/02/22 23:22 ID:???
KIRA=836さんへ
大長編を読み終わりました
今夜は2本立てだとは知りませんでした
阿麻王兄貴がついに登場
キラとの遭遇の仕方がいいです
原作に自然な肉ずきもできていて良かったです

178 :愛蔵版名無しさん:04/02/22 23:40 ID:???
南王手八神流VS南王手覇神流とは直流と傍流の関係と受けとっていいのだろうな
何となく某漫画と似てくるような気がして不安

179 :愛蔵版名無しさん:04/02/23 00:06 ID:???
俺はKIRA=836氏は話し上手な人だと思う。
経験で自作は当然として他人の作った物語にでも繋げて話を作るのは難しいのを知っているからだ。
それを毎日連続して書き続けるというのは極めて大きなエネルギーを消費する。
丁寧な言葉使いも洗練された武道家の魅力的な人柄も感じさせる。
だから俺はKIRA=836氏には感心を禁じえない。

誰かのことを貶しているのでは無いので誤解を与えたら平にお赦しを。

180 :愛蔵版名無しさん:04/02/23 00:35 ID:???
俺には書けないので836は上手いと思う

181 :愛蔵版名無しさん:04/02/23 03:01 ID:???
今夜はといっても既に午前0時を回っていますが
kira=836さんの書き込みを発見して目が覚めて良かった。
前後二つに分かれて長い文章をコミックスを引き出して
イメージを空想しながら読んでいます。

182 :愛蔵版名無しさん:04/02/23 18:11 ID:???
キラのファンに之ほどの絵心ではない書心とでも言える才を持つ人間がいるとは意外なり。
碧星に文才は無かったから836は別人だな。

183 :愛蔵版名無しさん:04/02/23 20:53 ID:???
ラストシーンは第2巻の第1話をダブらせて空想しています
ここでのキラはとても逞しいからこのシーンは俺は好きです
まぁ勝手な独り言ですが

184 :愛蔵版名無しさん:04/02/23 20:58 ID:???
三好雄己の描く手と足のテーピングの上に浮かび上がる筋肉の波に萌える俺は異常だろうか?。

185 :愛蔵版名無しさん:04/02/23 22:53 ID:???
>>184
男が男の身体に憧れを感じるのは普通のこと
しかし隠している奴が多いだけだ
当然俺もそうだ

186 :愛蔵版名無しさん:04/02/24 00:07 ID:???
九重瑠伊ちゃんの学生服姿がすごく好きです

187 :kira =836:04/02/24 00:08 ID:???
聖拳塾本部へ戻ったキラ 中に入ると 殴凱が松風と何か話している。
塾長はもう帰ってきたのか・・キラは二人に近付いた
向こうもこちらに気付いた様子だ。

殴凱「戻ったか・・よし出かけるぞ松風 小僧」

突然 言い出す塾長 何のことやらさっぱり分からないキラ
時々殴凱はこういうことを言う。

キラ「は どこへ行くんだよ」
当然聞き返す 当たり前だ。

松風「横須賀基地だ 支度をしろ八神」

松風は事情を知っている様子 さっき話していたのもその件か
しかし なぜ米軍基地に行くのかわからないのだが。

 

188 :kira =836:04/02/24 00:09 ID:???
キラ「だーかーら 何でそこへ行くんだよ おっさん」

殴凱のことだ 何か裏がありそうだと思うが 一応聞くキラ
それを聞いた塾長 クククと笑うと

殴殴「来れば わかる おもしれえ奴らが今日来日するそうだ
   きっとお前も楽しめるぜ」

と意味ありげに笑うのだった。

キラ「なるほどな・・期待しているぜ 退屈しそうにはないな」

先ほどの阿麻王の言葉が頭から離れなかったキラ 気分転換にはちょうどいい
そう思い塾長の口車に乗ることを決めた。

殴凱「よしっ 話が決まったな 車を用意させる 一時間ぐらいでつくだろう
   じゃあ行くぜ」

そして三人は道場を後にした。


 

189 :kira =836:04/02/24 00:11 ID:???
横須賀基地 

その軍用輸送機は静かに着陸 公式には存在しない者達を乗せて
止まった。やがて輸送機の中から複数の男達が降りてくる。

皆ベレー帽をかぶり 迷彩軍服を着ている その顔は穏やかでありながら
鋭い眼差しを持つ一団 いかにも歴戦の兵士と言った表情だ。
その中からとりわけ雰囲気が異なる男が降りた 一人だけサングラスを掛けている
全身が鍛え抜かれており無駄がない 歩き方もまったく静かで音を立てない兵士だった。

降り立った兵士に向かって司令官らしき男がやってきて握手をする

 

190 :愛蔵版名無しさん:04/02/24 00:11 ID:???
チョークール!

191 :kira =836:04/02/24 00:12 ID:???
司令官 「よく来てくれた 大尉 話は聞いているよ」

サングラスの男「ええ 来日するのは久しぶりです司令官 昔とはずいぶん変わった気がしますね」
二人は歩きながら 基地の宿舎へと向かう その途中

司令官 「今回はどのくらい滞在するのかね 話せる範囲でかまわんが」
サングラスの男「一週間ぐらいですね 例の作戦計画にもよりますが」

この二人は何かの機密事項を話しているのだろう

指令官  「そうか・・うまくいくとよいな しばらくだがゆっくりするといい」
サングラスの男「お心使い感謝します ところで司令 例の件ですが・・」

突然男の声が僅かに低くなる まるで 一番重要なことだといわんばかりに

 


192 :kira =836:04/02/24 00:13 ID:???
指令官    「・ああ例の件か 調査はしているよ 後で教えよう
        珍しいな 君が任務以外の事でこんなに熱心になるとは」

サングラスの男「申し訳ありません しかし どうしても知りたいことなもので」

司令官   「そうか・・おっとそういえば今日オウガイに会ったよ 相変わらず
        無茶をする男だったな この前はシャークと闘っていたよ」
そういって ハハハと笑う司令官 それを聞いて

サングラスの男「オウガイ 確かセイケンジュクのマスターですよね
        彼の武勇伝は私もよく聞きました」

塚原殴凱は世界各地を相手にケンカしていた時期がある 彼が超人的なことは
このサングラスの男も知っているらしい。

司令官「最近はこのニホンをバトルフィールドにすると言って 
    世間を騒がせていたよ いい年してやることは子供だ」

呆れたように言う司令官 愉快そうでもあるが。



193 :kira =836:04/02/24 00:14 ID:???
サングラスの男「ハオウデイ・・・」

突然妙な言葉を言う大尉 司令は眉をひそめる
聞いたことがない言葉だったが。

司令官「何かね大尉?そのハオウデイ と言うのは」
怪訝そうに聞く しかし

サングラスの男「いえ こちらのことです お気になさらずに」

と黙る・・だがサングラスの下から見えた眼は鋭く輝いていたことを
司令官は知る由もなかった。


今日はここまで

また会話が長くなってしまいました。
絵がない分 文字で説明しないとわからないので大変です。
仕方ないことですが どうか付き合ってくださいね。

次回 基地にやって来たキラ達を待つものは何でしょう
ではまた。

194 :190:04/02/24 00:17 ID:???
実況中継現場に出くわすのは始めて
米軍基地が出た途端に急にクールな風ふきましたな

195 :809:04/02/24 00:43 ID:???
>>KIRA=836さん
合戦場で登場した謎の米軍兵士はチョークスリーパーでアボットを屠ったものでしたが
その先の幻の展開を836さんの想像力で書き表して頂けると嬉しいです。
どうかお願い致します。

196 :愛蔵版名無しさん:04/02/24 01:00 ID:???
>>kira=836さん
なんと今夜も既に書き上げられているとは。
2ちゃんねらーは全くもって幅が広い、
否、2ちゃんねるにこのような人がいらっしゃるとは驚きです。
今日まで事実上皆勤ですから、
律儀で礼節を重んじ徹底した有言実行の人KIRA=836氏は
正しく武道家の鏡のような人だと一瞬思ってしまいました。
嫌でもこれからが注目されます。
今夜もありがとうございました。

197 :愛蔵版名無しさん:04/02/24 01:36 ID:???
KIRA=836さん
毎日新しいと、どうしても気になって覗いてしまいます。貴方の誠実さにも脱帽そして感激です。

198 :愛蔵版名無しさん:04/02/24 23:06 ID:???
2ちゃんねらーにも良い人は沢山いるが
誠実に言ったことを実行してくれる人は必ずしも多くは無いね
毎日の書き込みを欠かさないこのKIRA=836なる人物は
確かに稀有な例だと思う
ちなみにこの漫画は期待させる割に短く終わっているのには
私も残念だった、それだけに先を期待している
横レス陳謝

199 :愛蔵版名無しさん:04/02/25 00:15 ID:???
KIRA=836さんへ
どうかご無理はしないで下さいね。どなたであっても疲れる時はあるものです。

『今日は時間がどうしても取れないにので、済みませんが後日また書かせて頂きます。』
ひとことこのようにでも書き込みして教えて頂ければ喜んで待たせて頂きますので。

200 :kira =836:04/02/25 00:35 ID:???
横田基地にやって来たキラ達
頭上では米軍の航空機が離着陸している
基地のゲートで殴凱と話をしていた警備兵がどこかに連絡
そしてあっさり通れた。

キラ「へーおっさん結構ここでも有名人なんだな」
ちょっとだけ感心したように言うキラ

松風「たしかここの司令官と塾長はご友人でしたよね」
歩きながら松風も聞く 基地の内部はかなり広い
基地と居住区が一つになっている かなり歩くようだ

殴凱「ああ 戦後 俺が基地へ行った時には面白い奴らが大勢居った
   楽しかったぜ 今じゃすっかり平和だがな・・・」

思い出すように にやりと笑う殴凱
それを聞いた松風

 

201 :kira =836:04/02/25 00:37 ID:???
松風「はは 塾長のことだ 予想が付きます・・」
その相手がどうなったかまでは知らない
五体無事ではなかったろう と心の中で付け加える

キラ「なあ そろそろ教えろよ その面白い連中ってやつの事」

辺りをぼんやり眺めながら言うキラ 歩いてしばらくすると
大きな建物が見えてきた そこへ向かって歩きながら

殴凱「本来なら一般人である俺達は会えん連中よ
   俺が司令に言って無理に話をつけた ま
   連中をわかりやすく言うと同類だな」

 

202 :kira =836:04/02/25 00:38 ID:???
何か企むようにニヤリと笑う殴凱
同類?キラと松風がその意味を考えようとした時

司令官「オー オウガイ 来たか 待っていたよ」

向こう側の建物から初老の制服を着た男が出て来て話しかけてくる
この男が司令官なのか その隣にサングラスを掛けた男が居るが

キラ「こいつ・・何者だ」
その男は静かにたたずんでいる 殺気があるわけでもない
だがなにか違和感を感じる それは隣の松風も同じらしい。

松風「八神・・・あの男」

キラ「ああ そうだな」

どうやらココに来て正解だったらしい
キラはそう思いながら その男を見る。



203 :kira =836:04/02/25 00:42 ID:???
凱「悪いなルイス 無理言ってよ でそっちの奴がアレか」

司令の名前・・ルイスと言うらしい そしてサングラスの男は

サングラスの男「始めまして ミスターオウガイ いや マスターオウガイかな
        貴方の武勇伝は我々にも伝わっていますよ」

と流暢な日本語を話してきた
そしてキラと松風を見て

サングラスの男「ところで・・あの二人がもしかして」
と聞いてくる 穏やかな口調だが なぜか警戒しているようだ。

殴凱「そうだ・・あの二人が俺の弟子達の中で一番つええ奴らよ」

男はそれを聞いてサングラスをはずす その眼は澄んでおりそして鋭い
やがてにっこり笑い キラと松風に向かい

 


 

204 :kira =836:04/02/25 00:43 ID:???
ベネッツ「そうか 私は アーネスト・べネッツ 君たちが
     キラ君とリュウイチ君か お会いできて光栄だ」

と握手を求めてきた。


今日はここまで

訂正を一つしたいのですが
横須賀基地ではなく横田基地です。
空軍は横田 海軍が横須賀でした すみません。

書き込みに無理はしませんのでご安心を
考えすぎて遅くなることはありますが。

では。

205 :愛蔵版名無しさん:04/02/25 01:10 ID:???
あっと、横須賀と横田の違いにやっぱり気が付いていたんすね
細かいとこまで検証しているのが分るなぁ

206 :809:04/02/25 02:47 ID:???
>>KIRA=836さん
今トイレに行って帰ってパソコンを起動してみたところ書き込みを発見しました。
やはり昨日想像したような方向へ持っていって下さっているような感じがして嬉しいです。
次の格闘を楽しみに待たせて頂きます。

207 :愛蔵版名無しさん:04/02/25 15:24 ID:???
俺らには話も気も長い、長過ぎる!

208 :愛蔵版名無しさん:04/02/25 18:22 ID:???
>>207
いくら学生の質が低下し活字離れが進んだといっても
これくらいの文章は読解出来ないとだめだぜ、諸君。

209 :愛蔵版名無しさん:04/02/25 22:19 ID:???
>>kira=836さん
原作ではチョイ役で終わった合戦場の賭け試合の米兵が
ずっと気になってきたので
今夜はアメリカ軍人相手のリアルファイトを期待しています

210 :kira =836:04/02/25 22:20 ID:???
キラは握手に応じずただ見ているだけだ。
目の前のこの男ベネッツの持つ違和感が
どうしても気になる。

キラ「あんた・・何者だ?」

警戒しながら言う ただの兵士じゃないということは
うすうす感じているキラ。

頭上を戦闘機が飛び立っていく。
音がうるさい やがて静かになる。

ベネッツ「そう警戒することはないだろう
     私は君達の敵ではないはずだが?」

握手拒まれても別段気にすることはなく
サングラスをかけて言うベネッツ

キラ「・・俺たちのことを知っているのか?」

自分が南王手だということを知っているのかと
暗にたずねている 探るような言葉 

 

211 :kira =836:04/02/25 22:21 ID:???
ベネッツ「そうだな・・合戦場に立つファイターということぐらいはね」

どこまで本当かわからないと思うキラ
そして再びベネッツは静かな気配をまとう それが不気味だ。

キラ「へえ じゃあアンタも参加するつもりかい?」
   普通の人間はやめておいた方がいいな」

対するキラも静かに聞き返す だが やはり緊張感はぬぐえない
松風も同じく黙って見聞きしているようだ。
互いの腹の探り合いだ

ベネッツ「あいにく 私は他にやることがあるのでね」
     それより君たちに聞きたいことがある」

口調が変わった 急速に空気が冷たくなる感覚
体から冷気が放出されているかのようだ寒気がする。

キラ「へえ なんだい・・」

キラの表情はすでに戦う顔。
松風も思わず身構える。




212 :kira =836:04/02/25 22:22 ID:???
ベネッツ「ハオウデイ という連中を知っているかな?」

その言葉を口にだした キラは大方の事情を推測する。
こいつは・・おそらく

キラ「そいつらのことを知りたいのか 伝説上の存在だったときくぜ」

わざととぼけるキラ この男の目的は・・だが まだ確証はない。
それを聞いたベネッツ少し経って笑い

ベネッツ「ハハハ 冗談だ 伝説上の存在を追いかけるほど
     私は酔狂ではないよ 気にしないでくれ」

途端 冷気が消えた 警戒を解く二人 そして ちょうど殴凱とルイス司令の話も
終わったようだ。



213 :kira =836:04/02/25 22:24 ID:???
殴凱「そっちも話が終わったようだな さて 次の場所へ行くか」

松風「今度はどこへ行くんです塾長」

毎度のこととは言え 行く先がいつも教えてくれないのは困る
いつもそれを言っているが直らない人だ と心の中で愚痴る松風。
これで用事は終りらしい ただの顔見せだったのか
キラと松風 殴凱は入り口ゲートへ向かう 途中。

キラ「・・・・・」

立ち止まり振り返ってベネッツに一言 



214 :kira =836:04/02/25 22:25 ID:???
キラ「今夜は気を付けた方がいいぜ 軍人さん
   南風が吹くかもしれないからな」

何かを含むような声で言うキラ
 
それは何を意味するのか
聞いたベネッツ ニヤリと笑う

ベネッツ「ご忠告 感謝するよヤガミ キラ」


そしてキラと松風 殴凱は基地を後にする 

夕日れが基地を照らしていた
もうすぐ日が暮れる。


今日はここまで

いや 会話が長めですね・・
短めにしようと思うとかえって長くなります。

さてキラの言葉は何を意味するのでしょうね。
たぶん皆さんは分かっているでしょうが・・。

次回は 一対多数 闇の戦場 
お楽しみに

215 :愛蔵版名無しさん:04/02/25 22:37 ID:???
KIRA=836さん
長いなんてとんでもありません。
妙な煽りがこないことを願っていたのに
ここも無事ではいられなかったようで残念です。
俺的には闘いから闘いへの繋ぎの部分も
凄く楽しんでいます。
今夜は特に楽しめました
なにしろ期待を持たないではいられないエンディングでしめてくれたからです。
楽しみを本当にありがとうございます。

216 :809:04/02/25 22:58 ID:???
>>KIRA=836さん
こっちも215さんと同じで長いと感じたことは全くありませんので、どうか存分に展開させて下さい。外野の発言は気にしないでと申し上げても
それは難しいのですが、煽りが来たとしても無視しましょう。今夜の始まりと終わりは次の格闘へ橋渡しとして期待度100パーセントでした。
そういえば次回が楽しみな漫画の終わり方は、何時もこんな感じで期待させてくれるものです。今日もそして何時も本当にありがとうございます。

217 :愛蔵版名無しさん:04/02/25 23:09 ID:???
>>kira =836さん
キジムナーマンセーの俺としては次回は嫌でも見逃せない展開です
しかも1対多数なんて何年ぶりだろう
生きてて良かったなんて大げさだが「楽しいな」という感じがすごくしています
長くても全然気になりません、どうかもっと長くしてください、お願いします。

218 :愛蔵版名無しさん:04/02/25 23:20 ID:???
『コイツと始めて合った時 100人近い格闘家とケンカしとった。お前らに出来るか そんな真似が。』
塚原欧凱塾長のセリフを思い出した

219 :愛蔵版名無しさん:04/02/25 23:58 ID:???
kira =836さん
南風のふく日は外に出るなというあの捨てセリフは好きだったし今も好きだ
多人数相手の大立ち周りは主人公の強さを印象ずけるいいシーンで
主人公が勝つと解っていても興奮させられる!
どうか腕によりを掛けて格好良くてすごい熱いシーンを書いてください
何時もお願いばっかですみません、でも期待しています


220 :愛蔵版名無しさん:04/02/26 00:13 ID:???
知られざる真実
一度あのコスプレをしてみたいと思っている人間は俺を含めて意外と多い

221 :愛蔵版名無しさん:04/02/26 00:43 ID:???
1対大勢のバトルロワイヤル
凄く楽しみ

222 :愛蔵版名無しさん:04/02/26 01:29 ID:???
武器や兵器を一切使わずに1人で100人を倒すのは現実には全く不可能だが
それが許され受け入れられ又期待されているのが格闘漫画だね。
いやー、ロマンチストだね、みんな。
俺もだけどな。

223 :kira =836:04/02/26 18:49 ID:???
深夜 横田基地 

辺りは静まり返っている
物音一つせず人の姿は見当たらない。
ただ聞こえるのは風の音だけだ。

いや その闇の中に一人誰かが立っている。
野戦服を着て物音一つ立てず静かに眼を閉じ
両腕を組み誰かを待つベネッツ。
やがて ぴくりと全身が動き そして ゆっくりと眼を開け
つぶやく

「・・・血の匂い・・」
風の中にわずかに混じる匂いを感じたのか
そしてその匂いがした方角を見る。
ヒュウと吹く風の中 闇から それは姿をあらわす 異形の人影

ベネッツ「ほう・・」
と向き合う 化け物の衣装か
なかなか興味深い

キラ「戦場の匂い・・それを感じることができるようだな
   ならば アンタは合戦場に立つ資格がある」

キジムナー・・かって合戦場で幾多の屍を築き恐れられた魔物の姿
その衣装を纏ったキラがベネッツの前に姿を現す。

 

224 :kira =836:04/02/26 18:51 ID:???
べネッツ「やはり そうだったか君がハオウデイだったわけだな
     ヤガミキラ 予想が当たって嬉しいよ」

嬉しそうに言い 続ける

ベネッツ「私は待っていたよ 君なら必ず来ると思ってね」
昼間会った時 すでにキラの正体を知っていたのだろう。


キラ「ああ・・俺もそう思っていたぜ アンタがこちら側の人間だって
   こともな」

この男ベネッツが持つ特有の気配 戦場のモノだ
どんなに隠し通そうと思ってもそれはにじみでる
殴凱の言った同類は その意味だったのか。

ベネッツ「では 私も正体を明かそう 米国特殊作戦軍所属
     アーネスト・ベネッツ大尉だ 格闘術教官も勤めている」

鍛えられた全身 そして冷たい気配 歴戦の勇士が持つものだ
そしてサングラスをゆっくりはずす その眼は涼しげそして恐ろしい。

キラ「この眼・・」

 

225 :kira =836:04/02/26 18:52 ID:???
今までのタイプとは一味違う 闘志に満ちたものでもなく 氷のように
冷たい眼でもない 例えていうならば さわやかな殺意を持ッた眼だろうか
殺人機械 それがこの男ベネッツの印象だ。

キラ「アンタにひとつ聞きたいことがある」
ゆっくりナイファンチの構えを取りながら言うキラ
ベネッツとの距離およそ九メートル。

ベネッツ「何かね?」

表情を変えずに言う ピクリとも動かない
冷たい空気が押し寄せてきそうだ。

キラ「なぜ 南王手のことを知っている」

それが気になる 南王手と関わりがあるのか
それとも過去に因縁があるのかを確かめたいキラ。

ベネッツ「何 個人的に興味があってね」

そう言って語り始める
過去に米国が行った特殊作戦の中に奇妙な報告を見つけた
完全武装の兵士や特殊部隊隊員 ゲリラ達が素手の相手に倒されていた。
詳しく調査を進めるうちにその集団の名が浮かび上がったのだと。



226 :kira =836:04/02/26 18:54 ID:???

べネッツ「そう それがハオウデイの一族だった・・」

べネッツは世界各地の格闘技を研究していた
そしてそのハオウデイという一族に興味をもつ

べネッツ「だが私は信じられなくてね
     複数の完全武装の兵士相手に
     素手の相手が勝てるとは幾らなんでも考えにくい」

淡々と語るべネッツ  キラは黙って聞いている

べネッツ「もし そのような一族がいたならば
     一度会って見たかった そして今回の来日前
     極秘に調査を進めていたのだよ」

ちょうど欧凱が合場計画をはじめた時
自分の部下を闇トーナメントに送り込み
南王手八神キラの名前を耳にした。

それは欧凱と松風ならば見覚えがあったであろう
ピィドファイト・・賞金をかけた試合のチャンプ
キングアボットをチョークスリーパーの一撃で沈めた
米軍の兵士だったのだ。


227 :kira =836:04/02/26 18:56 ID:???

べネッツ「さて せっかく会えたのだ まずは歓迎パーティーを
     行なおうか 少し手荒になるが許してくれたまえ」

闇の中に複数の気配がうごめいたのをキラは感じる
辺りを囲まれている・・先ほどまで まったく気配を感じなかった。
闇の中から人影が次々現れる 皆 野戦服を着 ベレー帽
キラを中心として円を描くように取り囲む その人数およそ三十人
おそらくはべネッツの部下達か・・

べネッツ「私の教え子達だ 部下でもあるがね
     彼ら一人で並みの兵士十人は素手で殺せるだろう」
     君の強さを私に証明して見せてくれ ヤガミキラ」

べネッツが片手を上げる じりじりとキラとの間合いを詰めてくる兵士達
キラは息吹を行なう丹田に力を込め 不敵な笑いを浮かべた


キラ「いいぜ 全員 ぶっ倒してやるよ!!」

それを合図にして闇の中でバトルが始まった!!

今日はここまで

死闘の開始です 
闇の中でキラはどこまで戦えるか?
一体多数の戦いは書くのが大変ですが

可能な限り頑張りたいと思います では。


228 :愛蔵版名無しさん:04/02/26 19:49 ID:???
わぁ
こんなんが読めるなんて!
ゲーセンなんかでだべらんで早く家へ帰ってくればよかったよ
えらく金使わされてストレス貯まっただけなのに
ここじゃ無料で楽しめるんだから。
>>kira =836
時々最近は毎日楽しんで読んでいます、期待してますんで頑張ってください。

229 :愛蔵版名無しさん:04/02/26 21:29 ID:???
修羅の刻がアニメ化。ふざけんじゃねぇーよ、アニメ向きなら秘拳伝キラに決まってんだろうがよ!。
これが今の俺の本音だ。ここではこんな風に書いても先ず誰にも貶されることがないから気が楽だ。
みんなが礼儀正しいと本音書くのが素直に出来る。これは実に善いことだよ。

>>227まで
kira =836さん、アナタも修羅の刻より秘拳伝キラのほうが好いとどこかに書いていましたよね。
鬱憤を晴らしてくれるような話を頼みますね。頼むと言いながら原稿料を出すわけじゃないんだが
もう一度頼みます。今回と前回は前振りとしてとても巧みでしたよ、頼んでばかりですみません。

PS 俺はキジムナーは凄く好きです。

230 :809:04/02/26 22:14 ID:???
>>KIRA=836さん
今夜も力作をありがとうございました。空想するだけで終えるしかなかった米兵との闘いを拡大してくれたことが今回は何よりも嬉しいです。
印象の残る場面だっただけに残念がってきた人が多いところだからです。かなり大変な描写の連続になると思いますが強く期待させ下さい。

>>229さん
修羅の刻より秘拳伝キラのほうがアニメに向いているという意見同感です。そして俺もキジムナーの姿は大好きでした。

231 :愛蔵版名無しさん:04/02/26 23:51 ID:???
>>228
ゲーセン行くなら今度から漫画喫茶にしましょう
ゲーセンは金のムダそして心のムダでしゅ

232 :愛蔵版名無しさん:04/02/27 00:28 ID:???
>>KIRA=836さん
[ピードファイトの不気味な米軍兵士が情報収集の工作員だった]
伏線の膨らまし方が実にいいですね
丁寧に原作を考証しながら書いているのが判るのは読んでいて幸せな気持ちになれる
[過去に特殊部隊が素手の相手に倒されたという記録]
話の土台としてとっても期待させる設定だと思います。

バトルの後が楽しみです。

233 :愛蔵版名無しさん:04/02/27 01:04 ID:???
場面は横田基地の航空機ハンガーの中なのだろうか?
それとも野外なのだろうか?

234 :愛蔵版名無しさん:04/02/27 19:12 ID:???
>>233
屋外でしょう。屋内に入ったという描写は通して読んでも無いです、見つかりません。
個人的にはこのような格闘の舞台は格納庫のような屋内があっているような気が
というか屋内の方が好きです。

235 :愛蔵版名無しさん:04/02/27 20:23 ID:???
>>234
キラにとって
限られたスペースの屋内は多人数相手の闘いをするには極端に不利なんじゃないの?
相手側はどこにどんなハザードがあるか熟知しているだろ
もっとも
1対30人じゃどんな場所でも不利に決まってるけどなw

236 :愛蔵版名無しさん:04/02/27 21:13 ID:???
>>235
多人数相手の妄想バトルでキラにいかにモノホンらしく格好良く妄想勝利させられるかが作者の腕の見せ所なのでしゅ

237 :愛蔵版名無しさん:04/02/27 21:30 ID:???
>>236
その点だけは碧星先生が得意だった分野ですよね
ありえない事を現実のように見せるのはキラが最も上手かったです
コミックスでは碧星先生というより三好先生の手腕かもしれないですが

238 :愛蔵版名無しさん:04/02/27 21:49 ID:???
どうでもいいけど
キラのテーピングに浮かび上がる筋肉の膨らみを
もう一度見ることが無理なら感じさせるような文章が読みたい俺。

239 :kira =836:04/02/27 22:01 ID:???
横田基地のゲート前に来た 松風と殴凱
二人はゲートをパスして深夜の基地内へ入る。

松風「なぜ ここに八神がいると分かるんですか塾長!?」

夜 少し眼を離した隙にキラの姿が消えたことに気づいた松風
また 出し抜かれたかと思い捜索しようとしたとき
殴凱が現れ ここへ松風を連れてきたのだ。

殴凱「なーに そんなものは俺の勘に決まっているだろうが
   昼間の小僧見ていれば 大体察しがつく」

ずんずん前に進む塾長 松風はその後について行く
辺りは暗く何も見えない 足音だけが妙に響く

松風「でもこんな夜中に基地で誰と・・・」

言いかけて思い当たる松風 昼間のあのサングラスの男べネッツ
いやな雰囲気を感じたが まさか あの人物と八神は・・・。
それを口に出しかけたとき 殴凱がぴたりと止まった

 



240 :kira =836:04/02/27 22:03 ID:???
松風「塾長?」
呼びかける松風 何かを感じたのか?
と自分も感覚を研ぎ澄まし耳を立てる

殴凱「こっちだな・・行くか 松風 もう始まってるみたいだぜ」

二人がその音のする方角へ行く
格納庫が並んでいるが暗くて視界がわるい
しばらく歩くと

松風「あれは・・・?」

格納庫の近く開けた場所にキジムナーの衣装を纏ったキラが居る
彼だけではなく 周りには野戦服の兵士達が取り囲み
その奥には・・あの男べネッツが腕を組み見物している。
キラの周囲にはすでに十人ばかりが倒れているが
それでもまだ 二十人はいるか 

誰もが無表情で冷徹な雰囲気を持ち
離れてキラを囲んでいる 不気味だ。

 


241 :kira =836:04/02/27 22:05 ID:???
殴凱「ほう 小僧がえらく苦戦しているようだな」

キラを見て言う殴凱 よく見ればキラは少し苦しそうだ。

松風「苦戦しているのですか あの八神が!?」

一瞬信じられない松風 驚いて殴凱を見る
以前 沖縄で初めてキラを見たとき空手の偉空会の猛者百人と戦い全員
倒したのを松風は見た その後ムエタイ王者の男と闘い
簡単に沈めていたのも鮮明に覚えている

殴凱「殺しを目的とした連中とそうでない奴の違いだろうぜ
   あいつら全員 人を殺した経験がありそうだな」

無表情で冷徹な気配を持つ兵士達を眺めいう殴凱

いくらキラが南王手八神流だとしてもその一線は大きい。
 殺しを経験した者とそうでない者 その違い天と地ほどの差。

 

242 :kira =836:04/02/27 22:06 ID:???
殴凱「小僧が手加減しても 向こうの連中は手を抜かない
   しかもあの兵士達も鍛えている 簡単には倒れねえ 一撃で殺す覚悟
   が必要だが 小僧は殺しをしないからな・・・」

それはつまり・・

松風「八神は自分で足枷をしているようなものだと・・?」

キラは命がけでくる相手にはこちらも真剣になれると
以前闇トーナメントで言ったがそれは必ずしも殺しを意味するものではない
心のどこかで葛藤があるのだろう それは自分も同じ。

松風「どうするつもりだ・・八神。・・・」

自分のことと重ね合わせるように
キラを見る松風 その表情は険しかった。


243 :kira =836:04/02/27 22:07 ID:???
先ほど幾人かと戦い こいつらは危険だと肌で感じたキラ
機械のように正確な動き そして的確に急所を狙ってくる技量
そして三人ずつ挟み込むようにして同時に襲い掛かる連携の速さ
南王手の一族とは違う戦い方を持つ連中

表情や殺気をほとんど感じさせず 確実に殺すつもりで
攻撃してくる兵士達・・・つまり手を抜けば殺られる。

キラ「!!?」

すぐ背後で動く気配!! とっさに振り向き 回転肘撃ちを放つ
が 受け流された!!キラの首筋に袈裟懸けに手刀を叩き込もうとする兵士
当たれば首の骨が折れる!!

キラ「ふっ!!」

短く息を吐きそのまま 手刀を左片手で巻き込み右の肘打ちで兵士の顎を突き上げ
脇腹へ強烈な左縦拳を叩き込む
吹き飛ぶ兵士 地面に叩きつけられ動かなくなる。
キジムナーの衣装が風にはためき闇の中を舞った。 



244 :kira =836:04/02/27 22:08 ID:???
キラ「・・・あと 十九人か」

いつもより疲労する気がする 緊張感が続く戦いのせいか
なまじ 殺さぬように手加減するのが問題だとしたら・・
殺すつもりで戦うか と意識が切り替わりかけた その時。

キラ「松風・・・殴凱のおっさん ちっ」

遠くからここを見ている二人に気付く 思考を元に戻すキラ。
やばかった また 兄貴と戦った時のように 暴走するところだ
俺は兄貴とも親父とも違う 八神が持つ殺戮の血には飲まれはしない!!

 

245 :kira =836:04/02/27 22:09 ID:???
キラは再び闘志を燃やす 自分の戦い方で切り抜ける
そう感じ眼をつぶる 意識を研ぎ澄まし感覚が広がる 構えは自然体

キラの脳裏に老師王政の動きが浮かんだ あれができるかと考える
完全ではないがこれで潜り抜けるしかない
南王手の歩法 正中線を維持し歩き相手を迎撃する闘法 これで活路を開く

キラ「あんたらに見せてやるよ 俺の八神流をな・・!」

その構えを取るキラを見て 兵士達がわずかに動揺した気配
彼らも感じたのだ この構えの意味するものが

べネッツ「ほう・・・」

それを見た時 明らかに変化が起こった
少年の気配が変わった 静かで澄んだ水のように
これからがハオウデイの真骨頂というわけか では

期待しながら キラを見つめるべネッツ そして
部下達に総掛かりでキラを仕留めろと 命令した!!

今日はここまで

どんなに体力と速さ 技があってもそれは決定打にはならず
命がかかった真剣勝負では精神力が非常に重要でしょうね。
真剣で仕合をしていた昔の剣豪も同じ事を言っていますので。

さて キラは兵士達の総攻撃に耐えられるか?

では

246 :愛蔵版名無しさん:04/02/27 22:12 ID:???
一言
いやー実にいい

247 :愛蔵版名無しさん:04/02/27 22:24 ID:???
>>245
kira =836さんの頭の回転の良さが光る感じですね
具体的なイメージを脳裏に作り上げられなければ
このように書けないのですが男性的な想像力が素晴らしいです
期待させて下さい
どうもありがとうございます

248 :809:04/02/27 23:03 ID:???
>>kira =836さん
場面の映像を頭の中で創造しながら一気に読ませて頂きました。kira =836さんは細部まで気を使って下さっているのが判ります、感激です。
「秘拳伝キラ」を愛しながらも、のめり込み過ぎて収まりが着かなくなるようなことが全く無いのはkira =836さんの作品に対する理解の深さが
あってのことなのだろうなと感じ入っています。何の御礼も出来ませんが毎日本当にありがとうございます。

249 :愛蔵版名無しさん:04/02/28 00:19 ID:???
>>KIRA=836様
あなたの話し上手ぶりと
見ず知らずのレス相手に勤勉な履行に感激です。

お話はサンデーコミックスの続きと考えて
楽しく読ませて貰っております。
あの打ち切りは全く酷いですね
6冊しかないと知った時嫌な予感がして
そうしたら案の定打ち切り作品だった
出来ている部分は傑作だっただけに
こんな形で続きを考えてくれている人を
見つけられて嬉しいです。

どうか頑張ってください。

250 :kira =836:04/02/28 00:51 ID:???
皆さんいつも応援ありがとうございます。
確かに修羅の刻がアニメ化すごく悔しいですね。

それに対抗して今 歴代南王手人物の話を構想中。

タイトルは 秘拳伝キラ外伝 南王伝承 がいいかなと考えたりしています。
時代的には

(日本)
戦国時代 加賀の一向一揆編
江戸時代 薩摩 剣豪編
幕末編  新撰組編
明治編  
大正編
太平洋戦争の沖縄編

(中国)    (ヨーロッパ)百年戦争編      (アメリカ)南北戦争編
唐代        三十年戦争編     
宋代        大英帝国植民地時代編
元代                     
明代      (中東) 山の長老編
義和団事変   
上海

(東南アジア) 山田長政編
ベトナム戦争編

などを考えているんですが
皆さんのリクエスト時代をお願いします。
さすがに全部は書けないと思いますからw

251 :愛蔵版名無しさん:04/02/28 00:52 ID:???
こんなに紳士的な雰囲気の人ばかりがファンなのかと驚き桃の木山椒の木<秘拳伝キラ

sage進なんすね

252 :愛蔵版名無しさん:04/02/28 01:09 ID:???
>>252
南王手が沖縄(琉球)を背負っているという風には考えたくないのだけれど
阿麻王兄貴も喋っていた因縁の対決という意味で薩摩藩示現流の使い手との一戦は欠かせない気がする、いや、します。
当然さいしょは侮っていた唐手なるものに最後は翻弄され殺られてほしいです。

253 :愛蔵版名無しさん:04/02/28 01:32 ID:???
修羅シリーズめくところが煽りを呼ぶかもしれない危険性を感じますが
薩摩藩を痛めつけるのはごく自然かもしれません

大英帝国植民地を股にかけてというのが読みたい気がします
日の沈まぬ帝国で侵略者のアングロサクソン人を瞬殺なんて読みたい気がするのです
最近の英米の傍若無人ぶりに憤っているので現代編でもお願いしたいところです




254 :愛蔵版名無しさん:04/02/28 02:24 ID:???
>>250
修羅の刻がアニメ化なんて月マガにありましたんで驚きました。
それにしてもkira =836さんは文豪といっていいくらいのキャパシティをお持ちみたいで
全く驚嘆してます。

他の皆さんと同じく薩摩藩との闘いは必然だと思いますし俺個人も興味しんしんです。
そう第4巻に阿麻王が演説をしていましたから面白いでしょう。

一向一揆も第5巻にとても興味深い薀蓄がありましたね、あれも興味があります。
それにしてもkira =836さんはいろいろなことに詳しいので又驚きました。

255 :愛蔵版名無しさん:04/02/28 18:57 ID:???
>>250
現代編が序盤戦だというのに既に番外編の企画とは、すごい想像力だ
そーねぇ、敢えて言わせて貰うならベトナム戦かな
沖縄から出撃した爆撃機が北ベトナム爆撃を行っていたというから、それつながりで

256 :愛蔵版名無しさん:04/02/28 19:06 ID:???
>>250
新撰組」は修羅の刻のぱくりと必ず言われるからパス。
原作でも触れている一向一揆が何気にいい感じではないでしょうか。

257 :愛蔵版名無しさん:04/02/28 19:28 ID:???
石山コウサ再び!

258 :愛蔵版名無しさん:04/02/28 19:42 ID:???
横レスすまぬが‘二兎を追うものは……’この諺をご存知のはずじゃが
某漫画にも感じ取れることじゃよ
力が二分されると半分以下の成果しか出せなくなるものじゃ
kira =836殿 ご両親から授かった秀でた才能は大事にしなされ
今は目の前にあることだけに集中なされよ
貴殿の力が必ずや原作者の恨みを晴らしてくれるだろうと見守っておるからな

未来の年寄りより

259 :kira =836:04/02/28 20:58 ID:???
総攻撃の命令を下すべネッツ 兵士達は瞬時に動きキラに襲い掛かる

一度に三人並び 右と左の二人が交差し位置を変え挟み込み 中央の一人が正面から
攻撃 一人を相手にすると 瞬間に挟み込んだ二人の攻撃を受ける
それが波状攻撃でキラを襲っている!!

殴凱「どこかで見たことがあるな あの戦法 」
それを見て何か思い当たる殴凱
 
幕末の時代 新選組が取った戦法だ
三人一組で一人の相手に襲い掛かり
同時に切り刻む 相手が正面の刀を受けても
ほかの死角から放たれる二人の刀は受けられない。
この戦法の前にはどんな剣の達人もひとたまりもなかった。
ただ 勝つために行なわれる合理的な戦法。

 

260 :kira =836:04/02/28 21:04 ID:???
あの兵士達の攻撃は真剣と同じ当たれば致命傷だ。
まさに命のやり取りの合戦場・・いや戦場か と思う殴凱。

松風「あれでは いくら八神でもひとたまりもない!!」
   僕も加勢します 」

さすがにこの状況を見かねた 松風飛び出そうとする が
殴凱は手を前に出し静止させた そして言う

殴凱「いや 小僧を見ろ どうやら 乗り切るつもりだぜ」

今までの闘いそれで何を学んだのか俺に見せてみろと
殴凱はキラの動きを見つめる。

キラ「(思い出せ あの動きを)」

眼を閉じ正中線を維持した構えを取りつつ記憶をたぐるキラ
九重慈斎 そして兄阿麻王 覇神闘真 そして王政老師のあの動き
彼らの流れるような動きを頭の中で再現 その通りに俺は動く!!

 

261 :kira =836:04/02/28 21:05 ID:???

眼を開けたキラ 兵士達が必殺の陣で襲い掛かる
三人一組同時の攻撃がキラに迫る その時

キラの姿がゆらりと動き 瞬時に兵士達の視界から掻き消える

兵士達「!!?」

突然視界から突然消えた そんな馬鹿な たしかに当てたはずと
思った瞬間兵士達 瞬間頭部に強烈な打撃をうけ昏倒。

兵士達「なっ!!」
他の兵士達も驚く なんだ いまの動きは
すぐ側にあの異形の姿をした敵がいる が見えなかった
人が消えるなどありえない すぐに気を取り戻す兵士達
キラに再び襲い掛かる 波状攻撃の嵐 まるで波だ

 

262 :kira =836:04/02/28 21:06 ID:???
キラ「(感じる・こいつらの動き)」

兵士達の攻撃は当たらない 瞬時に動き彼らの虚を突く 攻撃を叩き込んだ
遠くから見るとまるで兵士達がキラに吸い込まれ倒されていくようだ。

全身の感覚で捕らえ 常に加速 減速しつつ捕らえられぬ動きで相手の死角に入り込む
流れるように攻撃していく それが南王手の歩法 足裏神!!

べネッツ「むう・・」

唸る べネッツ あの動き一瞬だが 自分にも見えなかった。
だが 手品のトリックの原理だと気付く
すなわち 瞬間的な加速と 人間の意識の隙をつくもの。
だが それを歩法に応用するとは 面白い。



263 :kira =836:04/02/28 21:07 ID:???
次々と倒される兵士達を見ながら思考するべネッツ
そろそろ 部下たちに あの敵を任せるのはやめだと。

総攻撃中止の命を下す 兵士達は瞬時にぴたりと止まる まるで機械。

べネッツ「大したモノだ」

拍手をしながら言う 本心からの賛辞だ
そのままゆっくりキラの前に出てくる 

べネッツ「どうやら君がハオウデイというのは本当らしいなヤガミキラ
     余興はこれで終いにしよう ではこれからメインイベントだ」

静かにたたずんだキラを見ながら言い放つ
そして腰をやや落とし片手を構える 冷気が膨らんでいくのをここの誰もが感じた。

べネッツ「 私が相手だ 君に軍隊格闘術の教授をしてあげよう」

まだ 闘いは始まったばかり キラとべネッツ 果たして闇夜の合戦場を
制するのはどちらか 夜の基地に冷たい風が吹いた。 

今日はここまで

外伝のリクエストは薩摩と加賀一揆が最初になりそうですね
本編がある程度進んだら書いていこうと思います。
まだまだ物語は序盤です
とりあえず本編進めていかないといけませんから。

では

264 :愛蔵版名無しさん:04/02/28 21:46 ID:???
>>262 >>だが 手品のトリックの原理だと気付く
     >>すなわち 瞬間的な加速と 人間の意識の隙をつくもの。
     >>だが それを歩法に応用するとは 面白い。

>>kira =836さん
この一節に貴方の見識の深さを感じないではいられませんでした。
よく御存知でありよく考えていなければ書けないですからね。
単純な主人公礼賛になっていないことに改めて流石と思います。



今夜もなかなか繋がらないですな。

265 :愛蔵版名無しさん:04/02/28 22:02 ID:???
>>250
大英帝国植民地時代編の一部になるかもしれないけど
白人のおバカな総督を尻目に海賊退治をやらせてほしい
ジャッキー・チェン主演の映画プロジェクトAだったっけ.あれが好きなんだよ俺

266 :愛蔵版名無しさん:04/02/28 22:33 ID:???
>>兵士達の攻撃は当たらない 瞬時に動き彼らの虚を突く 攻撃を叩き込んだ<<
手業なのか足業なのか解らないのが惜しいです
体の動きが具体的に解るように書いてくれるとすごく嬉しいのですが。

267 :愛蔵版名無しさん:04/02/29 00:52 ID:???
kira =836は漫画の原作者が務まる水準だ
碧星タケルも時々言われるほどには悪くはないが
ドラマが描けない、なにより好きじゃない。
だがkira =836はそれが出来そうだ。
期待を裏切らないでくれよ。

268 :愛蔵版名無しさん:04/02/29 01:33 ID:???
いい雰囲気の文ですね。全部読むのは大変でしたが
武道経験のある人間特有の強かな落ち着きが感じられる文章で
kira =836あなたが武道歴15年と自称することはかなり信じる気になれます。

250で書いていることを読むと番外編まで書けると用意があるみたいで驚きです。
リクエストを受け付けるてくれるならヨーロッパの100年戦争がファンタジックで
いいのではないかと思うのです。
ジャンヌ・ダルクやジル・ド・レーが出てくる世界で時代だから
ゲーム感覚の面白さが出せると思うのです。

269 :愛蔵版名無しさん:04/02/29 16:43 ID:???
唐手と沖縄は中国と密接な関係にあるのに
なぜか東洋が舞台だといまいち萌える気になれない
偏見だろうか?

270 :愛蔵版名無しさん:04/02/29 17:33 ID:???
>>269
知識が乏しいと無関心を呼び込み、それは偏見に繋がるかもね。


>>250
>>kira =836さんへ
中国を舞台にした歴史編なら
1960年代半ばの高度経済成長期の香港の闇社会を舞台にした
覇権争いなんてどうだろうか?。
八神家の資産の出所なんてあそこらへんの利権が絡んでいそうな気がするのですが。

271 :愛蔵版名無しさん:04/02/29 21:27 ID:???
>>250
ベトナム戦争当時のアメリカ軍の非道の仕業を知った八神の誰かが、
訳あってベトナムの村人を助太刀するというのはベタベタだろうかね
そうだろうね スミマセン

272 :kira =836:04/02/29 22:47 ID:???
対峙する 両者 構えたまま動かず
残った兵士達もピクリとも動かない。

二人の距離はざっと七メートル 踏み込みなら二 三歩で詰められるだろう
キラは自然体のまま べネッツを見据え そして言った

キラ「・・あんたの戦う理由はなんだ?」

それを聞き意外そうな顔をするべネッツ
こんなことを聞かれたのは初めてだが あえて言えば

べネッツ「なぜ?・・・そうだな私の戦う理由か それは楽しいからだ」

表情を変えず 冷静な口調で言うべネッツ
その言葉は紛れもない本心だ 逆にキラに聞き返す

 

273 :kira =836:04/02/29 22:52 ID:???
べネッツ「君は命のやり取りを楽しいとは感じないかね?
極限の生と死が交差する瞬間 それを味わうのことが
     私の最大の楽しみだ この世のどんな娯楽よりもね」

そうすることでしか生を実感できない連中が私であり
戦場に赴く理由そして意味だと答える
ここにいる私の部下達も同じだとも言うべネッツ

それを聞いても周りの兵士達の表情は変わらないまま
しかしなぜかその言葉に無言で同意しているように思えるキラ
それを聞き フッと笑い 言い返す

キラ「なるほどね・・なら 俺も本気で戦える」

昼間殴凱がいった同類の意味 これで理解した 確かに同類だ
目の前のこの男 合戦場にふさわしい ならば手加減は無用

274 :kira =836:04/02/29 22:53 ID:???
構えを変える ナイファンチ いつもの構えだ
それは一気に飛び掛かれる瞬発力を全身に秘めている。
呼吸を長く吐き ゆっくり吸う そして

キラ「覚悟しな・・・俺があんたをぶっ潰してやるよ」

遠くから眺める殴凱と松風 沈黙がほんの一瞬その場を支配する
そしてザザザザと両者の間を流れるもの・・それは紛れもなく

松風 (吹いた・・・南風(はえ)が!!)


そして一気に突進する二人 雷光のように交差した瞬間 キラは正面からの裏拳をべネッツの顔面に放つ
対するべネッツ 背中に左手を回すような構えをとり下から振り上げる 早い!! 
すぐその後に




275 :kira =836:04/02/29 22:54 ID:???
キラ「くっ!?」

瞬時に手を引くキラ シュッと風を切る音 瞬時に下がり間合いを保つ
キジムナーの姿が霞むほど速い動きだが わずかに遅れたらしい
手首から肘にかけて赤い線ができている 傷は比較的浅い・・・と確かめるキラ

べネッツ「いい反応だ もう少しで手首を切り落とせたのだがね・・」
表情を変えず言うべネッツ そしてその左手には・・・

松風「あれは・・・ナイフか!?」

あの男が背中に左手を回したと思った瞬間 ひらめいた物
全長二十センチほどの鋭利な格闘用 ナイフを 左逆手で持っている 
あんな凶器を背に隠していたのか?



276 :kira =836:04/02/29 22:55 ID:???
殴凱「暗器でくるとはな・・」
突進して攻撃したキラの右手首を切落とすつもりだったらしい
それをまったく躊躇なく行なうとは・・あの男 怖い奴だ

以前闇トーナメントでキラと戦った居合いの達人 小田切を思い浮かべる殴凱だった
まさに これも完全ノールールか  対するキラの反応は

キラ「へえ・・そんな物を使うんだ あんた」

平然と切りつけられ血が出ている右腕を見て言うキラ
 
この程度は大事無いな 腕は動く 問題ない
と驚かないキラ さも当然のごとく受け止め
傷を受けても動じない。



277 :kira =836:04/02/29 22:55 ID:???
べネッツ「そうだ・・これが軍隊格闘術の一つだ ヤガミキラ」
     我々は武器を使うのが普通なのだよ そして奇襲もね」

こちらも別段 動揺していないように語つている
相変わらずの無表情が精密な機械を思わせた。

キラ「別にいいさ それが 合戦場だからな」
   自分の得意な得物と業で戦えばいい・・」


そして はっきりとこう付け加える 

キラ「だが そんな奴にも素手で勝つのが空手ってもんだ!!」

ニヤリと不敵な笑いを浮かべ 再びナイファンチの構えを取るキラ
それを聞いたべネッツ ナイフを右順手に持ち誓え 微笑。



278 :kira =836:04/02/29 22:57 ID:???
べネッツ「いい覚悟だな では次のレクチャーに移ろう」

素手と武器 圧倒的に不利な状況でキラはどう立ち向かうのか
松風と殴凱は無言で眺める。夜の静けさが辺りを包んでいた。


今日はここまで

絵がないと動きが分かりづらいですね 本当に。
細かく書くと話が進まず かといって手を抜くと
動きが分かりずらい。
バランスを考えて書いていきます。

さて外伝は薩摩 加賀一揆 百年戦争 上海 植民地時代と
要望がありますね この順から考えていきます 。
だいたいプロットは出来上がっているのですが
細かい設定を思案している最中ですので無理はしません
ご安心を・・・。

南王手の一族は歴史の闇に深く関わっています
すなわち人類の闇そのもの 暗殺の歴史に南王手在りと
設定していますから。

279 :愛蔵版名無しさん:04/02/29 23:31 ID:???
毎日毎晩約束を守って書き込むだけでも大変なのに大したもんだよ<kira =836

280 :809:04/03/01 00:16 ID:???
>>kira =836さん
昨日分と今夜の分を同時に読ませて頂きました。
細かいところまで注意してくれてありがとうございます。こっちは読ませてて貰うばかりで何にも御礼が出来なくてすいませんです。
でもkira =836さんの努力の成果は文章の間から伝わってきています。今夜も緊張感を愉しませて貰いましたよ、ありがとうございます。

別立ての歴史編、たいしたものですね、本当に対したものですよ。

でも丁寧で緻密な設定をあらかじめ考えていて下さっていたと以前に書いて下さっていましたね。もう一度御礼申し上げます。

281 :愛蔵版名無しさん:04/03/01 00:40 ID:???
>>279
激しく胴
俺なんて日記書くのも億劫で続けられないよ〜
836って武道家の鑑かも

282 :愛蔵版名無しさん:04/03/01 02:16 ID:???
kira =836さん
今夜も面白かったです
原作から必要以上に飛び出さないように注意して
話を作ってくれているのが分かるから安心して読める
そういうところの配慮がとても嬉しいです。

283 :愛蔵版名無しさん:04/03/01 03:34 ID:???
>>278
>絵がないと動きが分かりづらいですね 本当に。<

そんなに謙虚な言い方されるとこっちが困っちゃいます
俺は凄くいい線にっていると思いますよ

284 :愛蔵版名無しさん:04/03/01 21:34 ID:???
コミックスを眺めながら絵を頭の中で適当に置き換えて読むと実に面白いです。

285 :愛蔵版名無しさん:04/03/01 22:14 ID:???
主人公も他のキャラもよく観るとかっこいいんだけど
更にかっこよく動かすことが出来たんじゃないかと恨みを感じることがある

286 :kira =836:04/03/01 22:33 ID:???
勝算があるとすれば 間合いを詰めてからの接近戦
だが 以前戦った 棒術や居合いとは条件が違う。
懐に入ったとしてもあのナイフの射程距離だ
棒や刀の間合いとは異なる
入れば瞬時に切り付けられ致命傷を負わされるだろう。

キラ「それに あいつの腕は・・・」

先ほどの攻防で相手の技量を感じるキラ
あれは慣れている すなわち人を切り殺す経験に
攻撃した腕を切り付け少しずつ戦闘力を奪っていく
一気に急所を狙わなかったのがその証拠
至近距離での戦いはかえって危険でもあるということか・・・
 

   

287 :kira =836:04/03/01 22:34 ID:???

殴凱「松風よく見ておけ ナイフは俺達にとっても厄介な武器の一つだぜ
   短刀相手に お前ならどうする?」

殴凱も過去に見たことがある 熟練の格闘家が
短刀を持った素人の相手に傷をつけられた事を
自分もやりあったことがある もちろん傷を受けても
その瞬間叩き潰していたが。

松風「方法が見当たりません 相手が素人ならともかく
   あの男はプロです そして手馴れています」

素直に意見を述べる松風 自分があの場にいても
対抗する統べはないだろう 刃物をもった相手は
誰であっても危険 ましてや プロ相手だとなおさらだ。



288 :kira =836:04/03/01 22:36 ID:???
べネッツ「どうしたのかな そすがに踏み込めないかね
     では 今度はこちらから赴くことにしよう」

そして瞬時に体移動!! キラとの間合いが一気に詰まる

ナイフを水平に構え横になぐ 頚動脈を狙う軌道
のけぞりかわすキラ がそのままナイフは切り返し今度は
キラの右大腿部の大動脈を狙う

キラ「ちぃ まずい!!」

速すぎて反応が遅れた 上から下
急速に軌道が変わる しかも脚を狙うとは
裏足神を封じるつもりか。

右足の位置を体さばきで瞬時に変えかわす
ナイフは外れた がまた軌道が変わる 今度は下から上に
突き上げるようにしてキラの顎を刺す!!



289 :kira =836:04/03/01 22:38 ID:???
そのまま背後にバク転しながら間合いを保ち 転がりながら
距離をとりつつ 再び立ちあがる 奴の姿は・・・


キラ「どこだ・・・?」
前方には・・いない
どこへ行った そう思った瞬間

松風「八神 後ろだ!!!」
瞬間とっさに伏せるキラ 風を切る音がしてナイフが
先ほどいたキラの首の位置を通り過ぎていく キジムナーの髪が切り裂かれ
宙を舞った 
もしわずかでも反応が遅れていたら
自分の首から先は無かった・・キラに鳥肌が立つ。

  

290 :kira =836:04/03/01 22:38 ID:???
べネッツ「ふふ 命拾いしたなヤガミキラ」

キラを見据えてナイフを構えたまま 冷笑するべネッツ
そのまま追撃できたはずだが してこない
獲物をいたぶる・・そんな印象すら受ける。

キラ「確実に仕留められる時に殺らなくていいのかい
   遊んでいると あんたの命がなくなるぜ・・」

べネッツ「何 これが私の喜びだ できるだけ長く
     この戦場を感じていたい 君はなかなか楽しませてくれるな」

キラの反応の一挙一動を見て楽しんでいる口調のべネッツ
対してキラは 少し呆れ怒った口調で



291 :kira =836:04/03/01 22:40 ID:???
キラ「・・後悔するなよ 南王手三つ目のキジムナーを怒らせたことを」

キラの気配が変わる 静かな風が 血の匂いを含む熱い破壊の風に
そして身体が 蠢いていく変化を その時 誰も気付かなかった。

今日はここまで

刃物は怖いです 素手で立ち向かっても
傷をおう覚悟はしなければなりませんし
下手すると死にますしね。

・・外伝はいつになるのか
アジア編が終わったら最初の
話を書くと思います。
では


292 :愛蔵版名無しさん:04/03/01 23:47 ID:???
>>291
>・・後悔するなよ 南王手三つ目のキジムナーを怒らせたことを

この台詞イイ

293 :809:04/03/02 00:10 ID:???
kira =836さん
お忙しい時期にも拘らずきちんと毎日書き込んで下さっていることに強く感謝と敬意を表します。
kira =836さん作の物語を読んでいるとまるで再連載語の作品を読んでいるみたいで興奮してしまいます。
外伝の執筆は楽しみです、ですがどうかお急ぎになられませんよう。お身体をご自愛下さいませ。
今夜もありがとうございます。


294 :愛蔵版名無しさん:04/03/02 03:44 ID:???
>>291
kira =836さん
夜更けにみたら貴方の書き込みを今日も見つけました。
今夜は寒い夜なのに不思議と熱い格闘がよく似合う
そんな気持ちでひと時愉しませてもらいました。


295 :愛蔵版名無しさん:04/03/02 23:23 ID:???
キジムナー姿の八神雲はやはり好い。何と言ッたらいいのか分らないがかっこイイとしか言いようがない。
好きというのはこういう感覚なのだろう。

毎日毎晩オリジナルストーリーを書いてUPする人間がいるとは流石2ちゃんだよね。

296 :愛蔵版名無しさん:04/03/02 23:37 ID:???
>>295
俺は顔を塗っているところが好きだ
いかにも戦闘モードに入ったという感じがビジュアルに現れているところが好きだ

297 :kira =836:04/03/03 00:01 ID:???
キラの身体が蠢き変化していく
目の前の戦場を前にして 南王手八神流の血が
反応したのか それともキラの意志によるものか

キラ「ぐっ この衝動は あの時の・・・」

闇トーナメント 阿麻王との死闘の最中目覚めた
八神の血を引くものが持つ呪われし身体 そして
目の前の者を全て殺戮したくなる あの暗い衝動だ。
目の前が赤くなる 敵を全て殺したくなる・・・まずい

長息を行ない気を静める かろうじて理性を保つ。
冷静になれと自分に言い聞かせるキラ。

 

298 :kira =836:04/03/03 00:02 ID:???
べネッツ「どうした 気分が悪そうだな 
凶器に怯えているのかね これからが本番だぞ
     さて 次のレクチャーはこれだ」

再び背中に左手を回しべネッツが取り出したもの 今度は
大降りのナタのような凶器が取り出される。
それはククリナイフと呼ばれる戦闘用ナイフ。
右手に格闘用ナイフ 左手にククリナイフ 両手に二刀
二つの凶器が不気味に光る。

キラ「・・・・」
自分自身のコントロールに精一杯のキラ
目の前の出来事に集中している余裕は無い。
なんとか暗い衝動が収まった。



299 :kira =836:04/03/03 00:04 ID:???
殴凱「今度は二刀流か・・あれはかわすのが
   もっと大変になるな」

他人事な口調の塾長
松風も同感の想いだ。
大小異なる間合いを持つ武器の見切りは困難だろう。

松風「あれは・・もし喰らったら 一撃で身体が切り落とされますよ」

べネッツの取り出したククリナイフ 曲線を描く数十センチの刀身は
重量と鋭利な刃で叩き切る死神の鎌だ 想像してぞっとする松風。

キラ「あんたの遊びに付き合うほど俺は
   寛容じゃない 次で終わらせてやる・・」

衝動が収まっても身体の変化はそのままの気がする
燃えるように熱く 全てを破壊する火の力が俺に宿る。

 











300 :愛蔵版名無しさん:04/03/03 00:04 ID:???
おぅっ

301 :kira =836:04/03/03 00:05 ID:???
頭は冷静だ こいつの動きはすでに読んでいる 次で勝負。
キラの姿勢 ナイファンチの構えがさらに低くなる 肉食獣が獲物を
仕留めようとする動作に近く どこか美しさを感じる姿。
伝説の化け物キジムナーの姿が 今猛獣と化す。


一度放たれれば それは暴風となり目の前の敵を破壊しつくす。
一瞬で終わらせてやる それはべネッツも感じたのか
べネッツは大小のナイフを前方で交差させるように構える
それは相手に近づくことを許さない意味を持つもの
制空圏に入ったものに待つものは死の鎌。



302 :kira =836:04/03/03 00:05 ID:???
全てを迎撃する一足一刀の間合いは 両者に視えていた
互いの距離はおよそ七メートル 緊張が高まつていく・・・・・
呼吸や瞬きすら許されない世界。

松風 殴凱 そして兵士達は次で勝敗が決まることを予想する。
果たして この合戦場で最後に立つのはどちらか? 
全員が息を呑んだ。

深夜の基地に吹く 血なまぐさい南風は まだ収まりそうにない。



今日はここまで

次で決着です 都合により長引くかもしれませんが
どうか気長にお付き合い お願いします。
では

303 :愛蔵版名無しさん:04/03/03 00:15 ID:???
こうまで約束を守り続けられる精神力
ただ者じゃないぜ<八神キラも<kira =836も

304 :愛蔵版名無しさん:04/03/03 00:26 ID:???
kira =836さん
今夜も壮絶な格闘物語をどうも有り難うございます
退屈な毎日の終わりに楽しい時間を過ごせるのは
このごろちょっと幸福に感じるようになりました。
最近は全国的に急に寒くなってきました
どうか風邪を引かないようになさってください。

305 :愛蔵版名無しさん:04/03/03 00:35 ID:???
>>kira =836さん
必ずキラをベネッツとアメ公どもに勝たせてね
心からのお願いです

306 :809:04/03/03 01:06 ID:???
kira =836さん
何時も丁寧なレスをありがとうございます。次回で横田基地での格闘には決着がつくということですね。クールで崩れないキラのイメージを維持して下さって感謝です。


307 :愛蔵版名無しさん:04/03/03 01:33 ID:???
>836さん
とにかっく明日が楽しみです♪

308 :kira =836:04/03/03 18:23 ID:???
わずかな間を置いた後・・・キラが動く!!
疾風ように そして獣のように素早く動くキラ
その姿は 暗闇を駆ける影に見える キジムナーの衣装がはためく
一気に間が詰まる 距離二メートル 瞬間べネッツの手も動く

べネッツ「ふっ」
左アンダースローで格闘用ナイフを投げる
突進するキラの勢いとナイフの相対速度
この二つが交われば回避できない虚をつく攻撃

キラは見切った わずかに顔をそらし回避 そのまま速度をおとさず
べネッツに突撃 拳の間合いに入る べネッツがグルカナイフを袈裟懸けに
キラの首筋に振り落とす その前にキラの右正拳がべネッツの右拳を砕き止めた
ナイフを落とし 苦痛に顔が歪むべネッツ が声は出さない 

 

     

309 :kira =836:04/03/03 18:24 ID:???
松風「よし 取った!!」
思わず拳でがッツポーズをとる松風

べネッツにもう武器はない あとはキラの一撃で終りだ
だが それは違った ニヤリと笑い 技の出た後のわずかな
隙を狙っていたべネッツ 口からプッと何かをキラの顔面にかけた

キラ「くっ!!}
一瞬反射的に眼をつぶったキラ そのわずかな隙を付かれた
瞬時にキラの背後に回り右腕を首にかけもう片方でそれを固定する
あれは・・・

松風「スリーパホールド あれを初めから狙っていたのか!?」

以前の闇トーナメントで 米軍の兵士が使っていた相手の器官を
確実に潰す 殺しのホールド それでもキラはとっさに右腕をその間に入れ
抑え 防ぐことに成功したが あの体制からでは不利だ 返せない



310 :kira =836:04/03/03 18:27 ID:???
キラ「ぐぐぐ」
凄まじい力で締め付けてくる この状況を初めから狙っていたのか
すなわちナイフを投げ 自分の拳を捨て この業を仕掛けるつもりだった
この男 やはり歴戦の兵士

ベネッツ「そうだ・・初めからこれを狙っていた」
締め付けながら言う この業からかって逃れた敵はいない
あとは時間の問題 終りだ・・勝利を確信するベネッツ

キラ「くっ やべえな この体勢からじゃ業が使えねえ」
右手で締め付けを防ぎながら思案する
打撃業を主体とするキラ それは相手との間合いがある程度
離れていてから威力を発揮するもの 例外として魂打ちがあるが
正面に捕らえていなければ打てない 今使えるのは左手のみだ どうするか

殴凱「さあ どうする あの体勢普通なら勝負は決まったようなものだ
   だが お前なら その先があるはずだぜ」



311 :kira =836:04/03/03 18:28 ID:???
この状況キラにとって圧倒的に不利 だが殴凱は言う
お前にはその先があるはずだと それを俺に見せてみろと言う

松風「・・・その先があるはずか・・ 八神」
松風も思う あいつならば 八神キラならば
見せてくれるのではないかという期待が

ベネッツ「君はよく頑張った 私相手にここまで
     粘ったのは君が初めてだよ 新記録だ」

さらに力を入れながら キラの耳元でささやく
あとわずかで 器官を潰せる 終りだハオウデイ

キラ「ちっ 目の前が暗く・・・」

ココで終わるのか・・いや こんなところでくたばるわけにはいかない
脳裏に浮かぶ 阿麻王 闘真 そして父厳矩の姿
あいつらを止めなければ・・・死んでいった奴らが浮かばれねえ!!

瞬時に意識が明確になる 精神を統一 全身に力を込める



312 :kira =836:04/03/03 18:28 ID:???
キラ「ふぅぅぅぅぅ」
丹田に眠る火の力を全身に送り込む 活性化した筋肉 関節 神経
全てを動員してやる 左腕に力を込めた この体勢から打てる唯一の業
それは魂打ちの変形 とっさの思いつきだが 試してやるぜ!!
肘から背後の敵にその力を放った 

ベネッツ「ぐぅぅぅぅ」
凄まじい衝撃がベネッツの全身を襲う なんだ この衝撃は・・全身
の内に響くようだ・・ キラを締めていた腕が緩む 今だ!!

その機を逃さず重心を落とし腕から抜け出す 振り返り様に
相手に正面から密着 

本命だ 受けてみろ ベネッツ!! 

その放たれた業は両手から同時に打ち込まれる



313 :kira =836:04/03/03 18:29 ID:???
魂打ち変形の

 南王手八神流 魂 諸手打ち!! 


ベネッツ「ぐおぁぁぁぁぁぁ」

形意拳で言うと虎形拳と呼ばれる技法に近い打ち方だ
だが威力は桁ちがい
それを腹に受け 吹き飛ぶベネッツ 転がりながら地面と平行に吹き飛んでいく
凄まじい威力 さらに追い討ちをかけるためにキラが追う

吹き飛んだベネッツ ピクリとも動かない その身体にまたがり
顔面を狙い拳を打ち込む・・・・が白目を剥いたベネッツの顔の
すぐ隣に拳をめり込ませただけだ。

キラ「ふぅ・・危なかったぜ」

止めを刺そうとしてギリギリで思いとどまるキラ。
それにしてもさっきの業はとっさに出ただけだが
凄まじい威力だったと思いかえした 息を吐く



314 :kira =836:04/03/03 18:32 ID:???
松風「八神!!」

殴凱と松風も駆け寄ってくる
この戦いは終りと見たのだ。

殴凱「頑張ったじゃねえか 小僧」

ニヤリと親指を立てる殴凱
それを見て呆れたような顔になるキラ

キラ「なんだよ・・・いつものことだろ
   それよりどうしてここに居るんだよ」

すでに警戒を解き 普段のキラに戻る
やれやれ こいつらどこまでも俺の後ついてくるのかよ
と思いながら。

松風「塾長がここに居るはずだと言われてな」
   だから 急いできたんだが・・」



315 :kira =836:04/03/03 18:35 ID:???
に合ってよかった・・と言い出しかけ考える

まてよ なんで僕がこいつの心配しなければ
ならないんだ? 八神は聖拳塾の敵のはずだが

むしろ潰れてくれれば好都合のはずなのに・・・。
悩み始める松風 その様子を見たキラ

キラ「?? 変な奴だな まあ いいや さっ帰ろうぜ」

だが三人の周りを取り囲む影達 残りの兵士達だ
指揮官がやられたんで敵討ちといったところか
無言だが ただでは返さないという圧力が感じる。

キラ「へ どうやらまだやる気 みたいだな」

構えを取るキラ あと十人はいるかと見積もる。



316 :kira =836:04/03/03 18:36 ID:???
殴凱「俺らに任せろや小僧 行き掛けの駄賃代わりに
   ちっと相手をしてやるか」

拳をポキポキ鳴らしながら言う 殴凱凄く嬉しそうだ

松風「そうだ 僕達に任せてお前は休んでいろ八神」
構えながら冷静に言う

キラ「心配してくれるのか 聖拳塾の筆頭は優しいんだな」
皮肉を込めて言い返す

松風「ふっ勘近いするなよ お前を倒すのはこの僕だ
   こいつらに倒されると僕が困るからな」

それだけのことだという松風

キラ「へっお前に心配されるほど俺はやわじゃねえよ松風
   あと十人ぐらいはどうって事ない」

三人は身構える 兵士達が襲いかかろうとしたその瞬間



317 :kira =836:04/03/03 18:39 ID:???
ベネッツ「待て!!」

基地に響く声 その方角を見る三人 ベネッツがよろめきながら
こちらに歩いくる キラを睨みつけながら言う

ベネッツ「なぜ 止めを刺さなかった
     あの状況ならできたはずだ」

とキラに問いかける 理解できない表情

キラ「・・・・」
無言のキラ 何も答えない
それをみてベネッツは言葉を続ける

ベネッツ「生死を掛けて闘った ならば止めを刺すのが普通
     ハオウデイは己の業を見たものを生かして返さぬと聞いたが?」

それが疑問だったベネッツ どうしても聞きたかったのだ。

 

318 :kira =836:04/03/03 18:41 ID:???
キラはしばらく考えたようなふり そして意味ありげに
ニヤリと口元を曲げながら

キラ「さあね・・俺はあんたらとただ喧嘩がしたかったたけだ
   命を取るのは また別の機会にしてやるよ」

あっけらかんと 答えた それを聞いたベネッツあっけにとられる
他の兵士達も同様に呆れている あれだけの死闘を喧嘩とは・・

ベネッツ「ふ・・ははははは 面白い あれを喧嘩というのか君は
     いや まいったな 」

突然笑い出すベネッツ 心底おかしそうだ そして

ベネッツ「では 私がまた生きている限り君の命を狙い続けても
     止めは刺さないというのかね?」
真剣な表情で聞く だが

キラ「そうしたいなら 別に構わないぜ その度にあんたをぶっ潰していくだけだ」

と真正面からベネッツの眼を見据えて言い放つキラだった
その言葉に嘘はない しばらく見詰め合う両者 そして
 

319 :kira =836:04/03/03 18:47 ID:???

ベネッツ「君は甘い・・甘いなヤガミキラ その考えはいつか
     命取りになるぞ だが 私の負けだな」

と微笑する どこか懐かしいモノを見るような顔

キラは不敵な笑いを浮かべ一言

キラ「それが俺の闘い方だ・・
   悪いかよ」

ベネッツ「そうか・・・」

眼をつぶり自分自身に納得させるように
そしてこの少年の生戦い方を認めるように


そして兵士達に命を下す
道を空けさせ
キラ達を見送った 

320 :kira =836:04/03/03 18:48 ID:???
キラ達 三人の後ろ姿が夜の闇に消えていく

その姿を見送りながらベネッツは思い出す
昔の自分もあんな時期があったな いつ変わったのかは忘れたが
あの少年 ヤガミキラは果たしてどこまでその信念を貫けるのか
現実は残酷だ 奇麗事だけで生きてはいけない。

彼もそれを知るときがいつかくるだろう だが それまでは・・・
ふっ と自嘲気味に笑う 自分らしくないな そして 撤収の命を出す
負傷者を運び出し手当てをする兵士達 テキパキと動いていく
今夜の事は自分達以外知ることは無いだろう いつものことだが。
遠くの明かりを見つめ 独り言のようにつぶやく

ベネッツ「さて・・あの方にどう報告するか」


夜の闇が静けさを取り戻す さっきまで吹いていた南風はもうない


今日はここまで

基地の闘いが終わりました。
今回はすこし長かったかも

次回 巨大な闇が動き始めます
キラ達も巻き込まれていく陰謀?
では

321 :愛蔵版名無しさん:04/03/03 20:47 ID:???
>>kira =836
読み応えあり、いやあり過ぎか!
これだけかける貴方は一体?

322 :809:04/03/03 21:20 ID:???
kira =836さん
すごい量の投稿を今読み終わりました。kira =836さんの素晴らしい知識量と経験を共に実感して驚いています。何回も読み返すだけの内容を持った文ですね。
そして読み返して頭の中で空想を楽しめるだけの情報が閉じ込められていることが判って感激しました。本当にありがとうございます。

>>321さん
kira =836さんが碧星タケル氏ではないでしょう。kira =836さんご本人が否定しておられますからね。でも碧星氏も唸るくらいの知識と経験をお持ちのかたで
あることだけは間違いないような気が今夜の文を読んでしました。

323 :愛蔵版名無しさん:04/03/03 21:49 ID:???
>>ここの皆さん
やっとホッとできる時期になりました
そこで早速kira =836さんの小説について語らせて頂きます

長文お見事この一言です
論文書くだけで息も絶え絶えの俺としましては
長文は構想するだけで頭が痛くなってきて書くなんてとんでもないのですが
リズムに乗っていい気分で読ませるだけの面白さがある感じがします
なによりイラつかせないところが大したものです

なんというか早い話がコミックス読んでいた時みたいな面白さを感じて嬉しかったということです
ああ何か読みずらくなってすみません

324 :愛蔵版名無しさん:04/03/03 23:20 ID:???
>>836
時々読んでますが、あなたの誠実を貫こうとする態度に一番感銘を受けます
これからも続けて下さい

325 :愛蔵版名無しさん:04/03/04 00:10 ID:???
kira =836さん
今夜のは長かった、でもイッキに読めました
キラに絶体絶命状態からの反撃を決めさせてくれてありがとう。
ト書も元の作品の印象を生かしてくれているので安心して楽しめました。

勝手なお願いですがもし出来るなら
キラの日常生活についてお話を作ってくれると嬉しいです。

326 :愛蔵版名無しさん:04/03/04 00:28 ID:???
>>325
それは実にイイです、そー言うの好きです。
>>kira =836さん
キラと栞姉妹弟の家庭生活をキボーします
それとキラの学園生活もお願いします

327 :愛蔵版名無しさん:04/03/04 01:27 ID:???
このスレを三好雄己さんに見て欲しい気がする

328 :愛蔵版名無しさん:04/03/04 01:36 ID:???
>>kira =836さん
今夜は長かったけれど格別に充実していたと思います。
武道歴15年だけあって技の名前や専門知識に感心させられっぱなしでした。

329 :愛蔵版名無しさん:04/03/04 18:07 ID:???
キャプテン アーネスト・ベネッツ怖過ぎ。
でもそれだけよく描けているね。

330 :愛蔵版名無しさん:04/03/04 18:29 ID:???
『あの方』という言い方が気になりますよね

331 :愛蔵版名無しさん:04/03/04 18:46 ID:???
kira =836さま
改めてあなたの全部を読み返して格闘漫画系のノベライズを読むような気持ちを感じました
この上手さは経験の豊富さをうらずけるものなのでしょうか?
あなたが碧星たける氏ではないのは理解しますが、この生真面目さは不思議な印象を感じます
とりとめの無いことを書き過ぎてしまってお許し下さい
悪い意味ではないのです、2ちゃんではとても奇特な方だなと感心したからなのです
これからも面白いお話をよろしくお願いたします

332 :愛蔵版名無しさん:04/03/04 19:32 ID:???
>>330
『あの方』とは八神厳矩氏でしょう。でも本当は未だ出して欲しくはないですが。

333 :kira =836:04/03/04 21:15 ID:???
米国 某所 基地建物内部

その男は報告書を読み終わる。
内容は自分の部下であるベネッツ大尉から送られてきたものだ

報告書の内容にハオウデイについて書かれてある
ハオウデイの一族についての現在 分かること全ての情報
そして その一人ヤガミキラ についての戦闘分析報告

男「ベネッツは敗れたか・・」

ひとり男はつぶやき 窓の外をガラス越しに見る
雨がザァザァと激しく降っている そして暗い
男は雨が嫌いだった 昔を思い出すのだ。

そう・・・それが自分の戦いの人生の原点となった時

男は胸を軍服の上から無意識に撫でた 雨が降ると胸の古傷がうずく
そういえばあの日もこんな雨だったか・・・と表情が険しくなる男


334 :kira =836:04/03/04 21:18 ID:???
男「 あの一族も生きのびてくれたようだな・・・」
口元を歪め嬉しそうにつぶやく男 本心から思っている

復讐の時・・だが肝心の相手 あの一族が生きていなければ意味が無い
そして 彼らは生きていた 今回確認できた ハオウデイの一族
そしてその一人 ヤガミ キラ 

この日のために自分は生き延び そして戦ってきたのだからな と感慨深げに
想いを馳せる 長かったと 三十年の時を振り返る。

だが・・まだその時ではない あと少しの間をおき あの作戦が始まる 
その時までは情報収集に徹するべきだろう 勝算は可能な限り大きいほうが良い。
相手の手の内を全て読み戦いに挑む それが兵法というものだと内心つぶやきながら
その時 部屋のドアがコンコンとノックされた 正確に二度

 

335 :kira =836:04/03/04 21:19 ID:???
男「入りたまえ・・」
静かだが 威圧感と威厳を漂わせる声で言う
そしてドアから入ってきた男を見る それは久しい顔だった

男「珍しい お前から 私の元へ赴いてくるとは
  何か有益な情報でも手に入れたのか?」

淡々と話す男 それに対し訪れた その人物は

闘真「お久しぶりです ネイル准将」
   

目の前の男が微笑する それは眼にしたものを凍りつかせるような
冷たい氷を連想させる顔 聖拳塾を単身で襲撃したあの男
南王手覇神流 覇神 闘真 がスーツ姿で男の前に立っている。

雨の音が大きくなった。




336 :kira =836:04/03/04 21:21 ID:???

日本 東京 聖拳塾本部

キラ「いててて・・もう少し丁寧にしろよ 瑠伊」

少年の元気な声が道場内に響き渡る
床に座りこんだキラとそれに治療を施している制服姿の少女
九重瑠伊だ キラの体には昨夜の死闘で無数の切り傷ができていた

瑠伊「これでも 優しくやっています!! 大人しくしていてください」

傷口に消毒液をつけ絆創膏を貼りながら 瑠伊がいう
その口調はなぜか怒っているようにも感じるのは気のせいだろうか?

キラ「こんな傷 舐めておけば治るって・・・いてぇ染みる」

昨夜闘っていた時には気付かなかったが 朝見てみると
細かい傷がたくさんあった いつものことなので気にしなかったキラだったが
比嘉の代わりに診察にきた九重瑠伊にばったり会い その傷をみられた
そして手当てを受けている・・無理やりに。



337 :kira =836:04/03/04 21:22 ID:???
瑠伊「いけません!!小さな傷口を放って置くと化膿したり破傷風になったり
   します!!もしものことがあったらどうするんですか!?」

がっちりとキラを捕らえて逃がさない瑠伊 本気になると関節技で押さえこまれそうだ
キラは観念する・・でも傷口に消毒薬が染みるのでいやだ。

キラ「そんなやわな鍛え方してねーよ 離せ 瑠伊 」

歯医者と注射は大嫌いなキラ 今まで世話になったことがない
泣く子も黙る南王手八神流にも弱点はあるのだ。
キラの脳裏に沖縄にいた怪しい医者の爺さんが浮かぶ
あのジジイ相手にもろくな思い出が無い。

瑠伊「逃がしませんよ八神さん 九重柔術の名にかけて
   貴方を治療しますからね?」

にっこり笑いながらいう瑠伊 その笑顔が妙に怖い 怖すぎる
本能的にあたふたと 逃げようとするキラ その動きを抑えようとする瑠伊
二人が死闘?を繰り広げている時

 

338 :kira =836:04/03/04 21:25 ID:???
松風「八神 お前に電話だ 栞さんからだぞ」
道場内に顔を出した松風により一時中断される。

キラ「栞から?」
その言葉を聴き なぜかやな予感がするキラ
なんだ この悪寒は・・・南風が吹いているみたいだぜ
真剣な顔になり思わず考える聞キラ。

事務所まで来たキラ 受話器をとり耳に当てる

もしもしと言いかけたその時

栞(電話)「こらぁぁぁぁぁぁぁ!! この不良 いつまで無断外泊しているつもりだ
  たまには連絡しろぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

339 :愛蔵版名無しさん:04/03/04 21:26 ID:???
わぁっ

340 :kira =836:04/03/04 21:30 ID:???
凄まじい声がキラの脳天を貫く 思わず受話器を取り落としそうになるキラ
だが何とか耐えた・・耳がジンジンする 今のはきいたぜ・・大音量攻撃か

キラ「し 栞!? な なんで俺の居場所がわかるんだよ
   しかも受話器取った瞬間までも?」

思わず声が上ずるキラ ちょっと情けない。
時々栞のことをエスパーじゃないかと思うときがある
そういえば闇トーナメントの場所も突き止めたっけな・・・

栞(電話)「いいから一回帰って来なさいキラ お姉ちゃんも心配しているんだからね
   私達に顔を見せなさい わかった!?」

有無を言わせぬ命令口調だ なぜか逆らえない
言いたいことを一方的に言ってる 栞らしいといえば栞らしいが。
だが そうはいかねえぜ栞 と気を取り直すキラ

 

341 :kira =836:04/03/04 21:33 ID:???
ラ「まっまて 俺は今修行中だ 顔をみせるのはまた今度 な」
何とか抵抗するキラ だがその抵抗も空しかった

栞(電話)「修行もいいけどね あんた 学校はどうするの
  もう二ヶ月は行っていないでしょ いい加減 出席日数取らないと
  進級できなくなるわよ それでもいいの!?」

確かにそうだ・・・テストはどうにかなるとしても出席はどうもならない
もしかして結構やばいかも・・・すっかり忘れていた
キラの背中を冷や汗が流れる。

キラ「ち・・わかったよ 一旦帰る 栞の飯食いに
   学校には・・・一応顔出す」

ぼそぼそというキラ 仕方ないといった様子。

栞(電話「うん じゃあ待っているからね
  松風さんや殴凱さんにもお世話になった
  お礼言っておくのよ わかった?」



342 :kira =836:04/03/04 21:33 ID:???
そう言ってから電話を切る 栞
キラは呆然と電話の受話器を眺める 顔が青ざめている
道場内に戻ってきたキラ ふらふらと歩く 荷物を取って
そのまま

キラ「松風・・俺は一旦帰る あとは頼んだ・・」
そういってまたふらふらと出て行った
危なっかしい足つきだ。

松風「あっ ああ 別にいいが 何か会ったら連絡しろよ」

その表情に気押された松風 なんだ 八神の顔があのゾンビのように
生気がない いったい何が起こったんだ・・・とそのまま見送る。

その姿をみてクスクスと笑う瑠伊 羨ましそうに

瑠伊「八神さんは 栞さんに逆らえないんですね」
と言うのだった。

今日はここまで

段々長くなっていますね
書いた量があるのでテンポよく進めると
どうしても長くなります ごめんなさい。

皆さんのご意見の中にキラの学園編が見たいとありました
そういえばキラは学生の身ですから一応勉学しなければ
ならないはずですよね・・というわけで学園の生活も
いれてしまいます・・ また話が脱線しそうですがw

343 :齧り付いていた339:04/03/04 21:36 ID:???
読者の要求を直ちに作品に反映させられるキャパには脱帽。敬礼。

344 :809:04/03/04 22:06 ID:???
kira =836さん
>>343の339さんではないですが急遽お話を変更して書いて下さったみたいですね。今夜は何よりホンワカムードで心が温まります。気持ちの良い一編でした。
何の御礼も出来ませんが、いつもいつも本当にありがとうございます。

345 :愛蔵版名無しさん:04/03/04 22:32 ID:???
>>336
>>337

気が付いたことがある
キラと栞は未だやっていない
だが
キラと瑠伊はもうやっている
と思う

以前キラの瑠伊に対する呼び方は「瑠伊さん」だったが
今では「瑠伊」と呼び捨てになっている

男と女は心理的距離が急に近ずいたのは‘やった’ことの表れだからだ

ちなみに栞は未だバージンだと思う

346 :愛蔵版名無しさん:04/03/04 23:15 ID:???
>>345
いい所に気が付いたな、俺の経験でも全くそのとおりです。
二人は既にできていますに1票いれます。

>>kira =836さん
今夜も面白かったです。kira =836さんはどんなスト-リーでも
書けるんですね、大したもんだなー、頭いいのが滲み出てる、
今実感しているのはそのことです。

毎日愉しませてもらっています、お礼を言わせて下さい。
ありがとうございます。

347 :愛蔵版名無しさん:04/03/04 23:25 ID:???
栞とやりたい男が沢山このスレにはいそうだ

348 :愛蔵版名無しさん:04/03/04 23:30 ID:???
くれぐれもsage進行でお願いします。

349 :愛蔵版名無しさん:04/03/04 23:44 ID:???
瑠伊のような美少女に包帯巻いて手当てして貰えるなら
俺は毎日怪我を作っただろうと自信を持って言えます。

350 :愛蔵版名無しさん:04/03/05 00:06 ID:???
kira =836さん
先の読めない米軍係と戦士の休日との2本立てを楽しみました。
ここの常連さんたちと同じく秘拳伝キラのファンで打ち切りが悔しくて
誰かに読ませる当てもないのに止むに止まれず自分で話の続きを作ってみたと
いうようなことを書いていらっしゃいましたが
kira =836さんのは単なるファンの域を超えた思い入れが感動的です。

このスレを見つけて本当によかったです。

351 :愛蔵版名無しさん:04/03/05 00:21 ID:???
煽りではないが
もっと個々のキャラクターについて感想を書いたり好き嫌いを書いたりしたい気がするのは俺だけか?!

352 :愛蔵版名無しさん:04/03/05 00:37 ID:???
>>351
2ちゃんなんだから遠慮しないで書けばいいんだよ、

そこで一レス
俺はキラが好きだ

353 :愛蔵版名無しさん:04/03/05 00:53 ID:???
>>352
キラには一度全裸になって見せて欲しかったよ

354 :愛蔵版名無しさん:04/03/05 01:09 ID:???
>>kira =836さん
スリルとラブコメの両立を考えてくれて嬉しいです。
両方のバランス取りはものすごく難しいんですが期待しています。
貴方の教養がそれを見事にやってのけてくれると思っています。

>>353
うん、裸ならプロポーションが一目瞭然だからね。
三好雄己氏はデビデビで主人公の見事な裸体を描いてくれていたから
秘拳伝キラでも描けたはずなんだ。
それを思うと又残念な気分になるね。

355 :愛蔵版名無しさん:04/03/05 01:23 ID:???
>>353
キラの生まれ持った才能の輝きというか遺伝子の素晴らしさを実感させてくれるような裸体、
頭のてっぺんから足のつま先まで一糸纏わぬ姿で一度は観たかったと俺も思います。

某作品のように「何時でも露出狂的」には見たくはないですけどね。

おやすみなさい。

356 :愛蔵版名無しさん:04/03/05 02:15 ID:???
>>345
>以前キラの瑠伊に対する呼び方は「瑠伊さん」だったが
>今では「瑠伊」と呼び捨てになっている

なるほど
確かにキラと瑠伊の間にあった心理的距離がここでは短くなっているのを感じる
kira =836氏がそれを踏まえて物語を展開させてくれることを切望するものである

栞はバージンには同感である
阿麻王も実は未だ童貞ではないかと感じることがある

357 :愛蔵版名無しさん:04/03/05 02:40 ID:???
阿麻王はモーホーではなかろうか?。

358 :愛蔵版名無しさん:04/03/05 20:50 ID:???
>>357
定期的に出てくる話題だが、それは言ないお約束の筈w.

359 :愛蔵版名無しさん:04/03/05 20:57 ID:???
sage

360 :愛蔵版名無しさん:04/03/05 21:44 ID:???
>>345
>>今では「瑠伊」と呼び捨てになっている
「コミックス」と「このスレの創作小説」との比較だったのか!。

一所懸命探しちゃってた 恥ずかしい。

kira =836氏という作者はその辺りを押さえて創作してくれている人なのですか?。

361 :愛蔵版名無しさん:04/03/05 21:55 ID:???
かつては瑠伊は
阿麻王兄貴に第4巻終わりでヤラレテいたという
妄想珍説を展開したサイトがあったのを思い出したwww

362 :kira =836:04/03/05 22:18 ID:???
栞の家


「修学旅行!?」
朝の朝食時 キラの叫びが栞の家に響き渡る 五月蝿いぐらいに
昨日 栞の家に帰ってきたキラ さんざん栞の小言を聞かされ
閉口し観念 そして心配したんだよ の一言でほっとする

学校のノートを見せてもらい 最近の学校の様子について教わった
そして今 栞から聞かされたものは。
栞「そうよ もう十月だし はい これ見といてね」

そんなキラを平然と見ながら 修学旅行案内のパンフレットを渡す栞

呆然とするキラ 事態が飲み込めていないのか
そのまま突っ立ったままだ ぼーぜんとしている

実「キラ兄・・生きているかー!?」

キラの顔の前で手のひらを左右に動かす少年
栞の弟 実だ キラの元気な弟分 口が悪い小学生。

 

363 :kira =836:04/03/05 22:18 ID:???
キラ「・・そうだった すっかり忘れていた」
そう この時期は修学旅行 全国の高校生は
あちこちに出かけるのだった 二ヶ月も空けていたからな・・

栞「今年は京都だってさ もちろん キラも行くんでしょ?」

確認するように聞く栞 なぜか威圧感漂う口調 なぜ?
どうしようか 沖縄じゃない分 ましだが とキラが思っていると

姉「いいじゃない キラ君 一緒に行って来なよ
  栞 キラ君と行くの楽しみにしていたんだからさ」

パジャマ姿の栞の姉がぼーとした顔で居間に顔を出してきた
いつものことだがだらしない格好だ。

栞「お お姉ちゃん 別に私はそんなこと・・・」

慌てる栞 ずばり核心を突かれてあわてふためく
その姿をみてニヤニヤしながら眺める実




364 :kira =836:04/03/05 22:20 ID:???
キラ「・・・へ」
その光景を見て思わず笑みがこぼれるキラ
そうだ こんな生活もあったか
最近 修行と戦いばかりでこんな日常を忘れていたな・・とつぶやく。

栞「もう・・ と とにかく今日中に決めておいてよキラ
  私 先に学校に行くからねっ!!」

そういって慌てて出て行く栞 その後ろ姿を眺める栞姉と実
そしてぼーとしているキラが残された。

実「あれっ!?キラ兄は学校へいかないのか?」
その言葉で我に帰るキラ そうだ 俺もか。

キラ「ああ・・そろそろ行くかな」

そして栞の後を追う 今日は天気がよく青空が広がっている
空気も澄んでいて気持ちがいい朝だ 身体に活力が沸くよう。
そう思いながら 青空の下 学校へ急ぐキラ その姿はどう見ても普通の高校生だった。



365 :kira =836:04/03/05 22:21 ID:???
ホームルームそして授業開始の合図 
机の上で 片肘を突きながらあくびをして過ごすキラ
授業はやはり面白くない いつも寝ていたしな・・
と窓の外を眺めるキラ 校庭には誰もいない・・・

いや 誰かが歩いている 三人・・あいつらは確か
キラには見覚えがあった 不良三人組 以前キラに絡んできた連中だ
その後ボクシングのラルフと戦う場面をみられ
他校の不良と闘っていたあいつらを助けたこともあった。
窓際でぼんやりと考えながら眺めていると。

栞「こらっ 何ぼーとしているのキラ もう昼飯だぞ!!」

いきなり頭をはたかれる 痛い・・・視線を向けると
仁王立ちの栞がそこにいた 手に弁当を掲げている



366 :愛蔵版名無しさん:04/03/05 22:23 ID:???
今夜も実にいいムードだぁ

367 :kira =836:04/03/05 22:23 ID:???
キラ「てーな栞 何だもう昼飯だったのか」
あくびをして答える いつの間にか四時限目が終わっていた。
昼飯の時間 栞 俺の弁当を持ってきてくれたのか・・・。

栞「そっ 今日はどこで食べるの やっぱり中庭それとも屋上?」

いつも中庭で食べているキラ 日当たりがいいからだ
木の下で昼寝もする場所でもある あそこにするか

キラ「中庭にする・・・さてと」
大きく背伸びをしながら立つキラ
栞から弁当を受け取りのんびりと歩きだす。
栞は友達と食べるらしい。

中庭に着き弁当を空ける日当たりがよくぽかぽかしている

御飯に漬物 おかずは・・・ハンバーグか
うまそうだ。

家庭の家事はいつも栞が担当している
もちろん飯も全てだ だから発言力があり
一番強いのだ 
キラも逆らえない理由その一。

 

368 :kira =836:04/03/05 22:24 ID:???
キラが箸に手を付け 食べていると 急に暗くなった

キラ「なんだあ!?」
箸を止め 顔を上げるキラ そこには・・

水島「ちょっといいか 八神?」

そこにはあの三人組のリーダー格
水島が立っていた。



今日はここまで

日常生活です・・・書くのが難しいですな
キラの学園日常はいつも寝ているしw


瑠伊との間に何があったのか・・それは皆さんの想像にお任せします
書けといえば十八禁になりそうだし 本編からも外れますしねw
親しく名を呼び捨てにするのはキラの性格から判断しました。

さて 不良リーダー水島がキラになんの用でしょうか?
では


369 :809:04/03/05 22:44 ID:???
kira =836さん
予定になかった想定を組み入れるのは大変なのに工夫して学園生活編を作って下さったのではないでしょうか。きっとそうだと思います。kira =836さんの親切さと誠実さに今夜も強く‘ありがとうございます’です。
水島3人組はコミックスでは未来のメイン脇キャラと期待させながら、結局後半出て来なくなるのは残念だったのでkira =836さんが創作してくださるのは実に楽しみです。もう一度ありがとうございます。

370 :愛蔵版名無しさん:04/03/06 00:27 ID:???
>>kira =836さん
楽しいエピソードを書いてくれて、とても嬉しい気持ちです。
サッカーよりここで読ませて貰うことのほうがずっと楽しいですね。
キラと瑠伊の関係は勝手な空想はせず今だ何も無いのだということにしておきたい、
このようなご方針だということで納得します。

紳士的なツッパリこと水島をどのように動かして貰えるか
楽しみに待っています。

371 :愛蔵版名無しさん:04/03/06 02:20 ID:???
>>kira =836さん、今夜もありがとう
>>370さん、俺もサッカー面白くなかったわ

今コミックスの画を代わる代わる見比べながら読み終わりました、と言うか又読み返して楽しんでます。
三好雄己とあなたの原作で読んでみたかったなという気がしてきます。

サッカー面白くないけれどサッカーユニフォームはキラが羽織る胴衣というかコスプレの動きに似た
はためき方するをするので萌えですね。特にパンツのはためき方は凄く似ている気がします。
関係ない一言でスミマセン

372 :愛蔵版名無しさん:04/03/06 02:39 ID:???
皆さんへ
だ〜れも書き込まないので書き込みますが
kira =836さんは栞とキラを修学旅行させてくれるんですよ。
凄いじゃないですか!!。
そこで何が起きるか空想したら眠れなくなりました、、、

とここまできてもう一度スレを見直すと
18琴はご法度とも取れるお言葉が。
ガックリ。

不良3人組とのからみを期待しています。

373 :愛蔵版名無しさん:04/03/06 03:08 ID:???
>>kira =836さん
栞ファミリー全員を出演させてくれて何だかとても懐かしい気持ちになりました。
文章を考えるのには大きな精神エネルギーが必要なのに毎日ありがとうございます。
お昼の弁当の献立まで考えてくれるなんてきめ細やかなkira =836さんの感性が
見えるような気がしました。

374 :愛蔵版名無しさん:04/03/06 04:26 ID:???
>>371
サカユニがキジムナのコスプレ衣装の雰囲気に似ているのは同感。
何となくどこかで見たようなデジャブがあるので気になっていたが、
指摘で気が付いた。両方とも極めてセクシーなところがいいんだろうな。

>>368までのkira =836さんへ
貴方の律儀な人柄に感心しっぱなしです。
毎日続けるということ自体が大変なことです。
この先が大変になってくると思いますが
どうか面白い話を続けてくれますように
願っています。

375 :愛蔵版名無しさん:04/03/06 10:21 ID:???
こんなにファンがいたなんて今更ながら驚きだ、
これなら打ち切りしないで続けていた方が小学館にとっても利益になったろうな。

376 :愛蔵版名無しさん:04/03/06 22:47 ID:???
>>370
水島らチンピラ3人組みが出てきた時に
リアル読者だった俺は
てっきり栞をいじめてキラに殺される汚れ役だと思ってました

377 :kira =836:04/03/06 22:48 ID:???
水島に連れられて体育館裏にやってきたキラ
何の用件かまったく検討がつかない顔

昼飯の途中だったので手短に終わらせて
早くハンバーグを食べたいと思っている。

キラ「で 何の用だ まさか俺と闘いたいってわけじゃないよな?」

ニヤリと笑い凄むキラ 誰がそんな無謀なことするかといった表情になり
すこしだけ びびリ慌てる水島 だが すぐに気を取り直して

水島「た 頼みがある八神」
闘うわけではないらしい
少し残念だが まあいい。
 

378 :kira =836:04/03/06 22:50 ID:???
水島「その・・なんだ 俺を鍛えてくれ 頼む!!」

言うなりいきなり土下座して頭を下げる水島
その様子はかなり真剣だ 一応理由を聞いてみる。

キラ「あー? なんだよ わけ わからねーぞ」
いきなりの展開ですこし 驚く これはまた
急に鍛えてくれといってもなー 困るぜ。

水島「わかっている お前と俺とじゃ住む世界が違うことぐらい
   だけど 俺はどうしても今すぐ強くならなければならないんだよ
   頼む 八神!!」

頭を地面になすりつけ必死で懇願する水島
どうやらかなり本気のようすだ。

キラ「そういえば・・いつも一緒にいたあの二人がいないな」

昼間 窓越しにみたときは三人いた 以前もよく水島とつるんでいた
あの二人の姿がみあたらないことに キラは気付く。
そして それが意味する事にもだ。



379 :kira =836:04/03/06 22:52 ID:???
水島「じつは・・・・」

語りだす水島 最近他校との抗争がまた激しくなり
この赤坂高校にちょっかいを出す連中が多くなった
水島達はさっきもその手の連中と揉めていたらしい。
その連中は五人ぐらいで大したことは無かったのだが。

水島「あいつら・・卑怯な手を使ってきやがった」

その帰り際に連れの二人を待ち伏せしていた十人ほどの連中が居た。
水島は公園のトイレに行っていた最中らしい
強引に連れ去り 水島に後で一人でこいと場所を指定。
指定時間は 今日の夕方五時半らしいあと それまで四時間弱。

キラ「なるほどねー それで俺に鍛えてくれか・・」

仲間想いな奴だな・・と内心で感心するキラ
自分に手助けしてくれと頼むのではない
鍛えてくれか・・・気に入ったぜ おまえ
それで心は決まった。



380 :愛蔵版名無しさん:04/03/06 22:55 ID:???
kira =836さん
難しい話題に合えて挑戦してくれたあなたに大感謝です。

381 :kira =836:04/03/06 22:56 ID:???
水島「自分のことは自分でけりを付ける
   お前にそれ以上迷惑はかけない だから」

キラはそれを聞き 歩き出す 頭を下げる水島の
隣まで歩き 止まる そして一言

キラ「引き受けてもいいぜ・・ただ 俺の特訓は半端じゃなく
   厳しいからな 死ぬ気やれよ」

と その言葉に顔を上げた 水島に答えた。



今日はここまで

紳士的な不良 水島君は鬼教官キラの特訓に耐えられるか?
でも四時間しかありませんが・・・。
そして またバトルへ突入だw

キラの平穏な学園生活? はまだ続く では


382 :380:04/03/06 22:59 ID:???
学園物の王道的展開ですね、こういうのが凄く凄く好きです。

383 :809:04/03/07 00:05 ID:???
kira =836さん
武道歴が長いと伺ったので碧星さんと同じように格闘場面の展開にだけ関心がある方なのだと勝手に考えていたのですが、全然違いました。
意外な展開で驚いています、楽しい気持ちで驚いています。期待しています。どうもありがとうございます。

384 :愛蔵版名無しさん:04/03/07 01:41 ID:???
>>381
水島を八神キラが鍛える、驚愕です、面白いから。
kira =836さんが精神的にとても若い(御幾つかは実際には判りませんが)のを感じます。
どんな展開になるのかwakuwaku。

385 :愛蔵版名無しさん:04/03/07 02:21 ID:???
kira =836さんへ
実に楽しいね
でも水島に南王手を教えてしまうと不味いことになりそうですね
実際に南王手を教えなくても八神さんの身内から疑われたら
怖いことですよね。
でもホント楽しいです、貴方のおかげで。
貴方の書きたいように書いてください。

386 :愛蔵版名無しさん:04/03/07 05:33 ID:???
何となく、おはようございます。
KIRA=836氏のネット上小説版・秘拳伝キラは少し見ない間に随分と本格的な展開をしてるんでビックリです。
しかも水島ちゃんの復讐戦に八神君が一肌脱いで協力するとは魅力的な展開だ。
典型的少年漫画でベタベタな展開だけれど、魅力を感じさせるパターンはいつの時代どこの世界も同じなんだと思うし
あとは、どれだけ台詞回しや細部のバックグランドを陳腐にさせないで進められるかにかかってくるものです。
応援してますんで頑張ってください。

387 :愛蔵版名無しさん:04/03/07 10:20 ID:???
>>375
>>>こんなにファンがいたなんて<

だがアニメ化されるのは修羅の刻だった

388 :kira =836:04/03/07 22:11 ID:???
学校を抜け出し公園へとやってきた二人
昼飯は我慢することにしたキラ あとで食べようと思ったりする。

幸い人気はないようだ 目立たない場所へ移動してそこで立ち止まる
そして・・

キラ「さてと・・それじゃあ始めるか」
途端に凄まじい闘気が膨れ上がる
水島はびびりまくる こいつ怖えーよー と
逃げ出したくなるのを必死で押さえ慌てて言う

水島「まっまってくれ 俺はお前と闘いたいんじゃない
   鍛えて欲しいだけだぞ八神」

こんな奴と戦うほど俺は無謀じゃない
てっきり技を教えてもらうとか腕立て伏せやるとか
そんな特訓だと思ったのによー。
命は惜しい・・正直言って それを聞いたキラ

キラ「ほんとにやる気あるのか お前
   これから四時間何するつもりだったんだよ
   俺は遊びで付き合うんじゃないんだぜ」

まさに水島を殺さんばかりの迫力で睨みつける
それを聞いた水島も はっとする

 

   

389 :kira =836:04/03/07 22:11 ID:???
そうだ そんな短期間で強くなる方法などあるわけがない
俺は何を言っているんだ つまりこれから行なう特訓は・・・

水島「まさか・・・」
やーな予感がする水島 一対一で行なう最もいい特訓
それは 真剣勝負の感覚を身体に叩き込むことかよー
内心泣きたくなってきた だけど俺から言い出したこと
逃げ出すわけにはいかねえよな・・・。

水島「う・・わ わかった」
観念して構える水島 スタイルはボクシングスタイル
昔は空手をやっていたが喧嘩を繰り返すうちにこの構えを身につけた
顔面を叩くには自然とこのスタイルになる。

キラ「よーし じゃあいくぜ・・・」
ナイファンチの構えをとるキラ
これから四時間の組手 こいつがどこまでついていけるか
お前の根性見せてもらおうか・・

一気に地面を蹴り間合いを詰めた。



390 :kira =836:04/03/07 22:12 ID:???
一方 赤坂高校

栞「あれっ キラがいない」

そろそろ昼飯を食べ終えた頃だと思って中庭に来た栞
だがそこには誰の姿もなかった。

栞「あいつ・・どこにいったのかな」
いつもならだらしなく昼寝しているんだけどな
辺りを見回すがキラの姿は見当たらない。

栞「もー まったく突然姿消しちゃうんだから」
沖縄の時もこっちに来てからも そしてあの遊園地の時も
いつも私の前から姿消しちゃうんだから キラめ・・・。

そう思いながら ふと あることに気づく
たしか・・・遊園地の時・・あいつ闘っていた。
やな予感がする キラが強いことはわかったけど
それでもやっぱり不安だ また誰かと戦っているんじゃ・・。

栞の友人「ねー栞そろそろ昼休み終わっちゃうよ
     早く教室にもどろーよ」
 




391 :kira =836:04/03/07 22:13 ID:???

栞の友人がやってきて背中越しに話しかけてくる
しかし・・・気になる 悪いけど

栞「ごめん 先に教室戻っていて
  私ちょっと用事できちゃった」

そういいつつ急いで学校の門へ走っていく栞だった。

今日はここまで
さあ 始まった真剣組手

よく考えれば四時間程度の短期間で強くなる方法などない
つまり実践体験が一番効率いい方法だったりするのです
果たして水島君は生きて帰れるか?

・・話がどんどん本編から脱線しますねw
早く戻らんと。
では

392 :愛蔵版名無しさん:04/03/07 22:47 ID:???
>>391
  {・・話がどんどん本編から脱線しますねw}
いえいえ、そんな、とんでもない、エピソードというか逸話に魅力があると
物語全体も魅力的になるものなのだと思います。
その意味であなたの物語創りは上手いと思います。

393 :809:04/03/07 23:29 ID:???
kira =836さん
思わせぶりなスト-リー展開をイッキ読みしました。まさかいきなり真剣勝負で水島をキラに当たらせるとは!。正直驚いています。
でも4時間程度で強くなる方法は実践体験しかないという後書きを見て、kira =836さん自信には何か経験があるのかも知れませんね。
トレイニングするキラの姿から「適度に厳格で、しかし思いやりを隠し持った」キラの年齢不相応な人間的大きさが実感できるようなカッコウイイ表現を期待しています。
今夜もありがとうございます。

394 :愛蔵版名無しさん:04/03/08 00:48 ID:???
kira =836さん
スパーするところから始まると思っていたから
焦らしてくれるところが心憎い演出だと思ったです
コミックスでもいい所に差し掛かりだすと
ページが長くなってくるもんですからね



395 :愛蔵版名無しさん:04/03/08 09:03 ID:???
kira =836さん
急ぐからとりあえず

面白かったから
頑張ってください

396 :愛蔵版名無しさん:04/03/08 18:10 ID:???
三好雄己の画があったらと儚い希望を言ってみる

397 :kira =836:04/03/08 22:16 ID:???
公園へやって来た栞 別に確証はないのだが
ただなんとなくこの付近まで来てしまっただけだ

栞「・・なんだか向こうの方が気になる」
勘がするどい栞 過去にキラの場所を自分だけで
突き止めた才能はここでも発揮されようとしている。

栞「・・・あ」
思わず声を上げそうになるが慌てて口を押さえる
森の中 人気のいない場所で向かい合う二人を見つける
一人はキラ・・もう一人は・・・

栞「あ・・あいつこの前キラに絡んでいた不良・・」
見覚がある あのロン毛ヤロウ また性懲りもなくキラにちょっかい
だしているなー 思わず怒りで飛び出しそうになるが・・・様子が
おかしい 

 




398 :kira =836:04/03/08 22:17 ID:???
水島「ぐ・・うう」
倒れているのは水島 そして 怖い顔をしたキラ
あんなキラ初めて見た・・・そのまま木に隠れて様子をみる栞。

キラ「どーした もう 終りかよ
   そんなんじゃ仲間を助けることなんてできないぜ」

冷徹な口調で言うキラ その雰囲気は水島に一片の情けも
掛けないといわんばかりだ

水島「く・・そ まだまだだ」
立ち上がる水島 これで倒されるのは何度目か
まだ始まってから十分も立っていない。
いままでの喧嘩相手とは次元が違う

こちらの攻撃は掠りもせず 向うの一撃で地を這わされた。
正直言って百人がかりで武装していてもこの八神には勝てそうにない。

キラ「よーし じゃあ 続けるか・・」
再び構えるキラ 呼吸は少しも乱れていない
まるで大人と子供の戦いだ。



399 :kira =836:04/03/08 22:18 ID:???
キラ「いくぜ」
瞬間キラの姿が消えた・・ように栞と水島は感じた
次の瞬間 水島の隣にいるキラ 慌ててガードする水島だが遅い

水島「ぐはっ」
吹き飛ばされる また見えなかった ガードしてもそれごと吹き飛ばされる
地面を転がる 木にぶつかる 痛てえ・・・慌てて起き上がろうとすると

水島「うおわぁっ!!」
目の前にキラがいた 瞬時に振り下ろされる正拳
横に転がり回避する 凄まじい音がした
キラの正拳で木が大きく陥没している 
なっなんだよあの威力は・・・凶器そのものじゃねーか
慌てて距離を取る水島 顔が青ざめている。

キラ「ちっかわしたか・・」
残念そうに舌打ちするキラ 本気だ
こいつ俺を殺そうとしていると水島は感じる。

水島「おっ おい お前本気で俺を殺そうとしていないか?」

つい口に出してしまう だってよ 殺意がびんびん伝わってくるぞ
俺は喧嘩するんであって 殺し合いしたいわけじゃねーぞ
と内心つぶやく。



400 :愛蔵版名無しさん:04/03/08 22:18 ID:???
今夜のkira =836さまへ
勢いに任せて水島ちゃんがキラ君からボコられるようにはしないで貰えたら楽しいんですが。

401 :kira =836:04/03/08 22:19 ID:???
キラ「それがどうした 今お前は合戦場にいるんだぜ
   命のやりとりに手加減は必要ない」

それを聞いた水島はやべえ・・こいつは本気だ
殺されると背筋が凍りつく。
いままで自分が喧嘩していても相手に殺意は感じなかった
でもこいつは違う 本当に俺を殺すつもりだ。
ガクガクと両足が震える やばい やばすぎる。

キラ「ここで俺を殺すつもりで闘わないとお前死ぬぜ・・」
冷静な口調でいうそれが恐ろしい。
後ずさる水島 思わず逃げようとする その時

栞「・・キラ?」
木の陰から栞が現れた
どこか不安げな表情。



402 :kira =836:04/03/08 22:20 ID:???
キラ「栞・・・・!?」
キラの動きが止まる
いきなりの乱入者に驚く
なんで栞の奴がこんなところにいるんだ。

水島「・・・・あ」
水島も驚く たしかこの娘はキラを心配していた
記憶がある たしか栞とかいったっけな。

栞「・・ごめんね キラの姿が見当たらなかったから
  私探したんだ・・それで」
だからここまで来た そういう栞を キラは見つめながら

キラ「わるいな・・邪魔だから先に帰ってくれ栞」
バツがわるそうに言う まさかここに来るとは
これで見せれるのは三度目か。

栞「・・また闘っているのキラ?」
どこかおびえるように言う栞
キラが闘う姿は見たくないのか

それに対し口を開きかけたキラ だが



403 :kira =836:04/03/08 22:22 ID:???
水島「・・いや違うんだ 俺が頼んで八神に特訓してもらつているんだ
   誤解しないでくれ」

以外にも弁解したのは水島だった 真剣な表情で栞に言う。

水島「俺がわざわざ頼んだ だから八神に責任はない
   悪いけど ここに来ないでくれ 君を巻き込んじまう」

キラ「・・おまえ」
意外な言葉だった こいつがそんなこと言うなんてな以外だ
そういえば 以前も栞を巻き込むのを避けてくれたっけな。

栞「うっ うん そうだったんだ ごめんね」
慌てる栞 そうだったのかとほっとする
邪魔はできない 私が口を出してはいけないよね
そう思い去ろうとする 途中振り返って

キラ「キラ・・・早く帰ってきてね」
と笑顔でいう栞。

 


404 :kira =836:04/03/08 22:23 ID:???

キラ「・・・ああ」
キラの顔も少し柔らかくなる
水島も気を引き締める

水島「悪かったな 続けようぜ・・・」
こっちも真面目にやらなきゃああの娘に悪いな
本気の闘い・・俺もやってみるか!!

気合を入れなおす水島 その表情はさっきと違い
闘う男の顔になっていた。


今日はここまで

紳士的不良水島君 キラ相手に頑張ります
キラ相手についていくのは大変でしょうね
ただの喧嘩と殺し合い 気の持ちようの違いだけで強さも
少し変わるのではないでしょうか?

では

405 :400:04/03/08 22:26 ID:???
もう既に書き込みがありました。
心配していたよりも遥かにkira =836さまは話が美味いです。
とても好きになれそうな展開でありがとうございます。

406 :愛蔵版名無しさん:04/03/08 22:54 ID:???
kira =836さん
ただの喧嘩と殺し合い 気の持ちようの違いだけで強さも変わってくる
貴方のこの一言は経験から学んだことなのでしょうか?、恐らくはそうなのでしょうね。
そう思いながら読み返すと印象が変わって読めてきます。
快い作品でした、ありがとうございます。。


407 :809:04/03/08 23:11 ID:???
kira =836さん
かなり容赦なく水島を痛める感じのキラですが、傍から見るとそのように見えるだけで、キラは心の中ではちゃんと手加減と水島本人にとって役に立つよう身のこなしを身に着けられるように
強弱を計算してやっているのでしょうね。怖がらせるのも仲間を奪還するという真剣勝負に心構えさせるための愛のムチなのでしょう。毎日ありがとうございます。

408 :愛蔵版名無しさん:04/03/08 23:17 ID:???
いい話だ
だが
いい話に成れば成る程
画も欲しくなる
皮肉だな

kira =836は原作者の能力ありだな

409 :愛蔵版名無しさん:04/03/09 00:03 ID:V7szRRh0
あげ

410 :愛蔵版名無しさん:04/03/09 00:50 ID:khj2xp5j
長い文章だったを全部読んだが、この漫画のファンはマッタリムードの礼儀正しい人間が多いのは信じられん位。

読み手に沢山のこと、打ち切り後の話のことまで考えさせる魅力があるって事なんだろな。

俺も個人的に打ち切りは残念つーか非道なやり方だと思った口だからこんなふうにに思った。

411 :愛蔵版名無しさん:04/03/09 00:59 ID:ab8qP3cF
最近は三好雄己の名前を全く見かけないが、2チャンでももう完全に「消えた漫画家」扱いだな、
いい絵描きだったとは思うがスタミナ不足のとこもあった気がするよ。

412 :愛蔵版名無しさん:04/03/09 01:10 ID:???
消えた漫画化扱いですか!、三好雄己さんも、その作品も好きだったから
真実の気持ちを言うととても悲しいです。一番好きなのは当然この秘拳伝キラです。
でもkira =836さんの創作で喉の渇きが癒されている毎日です。

>>kira =836さん
細かい部分に気を配って書いてくれているのが、いつもとても嬉しいです。
上手く表せないけれど楽しいです。

sage進行の方がいいみたいですよね。

413 :愛蔵版名無しさん:04/03/09 02:09 ID:???
>>404
短時間で鍛えて強くするのは無理っぽいからキジムナに助太刀させてやって欲しい
だめでしょか?

414 :愛蔵版名無しさん:04/03/09 17:00 ID:???
>>413
基本的にそうなる予感がしますが何か。

415 :kira =836:04/03/09 22:21 ID:???
水島「はぁはぁ・・・」
息が上がる 半端じゃなく苦しいぜ まったく・・・ 
思わず両手を膝に付ける。
キラとの組手が始まってからすでに三時間が経過した。

初めは防戦一方だったが 少しずつ八神の攻撃についていけるようになった
俺もやればできるじゃねえか・・ココまで必死になったのはホント久しぶりだ。
体の疲労もどこか心地 いいな と思う水島。

キラ「よく がんばったな・・・そろそろ時間じゃねーか?」

疲労困ぱいの水島に対して どこか感心したような表情で言うキラ
疲労の影もなく 静かに立たたずんでいるのみ。
 

416 :kira =836:04/03/09 22:23 ID:???
 それを見て思う水島
やっぱり化け物だぜこいつは・・俺たちとは強さの次元が違う。
時計をみた 時刻は四時半か・・あと一時間で刻限 そろそろか。
息を整える そして

水島「・・そうだな じゃあ 俺は行くぜ八神 
    付き合ってくれて ありがとうな」

感謝の言葉を述べ よろよろしながら歩き出す水島 さすがに疲れた けど
これからが本番だからな 弱音は 吐けないぜ と自分を奮い立たせる
あいつらを必ず助けださねえと。

キラ「・・がんばれよ」
その背中に一言いうだけのキラ
応援しているようにも聞こえた水島 そして

キラ「ああ・・そうだ お前に一つだけ言うことがある」

その言葉に足を止める水島 
まだ何かあるのかと耳を立てる

 

417 :kira =836:04/03/09 22:24 ID:???
キラ「これだけは覚えておけ
   合戦場では何が起こっても不思議じゃない」

その言葉の意味は正直わからない けど
まあ 覚えておくか と無理に納得しつつ
公園を後にする水島。
その姿を見送りながら

キラ「さてと・・・」
何かを考えているような表情になり遠くを見つめるキラ
そしてポツリと言う

キラ「また南風が吹きそうだぜ・・」

その言葉は何を意味するのか
だが どこか楽しげな表情のキラだった。


 

418 :愛蔵版名無しさん:04/03/09 22:24 ID:???
実に楽しみ

419 :kira =836:04/03/09 22:25 ID:???
とある廃工場 

普段は誰も近づない場所に居る二十人ほどの学生達
誰もがまともな生徒でないことは一目でわかる
凶悪な顔 それぞれ凶器を所持している

バット 鉄パイプ ナイフ 角材・・・
そして奥にいる男がリーダー格のようだ
その近くには水島の連れの二人も縛られている。

リーダー「そろそろ時間だな・・・」

リーダーらしい体格の良い男が言う
その隣にいた男がいやらしい笑いを浮かべながら

不良一「赤坂高校の水島を俺たちが仕留めたとなれば
    ここら辺でも大きな顔ができますね前島さん」

そういいつつ縛られている二人をみてニヤニヤする
さすがに青ざめている二人。

 

420 :kira =836:04/03/09 22:25 ID:???
前島「まあな ここまで念入りに準備したんだ
   絶対に奴を仕留めるぞ 逃がすなよ」

そういいつつ立ち上がる そして近くにあった木刀を手に取り
肩を叩きつつ叫ぶ

前島「お前ら 絶対 水島を逃がすんじゃねーぞ!!」
   囲んで逃げられないように袋にしろ」

と命令を下す 目的のためなら手段はどうでもいいようだ

不良一「へへへ・・ 任せてくださいよ前島さん 」
不良二「二度と歩けないようにしてもいいんですか?」
不良三「あいつをボコボコにできるのか 楽しみだなあ」

薄ら笑いを浮かべながら口にする不良たち
この人数で絶対負けるはずがないという顔。
どんなに一人が強くても集団で取り囲み攻撃すればひとたまりもない。
今ままでの喧嘩でそれを自覚している連中だった。
水島はまさに飛んで火に入る虫だと 薄ら笑いを浮かべている。

 

421 :kira =836:04/03/09 22:26 ID:???
その時 なぜかこの場に生暖かい風が吹いたように感じた不良達
廃工場内に吹き荒れる風

前島「なんだ・・この匂いまるで・・」
血の匂い なぜこんな場所で と思ったとき。

声「へえ わかるのかい・・今日は化け物が出てくる日なんだぜ」

不吉な響きを含む声 不良たちは辺りを見回す どこからするんだ
水島が来たのか 姿が見えねえぞ と騒ぎだす そして。

声「覚悟しな・・・お前達は三つ目のキジムナーに出会った」
ぎゃあ と悲鳴が上がる その方向には見張りがいたはずだ
その方向へ 一斉に振り向く不良たち 見たものは・・。

 

422 :kira =836:04/03/09 22:27 ID:???
見張りの不良「あががが・・・」
片手で不良の身体を持ち上げ現れた異形の姿
三つ目の怪物キジムナーが忽然とそこにいた。
そしてキジムナーがニヤリと笑う。

今日はここまで

助太刀しにきたキラ
まるで正義の味方キジムナーですねw
ボロボロの水島君は戦いに間に合うのか?

その前にキラが倒してしまいそうですが
急げ水島 出番がないぞw

どんどん話が本編から外れていきますね
・・ごめんなさい。

早く本編に戻らないといけませんね。
まだまだキラの学園生活は続く
では。

423 :愛蔵版名無しさん:04/03/09 22:44 ID:???
>>kira =836さん
『本編から離れて…ごめんなさい』なんてとんでもないです
全く素敵な展開というかストーリーですよ
このような人のドラマ部分が碧星さんには余りなかったのです
期待させて下さってありがとうございます

424 :愛蔵版名無しさん:04/03/09 23:00 ID:???
>>423
碧星氏は格闘シーンの演出にかけては1流だが
ドラマシーンは2流というか好きじゃないから書きたくない感じの人だな

>>422まで
どこの誰かは知らないけれどアンタはいいセンスしていると思うよ 最近特にだ。

425 :809:04/03/09 23:24 ID:???
kira =836さん
少年漫画の王道的展開をとても愉しませてもらっています。何だか始めてコミックスを読んだ時の感情が蘇ってきているのです。学園編は早めに切り上げないでじっくりと続けて下さると嬉しいです。
何も御礼が出来ませんが、何時も本当にありがとうございます。


426 :愛蔵版名無しさん:04/03/09 23:50 ID:???
kira =836さん
不良どもは思いっきり不様にボコられてほしいなぁ
ボコるよりかビビらせてくれたほうがいいかな


427 :愛蔵版名無しさん:04/03/10 00:38 ID:???
>>kira =836さん
>>片手で不良の身体を持ち上げる<ここの表現がとても好き

力を見せ付けて怖がらせて、その後ちょこっと御説教をしてやって下さいな

428 :愛蔵版名無しさん:04/03/10 00:42 ID:???
やっぱキジムナーはいいな
不思議な渋さがいい

429 :愛蔵版名無しさん:04/03/10 11:47 ID:???
kira =836さんへ
ここ数日は台詞まわしと心理描写がことさら豊富で楽しいです

430 :愛蔵版名無しさん:04/03/10 12:57 ID:???
金も要らない 女も要らぬ わたしゃやっぱり画が欲しいw

431 :愛蔵版名無しさん:04/03/10 21:58 ID:???
文章を書くのには全く巨大なエネルギーが必要だというのに
毎日毎晩欠かさずと言うのはそれだけでも立派
正直俺だったら3日で疲れる

432 :愛蔵版名無しさん:04/03/10 22:39 ID:???
>>430
でもkira =836氏の能力は大したものだと思いませんか?。
俺は正直、感謝感激ものだと思っているんですけどね。


433 :kira =836:04/03/10 23:14 ID:???
「なッ 何だこのコスプレ野郎は!?」

突然廃工場に現れた異形の存在 どよめく不良達
こんな奴 俺達は知らねーぞとざわめく。
てっきり水島が来ると思っていたのに誰だこいつは?

キラ「さてと・・」
片腕で持ち上げた不良を投げ捨てた
壁に激突して気を失うその不良
キジムナーがゆっくり一歩踏み出す。

不良達「う・・なっ なんだ こいつ」

思わず後ずさる不良達 何だこの圧力はよ この人数でしかも武器を持っていても
こいつには勝てないと本能で悟る・・こいつはとてつもなく強いと・・

 

434 :kira =836:04/03/10 23:15 ID:???
前島「てってめえら何やっているんだ
   相手はたった一人だぞ 早く片付けちまえ!!」

リーダー格の男 前島が声を張り上げた
だが前島も 目の前の異形の化け物の強さを感じる。

しかし不良達の手前無様な姿だけは見せられない
プライドが撤退を拒んだ あとは戦うしかないと感じ 命令を下す。
それを聞いて不良達も気を取り直す そうだ相手は一人
顔を見合わせる不良達そして

不良一「おらぁぁぁ!!」
不良二「死ねや!!」

四人の不良がキラに襲い掛かる 手には鉄パイプと角材の凶器
当たれば骨折は免れない キラの肩と脇腹 脚を狙う
キラは動こうともせず 防ごうともしない。

不良達「げえっ!?」

思わず声を出す不良達 当たった角材はへし折れ
鉄パイプは曲がった キラの筋肉は打撃を吸収し瞬間的な
緊張で凶器を弾き返した 微妙な動きで急所は外してある。
手にした凶器を見て唖然とする四人の不良達。
なんだ こいつの体・・人間じゃねえ。



435 :kira =836:04/03/10 23:15 ID:???
キラ「どうした・・・もっと本気で叩かないと俺は殺せないぜ・・」
ニヤリと笑う 異形の怪物 平然としているのが
不気味だ 恐怖に囚われる不良達 攻撃が通用しない
という事実が輪を掛ける そして

不良達「ひぃ・・お 俺らは関係ねえ 前島さんに誘われただけだ」

そういって次々に逃げだしていく 元々数を頼みにして水島を
叩きのめそうとしていただけ 楽な戦いだと聞いて参加しただけだ
こんな化け物 命が幾つあっても相手にできねえ と思いながら逃走する不良達。

前島「おっおい 待て てめえら逃げるんじゃねえ!!」
逃走する不良達を見ながら制止しようとする
だが恐怖が伝染した集団は聞いていなかった。


前島「ちっ」
舌打ちをする 全員いなくなったか
今回の保険として仲間を集めたが
所詮烏合の衆かよ・・まあいい まだ手は打ってある。
そして。

 

436 :kira =836:04/03/10 23:17 ID:???
前島「てめえ・・・何者だ
   水島の連れか!?」

強気でいく まだこっちには人質がいる
本当はこいつらの出番は最後になる予定だったが仕方ねえ
縛られた二人の元へ近寄り懐からナイフを取り出す前島。
二人はそれを見てますます青ざめる。

前島「動くんじゃねえ こいつらがどうなっても知らねえぞ」
縛られた二人にナイフを付き付け脅す前島
しかし 動揺の欠片も見せずにキラは言う。

キラ「・・勝手にしな 俺はそいつらとは何の関係も無い
   ただの 通りがかりだ」

そういい 前島の下へ歩き出す 圧倒的な威圧感が迫る
くそっ・・焦る前島 こうなったら・・・



437 :kira =836:04/03/10 23:17 ID:???
前島「てってめえ・・・」
思わずナイフを二人に振り上げようとした その時

水島「前島ぁぁぁ!!!」
工場内に大声が響く 入り口の方向をみる キラと前島
そして縛られた二人 水島が入り口に立っていた 間に合ったか。

キラ「・・どうやら 俺の出番はないようだな 」

そう言って その場を後にするキラ
入り口付近で水島とすれ違いになる
水島はその姿を何も言わずに見送る 途中

水島「・・・・おまえは」
キジムナーの衣装と髪そして顔のペイントで顔は誰かわからない
でも この気配は まさか・・そう思い八神と言いそうになる

キラ「俺はキジムナー 南風の吹く日には気を付けな
   俺に会うかもしれないぜ」

そう一言忠告して その場を後にするキラ その姿を見送る水島
あいつ・・まさか さっき不良達が逃げ出していくのを見たが
そのためにここに来たのか?・・と それどころじゃない 今は・・



438 :kira =836:04/03/10 23:18 ID:???
そして前島に振り返り 睨みつける。

水島「やっぱり てめえか 前島 相変わらず汚い手ばかり使うな!!」

怒りをこめて言う。
前島は勝つためならどんな手でも使うことで有名だ
自分より強い相手なら不意打ちや武器を使い
集団で一人を叩くことも卑怯とも思わない
その考え方を水島は嫌っていた。

それを聞いた前島へっと笑い飛ばし
ナイフと木刀を目の前でちらつかせながら

前島「だからお前は甘ちゃんなんだよ 水島
   俺は勝てればいいんだよ どんな手を使ってもなあ」
    



439 :kira =836:04/03/10 23:19 ID:???
さっきは変な野郎が邪魔したがもういない
とりあえずこいつを叩きのめせれば目的は達成できる
見れば水島はぼろぼろだ どこかで喧嘩でもしていたのか
馬鹿な奴だと前島は笑う。

水島「そいつらを放せよ 俺と一体一で勝負しろ」
   俺と戦うのが怖いのか?

縛られた二人をみながら言う 水島ちゃーんと言い
情けない声をだす二人 よかった無事かと安心する水島

前島「・・いいぜ やってやるよ」
別に人質を取らずともこいつはぼろぼろだ
勝算を見出しニヤリとほくそえむ前島
木刀をゆっくり構える 

水島「てめえの腐った根性叩きのめしてやるよ」

水島も構える 大丈夫だ 八神にくらべりゃこんな奴
大したことないぜ 気配も圧力もロクに感じない。



440 :愛蔵版名無しさん:04/03/10 23:20 ID:???
so good

441 :kira =836:04/03/10 23:21 ID:???
前島「喰いやがれ!!」
木刀を上段で振りかざし襲い掛かる前島
その動きは八神に比べればえらく遅い。

水島「きやがれ!!」
八神との特訓成果見せてやるぜ!!
水島は自身を持って戦いに挑む。

二人の声が廃工場内に響いた。


一方 廃工場から少し離れた場所でキジムナーの髪を取り
素顔になったキラ 始まったようだなと遠くの声を聴く。

足元には十人ばかりの不良達が折り重なって倒れている
皆凶器を持っていたが結果は同じだ キラが叩きのめした。
さっき付近の茂みで待ち伏せしているのをキラが発見したのだが。
 
帰り際の水島を襲うつもりだったのようだな
用意がいいことだぜ 別に関わらなくてもよかったんだが・・。

 

442 :kira =836:04/03/10 23:22 ID:???
キラ「俺も甘いな・・ がんばれよ」

遠くの水島に語りかけるように言うキラ

あいつなら大丈夫か 短期間でも一応俺の弟子だ
 
そう思い その場を去った。


今日はここまで

長くなりましたね
水島君は 果たして勝てるのか
次回で話は一段落です。

学園編はネタが多くまだまだ書けそうな予感がしますね。
では

443 :愛蔵版名無しさん:04/03/10 23:34 ID:???
kira =836さん
お見事
あなたはストーリーテラーだ(話し上手という意味です すみません)


444 :809:04/03/11 00:33 ID:???
魅力的な展開は人の世のことですから当然同じようになるものです。そこを退屈させないで面白く受け手に感じさせるのが作家の才能なのですが、
kira =836さんがそれをお持ちなのがはっきりわかる今晩のお話でした。期待を上回る内容です。ありがとうございます。

445 :愛蔵版名無しさん:04/03/11 00:46 ID:???
kira=836さん
キジムナーのキラが派手に暴れるシーン続出だったら余りにも上っ面で嫌だなと正直なところ心配だったのに
大いに期待をいい方向へ裏切ってくれて心から満足しています。
いろいろ工夫して下さってるんだと思います、大変なんじゃないかな、ちょっと申し訳ない気持ちがするくらいです。
言葉で気持ちを言い表すのはなったく難しくて嫌になるのですが本当にありがとうございました。
御礼の言葉以外御礼を差し上げられないのが残念です。

446 :愛蔵版名無しさん:04/03/11 00:50 ID:???
>>444
>>445
おっ御同輩方も同じ考えをお持ちだったか
武道歴15年とこの展開とすればkira =836さんはそうとう頭いい人なんだろうって気がしてきたね

447 :愛蔵版名無しさん:04/03/11 04:37 ID:???
kira =836さん
夜更けに見るとkira =836さんの長文を今夜もまた見つけました
キラに粋な取り計らいをさせているところに貴方の工夫した上手さを感じました
よく読めば読むほど上手いですね
段々と洗練されてきているのがわかります

タイマンなら今の水島は前島に余裕で勝てますね
しかも弟分の前で面子も立てられる
「苦痛の後で勝利の凱歌を挙げて幕を閉じる」
『努力・勝利・友情』の3点踏まえた憎い演出に感心しました

今夜はこれで失礼

448 :愛蔵版名無しさん:04/03/11 08:48 ID:???
>>447
>>『努力・勝利・友情』の3点<<

少年ジャンプだったかの編集ポリシーだな
これだと湿っぽくなりがちなので俺的には嫌いなのだが
ここの人には上手に避けて話を作っていって欲しいね

449 :愛蔵版名無しさん:04/03/11 10:16 ID:???
秘拳伝キラがこれ程語って創れるとは思わなかった

だがアニメ化されるのは修羅の刻だ

450 :愛蔵版名無しさん:04/03/11 11:47 ID:???
>>449
寂しい事実だよな

451 :愛蔵版名無しさん:04/03/11 12:48 ID:???
KIRA=836の地力を感じさせる文章になってきたな。碧星よりKIRA=836の方が原作者にふさわしいかったんじゃないだろうか?w。


452 :愛蔵版名無しさん:04/03/11 15:11 ID:???
>>451
碧星タケルは薀蓄ばかり知り過ぎ
頭は決して悪くないのだからドラマ作りするにはどうしたら良いか研究すればよかったのだ

453 :kira =836:04/03/11 22:13 ID:???
「はぁはぁ・・・」

息を荒げる水島 目の前には前島が倒れている。
終わったか? さっき思ったとおりだ
こいつの動きはえらく遅く感じる

八神のスピードに慣れていた所為か。
振りかぶった所を 前に出るようにして手を押さえつつそのまま
フックを前島の横顎に喰らわせた。

前島「ぐっ・・そんな馬鹿な・・」

倒れされた前島 頭が朦朧としている。
信じられねえ 自分の凶器攻撃を恐れずに
前進してきやがった・・普通は簡単に踏み込めないのによ・・
それが誤算だった 後退するか腕で受けるかと思っていたのだが
踏み込んで前に出て接近して殴り・・一発で倒すとはよ。
意外な攻撃で意表を突かれたことがダメージを大きくした。

 

454 :kira =836:04/03/11 22:14 ID:???
凶器を持ち 相手を気押しつつ
勢いで 一気に叩く喧嘩の必勝法が通用しないのだ。

以前の水島だったならその戦法は通用しただろう
だがキラとの組手を短時間でも経験した水島には凶器に対する
恐怖心はなかったキラの拳と殺意に比べれば前島の凶器など
恐れるに足りない それだけのことだ。

戦い 特に実戦において一番重要なことは本来の自分の力をどれだけ引き出せるか
恐怖に囚われて筋肉や思考が硬直すると 素早い動きや反応 冷静な判断ができない。
それを水島に教え 慣れさせるためにキラは実践さながらの組手をした。
短時間ではこれしか方法がなかったが それは効果的あった。

水島「いいか前島 もう俺らのシマに近寄るんじゃねーぞ」
   こんどはこんなものじゃ済まないぜ」

指を付き付けながら 通告する水島 そして
縛られた二人の元へ歩いていく



455 :kira =836:04/03/11 22:17 ID:???
水島「大丈夫か おまえら いま解いてやるからな」

縛られた二人「水島ちゃん ごめんよ・・俺らの所為で」
それを聞きへっと言う水島

水島「気にすんな 俺たち仲間だろ 帰るぞ」
そう言って縄を解いた その瞬間

縛られた二人「水島ちゃん 危ない!!」
とっさに振り向き 後退する 瞬間右腕に痛みが走る
くそっ 油断したぜ・・八神の忠告をすっかり忘れていた。
合戦場では何が起こっても不思議じゃない・・その意味はこれか
左手で抑えた右腕から血がにじみ出てくる・・。

前島「ちっはずしたか まあいい」
バタフライナイフを構えた前島が
水島から二メートル離れた場所に立っていた 
このやろう どうしても勝つつもりだ・・。
とことん ぶちのめさなければ駄目みたいだな・・。




456 :kira =836:04/03/11 22:18 ID:???
水島「くそっ・・」

今ので利き腕を切られた 大した傷ではないが
体の疲労もある 早くけりをつけないと・・やばい
キラとの特訓を思い出す水島 そうだ
八神の技を真似られないか・・一番強力そうなやつを・・
今まで行った 組手を必死に思い出す・・

前島「勝つのは俺だ くたばれ水島!!」
木刀を上段に振り上げ 頭を狙う 当たれば頭蓋骨陥没は免れない一撃!!
木刀が唸りを上げ 水島に襲いかかる!!
次の瞬間 体当たりするようにして前島に正面からぶつかる水島
木刀が空を切る そして

水島「うおおおお!!」

叫びながら左肘を下から上へ振り上げ顎を突き上げるようにして打つ 渾身の一撃
前島に完全なカウンターで決まり体ごと吹き飛ばす
キラが接近戦でよく使う一撃 見よう見真似なのだが・・。

 

457 :kira =836:04/03/11 22:19 ID:???
前島「ぐぎゃあああ」
悲鳴と共に 三メートル飛んだあと 地面に叩きつけられる前島
放った 当の水島もその威力に驚く
げっ こんな威力があったのかよ八神の技は・・・
あの時 当たっていたら俺もあんなふうに・・怖えー。
自分でもこの威力 八神が打ったら顎が確実に砕けていたな。

しばらく警戒するが 前島は完全にのびて気絶している。
ようやく終わった・・ほっとしたとたん全身の力が抜ける
もう駄目だ 身体がうごかねー そう思いへなへなと座り込むと

水島の連れの二人「ほら 肩貸すぜ水島ちゃん」
二人が駆け寄り水島の肩を支えた

水島「お前ら・・・」
二人にも伝わったのか 顔に出たのか

水島の連れの二人「へへ・・俺ら仲間だろ」
そういって照れくさそうに笑う二人
それを見てフッと笑い

水島「ああ・・」
二人に支えられながら 廃工場を後にする水島
さいごに ありがとよ八神 と心の中で感謝する。

夕日が沈みかかっている 赤い夕焼けが三人の顔を照らしていた。



458 :kira =836:04/03/11 22:22 ID:???
一方キラは

キラ「誰もいないな・・・」
教室に入る前 きょろきょろと辺りを見回しながら入るキラ
午後の授業をほとんどサボってしまった。

もうすでに下校時刻 もうすぐ六時 辺りは暗くなっている。
栞には早く帰ってこいと言われていたけど無理だったんだよーと
自分に言い訳しながらこっそり入ると

栞「へー ずいぶん 早かったじゃない キラ」
ぎくっ!! その声に恐る恐る振り返るキラ そこに立っていたのは。

キラ「し 栞 お前先に帰ったんじゃないのかよ!!」

思わずオタオタするキラ 何やら怒りモード心頭と言った感じの栞が
教室の隅で 腕を組み仁王立ちしてキラを睨んでいる・・えらく怖い 怖すぎる。

栞「いーえ 別にアンタなんか待っていないわよ」
  私は部活があって残っていただけですから」

 。

459 :kira =836:04/03/11 22:23 ID:???
妙に刺々しい口調 やっぱり怒っているな・・
さーとキラの顔が青ざめる。

この後はきっと小言の嵐が待っている・・・やばい やばすぎる
冷汗がキラの背中を伝う 栞の家に帰ってきた日の出来事が
脳裏に蘇る あれだけはごめんだ。
残された解決策は一つ・・逃走決定。

キラ「悪い栞・・用事ができた!!」

片手を上げて とっさに二階窓から飛び降り 着地して逃げ出すキラ
このぐらいは朝飯前だ さらば。

栞「あっー 逃げるなキラ こらぁ 待てぇぇー!!」

背後で叫ぶ栞の声を聞ききつつ
今日は聖拳塾の松風の所で一晩明かすしかないな
・・と思いながらひたすら走るキラだった。


今日はここまで

この話はこれでお終い
学園編はまだ続きます

次回 キラの下駄箱に謎の手紙が 誰からでしょうか?
では

460 :愛蔵版名無しさん:04/03/11 22:38 ID:???
う〜ん、ますます御見事

461 :愛蔵版名無しさん:04/03/11 22:46 ID:???
kira =836氏へ
おお、今日もごくろうさんです。毎日楽しみに拝見しております。


462 :愛蔵版名無しさん:04/03/11 22:49 ID:???
>>kira =836さん
あっと、もう書いてあるとは
なんと言ったらいいんだろうか!?
貴方はやはり大したものだと思いました
細かいところまでいつも必ず読み手の視線からお話を作ってくれていて
独り善がりになっていないのが分るからです
だからがっかりさせられることが殆ど無い、これは凄いことです

今はこれくらいしか言いたいことが思いつかない

463 :愛蔵版名無しさん:04/03/11 23:11 ID:???
親切 丁寧 真面目という言葉が死語になりつつある時代だというのに
kira =836さんのそれは例外的だね
秘拳伝キラと関係の無いことでじんわりと感動してます

>>452
こちらはドラマ作りを実にわきまえているからねぇ
まず碧星氏を上回っていると信じられる

464 :愛蔵版名無しさん:04/03/11 23:26 ID:???
俺個人は、kira =836さんが読み易いようにいくつにも分割してアップしてくれるところにも独善的でない親切さを感じるんだよね
シロウトが長文を書くと大抵‘ビッシリ’になって見るのも嫌感がするからさ
人間性は些細なところに出るものだと実感

今夜も堪能しましたぜ

465 :愛蔵版名無しさん:04/03/12 01:03 ID:???
kira =836さんは知識だけでなく文章自体が上手くて洗練されていますね。
羨ましいほど文武両道を感じます。どの人も皆同じことに感心してしまって
キラの話が皆無になってしまう寂しさは皮肉ですww。

466 :愛蔵版名無しさん:04/03/12 01:48 ID:???
kira =836さん
心憎いまでに演出をわきまえて創作しておられますね
おかげでとっても面白いです
どうもありがとう

467 :愛蔵版名無しさん:04/03/12 13:32 ID:???
これで絵があったら、そしてアニメ化されたらどんなに幸福だろうか!

468 :愛蔵版名無しさん:04/03/12 18:56 ID:???
>>キラの下駄箱に謎の手紙<<
kira =836さん、話に期待を持たせる技が見事だね
当然例の南王手からの挑戦状だと解っていてもワクつく

469 :愛蔵版名無しさん:04/03/12 21:17 ID:???
>>468
南王手からではなく密かにキラを慕うクラスメートの女の子からのラブレターでもいいのではないかな?

470 :愛蔵版名無しさん:04/03/12 22:29 ID:???
栞「もう、キラったら、あんまし世話焼かせないでよね!。」

雲「う〜ん。」

471 :愛蔵版名無しさん:04/03/13 01:19 ID:???
kira =836さんが今夜は未だ書いてくれていないけど
明日用事があるのでおやすみなさい。

472 :愛蔵版名無しさん:04/03/13 02:07 ID:???
俺もsageて落ちる葉
おばんでした

473 :愛蔵版名無しさん:04/03/13 23:52 ID:???
一体どうしたんだろうか?。

474 :愛蔵版名無しさん:04/03/13 23:54 ID:???
>>473
kira =836さんは飽きてしまったのかもしれないですね

475 :愛蔵版名無しさん:04/03/14 00:36 ID:???
>>474さんへ
いや、そんなことはないよ
誰でも忙しい時はあるのだから
気長に待つべし

476 :愛蔵版名無しさん:04/03/14 13:34 ID:???
>>474
ここで終わりだったとしてもkira =836氏はよくやって下さった方です。
2ちゃんでは長続きしないのが半ば常識だし、何よりも世の中急に忙しくなってきています。
お仕舞いになるにしても個人的には楽しませて頂いたことを感謝したいです。

477 :愛蔵版名無しさん:04/03/14 15:46 ID:???
誰だ、あんた、善い人過ぎ

478 :愛蔵版名無しさん:04/03/14 20:27 ID:???
>>474
創作小説版がこのまま消えるとしたら雑誌が突然廃刊したみたいな気分になると思う、俺。

479 :愛蔵版名無しさん:04/03/15 13:23 ID:???
>>478
そしたら又エロモードに戻ればいいんよ

480 :愛蔵版名無しさん:04/03/15 18:06 ID:???
>>474
>>kira =836さんは飽きてしまったのかもしれないですね<
この人のこれまでの誠実な書き込みからしたら、それは在り得ないと思います。
年度が替わる今の時期は475氏も言われるように、お忙しいのだと思うのです。
しばらくは待っていたいと俺も思います。


481 :愛蔵版名無しさん:04/03/15 18:22 ID:???
実はkira =836は作者で書き込んでるうちに連載再開への思いが募り
絵描きの人とあと連載させてくれそうな雑誌へ交渉に出かけてるに違いない

482 :愛蔵版名無しさん:04/03/15 20:09 ID:???
>>481
それならば一番いいんだけどね〜

483 :809:04/03/15 21:00 ID:???
>>481
パソコンはすぐに不調になるから、kira =836さんのパソコンがレストアされるまで接続出来ないのではないかと考えているのですが。

484 :愛蔵版名無しさん:04/03/15 21:02 ID:???
でも
期待させておいて
もしこれで終わるとしたら
一種の荒らしだな

485 :愛蔵版名無しさん:04/03/15 21:32 ID:???
終わるのなら一言断って欲しい気持ちがする
奥歯に物が挟まったみたいな歯がゆさがある

486 :愛蔵版名無しさん:04/03/15 21:45 ID:???
>>kira =836へ
kira =836さんは確実に物語作家として面白いですからね。
個人的には期待していたから
これで「さようなら」なら一行でいいですから
書いて行ってくれないでしょうか。
お願いします。

487 :愛蔵版名無しさん:04/03/16 00:04 ID:???
なんだか寂しいなぁ

488 :愛蔵版名無しさん:04/03/16 00:36 ID:???
>>481
もしkira =836さんが本当に碧星タケルさんであったなら
そして
万が一連載交渉が成功したならば
ここで
知らせてほしいところだよね

489 :愛蔵版名無しさん:04/03/16 11:54 ID:???
>>481
幾ら何でもそれは有り得ないと思うぞ、
プロの作家が2ちゃんに書き込んだりしたら次の契約時に自分の首を絞めるだけだろうし
このスレで貰えてるレス程度で人気があるなんて考えたら勘違いもいいとこだろう

kira =836は一介のファンで、もう飽きたか、あるいは書けなくなったかのどっちかだろう

490 :愛蔵版名無しさん:04/03/16 17:07 ID:???
kira =836さんは充電中なんじゃないの!?。

491 :愛蔵版名無しさん:04/03/16 19:21 ID:???
もうちょっと待ってみようや。

492 :愛蔵版名無しさん:04/03/16 20:54 ID:???
kira =836がペンを折って今日で5日目。
1週間だけ待ってみようではないか、諸君。

493 :愛蔵版名無しさん:04/03/16 22:31 ID:???
>>492
1週間たって再開しない時は打ち切り決定ということだな、
でkira =836はアラシだったということで結論

494 :愛蔵版名無しさん:04/03/17 11:57 ID:???
>>493
そんな元も子もない言い方はひどいような気がします、kira =836さんはこれまできちんとアップしてくれていたのですから。

495 :愛蔵版名無しさん:04/03/17 16:36 ID:???
また連載するなら青年誌でエロ要素も有りでやって欲しいね。
しかしこの作品、萌え要素の高い女格闘家キャラも居たのにセクハラされたり
エロい技かけられたりとか全然なかったね(キラが間違って胸掴む位だし)
普通なら、狙ってそういうシーン書くんだけどね。
そんな要素をキラが満たしてくれたんだけど(笑
男キャラに欲情したのはこの作品だけだ!

496 :愛蔵版名無しさん:04/03/17 18:00 ID:???
>>495
そう
かっこ好い少年がエロで無いのに男のセクシーさを感じさせてくれた格闘物だった
事実、オレもそう感じたのは星の数ほどある(ちょっとオーバーか!w)格闘漫画の
中でこれが唯一の作品だったよ

497 :愛蔵版名無しさん:04/03/17 18:57 ID:???
>>493
全くあそこで終わってしまうとしたら期待度極大だっただけにアラシもアラシ!大アラシだと思う

498 :愛蔵版名無しさん:04/03/17 20:48 ID:???
>>496
不思議なほど三好雄己の描く男には色艶があるんだよな。
姿かたちにというより立ち居振る舞いの仕方に色気が感じられるのだ。
こんな格闘キャラを描けた人は珍しい。
それだけに惜しい才能だと思う。

499 :愛蔵版名無しさん:04/03/17 21:23 ID:???
>>498>>姿かたちにというより立ち居振る舞いの仕方に色気が感じられる<
巧い言い方だ! 座布団2枚

500 :愛蔵版名無しさん:04/03/19 03:42 ID:???
>>492
1週間まって遂に現れませんでしたね、kira =836さんは。

500はゲットさせてあげたいと思っていたのに。

501 :愛蔵版名無しさん:04/03/19 11:13 ID:???
このスレ突然寂しくなってしまったな
やっぱり書き逃げされたからだろうな

502 :愛蔵版名無しさん:04/03/19 16:10 ID:???
稀に見る良スレになる予感したのに!。何故ひとこと置手紙でもしてくれないのだろうか?。

503 :愛蔵版名無しさん:04/03/19 23:22 ID:???
>>459までで終わっているけど、これから先はまだなのですか?。<KIRA=836
ここまで書いて終わりということはまさかないのでしょうから、先をお願いしますね。

ここはSAGEですね。

504 :愛蔵版名無しさん:04/03/19 23:52 ID:???
まだ期待してるシトがいるみたいだ

申し訳ないと思ったら直ぐに続きをお書き下さい
kira =836様へ

505 :愛蔵版名無しさん:04/03/20 02:23 ID:???
汚くないSEXYさを持っているのがこの漫画にいいところだったのよ
それで凄く好きだったんだけどアレッというところで打ち切りだったので寂しいかったけど
突然現れた匿名の作者さんのお陰で急に楽しくなったので喜んでいたのに
又しても突然の打ち切りみたいで気分が悪いこと夥しい
なんでこうなるのかね


506 :愛蔵版名無しさん:04/03/20 03:54 ID:???
>>505
某超有名格闘漫画は汚いSEXYさに満ち溢れていますね。
チカジカアニメ化の格闘ものは脱臭され過ぎの感じです。
両方の中間のちょうどいい位置にいるのが秘拳伝キラだと思うのです。
それに気が付くととっても魅力的なのが分かるのですがね。

507 :愛蔵版名無しさん:04/03/21 00:03 ID:???
>>506
最近はアニメだとがっかりさせられるのが多いよ、粗製濫造を絵に描いたみたいなのばかり
原作の雰囲気を再現するためには作画家が監修にでも入っていないと無理なんだよな。
キラもアニメ化されてたらガッカリだったと思うぞ。

しかし急に寂しくなったな。

508 :愛蔵版名無しさん:04/03/21 02:00 ID:???
>>459
‘下駄箱に手紙’ これ気になるじゃないか!
ここまで引っ張ったのに何なんだよ

509 :愛蔵版名無しさん:04/03/21 03:06 ID:???
>>508
女の子からの手紙という設定にすると途端に学園ラブコメ中心物めいてくるから俺的にはパスね
格闘物としての体裁を維持するには敵からの挑戦状あるいは挑発状であるべきだ
それにしてもkira =836さんはどおしたのだろうか?
あれで終わりとは、それまでのこの人の態度からすると不可解だ

510 :愛蔵版名無しさん:04/03/21 05:01 ID:???
>>509
>それまでのこの人の態度からすると不可解だ<

買い被り過ぎ
2ちゃんネラーは元々皆そんなもんなんだよ


511 :愛蔵版名無しさん:04/03/21 12:29 ID:???
>>507
kira =836の後遺症は大きいよ。俺を含めて期待していた人が多かった表れですね。

512 :愛蔵版名無しさん:04/03/21 13:41 ID:???
やはりあれだ。
八神流のこと知りすぎたから兄貴に・・・・・・・

513 :愛蔵版名無しさん:04/03/21 13:43 ID:???
>>512
そおいう話は凄く好き!

514 :愛蔵版名無しさん:04/03/21 15:05 ID:???
>>512
だとすると散々ここを読んでいた俺らもみんなやばいかも?
なーんてね

515 :愛蔵版名無しさん:04/03/21 19:55 ID:???
kira =836さん、阿麻王兄貴が一度も登場しなくて終わりだなんて哀しすぎますです。

516 :愛蔵版名無しさん:04/03/21 21:29 ID:???
もう放って置いて本編の話を楽しもうぜ・。

517 :愛蔵版名無しさん:04/03/21 22:57 ID:???
楽しもうにも話の先が無ぇ

518 :愛蔵版名無しさん:04/03/22 15:40 ID:???
OVA化してくれないかな〜〜
単行本1巻分を60分1本で、全6巻。
DVDでね!。バトルシーンはマルチアングルでw


519 :愛蔵版名無しさん:04/03/23 11:05 ID:???
全くOVA讃せー、その手があったか!
対して費用もかかんないし?、いやそんなことは無いかw


520 :愛蔵版名無しさん:04/03/23 18:53 ID:???
>>518
アニメに向いているというなら「秘拳伝キラ」のほうが確かに向いている
三好雄己の画風がいい意味でアニメ向きだったからだ

521 :愛蔵版名無しさん:04/03/23 19:52 ID:???
>520
禿同。
でも、キラはTVアニメ化でダラダラやられるのはイヤだな。
画質もクオリティー高いOVA版が見たいです。
長い話数でやって欲しくない・・

522 :愛蔵版名無しさん:04/03/23 20:13 ID:???
>>520
もち大量生産しかも低予算では原作の画が汚されていくだけだからTVアニメは駄目ですね
OVAで月刊連載クラスの充実度を目指してほしい感じです

修羅は駄目みたいですもんね

523 :愛蔵版名無しさん:04/03/23 20:31 ID:???
522さんに賛成です。
>>518
マルチアングルに関してはハンドメイドマイ
の様にして欲しいですね。
例えば燃え要素の高いレフェリング戦チャプターでは
通常視点 キラ視点 レフェリング視点
など(笑

524 :愛蔵版名無しさん:04/03/23 21:42 ID:???
4月6日(火)から修羅の刻 午後6時 TV東京系 かぁ

何つーか、ちょこっと羨ましいんだよな

525 :愛蔵版名無しさん:04/03/24 00:39 ID:???
この漫画をこのスレで知って始めて読んだけど思いの他すごく良かった。打ち切りが惜しいという意見が多いのに完全に納得。
あれは唐突すぎだった。

sageなければいけないようなのでsage。

526 :kira =836:04/03/24 01:07 ID:???
朝 いつもと同じ時間にキラは登校してきた

栞にたたき起こされ 急いで朝食を食べつつ
栞の姉や弟の実と会話しながら
のんびりしすぎて 時間を忘れ

慌てて 学校に行く そんな生活がもう二週間経った
南王手の刺客もあの合戦場での死闘の記憶も嘘のように感じる日々
何気ない日常生活 平和な日々 そして学園生活


季節はすでに秋 空気や景色は夏の終りを告げているそんな一日

キラ「もう秋か・・」

ひとりつぶやくキラ あっという間に時は過ぎる


だいぶこの生活にも慣れ始めたな・・そう思いつつ
学校に登校してくるキラ ただ一つ慣れないのは・・ 

キラ「やっぱり ねみぃ・・・」

盛大にあくびをして寝ぼけ眼で下登校しつつ靴箱に向かうキラ
この眠さだけはどうにもならない そして勉強はやっぱりつまらない
空手の鍛錬でもしていたほうがましだが 背に腹は変えられない。

今日も一日寝て過ごすか・・そう思いながら自分の靴箱を開けた時

 

527 :kira =836:04/03/24 01:08 ID:???
キラ「んっなんだぁ?」

何かがひらりと足元に落ちる 眼を落とすと手紙らしきものが足に
乗っている 自分宛だ

キラ「まさか・・」
一瞬 果たし状かと真剣な顔つきになる
または南王手の刺客かと警戒するキラ


しかし すぐに思い返した  
今の時代にそんな古風な奴がいるわけねーな
俺と戦いたいなら直接来れば済むことだ

しかし繊細で流れるような書き方 そして筆書きとは珍しい
習字は素人のキラが見てもかなりの腕と分かるほどだ

合戦場に生きていると神経がどうにかなるらしい
なんでも刺客に見てくる 本当にどうかしてる

そんなふうに感じるのもこの季節の所為だろうな
さわやかな風を感じるからかもしれない 自然と口元に笑みがこぼれるキラ

後で読むとするかと思いつつ 手紙を懐に入れて 教室へ向かう

今日も静かな朝だった。
 

528 :kira =836:04/03/24 01:09 ID:???
高校の授業は相変わらずだ
聞いてると眠くなりいつのまにか寝ている
授業が終わると目が覚めるその繰り返し

そしていつの間にか
四時限目の授業が終わっている 
昼飯の時間 

キラ「あーよく 寝た」

大きく背伸びをしキラは目覚める これもいつもどおり
すべての 教科をほとんど寝て過ごすキラ ある意味凄い

しかしなぜか この時間には正確に目覚める
腹が減るから目が覚めると思っているのだが
まあ他に楽しみはない
栞の弁当を食べるために俺はここにいる

そう真面目に考え 鞄から弁当をとりだそうとして身をかがめるキラ
すると 何かが懐から落ちた 綺麗な手紙の封筒が一通  

キラ「そういえば・・」

朝の手紙を思い出すキラ 
すっかり忘れていたこれを

下駄箱に入っていた手紙
そういえば読むの忘れていたぜ

弁当を食いながら
読むとするか・・と思いキラは教室を後にする
教室は騒がしいからだ

529 :愛蔵版名無しさん:04/03/24 01:13 ID:???
おゎっ

530 :kira =836:04/03/24 01:13 ID:???
向かうはいつもの場所 中庭だ 
日当たりがいい中庭で昼飯をたべはじめるキラ
栞の作った弁当が今日は特にうまく感じる
やはり秋 食事もうまい・・と思うキラ

メニューはタコさんウインナーとサラダと五目御飯と
漬物 さっぱりしていてうまかった 季節感に合う さすが栞 


中庭で昼飯を食べ終え 手紙の封を開けた
手紙は和紙でできている 古い感じを受けるものだ
古風というかこだわりというかそれを感じる。

まさか本当に果たし状だったりしてな 

と半分期待しつつ手紙を読み始めるキラ
べつにそれはそれで構わないんだが・・
そう思いつつ内容を見ていく 

531 :kira =836:04/03/24 01:14 ID:???

八神 雲 様へ 

先日の件は 大変お世話になりました

私の身を 御守りくださった
貴方の勇姿 いまでも忘れることができません
それ故 十分なお礼もできずに 
私は心ぐるしく感じております

つきましては その件についての 御礼申し上げたく
貴方様を当家に招待することにいたしました
詳しい日時は・・・

そして手紙にはなにやら誤解を招きそうな表現がたくさんつずってある
将来のことだの 男女の交際のあり方だの膨大な量が・流れるような達筆で
日時や場所も正確緻密に 送り迎えがくるとかどうとかも・・

誰か思い出せない 差出人の名前は 護法院 清華  
記憶にまったくない人物だ 
誰だこいつは・・・・どうでもいいことは殆ど忘れるキラ
その分興味のあることき全部覚えているが・・。


しばらく考え込むキラ
混乱する記憶を必死で辿り思い出そうとする その時
 

532 :kira =836:04/03/24 01:16 ID:???

栞「あっ キラ もう お弁当たべたんだ」

背後から かけられる 明るく元気な声 栞だ
そうだ いつもここで会うのを忘れていた
油断していたぜ・・・不覚を感じる そして見るは
手紙の内容だ・・・見られたらまずいかもな・・

キラ「な なんだ 栞か 奇遇だな こんなところでよ」

振り替えるやいなや 固りながら顔で対応するキラ
なぜか不自然 顔が引きっている どうみても怪しい
挙動不審

栞「・・はっ?? 何言っているのアンタ
  いつも私達 ここで会っているじゃない」

腰に手を当て呆れたような顔でキラを見る栞
なんだが様子がおかしい 普段のキラとは違う

栞の勘はよく当たる 特にキラのことに関しては神業級だ

 

533 :kira =836:04/03/24 01:17 ID:???
栞「・キラ・・私に何か 隠しているなー」

じーと疑いの眼差しを向ける栞

キラの表情は引きっている 顔を背けとぼけている
昔から何か隠し事をするとキラの顔はこうなるのを知っている栞

キラ「なっなんだ 栞 俺は別に何も隠していないぞ」

そういうキラだがやっぱり怪しい 声が
後ずさりしながら 手紙を隠しつつじりじりと後退していく
状況は極めて不利なキラ   

栞「ふーん じゃあ その後ろの手は何」
  絶対私に何か隠しているでしょ 」

キラの背後の手何か隠しいるな・・
それも焦るほどの内容何が何でも解明すると決意

栞「見せなさい!!」

片手をバンと突き出し栞はキラに迫る
それを聞いたキラの表情がみるみる青ざめる
まじい・・・そんな言葉の感じだ

 

534 :kira =836:04/03/24 01:18 ID:???
キラ「な なんでもねえよ栞 あ 俺 用事 思い出した」

いつものように逃走をはかるキラ しかし栞は読んでいる
キラの襟首を一瞬で掴み 阻止 その時間僅か〇、一秒
暴れて逃げようとするキラの襟首をしっかり片手で固定し
もう片手でキラの持っていた 手紙を奪い取ろうとする栞

それを必死で阻止しようとするキラ 思わず魂打ちが出そうになるほど
追い詰められた くっ やばい この状態からでは返し技がねえ
今までの人生経験の中で キラは最高に焦る とにかくもがくが逃げられない
 
栞は微動に動かずキラを押さえつける こいつ丹田の力を会得しているのかと
驚愕するキラ 

 

535 :kira =836:04/03/24 01:21 ID:???
栞「えいっ!!」

キラ最後の抵抗も空しかった ついに手紙はもぎ取られ栞の手に渡る
勝利したのは栞 キラは負けた この戦いにおいて。

栞「えーと何々 ・・」

手紙を取り返そうと 背後で暴れるキラを
片手で抑制しながら栞は 手紙に目を通していく
しばらくして 

栞「・・・・・・」

なにやら シーンと静かになった
だが沈黙が怖い 怖すぎる・・
気配がゼロだ まるで 大木だ でも怖い

キラ「あっ いや栞 それはな・・」

キラは自分の身の危険を感じている
さまざまな記憶がよぎり 思考を形成
それは生存への可能性の計算 いや本能か
 

536 :kira =836:04/03/24 01:22 ID:???
まず何とかして逃げる そして隠れる ほとぼりが冷めるまで
必要ならばまた何ヶ月も山篭りだな 出席単位は・・命には変えられない

そして今日も寝床の確保を考えておかなければ
松風のところへ行くか また無理泊まる

いや それ以前に俺の命がないかもな はは・・
と半分諦めかけたその時 

栞「えええええ!!!! 護法院 清華ーー!?」


と差出人の名前に驚く栞 

中庭の樹木に止まっていた鳥達がその声に驚き
空へはばたいた。
 

537 :kira =836:04/03/24 01:23 ID:???
今日はここまで

ずいぶんと 間を開けてしまいました

自宅のパソコンの回線の調子が悪く修理するまで
ここに書き込めませんでした
楽しみにしていた みなさん 本当にごめんなさい。


今度その分 まとめて書き込もうと思います。

連載は終わりません 最終話まで続けますからご安心を。
たぶん私の命と パソコンの寿命が続く限り大丈夫でしょうw
武道の鍛錬と同じく最後 まで努力を続けたいものですからね。

外伝も早く書き込みたいので頑張ります。

設定が膨大になり これも正直いつ終わるか分かりません
本格的に設定本 造れほど量が増えてしまいましたので。

では

皆さんの意見 を また お聞きしたいのですが

一週間分 週末にまとめて書く方式と

一日少しずつ書く 方式 皆さんは どちらがいいでしょうか?


538 :529:04/03/24 01:31 ID:???
kira =836さんへ
一体どこに行ってたんすか!!!
あー、また空振りなんだろなと4日ぶりにここを見たら
なななんと書き込みの真っ最中
驚いて一瞬ポカーン
ちょっとおいて嬉しい気持ち
今月11日からご無沙汰だったのにえらく長くあったみたいな感じがしてます

ちょっと混乱してます
すいません

うーん、1週間一度か 毎日ちょっとか 
そうですねー
俺的には毎日ですね
その方が気分がいいんで

とにかくお帰りなさい
よろこんでます

539 :愛蔵版名無しさん:04/03/24 02:30 ID:???
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
kira =836さんお帰りなさい。
心配したぞコノー(´∀`)σ)´д`;)

それと連載の頻度の件ですが、私はどちらでもkira =836さんの
都合のイイ方で構わないのですがあえて選ぶなら
今まで通り一日少しずつの方ですかね。
毎日このスレを覗く楽しみが増えますし、予告から
明日はどうなるのか?と想像もより多くできます。w
いや実際kira =836さんは予告の文章が巧みでいつも次回へのヒキを楽しんでます。

あとそろそろ新参者でも見返せるように小説のまとめサイトなんかあるとよいな。
などと思うのですが如何なものでしょうか?

540 :愛蔵版名無しさん:04/03/24 03:19 ID:???
この世には人智の遠く及ばない出来事がある
神の悪戯か?悪魔の気まぐれか?
俺たちは今、奇跡を目撃している!
とりあえずおかえりなさい。


541 :愛蔵版名無しさん:04/03/24 05:00 ID:???
書き逃げが信じられず
これはきっと阿麻王兄さんにあぼーんされたのだと諦めていたkira =836さんが生きていたとはw
とにかくメデタイ

月刊より週間、週間より日刊のほうがいいですw

542 :809:04/03/24 14:33 ID:???
kira =836さん
やはりパソコン周りの不調だったのですね、そうではないかと思っていました。俺自身も経験があるからです。待っていて良かったです。

毎日少しずつ書いて下さるほうが楽しみやすいのですが、kira =836さんの都合で1週間おきのほうが宜しければ当然それでも構いません。
それにしてもほっとしました。


543 :愛蔵版名無しさん:04/03/24 17:37 ID:???
>>537
いっきに漫画板を更新したらば何とKIRA=836氏が『復活』しているじゃないか!
一体今までどうしてたんですか?ってPCの不調だったのですか!
デモ携帯からでも1行レス書き込んでくれていればなぁ
罵りの言葉も書かずに済んだのになぁ なんて
こんどばっくれるときはどうぞ置手紙を

週一か毎日かそれが問題だ
でも現代人の気の短さからみると毎日ちょっとずつのほうがいいみたいな気がしますん

544 :愛蔵版名無しさん:04/03/24 19:53 ID:???
なんでひと言電話してこんかったんよ
心配してたんよ、うち

545 :kira =836:04/03/24 23:06 ID:???
手紙を読んだ栞
突然大声を出して驚く

側で聞いたキラも驚いた・・
びくっと体を震わせて 手を上げた変なポーズのまま固まる・・・

キラ「お おい栞」

おそるおそる 栞の背中に向かい声を掛けるキラ
いろいろ説教されるのかと覚悟していたのだが・・
栞はぽかーんとしながら 手紙を見ている 
様子が変だ

栞「キラ・・あんた いったい 何したの?」
  

そういって口を開く栞 半ば放心状態だ そんなに凄い奴なのか
その護法院なんたらはと真面目に考えてしまうキラ。 

 

546 :kira =836:04/03/24 23:09 ID:???
キラ「それが俺にもわからねーんだよ」
   朝来たら靴箱にそれが入っていた」

正直に話すキラ 栞に隠し事しても無駄だと割り切った
しかし その名前 栞は知っているようだが・・。

栞「確かにキラ宛て・・・でもそんなこと・・」
  うーん」

急に考え込んで一人でぶつぶつ言い始める栞
だがキラには何がなんやらさっぱりだ

キラ「おい だからその護法院なんたらって奴は何だよ栞」

やたら 気になるキラ 栞が急にキラの顔をじーと見始める

栞「キラ・・・正直に白状しなさい
  何やったのあんた!! あの護法院家に招かれるなんて
  しかも差出人が女性!!まさか襲ったじゃないでしょうねこの不良ー変態
  こんなこと普通じゃありえないわよ!1しかも将来のことだの男女の関係だの
  怪しい 怪しすぎる 最近行動がまた おかしかったけど まさか・・
  奇跡か天罰でも起きない限り絶対にありえないでしょ!!」

矢次早に質問攻め 関を切ったようにしゃべる栞
まるで暴風のような言葉の攻撃 


547 :kira =836:04/03/24 23:16 ID:???
両手でキラの胸倉を掴みガクガク揺らしながら揺さぶる
まて栞 喉が絞まる 呼吸ができない というかこのままじゃ死ぬ・・ 

それに天罰は余計だ・・と薄れる意識の中で思うキラ


栞「あっ ごめん つい キラ 生きているか おーい」

ようやく我に変える栞 口から泡を吹きながら反応がなくなった
キラを離し キラの顔の前に手を振り 反応を確かめる栞
しばらく経ち・・

キラ「・・・・本当に死ぬかと思っただろ」
   俺にもわかるように詳しく説明しろよ栞」

げぼけほと咳き込みながら栞に抗議するキラ
今のはやばかった マジで浄土が見えた
九重の爺さんが
こちらに手招きしていた気がする
すまねえ まだ俺はそっちにいけねえ 

 

548 :kira =836:04/03/24 23:18 ID:???
栞「う うん」

キラの体を全く気使うこともなく説明をはじめる栞

黙って栞の話を聞くキラ・・
護法院というのは世間一版にいう名家 大金持ちで
大企業をいくつも運営している財閥グループのようなものらしい
テレビの宣伝にもしょっちゅう出ていると栞は話した

栞「キラもよく見るでしょテレビのコマーシャルで」
 ほらコマーシャルで有名なやつよ」

知っていて当然でしょといわんばかりの栞
対してキラは平然とした顔で

キラ「しらねえ」

あっさりと答える
昔からテレビは殆ど見ていない そもそも沖縄にはローカル番組が多い
だから本土の事等 殆ど知らなかった。

 

549 :kira =836:04/03/24 23:19 ID:???
こっちに来ても見たのは朝のニュースぐらい  あとは修行するか
ずっと戦っていたしなと 鼻を指先でぽりぽり掻きながら思い返す
よく 考えればそんな生活を十七年間していたんだな俺・・。

それを聞いた栞 はぁーと呆れたような ため息をついて説明を続ける
こいつに聞いた私が馬鹿だったといわんばかりだ

少し むっとした表情になるキラ 悪かったなけっ・・。 

栞「とにかく すごいお金持ちでもうお屋敷なんか
  テレビでみた豪邸訪問でもすごい広さだったんだから」

説明をしながら手を組み目を瞑りながらうっとりする栞
脳内には大豪邸でドレス着て踊る自分が映っているのかもしれない

最高に似合わないぜ栞 と心の中で思うキラ 正直に口にだしたらそれこそ
命がないだろう 口は災いの元だ・・。



550 :kira =836:04/03/24 23:22 ID:???
あと話だが やっぱり興味がわかない
そもそも大豪邸は合戦場にはまるで関係ない
金持ちだろうがそんなことはどうでもいい
キラにとっての興味は己を強くすることのみ 
そう・・親父八神厳矩と兄貴阿麻王を越えるぐらいに・・゛

昔は自然が自分の家みたいなものだった
いつも稽古は一人で夜中に行っていたからな
他人に見られるのは嫌で 鍛錬はひとりでやった 

その所為か昔から家にいるより外にいる時間が多かった気がする
栞と出会ってからは少し変わったが
だから家など寝泊りするところぐらいにしか考えていないキラ

キラ「へー そうなのか でも俺には関係ないぜ
   それも記憶にないんだから仕方ないだろ」

  

551 :kira =836:04/03/24 23:25 ID:???
本当は思い返すのも面倒くさいだけだが まっ
その時には断ればいいかと思っているのだが・・

栞「つまり・・めったにないチャンス
  大豪邸へ招待されるなんて行かなきゃ損よ」

やけに乗り気の栞 行くのは俺だろ
と言いたいが・・やめとく
これ以上余計な説教はごめんだ 

そもそも なんで 栞の奴がこんなに乗り気なんだ
俺はてっきり猛反対するかと思っていたんだが・・・
と拍子抜けするキラ

栞「あっ そろそろ 昼休みが終わりだ じゃ 後で話そうね キラ」

時計を見て 制服を翻し 駆け足で教室へ戻る栞 それに対しキラは

 

552 :kira =836:04/03/24 23:27 ID:???
キラ「あ・・ああ」

と うなずく 何だったんだあいつは・・
と 中庭でぼーぜん と立ち尽くすキラ 
ひゅうーと冷たい風が吹く

栞の奴 言いたいこといって行きやがったな
どうするかな・あの手紙への返答だが・・
ぶらぶらと教室へ帰るキラ 歩きながら考える

手紙の内容は確かに女性のものだった
だが何か気が乗らない 一種の勘だ

幾多の死闘のなかで研ぎ澄まされた直感が
行くな危険だとキラに告げている なぜかは わからない・・

だが・・と瞬間 真剣な表情に変わる それは闘いへ赴く顔
そこには普段のぼーとした表情は一欠片もない 闘志に満ちた顔だ

 

553 :kira =836:04/03/24 23:27 ID:???
キラ「挑まれたからには 俺は受けてたつぜ・・」

一人呟き 決心する 何が待ち受けているかはしらねえが
退屈していた所だちょうどいいそれに 妙に八神の血が騒ぐ もしかしたら・・

ニヤリと笑うキラ その顔は何かを予感したようだ
周りの木々がざーと急な風で揺れた それは自然のモノかキラの発したものか

静そしてかな学園生活に新たな波紋が生れた。

今日はここまで

次回 大豪邸でキラ達を待ち伏せる者は
かってない強敵がキラの前に現れる
南王手の刺客か それとも?

というわけで キラ達には悪戦苦闘してもらいましょう。
いろんな意味で 。


ご指摘の通り 携帯からメッセージを送ればよかったですね
しかし最近 殆ど携帯をつかわないのですっかり忘れていましたw
次回からそうします。

では


554 :愛蔵版名無しさん:04/03/24 23:32 ID:???
kira =836さん
久方ぶりなのに以前と同じく原作の雰囲気をきちんと守るように努めてくれているところが嬉しいです
続編を作って貰っても雰囲気が外れていくと寂しいやら悔しいやらで嫌なんですが
貴方の丁寧な物語作りにはとても好感が持てます
久し振りに見たら暫くお休みをしていたみたいで意外でしたがこれから時々来させてもらいます
ありがとうございました。

555 :愛蔵版名無しさん:04/03/25 00:12 ID:???
kira =836さん
早速の書き込み楽しみましたよー。
細部までよく考えて真剣に書いて下さっているの
やはりわかります。
kira =836さんの御人柄が伺えるのが
一番の楽しさかもしれませんね。
突然去ってしまわれた時は
何だか信頼を裏切られたみたいで
辛かったのですが
もうこれでわだかまりは消えました。

556 :愛蔵版名無しさん:04/03/25 00:57 ID:???
>>553>kira =836
Oh 復帰おめでとう、いつかはこうなると思っていたよ。
あなたの誠実な言葉使いからして書き逃げする人間だなどとは
考えられなかったからね。
携帯電話から書き込みするのを忘れていたとあるけれど
一途な男は瑣末なことは思いつかないものだ、よくわかるよ。
今夜は楽しませてもらったよ、心から礼を言います。

557 :愛蔵版名無しさん:04/03/25 14:57 ID:???
こんなことは2チャンでは珍しいな

558 :愛蔵版名無しさん:04/03/25 16:57 ID:???
未知の大富豪令嬢か? 護法院 清華
ネーミング結構難しいですよね
私も勝手に翻案小説かいてみたことがあるのですが、名前考えているうちに恥ずかしくなって先が書けなくなってしまいしたw。
kira =836さんの思い切りの良さになんか感心しています。でもどうか頑張ってください。

559 :愛蔵版名無しさん:04/03/25 17:28 ID:???
kira =836さん、お願いです!、八神兄弟の男のエロティシズムがそこはかとなく漂うような表現を心がけてください
今までもこの種のものとしては好い線行っていたとは思うけれど、もっとというかもう少し欲しい感じが個人的にするのです。
時々貯まっていった分を一気に読んでいる男からの希望でした。

560 :愛蔵版名無しさん:04/03/25 20:14 ID:???
続編というものは、全ていかに原作の雰囲気を壊さずに発展させられるかにかかっている。
kira =836という人はその点は今のところは及第点をマークしていると思うけれど、
先へ進めば進むほど難しくなってくる。
いつのまにか意図しないままに本筋から逸脱ししまうものだからだ。
殆ど全ての物語が、その許容限界点に達した時崩れていかざる得ない宿命だ。
このひとが如何にしてそれを出来るだけ先延ばしできるか、そのことに興味がある。

561 :愛蔵版名無しさん:04/03/25 21:21 ID:???
>>560
回りくどい言い回しだが早い話が『進ませれば進ませるほど辻褄が合わなくなるので難しいよ』ということだな。
それならば解る。格闘以外のことに触れ過ぎると膨れ上がっちゃって訳わかんなくなるもんね。
kira =836氏の腕の見せ所だね。

562 :愛蔵版名無しさん:04/03/25 23:00 ID:???
皆さん真面目で知的なので俺はちょっと怖い。

563 :愛蔵版名無しさん:04/03/25 23:27 ID:???
kira =836さまへ

個人的に毎日更新が好きです

564 :愛蔵版名無しさん:04/03/26 00:02 ID:???
>>562
そんな事は気にすることは無いですよ、俺もただのパンピーで一介のキラファンです。

>>kira =836
週一回だと間が開き過ぎのような気がするし、毎日では凄く大変だと思います
そこで2日に1回のアップがちょうどいいのではないでしょうか?。

565 :kira =836:04/03/26 00:10 ID:???
キラが静かな学園生活を送っている間
闇は動いていた・・・確実に


そこは光源もなく手元も見えない深い闇の中 何も見えず
手探りで歩くしかない世界 そこにその声たちは居る

誰もが互いの顔を隠しつつ参加しているのだから問題はない
ゆえに闇はそこに存在を許されているのだ


声一「そうか・・・今後の方針は決まったな 他に報告はあるか」

まとめ役らしき声 が会議を締めくくる
今後の戦略について話し合っていた声達
今 提案がまとまり 他の意見を聞いている。


 

566 :kira =836:04/03/26 00:12 ID:???
声二「現在 南王手の動向はある程度 掴んでいる・・が
   あの男も我々の行動には気付いているはずだ 油断はできん」

もう一人は若い男の声 
だが修羅場を潜り抜けてきた重みを感じさせられる。


声三「しかし奴らは 一枚岩ではない そこに付け入る隙もあるぞ」
女性らしき影の声 年齢はわからない 
冷たい印象の口調。

声四「私も聞いた 八神流 養子が後継者とはな
   奴らの血筋も地に落ちたものよ」

嘲笑するような響きを含む言い方をするその影
落伍者といわんばかりの口調だ。

声五「その件で私に妙案があるのだが」
中年らしい声が発言
それに対して



567 :kira =836:04/03/26 00:15 ID:???
声一「・・言ってみろ」
高圧的だが別段気にした様子もみせずに続ける声

声五「例の対象に接触した
   この幾を逃す手はあるまい」

淡々と話す そこには
なんの感情も含まれていない
機械のような印象の声だ

声五「餌には使える 場合によっては
   味方に引き込める可能性もある」

それを聞き 重々しい印象の男は黙り考えた
結果や効果など思案しているようす やがて

声一「面白い・・やる価値はありそうだな」
   いいだろう その件 お前に一任しよう 
   詳細は次回 報告しろ 期待しているぞ」

瞬間 四人の姿は姿を消す あとに残る一つの影
何かを企むように口元を歪めその男は低く笑う
まるで全て順調だと言わんばかりに

 

568 :kira =836:04/03/26 00:15 ID:???
キラ達に少しずつ闇が迫る。 


今日はココまで すこし 短かったかもしれませんね

インターミッションのような感じになってしまいました

キラが平和に学園生活送っている間にも
闇では何かが進んでいる・といった感じですね。

知らず知らずに侵食されていく
日常生活を描ききれるか心配です
描写はなるべく努力しますが・・では


569 :愛蔵版名無しさん:04/03/26 00:22 ID:???
>>568
kira =836さんへ
じつに上手な台詞回しですよね。
短くても重量感のある展開で十二分に迫力を感じ取れました
しかもそれを目立たせず押さえることで得られる効果をきちんと計算できているあたり
あなたの頭の良さを感じないではいられませんね。

570 :愛蔵版名無しさん:04/03/26 00:53 ID:???
>>KIRA=836さん
インテルメッツォだなんてとんでもない。じっくり押さえて不気味な雰囲気を巧く演出してるじゃないですかい。
普通のファンではこれだけ思い入れできない、いや思い入れだけで終わっちまいますよ。
何ツーたらいいかわからないけど作者が見たら作者名利につきると感動しますよ、いや必ず。

>>564
うん、2日に1回というのは丁度いいインターバルだと思ったわ。

571 :愛蔵版名無しさん:04/03/26 03:44 ID:???
KIRA=836氏の頭の中には碧星タケル氏を遥かに上回る世界が存在しているような予感がする
最初から、と言ってもこんなことは無理も承知だが、原作はこの人でいっていて欲しかった気がするなぁ。
アマチュアとはおもえないしっかりした展開だよね。

572 :愛蔵版名無しさん:04/03/26 18:46 ID:???
全部読んでみると、kira=836という人物シロウト作者としては非常に丁寧に推敲を重ねている人だということは実感できる
似たように原作を元に自由に空想を膨らませた小説を公開してあるところは多々あるがだらだらと長くて概ね読みにくい
それを感じさせないところがkira=836氏の一番の長所のように感じられる

簡単に感想を書かせてもらったが煽りではないので、どうか悪しからず

573 :愛蔵版名無しさん:04/03/26 20:45 ID:???
>>560
詳細な分析に感心した、なるほどね
エントロピーの増大に耐えられなくなるということでしょ
最近習ったばっかりなんですよ

でも誰でも何でも地球でも最後は必ずそうなるわけで
今はkira =836さんの話し上手ぶりを楽しませて貰いましょうよ ってことで
いいんではないでしょうか?

煽りではないので怒らないで下さい

574 :愛蔵版名無しさん:04/03/26 21:42 ID:???
kira =836さん
まず毎回楽しませてもらっていることに御礼を言わせてください。「ありがとうございます。」
ただ自分の経験からして毎日必ずというのは本当に大変です。それを思うと何かいつも心苦しい気持ちになります。
そこで564の方も書いているみたいに2日に1回くらいが余裕でこなせるペースではないでしょうか。
老婆心ながらひと言申し上げました。

575 :愛蔵版名無しさん:04/03/26 22:26 ID:???
いつもここは盛り上がっているね
だがアニメ化されたのは修羅の刻なのだ
これが悲しい現実なのだった

576 :kira =836:04/03/26 23:00 ID:???
キラ「に してもだ・・」

所変わり 鎌倉市内のとある大屋敷にキラは到着していた
屋敷内にある畳大部屋で胡坐をかきつつ待つキラだが
一向に誰も来ない
使用人にここで待てといわれ 早十五分が過ぎたが・・・

その週末の土曜日 手紙内容に書かれていた指定の場所に
待っていたキラ 時刻は朝の十時・・
栞はついていくといったが必死で逃げてきたキラ

余計な厄介ごと抱えるのはこれ以上ごめんだ すまないな栞
おまえを危険な目にあわせるわけにはいかねえんだと
心のなかで謝る どちらにせよ栞に来て欲しくはないのだが・・
何かとうるさそうだから。

今日もキラの格好は普段と同じ 服装でべつに変わった様子はない
普段と同じだ おしゃれなどする気もない 相手がだれであろうとも
知ったことではない
そもそも そんな概念はキラにはない。

キラ「ふあああ」
そして盛大にあくびをする 退屈だ 待てといわれ
もう十五分は経っているかな・・長いぜ
待つのは正直言って嫌いだ 体を動かしていたほうがいい

かったるいんで 手短に終わらせ さっさと家に帰って寝るかと
頬肘 付きながら考えるキラだった さてと・・・まずは
とここの屋敷の様子について考える
  

577 :kira =836:04/03/26 23:08 ID:???
この屋敷だが 護法院家fは元々武家屋敷のらしい
改装工事は加えられているが基本的な造りは変わっていない

古風な造りでかなり年代が経っているようだ
敷地も相当広い 池には錦鯉が泳いでいた
庭もよく手入れされており 綺麗な純和風の屋敷だろう

キラの向かえに来た使用人の男や屋敷内の使用人の数
それに 屋敷の大きさ 送迎用の高級車といい
栞の言ったとおり 金持ちで名家というのは本当らしい
ただ・・ひとつ気になるのは・・ここに

と大きく両腕を上げ背伸びしてから一言
急に気配が変わるキラ 膨れ上がるような闘気が放出され
静かな空間が一瞬にして雰囲気を変える 合戦場のそれへと
キラの口調も変わり

キラ「 誰だか知らないが いつまでそこにいるんだ 
    天井裏から俺に挨拶するつもりか?」

と挑発するように言い放つ 先ほどから監視されているのだ
それが気に入らないキラ。
 

578 :kira =836:04/03/26 23:14 ID:???
先ほどから天井裏にひそむ 気配を敏感に感じてた
位置が正確につかめない 分散している 一人だけだが

気配を消したつもりのようだが 甘い かすかに漏れている
頃合をはかり話しかけるキラ まさかとは思っていたが
勘が当たったぜ どうゆうつもりだこいつ・・

声「・・私に気付くとはさすがです いつから?」

高くもなく低くもなく性別もわからず そしてどこからともなく
誰かの声が畳部屋に響いた へえ 妙な仕掛けだなと感心するキラ
音響が拡散してどこに居るか つかめない仕造りらしい
普通のまともな屋敷にはない となると・・この部屋の目的はひとつ 

キラ「入った時からだよ 俺を襲うつもりだったのか?」

表情を崩さず 確認するように聞く 相手の殺気は感じないが
まともな会合とはいえず 油断はできない と首をこきこき 横に動かす
俺は いつでも相手になるぜ 自然体のまま立ち構えるキラだが

 

579 :kira =836:04/03/26 23:15 ID:???
声「・・・いえ 貴方の技量を試したのです」

声が終わると同時に天井裏の一部が開き 素早く誰かが
キラの座る畳の前五メートルほど先に降り立った
素早く自然で無駄のない動き かなりの腕前だ
そしてキラはその人物に見覚えが会った・・・・

キラ「あっ!!・・・・」

瞬間思い出す たしかこの娘は・・・
記憶が蘇る あのときの・・

その反応をみて目の前の少女はいたずらっぽく
くすりと笑い 自己紹介する

清華「はい・・先日は お世話になりました 八神雲様
   私が護法院家 当主 護法院 清華ですわ」

と自分へ指を指しつつ驚く キラに対し
にっこり 笑い 丁寧にお辞儀をするのであった



580 :愛蔵版名無しさん:04/03/26 23:23 ID:???
細かいところまでよく考えてくれているなぁ

581 :愛蔵版名無しさん:04/03/26 23:38 ID:???
kira =836さん
>>579
3人目の女の子間で登場させちゃうなんて
物語の展開に余程自信がなければ出来ない技という感じがしますね。
パンチラのほうには行き過ぎてほしくはないですけれど
いったいどんなキャラなのか期待しています。

582 :愛蔵版名無しさん:04/03/27 00:08 ID:???
ん、今夜はこれで終わりですか?。

583 :kira =836:04/03/27 00:17 ID:???
みなさん ありがとうございます

そうですね二日に一回書き込むほうがいいかもしれません
設定の量から無駄な部分を無くし修正する作業もありますから
 
だらだら書くと読みにくくなるのでかなり文章削っています。
毎日楽しみにしている方には大変申し訳ないのですが・・。

次回は日曜日に書き込みますね。

護法院 清華にはキラを闇の世界へ誘う
案内人になってもらう予定です
対するキラの反応は?
では

584 :愛蔵版名無しさん:04/03/27 00:22 ID:???
>>583
kira =836さんへ
わざわざ御丁寧なご挨拶痛み入ります。
緻密なお仕事振りから感じられてきたのですが
やはり丹念に修正をされていたのですね。
僕も隔日くらいに書いて下さるのが
御互い良いような気がしていました。
次回を楽しみにさせて頂きます。
いつもありがとうございます。

585 :愛蔵版名無しさん:04/03/27 00:56 ID:???
>>583
大したもんですねぇ、kira =836さん、こう言うしかないわ俺なんてさ!
だって巧いし洗練されてるんだからね
これで格闘技歴15年とくるんだから何か非常に魅力的な人物像が浮かんでくるようだよ
ちょっと羨ましすぎのコメントでした

586 :809:04/03/27 01:09 ID:???
>>583
kira =836さん
こんばんわ、そして今夜も楽しみました、どうもありがとうございます。これだけの文章を創るのは本当に大変だと思います。
ですから仰るとおり「次はいつ書き込む。」と予定を宣言して下さって良かったです。
もう一度ありがとうございました。

587 :愛蔵版名無しさん:04/03/27 04:50 ID:???
>>575
それはもう言うまい。潔く修羅ファンに対してはおめでとうと言っておこうと思うぞ。

kira =836さんて格闘技歴15年の使い手だったの!!。
掛け値なしに凄い。まさしく文武両道に秀でているとはこの人のことじゃないですか!!、
はっきり分るレベルで文章丁寧で上手い!!。

588 :愛蔵版名無しさん:04/03/27 19:44 ID:???
碧星タケル?
まさかね
あいつはドラマは駄目だし

589 :愛蔵版名無しさん:04/03/27 21:45 ID:???
>>587
どう見てもアニメを想定しているのは『秘拳伝キラ』の画なんだけどねぇ
まぁアニメ化漏れのお陰でkira =836氏が出現したのだから皮肉だな
それにしてもこれだけコアなファンがいるとは意外や意外

590 :愛蔵版名無しさん:04/03/28 00:43 ID:???
>>587
>格闘技歴15年の使い手だったの!!<

確かに前スレにそう書いてあったようだ。俺的にはそのまま信じられなかったのだが、
緻密で落ち着いた文章にも拘らず、十二分に緊張感を感じさせる文体は
格闘技あるいは武道経験のある人間であればこそ書けるものの様な気がしてきて
今では信用している。
感情に流されない受け答えが出来る辺りかなり優れた武道家かもしれない。

591 :愛蔵版名無しさん:04/03/28 00:53 ID:???
>>590
碧星も武道歴は少なくとも15年以上はあると思ったが。

592 :愛蔵版名無しさん:04/03/28 15:07 ID:???
>>591
三好雄己はどう見ても格闘技経験は無さそうな優男だったな

593 :愛蔵版名無しさん:04/03/28 15:24 ID:???
>>kira =836さん
>>577から>>578にかけての
八神雲に少年らしからぬ非凡さを感じさせる素敵な演出ありがとう
原作をよく見極めていらっしゃるのも判ります

594 :kira =836:04/03/28 19:06 ID:???
目の前の少女はにっこりとキラに微笑む
天使のような笑みだ この娘を思い出したキラ

一週間ほど前

その日学校帰りに街をぶらぶらしていたキラ
ゲーセンによってから家に帰るか
と思いながら歩き
ふと 街角に目を向けた すると

不良一「なあ いいだろ 俺たちと一緒に遊びに行こうぜ」

女の子「あの・・こまります私・・」

不良二「君の制服って確か護学院女子高だよね
    こんな所で出会えるなんてラッキーだな」

観たところナンパ 引っ掛けか
不良達がお嬢様女子高生に絡んでいるだけだ
別に関係ないのでそのまま通り過ぎようとしたキラ だが

キラ「んっ・・たしか あいつ」

不良達の顔の中に見覚えがあるキラ
以前 水島達を袋叩きにしていた連中だ

 

595 :kira =836:04/03/28 19:07 ID:???
やれやれ・・またあいつらか
溜息つくキラ なんでこんな奴らに縁があるんだ俺
そう思いつつそちらに歩き出す めんどくせーな。

不良達は少女を取り囲みひたすら話しかけている
その少女はただオロオロするばかりだ
明らかに困っている様子だ

キラ「おい・・お前ら」

すぐ近くまで来たキラ
鞄を肩に掛けながら
不良達の肩越しに話しかける


不良達「あーん なんだ こいつ?

そういいつつ
不機嫌そうに不良達がキラに振り返った
邪魔するんじゃねえと言いたげな表情

そこにはキラが睨みつけて 仁王立ちしている



596 :kira =836:04/03/28 19:08 ID:???
不良一「なんだ お前はよー 俺たち忙しい・・」

そう言い掛ける不良 だがまてよ こいつの顔・・・
と記憶を探る・・・どこかで会ったな 誰だ

キラ「久しぶりだな・・また集団で弱い者いじめやっているのか?」
いじわるそうに にやりと笑うキラ 

瞬間 それを見て不良達は思い出す 化け物のような強さを持つ
この少年  や やべえ・・と青ざめる不良達

不良「 お お前は
   あの時の・・・」

全員蒼白になる なんでまたこいつが居るんだよ
まさか・・・この娘はこいつの・・

キラ「そいつは俺の知り合いなんだが なにか用でもあるのか?」
   よかったら 俺が代わりに聞いてやるぜ」

不良達に迫りながらそう言うキラ
指をポキポキならしながら圧倒的な迫力で歩いてくる

とっさの嘘だ しかしこの状況ではそれが有効だと判断
やれやれ 俺もお人好しだな と内心苦笑する キラ

 

597 :kira =836:04/03/28 19:12 ID:???
しかし不良達はそれだけで震えあがる

不良達「そ そうなのか 悪かったな あんたの知り合いだったなんてよ」
    知らなかった い いくぞ お前ら!!」

即座に撤退していく不良達 我先にとその場を離れていく
その顔は誰もが恐怖に満ちていた。

キラ「へっ・・」
逃走する不良達を見ながら微笑
もうすこし張り合ってくれると嬉しかったのだが・・・

少女「あ あの・・ありがとうございます」

その少女はキラに頭を下げながらお礼を言う
まあ 本当にお嬢様だ なんでこんなところに一人でいるんだ

キラ「べつに いいさ それより一人で歩くと危険だぜ
   今みたいな奴がここにはたくさん居るからな」

じゃあなと言って キラは立ち去る
その背中に向かって少女は



598 :kira =836:04/03/28 19:40 ID:???
 
少女「あ あの
   貴方のお名前は・・・」

せめて それだけでもと少女は言う
別に言う必要はないのだが
この時 言ってしまうキラ 半分まずいと思ったが すぐに
 ま・・べつにいいか この娘とはもう会わないしな と考え

キラ「俺は八神キラだ・・もうここには来るなよ」

と背中越しに片手を挙げつつその場を去る
その 後ろ姿を少女はずっと見ていたのだ

キラ「あのときの・・」

道理で俺の名前知っているわけだ
この娘が護法院清華だったとは

 

599 :kira =836:04/03/28 19:42 ID:???
目の前の娘 護法院清華はにこにこしながらキラを見ている
天使のような笑みに清楚で明るい雰囲気を持つ少女

栞と瑠伊を足して二で割ったならこうゆう性格になるかもなと
内心思うキラだった

清華「はいっ キラ様に御礼をいいたくて探してしまいました
   お手紙読んでいただき嬉しいですわ」

にこにこしながら丁寧に言う清華 雰囲気はまさにお嬢様
それにしても・・と思うキラ さっきの身のこなし只者じゃなかった
普通の女子高生には見えなかったが・・

キラ「変わった特技 持っているな」
それを聞き恥ずかしそうにする清華
すこし小声で

清華「あれは おじい様から習ったんです
   なんでも古い忍術だとか聞きました」

忍術ね・・仕掛け天井といいあの身のこなしといい
きっと変わった爺さんだろう・・と想像するキラ
九重の爺さんみたいな奴かもしれないな・

 

600 :kira =836:04/03/28 19:45 ID:???
清華「あの・・キラ様はなにか武道を嗜まれておられるのですか?」

とキラに聞く清華 キラへの疑問 もっともだろう

やばい・・・どうごまかすか まさか南王手ですとはいえないしよ
とりあえず ごまかさなければならないだろう 

キラ「空手・・をすこしな」
歯切れ悪く言う 
嘘はついていないだが流派まではいえない
とりあえず聞かれたら聖拳塾とでも言っておくか

それを聞いた清華 表情がパーと明るくなり嬉しそうに
両手をパンと合わせ

清華「やっぱり どうりで気配の察地や 身のこなしが
   ただものではないと 感じましたわ 」

と明るく言う清華 まるで共通の趣味を見つけたことが
嬉しくてたまらないといった感じを受ける 変わった娘だ

まあ とりあえずはごまかせたんでよしとするか
キラは一息つく さて そろそろ



601 :kira =836:04/03/28 19:46 ID:???
キラ「清華さん・・用事はそれだけか
   おれは もう帰るぜ」

用は終わった長居は無用だ 手早く帰ろうとするキラ
しかし 清華は帰ろうとするキラの袖を掴み

清華「あの・・それだけじゃなくて その・・あの」

といいにくそうに下を向きもごもご言う清華
なぜか顔が真っ赤だが・・声が小さい

キラ「あーん なんだって」
聞き取りにくいので耳を立て近くまで寄るキラ
なにやら小さくて聞こえない

しかし やな予感がするぜ 大体当たるんだよな この時
なぜかキラの背筋に鳥肌が立つ・・そして次の瞬間

清華「あのっ・・キラ様 私と正式にお付き合いしてください!!」

急に大声で叫ぶ清華真っ赤になる それを聞き 唖然とたち尽くすキラ
屋敷のどこかで獅子脅しが コーンと鳴った。

 

602 :kira =836:04/03/28 19:47 ID:???
今日はここまで

ついに告白されたキラ
学園モノではよくある光景

しかしそれだけではすまないのが
キラの世界
その先は・・なにがあるのやら

これからどうなるのでしょうね?

では 
次は火曜日に書き込みますね

603 :愛蔵版名無しさん:04/03/28 20:03 ID:???
>>kira =836さんへ
やはり貴方は並みの格闘物ファンじゃないですね、
こんな展開まで創ってくれて失礼ながら難しくなって来たのではないでしょうか?。
でもこれで巧みに展開して切り抜けて下さったなら貴方は本当の使い手ですね。
智の使い手ですよ。
火曜日を楽しみにしています、
いつもありがとうございます。

604 :愛蔵版名無しさん:04/03/28 20:44 ID:???
恋愛物にまで発展させるなんて能力の大きさを感じるね

605 :愛蔵版名無しさん:04/03/28 21:38 ID:???
>>602
kira =836さん
3人目の女性、栞の姉と比嘉亮子いれるから5人目の女性の登場ですな。
ありきたりの学園モノでは済まさない覚悟で作ってくれているあなたがとても好きです。
辻褄が合わなくなるような愚かさは決して犯さない覚悟が感じられるところが凄く好きです。

そういうところは我が国の政治家や官僚に絶対見習わせたいと感じています。ほんとです。

606 :愛蔵版名無しさん:04/03/28 22:43 ID:???
>>605
おいおい、何を大げさなと言おうかと思ったが思い直しましたよ。
最近の小泉純一郎氏と取り巻き連中の混乱振りと馬鹿さ加減はほとほと愛想が尽きたからです
それに比べるとkira =836氏は誠実さと堅実さで遥かに優っていると実感したからです
スレ違いすみません、でも丁寧で真面目なお話の展開振りにはとても好感が持てます。

607 :愛蔵版名無しさん:04/03/28 23:51 ID:???
kira =836さんへ
>>597の不良ども退散のシーンは画が見たかった!などとは言うまい
わざわざサービスとして作って下さった観のある場面に感謝いたします。

でも当然、娘は誘いだったわけですよね。

608 :愛蔵版名無しさん:04/03/29 07:12 ID:???
>>607
そりゃそうだろう、ただの令嬢が屋根裏から同じ年頃の少年を観察したりする筈がない。
『それだけですまないのがキラ……』となっているんだからさぁ。

609 :愛蔵版名無しさん:04/03/29 18:43 ID:???
KIRA=836さんの文章が上手いのはよく分るけれど、俺みたいなキャラ萌え人間にはちょっと物足りないのよ。
だからエロは目で感じるものなのだと思い知らされるのよ。身体つきの描写がもっとあったら楽しいんだけどねえ。

610 :愛蔵版名無しさん:04/03/29 19:58 ID:???
ここ全員すっかり原作を離れて妄想世界に突入してる

611 :愛蔵版名無しさん:04/03/29 20:17 ID:???
>>605
すれ違いだが禿胴。
koi泉、fuku田、a部、ishi破etc連中が理屈でものを考える力が無いのは
今やガキから大人まで常識になりつつある事実だ。
まさしく支離滅裂なのだ。
それに比べkira =836氏は論理的にしっかりしている、
それが誠実さとして感じられるのだろうな。

>>610
そう言わずに先ずは読んでみること。
作者の後始末を実にきちんとしてくれているのがわかる。

>>kira =836さん
二日おきで丁度いい感じです、先の展開を楽しみにしています。
どうか楽しんで書いて下さい。
辛くなったら遠慮なく断って休んで下さい。

612 :愛蔵版名無しさん:04/03/29 21:57 ID:???
>>609
各場面で登場人物の肢体の質感が上手く言葉で描写出来ていると萌えられるんですよね
それなら試しに『お前が書いてみせろ』と言われると困ってしまうのですが 汗

613 :愛蔵版名無しさん:04/03/29 22:55 ID:???
>>611
支離滅裂=不誠実

理論的で筋が通っている=誠実


激しく同感だ

当然こちらの836さんは誠実だと思っています

614 :愛蔵版名無しさん:04/03/30 00:02 ID:???
突然ですが
格闘ものにはエロ的な雰囲気が必要不可欠な気がするのです。
それもちょこッと妖しい男の色気がです。
失敗すると同性愛的な異様さで作品が汚れてしまいますが
この作分の連載時は程好くいい雰囲気が漂っていたので好きでした。

その辺りを上手く文章でも漂うようにしてくれると嬉しいです。

でもこんなスレッドがあったとは嬉しい驚きです。

615 :kira =836:04/03/30 01:08 ID:???

次の日 

日曜日 朝

朝から栞の家の居間でグダーとだらしなくテレビを見ているキラ
机と顔がほぼ直角になり どうみても間抜けな顔

実「ひそひそ なあ姉ちゃん キラ兄がまたアホ面になっているぜ」
栞の弟 実がキラの様子をみながら 耳打ちする

栞姉「そうねーなにか悩み事でもあるんじゃないのー」
   ほら キラ君も悩み多き青春の年頃なのよ」

歯ブラシ加えて 新聞読みつつ それに答える栞の姉
こちらは特に関心ないような様子

栞「キラのアホ面はいつものことじゃない
  それより朝食できたわよ」

そういって台所からエプロン姿で現れた栞
手には出来たての朝食が湯気あげている

朝食はハムトーストと目玉焼きとサラダとベーコン
あと紅茶 見るからにおいしそうだ
 

616 :kira =836:04/03/30 01:11 ID:???

キラ「・・・・・」
返事が無いキラ ぼーと顔をよこに寝かしつつ
テレビのニュースをひたすら眺めている・・いや見つめている
放心状態というか 心 ここにあらずといった感じ

実「・・・なあ キラ兄 朝食できたぜ 食べないのかよ」

実が聞くが やっぱりキラの返事は無い ただの屍のようだ
三人は仲良くテーブルを囲み゜朝食を食べ始める
しかし やっぱり反応がないキラ 
変だ 変だぜと実は疑う 


栞「食欲がないんでしょ ほって置けば?」

眼を閉じながらなぜか冷たく言う栞
三人は朝食を食べ始める・・無言で

キラ「(まいったな・・・)」
激しく悩んでいる


 

617 :kira =836:04/03/30 01:12 ID:???
昨日 護法院家



清華「あの・・私と正式にお付き合いしてください!!」

キラの裾を掴みいきなり大声で叫ぶ清華

一瞬なんのことか理解しかねたキラ はっ?といった表情になる
まてよ・・なんのことだ 俺と付き合う・・それって試合すんのか
いやそんなわけないよな でも確かに正式にとか言っていたが
それの意味することは・・

未知との遭遇といわんばかりな顔のキラ
それを見た清華悲しそうな表情になり

清華「やっぱり駄目なんですか・・私じゃ?」

とすこし涙目 正直言ってかわいい
男性の九十九パーセントは断れないだろう

しかし キラは残りの一パーセント
その言葉の概念が存在していないという意味でだが 


618 :kira =836:04/03/30 01:14 ID:???
キラ「ななな・・」

急に焦る ・・どうこれに対処するべきか
必死で思考を走らせるキラ 幾多の死闘を潜り抜けた経験と知識を総動員

これまでの戦闘パターン 感覚を思い出せ・・こんな時の反応は・・・
何もでねえぞー!!  まずい 次の一撃でやられる!!?

わけがわからず 変な思考に陥る 頭の中が真っ白になる
あたふたするが それ以上の言葉が浮かばないキラ

完全にパニック状態

清華「そうですよね・・であったばかりでこんなこと
   言うなんて 普通おかしいです・・でも」

言葉を切り キラの眼をじーとみる清華
そして ずばり言う

清華「私キラ様のことが好きになってしまったんです」
   やはり駄目でしょうか?」

真剣に聞いてくる まずい まずい どう言ったらいい
早く考えろ  八神キラ
大量の汗が出てくる 何か言わなくては・・

 

619 :kira =836:04/03/30 01:17 ID:???
キラ「おっ おい 清華さん そういう問題じゃなくてな」

ようやく言葉が出た と とにかく とりあえず
何か返事をしなければ 落ち着け・・と精神統一 深呼吸だ 
・・・ よし

キラ「あーなんだ その・・だな 駄目じゃないけど
   いきなりはな・・」

わけのわからない返事になる
そういう関係はまだ早いといいかけるが
聞いた清華 ぱーと顔を明るくして

清華「では お付き合いしていただけるんだすね 嬉しい!!」

いきなりキラにそういって抱きつく清華 柔らかい体
いいにおい のする髪 鼻にふんわり残る香りが・・
・・じゃなくて げっ なんでこうなるんだよ!!

あいまいな言い方をどう解釈したのか同意したと思われたのか
まずい 状況極めて不利 ピンチ

 

620 :kira =836:04/03/30 01:19 ID:???
キラ「だからっ!! 俺は・・」

と清華の体を強引に両手で掴み離しつつキラは叫ぶ
きゃっといって驚く清華 しかし それも気にせず

清華「キラ様 これからどうやって二人の時間を過ごすのか
   私 すでに考えていますの とても楽しみですわ・まずは・・」

にこにこしながら話しだす清華 もはや頭の中では恋人決定
それをみた瞬間 キラは あ・・これは
何を言っても無駄と・・・説得を断念する。

キラ「・・・・・」
真っ白になり固まる・・
昔みた漫画にあったような場面
キラの隣で清華が一人で恋人計画を話すのを
聞ていたかも・・しれない 

そのあとは
どうやって家に帰ったのか
殆ど覚えていないし・・・と回想



621 :kira =836:04/03/30 01:22 ID:???
キラ「あー 参ったなー」

頭を抱えるキラ 本気で悩む
 まさか本当に付き合うことになるのかよ
全然知らないぞ俺 女の子の好みなんて

こんなに悩んだのは期末試験の時以来だぜ まつたく・・

あの時の方が百倍ましだけどな・・とほほ これからどーすんだ俺
とテーブルに片肘付き悩みまくるキラ 朝食どころではないのだ。

栞「ごちそうさまっ!!」

怒った様に テーブルをバンと勢いよく叩きながら
自室へ戻ろうとする栞 昨日帰ってきたときからキラの様子がおかしい

話しかけてもうんともすんとも言わない 変
それを見た栞の勘が告げている 女 関係だなと

繰り返すが 栞の勘は神業級だ
特にキラのことに関しては折り紙付。

 

622 :kira =836:04/03/30 01:26 ID:???
でも なんで私こんなにいらいらしているのかな・・と思いそれがわからず
余計に腹が立つ栞。だから怒っている。

栞「(??でも私なんで こんなに苛立つんだろう?)」
自分の心に疑問を持つ栞 こんなただの幼馴染なのに・・と

それをみた 栞の姉

栞姉「なに 怒ってんの 栞ー さては
   恋人のキラ君が かまってくれないからすねてるなー」

いじわるく言う とても楽しそうだ

実もにやにやしながら栞を見ている 
二人の関係がどうなるんだろうといった表情
完全に遊んでいる二人

栞「べ べつに こんな奴と私は・・!!」
  
必死になり姉につっかかる栞
焦るところが図星とバレバレ
 
その時 自宅の電話が鳴った 
手が空いている 実が気付き 取った

・・そして



623 :kira =836:04/03/30 01:30 ID:???
実「キラ兄 電話 聖拳塾の松風って 人からだぜ」

受話器を差し出す実 すぐに取るキラ
なんだ 俺は忙しいんだよ・・悩みごとでな
といった表情で面倒くさそうに 受話器を当てる

松風(電話)「久しぶりだな八神」
 たしかに松風の声だ 生真面目そうなのが
電話越しからでも 伝わるぜ

キラ「ああ・・でなにか用事か
   松風 手短に頼むぜ」

本当は今すぐ切りたいが

そうもいくまい どうせ小言だろうが
ま 気分転換に聞いてやるとするかな

 

624 :kira =836:04/03/30 01:31 ID:???
松風「重要な話しだ 今すぐ本部に来い」

いつもそうだが・・だいたい松風
些細なことでも重要な話と言っている
気がするんだが まあいい

キラ「俺は忙しいんだよ 電話でいいだろ」

いちいち行くのは面倒だ 早く用件を言え松風 どうせ・・と
思った 次の瞬間 松風の口調が真剣味を帯びる

松風(電話)「獅子流心会のことで塾長が話があるそうだ
   電話では話せない内容らしいぞ」

その言葉を聞いた瞬間 キラの表情が一変した
獅子流心会 海外での南王手の団体名だ まさか・・

キラ「おいっ松風 何か海外で動きがあったのか?」
思わず受話器を握り潰しそうになるキラ

くそったれ ひさしぶりに聞いた名前だが
最近 音沙汰がないんで気にかけるのを忘れていた

 

625 :kira =836:04/03/30 01:31 ID:???
松風(電話)「さあな 僕に聞くな・・とにかく ただ事ではないようだ
       詳しいことは こっちで塾長に聞け」

そういって電話を切る松風 つーつーと受話器から音が響く

急に元の世界に引き戻される感覚
それを握り締めたまま立ち尽くすキラ
さっきまでの居間での騒ぎ
いまではやけに遠く感じた

今日はココまで

学園生活も合戦場も忙しくなつていますね

どこまで行っても闘いから逃げられない人生のキラ

キラの性格から言うと合戦場の方が闘いやすいでしょうね
女心のほうが はるかに強敵で闘いにくいでしょうからw

肢体の質感ですか・・確かにそうですね
学園編であまり詳しく書くと キラの雰囲気から離れた
危ない小説になってしまいますw

格闘編ではいくら書けるんですがね

では次回 木曜日の書き込みですね。


626 :愛蔵版名無しさん:04/03/30 01:56 ID:???
>>kira =836様
驚きました。
トイレに起きて何となくPCを起動したところ既にあなたの御投稿があったからです。
火曜日に書き込んで下さるというは本日の19:30あたり以降だと思っていました、
それなのに前回の日曜日から数えて30時間しか経過していないのに、
これだけ整った物語を書き上げることが御出来になるんて!。

とても堪能させて頂きました。
おかげで寝付かれなかった今夜が楽しい夢を見ながら眠れそうです。
本当にありがとうございました。

どうかkira =836さんもよい眠りを得られますように。

627 :愛蔵版名無しさん:04/03/30 02:56 ID:???
>>625
実に作品をよく理解しているので驚きです
作品を実によく租借していると言い換えるべきか

628 :愛蔵版名無しさん:04/03/30 06:22 ID:???
ここを読んだだけではサッパリだったんだけど
2日前に始めて原作を読んで打ち切りに腹が立ってから
読み直したら突然興味が湧いてきた
なるほど実に丁寧に補って進めてるのに感心した
いったいkira =836って何者なのだろうか?

ここはsage進だよね!

629 :愛蔵版名無しさん:04/03/30 17:26 ID:6DtuayUU
マンガ喫茶でバキや修羅の門&刻と並んで置かれているし黒と青と黄と赤の背表紙が目立ちはしたが
長い間読んでなかった。どうしてもメジャーな作品にばかり関心が行くからだが読んでみると確かに悪くなかった。
だがあまりにも短過ぎるしマニア度が高い作品だからこれからもメジャーにはなれないだろうな。

630 :629:04/03/30 17:28 ID:???
sage進行決まりだったのに気が付かないでうっかり揚げてしまった
激謝

631 :愛蔵版名無しさん:04/03/30 18:10 ID:???
沖縄の伝説の古流というネーミングは微妙にいい

632 :愛蔵版名無しさん:04/03/30 22:01 ID:???
一言言わせてもらう。
空手のセクシーさを一番感じさせてくれたのがこのマンガ。

633 :809:04/03/30 22:48 ID:???
kira =836さん
おひさしぶりです。
とうとう獅子琉心会登場、実に楽しみです。急がず慌てずじっくりと本筋に迫っていくあたりは、もしかするとkira =836さんのファイテインッグスタイルなのではないかと
考えたりしています。普通ならば先走りたくなる場合でも御自分を抑えて緻密な計算をしていく強かさを展開から感じるからです。
何時も何も御礼が出来ませんが本当に毎回ありがとうございます。

634 :愛蔵版名無しさん:04/03/31 02:00 ID:???
>>629
>>>これからもメジャーにはなれないだろうな<<<

悔しいがマニアック過ぎて表現は地味になるところが多いためその通りと思う。
メジャーにならなくてもコアなファンがいればそれでいいのではないだろうか?。

635 :愛蔵版名無しさん:04/03/31 12:47 ID:???
>>629
<メジャーにはなれない>
せつない言葉だなぁ

636 :愛蔵版名無しさん:04/03/31 20:27 ID:???
>>635
格闘技に詳しい人間になればなるほど、このマンガを評価する人間は多くなるようだ
それ故マイナーであることを運命ずけられているとも言える

決してマイナー即ち駄作ではないし、メジャー即ち良作傑作とも限らない
これが事実だ

637 :愛蔵版名無しさん:04/03/31 23:17 ID:???
>>636
それでは「秘拳伝キラ」はマイナーな良作で傑作に成り切れなかった惜作格闘漫画ということにしておきましょう。

638 :愛蔵版名無しさん:04/04/01 00:45 ID:???
明日用事があるので今夜はもう寝ます
Good Night

639 :愛蔵版名無しさん:04/04/01 02:03 ID:???
突然ですが>>368から後の水島に八神が闘い方を伝授してやるあたりはすごく萌えました。
書いている人の話し作りの上手さというかどのような場面を作ったら受け手が喜ぶか考えながら
書いているのが分るし、そこに親切さが感じられて気持ちがよいです。
これからも期待しています。

640 :愛蔵版名無しさん:04/04/01 17:18 ID:???
ageたら駄目ですか?。

641 :愛蔵版名無しさん:04/04/01 20:23 ID:???
>>640
かなりまえだけど嵐が来たし、へんな広告リンクが張られたりしてウザイから止めた方がいいと思われ

642 :愛蔵版名無しさん:04/04/01 22:06 ID:???
>>639
そうなのよ、kira =836は読み手の気持ちを読み手の立場に立って考えることが結構上手い人間みたい
つまりサービス精神旺盛な人という感じね

643 :kira =836:04/04/01 22:20 ID:???
東京 聖拳塾本部


キラ「獅子流心会が動いたのは本当か」
   どういうことだ おっさん?」

本部に走りこんでくるなり事務所にバンと飛び込み

ぶっきらぼうな口調で鴎凱に質問するキラ
表情は曇っているが 真剣で迫力がある 

先ほど 殴凱からの連絡を受けたキラ
栞の家を飛び出しそのまま東京へ向かう

本部の塚原殴凱から聞かされたのは
獅子流心会での異変だけだ

いったい なにがあった ・・・まさか・・
親父の計画が動き出したのか・・と道中脳裏に不安がよぎる

全身の筋肉の限界になるまで走り 本部に向かうキラ
息が上がるが すぐに呼吸を整え 殴凱に詰問する

殴凱「まあ 焦るな 小僧 まず これを見てみろ」

そういって 懐から書類らしきものを
取り出し 机の上にドサリと何かを置く殴凱 
かなり厚い 百ページはあるだろうか
 

644 :kira =836:04/04/01 22:21 ID:???
松風「これは・・・名簿ですか?」

同室の松風 壁際で両手を組み立ちながら黙って聞いていた
塾長が出した資料らしきものに眼を向け 問いただす 

分厚い資料は人の名前で上から下まで
埋め尽くされているようだが・・・

キラ「なんだ これ・・」
どれどれといった感じでぱらぱらと資料をめくるキラ
上から下まで目を通す しばらくして・・

キラ「これは・・」

その内容は 世界中の格闘家の名簿
資料の大多数はそれで占めている

国籍 アメリカ 中国 韓国 タイ インド ヨーロッパ 中東

流派名 空手 柔道 ボクシング 柔術 テコンドー etc etc・・・

キラ達がよく知る著名な人物も載っている しかし これはいったい・・

キラ「これじゃ なんだか わからないぜ
   もっと詳しく説明しろよ 」

 

645 :kira =836:04/04/01 22:21 ID:???
国別に名前と流派だけの羅列が並ぶ資料

肝心の内容はまるで不明
呆れたようにソファに体を沈め殴凱に言うキラ
やれやれといった感じの顔

松風「僕もです・・ただの人物 名簿にしか見えませんが」

対する松風も同感 これだけではなんとも言えない

二人の視線が殴凱に集まる ニヤリと笑う殴凱
わざわざこのために用意したと言わんばかりの顔になる 嬉しそうだ 
そして一言 両腕を体の前で組みながら 

殴凱「そいつら 全員 獅子流心会に属しておる」

松風&キラ「なっ・・・!!」

思わず絶句する松風 キラも驚いた表情になる

獅子流心会・・・日本ではなじみの無い名前の流派

だが 海外のある関係者には聖拳塾とならんで

ピックネーム いわば 裏の世界の聖拳塾といえるか
だが その実体はまるで不明で不明瞭 関係者のみ詳細を知りながら 
誰もそれを口外しないかのだ 謎が多い団体であるとしか認識

キラすら 殆どその内部の実体を知らないのだが・・・。

 

646 :kira =836:04/04/01 22:23 ID:???
松風「本当ですか 塾長 こんなに・・・」

資料をめくりながら 唸る松風・・眉を眉間に寄せ険しい表情
この人数と名前はすごい なぜ彼らが・・と考える 

世界の有名な格闘家 武道家は全て入っているかもしれない
自分も知っている人物ばかりだ しかし・・・ふと疑問に思う松風 
この情報はどこで手に入れたのだろう

・・普通は公開されないものだと思うが・・


松風「これって まさか・・塾長」

なにやら やな予感の 松風

普通は手に入らない情報を 手に入れることができる塾長

手に入れる方法といえば・・・
このひとの 性格からして・・・と予想

殴凱「おうよ・・海外の俺の知り合いに頼んだ
   
   裏の仕事をやっている奴だがよ・・」
   
 

647 :愛蔵版名無しさん:04/04/01 22:23 ID:???
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
こんばんわ〜

648 :kira =836:04/04/01 22:26 ID:???
かなり非合法的なやつだ・・・
そういって がははと笑う塾長・・やっぱり

それを聞き はぁぁ と溜息をつき呆れる松風 勘弁してほしい・・・。
たださえ 例の合戦場 騒ぎの容疑が今も掛けられているのに・・
これ以上 マスコミを騒がせるような真似はしたくない。
犯罪はやめてくださいと・・・と思う松風。

一方 キラは

キラ「・・・・・」

黙ったまま考えこむ  この人数
確かにその手の有名人ばかりだ・・そして

キラ「この 連中はたしか・・」

格闘家 武道家以外 人物名簿の特徴 職業関係に軍事 司法関連が多い
獅子流心会はその手の関係者が多いとは以前聞いたことがある

確かに彼らの仕事上 それは 必要 なのかもしれない すなわち
対する敵を 効率 よく 倒す という点では

 一つ気になる・・・

キラ「確かに 獅子流心会のものだろうな
   でも これは異変じゃないだろ?」

 

649 :kira =836:04/04/01 22:28 ID:???
先ほど殴凱がキラに言った異変とは関係ない
ただの名簿だ と言う それを聞き口元をわずかに上げ

話し出す殴凱 ここからが本題だといわんばかりの顔

それを見てやっぱり出し惜しみしていたのか・・と思う松風とキラ
いつものことだが

殴凱「ここからが本題だ その名簿の内 何十人かが
   三ヶ月の間に突然 事故で死亡 又は行方不明になっている」
   偶然にしてはやけに数が多い」  

その言葉を聞いた瞬間・・・全身に鳥肌が立つキラ それが意味するもの・・
松風も何かに気付いたらしい それが示す 事柄は・・

松風「暗殺ですか?・・まさか・・南王手!?」

二人は思い返す 今ままでの出来事 そして南王手の掟

秘密を知った者 技を見たものには 確実に死が与えられる
事実 日本のみならず海外でもそんな事が起こっているのか?
・・・と松風はキラに振り返り

 

650 :kira =836:04/04/01 22:30 ID:???
松風「どうなんだ 八神?」

対するキラ しばらく無言でいたが・・・
やがて意を決したような顔で 松風に

キラ「おそらくな・・そして 確実に言えることがある 松風」

何かを思い出すかのような表情になる 僅かに歯軋りして
淡々と言い出すキラ その両拳は硬く握り締められている 

松風「なんだ それは? 」

南王手については何も知らない松風
ましてや海外の活動にはまるで無知だ
キラから情報を手に入れるしか方法はない

キラ「獅子流心会は南王手が海外などで 活動するための偽装にすぎない」

以前 阿麻王に聞いた話を思い出しながら語るキラ

獅子流心会は第二次大戦以降 急速に海外へ広まり
活動を始めたらしい 詳しい活動内容までは完全にわからない・・と
一旦 言葉を切り しばらく黙る キラ そして・・
はっきりと言いはなつ 確信を持ったように

 

651 :kira =836:04/04/01 22:31 ID:???
キラ「おそらく親父の計画の一端」
   そしてこれも始まりにすぎない」

 
その言葉が意味するものは何か

殴凱と松風二人の顔に緊張が走る

さわやかな秋の季節の午後 しかし
それが急速に変貌していくのを三人は感じる。


今日はここまで

学園編から一変しもとの世界へ戻るキラ
まだ学園編は続きますけどね。

さて キラが話す例の計画の一端とは何か

次回 南王手の計画がすこし明らかになるかも?
では・・



652 :kira =836:04/04/01 22:32 ID:???
キラ「おそらく親父の計画の一端だ」
   そして これも始まりにすぎない」

 
キラの 言葉が意味するものは何なのか

それを聞き殴凱と松風二人の顔にも緊張が走る

さわやかな秋の季節の午後の出来事 しかし
それが急速に変貌していくのを三人は感じた。


今日はここまで

学園編から一変してもとの世界へ
やっはりキラにはそんな雰囲気が似合いますね。

さて キラが話す例の計画の一端とは何か
次回 南王手の計画がすこし明らかになるかも?
では・・



653 :kira =836:04/04/01 22:33 ID:???
二重に書き込んでしまいましたすみません・・。

654 :647:04/04/01 22:33 ID:???
いつもどうもありがとうございます。
次は48時間後ですね。

655 :愛蔵版名無しさん:04/04/01 23:18 ID:???
kira =836さん
今夜も力作の続きのアップをありがとうございました、
これは急展開へ向けてのインテルメッツォという感じのシーンですね。
沢山の人間の登場を予感させる‘名簿’、
こうなると嫌でも読み手は先への期待が過度なくらいに膨張してしまいますが
遠慮なく期待させて頂きます。

失礼ながらちょっと質問させて頂きます。
>>651>>652
651で『まだ学園編は続きます』とおっしゃっていますが
652では『もとの世界へ、やっはりキラにはそんな雰囲気が似合』とおっしゃりようです。
もう学園編は終わりなのでしょうか?。

656 :kira =836:04/04/01 23:26 ID:???
>655
まだまだ続きますよ

学園編の間にすこし本編が入るだけです。
それに 修学旅行もあるので ご安心を
学園編はかなり長くなる予定です。
本編は その後ですね。


657 :809:04/04/01 23:53 ID:???
kira =836さん
あなたの頭の中には非常に大きな世界観がお話として出来上がっているのだなと改めて感じ入りました。以前、かなりの分量を書き溜めておいたと言われたいらしたのを
思い出して「やはり」と思いました。しっかりした構想がなければとてもこれだけ書き表すことはできませんからね。いやはや、大変な能力です。
次のご投稿は土曜日でしょうか。楽しみに待たせて頂きます。ありがとうございました。

658 :愛蔵版名無しさん:04/04/02 00:29 ID:???
つーか叩かれるの覚悟で言うけどこの小説は別にHPでも立ててやったほうがいいんじゃないの?

659 :愛蔵版名無しさん:04/04/02 00:54 ID:???
>>658
成る程あって当然な意見だと思う。

個人的には2チャンのスレらしくない落ち着いた雰囲気に惹かれているんで
今のままであってくれた方が嬉しい気が。

kira =836氏の小説とは全く別に書き込まれているような内容のレスもあるが
他のスレなら罵り合いの煽り合いになりそうなところがやんわりと節度を持って
受け流されているのは、いい意味で不思議な雰囲気のスレだと思えて
個人的にはそこが好き。

あくまで俺の意見です、どうも。

660 :愛蔵版名無しさん:04/04/02 03:12 ID:???
kira =836さんへ
先が楽しみです。
でもこの先ぐんぐんとkira =836さんにとって大変になって来そうで少し心配です。
俺等は読んで楽しむだけだから無責任でいられますから、
ちょっと悪いみたいな気がします。

>>658さんへ
kira =836さんの書き込みが益々大きな比重を占めてきたし、レスする人達も感想文的な内容が殆どになってきたから
他の事を書き込むのに躊躇いがちにこっちもなっています。
でも俺なんかは躊躇わないで何でもかんでも感想とは関係のないことでも書きたい時は書き込んでしまうつもりです。
もともと2チャンネルだから躊躇う必要もないです。そうしても多分ここでなら煽られたりすることは無いこともわかってきましたしね。
そして振れば必ず何かレスを返してくれる人も多いみたいだから安心感もあります。

長文すいません。

661 :愛蔵版名無しさん:04/04/02 04:51 ID:???
>>660 おお、同じ考えの人がいてよかった
2ちゃんは書き殴り上等なんだから書きたいことを書いていい!
それに>>>ここでなら煽られたりすることは無い<<<
そうだと思う、こんな紳士(淑女もか?)的な全くスレは珍しいしいが
これはいいことだ

そこでひと言
俺はやっぱりキラのコスプレが好き

662 :愛蔵版名無しさん:04/04/02 18:06 ID:???
>>658
>>661
同志だな、でも小説があってもそれなりに時には非常に楽しんでいるから
自分的には特に問題無し。2チャンは書きたいことは書きたいように書けるから好いのだ
という意見を言ってくれたんでホッとしたのは事実。

>俺はやっぱりキラのコスプレが好き<
俺もそうだ、理由は何となくドキドキするから
好きということはそおいうことだな

663 :kira =836:04/04/02 20:17 ID:???
たまには普通に書き込んでみます。

確かにホームページに載せる手段もありますね。
なぜ それをしなかったかと言うと・・・

量が多いので 全部書き込むのが面倒だったからw

だから ここに少しずつ書き込んでいるわけですよ。
手直しもしているので このペースがちょうどいいと思っています。

あと 私の話しに対しての感想てすが それは気にしないで
ただの妄想ですから。
皆さん ご自由に他のことも書き込んでください。

では 明日会いましょう。


664 :愛蔵版名無しさん:04/04/02 20:32 ID:???
[2ちゃんだから何書いてもいい]  2ちゃんねるの憲法といえる文だ。
そうとうなキャパシティの持ち主と思われるkira =836氏に敬意を表しつつ
思ったことは全て書き付けていきたい。
kira =836さん、どうも、何時も面白く読ませて貰っています。

アニメ向きの作品No1だと思うのに遂にアニメ化されなかったのは哀しい。
三好別作品でNTVアニメでのCMは上手く出来ていたのに。
OVAでも作ってもらえないかなぁ。

665 :愛蔵版名無しさん:04/04/02 22:24 ID:???
>>663
>>kira =836さん
毎回楽しく読んでいます、ありがとうございます。

>量が多いので 全部書き込むのが面倒だったから
個人サイトで自作の小説を出しているところは沢山あるので
随分読んだことがありますが、ビッシリって感じの量の多さで
読んでいて疲れてきてしまいます。
‘それならば少しずつ読めばいいではないか!’と思うのですが
そこにそれだけ在ると何だか通して読まないといけないような
まるで命令されているようなプレッシャーを感じて楽しめない経験を
多く持っています。
だから少量ずつ新聞の連載小説みたいに出してくれることに
なんと言うか‘いい気分’感じています。
文字のレイアウトも考えてくれているのがわかります。
本当にkira =836さんは親切丁寧な人なんでよかったです。

>>664
>[2ちゃんだから何書いてもいい]
最初からそうだと思っていました。
でも遠慮深い奥床しい人にはスレの流れと違うことは
書き難かったのかもしれません。

今月6日からTV東京系でアニメ修羅の刻が放送されるのは
正直やや鬱かも。
秘拳伝キラがアニメに向いていると思ってきたのにやはり打ち切り作品は
アニメ化無理なんだろうね。

666 :愛蔵版名無しさん:04/04/02 23:42 ID:???
>>661
>>662
「キラ」は意外とドキドキする要素が多い格闘漫画だよ
姉妹の家に転がり込んで暮らしているキラ
当たり前のように受け入れている栞
とてもじゃないが何も無いとは思えません h

667 :愛蔵版名無しさん:04/04/03 02:42 ID:???
>>663
礼節を重んじるのは武道家として当然のようで
実は当然とはいえないことだ。
師範として仰げない人は哀しいくらいに多い
俺はそんな道場をいくつも見た。それに比べると
kira =836さんは礼節を重んじる武道家の鑑みたいな印象を感じる。

668 :愛蔵版名無しさん:04/04/03 15:29 ID:???
初めてのカキコですが
オリジナル・ノベルかなりいい水準だと思ったぞ。
こういうの書く人間に多いマスターベーション的書きぶりじゃなく
読んでいる奴の立場に立って、どうしたら楽しめるか考えてないと
書けない文章だ。
筆者の親切、丁寧、迅速、確実な人柄を感じさせるのもいい。
先を期待しています。

突然だが
コミックス版 秘拳伝キラはキャラの顔が先へ行けば行くほど
幼い感じになるのが残念なのだ。本来成長するにつれて
大人っぽく男っぽくなるのが筋なのに正反対なのだ。
これは萎えた。
1シーンごとに見れば十分魅力的なだけに残念だ。


669 :愛蔵版名無しさん:04/04/03 16:50 ID:???
>>666
そこでハメハメ状態にしないところが想像力を逆に掻き立ててくれるのだよ。

670 :kira =836:04/04/03 18:53 ID:???
「どういうことだ八神
 南王手の計画だと?」

キラの言葉を聞いた松風 あることを思い出し尋ねる


それは以前 阿麻王が去り際に言った

お父様の計画が動き出せば世界の格闘界は変わる

という言葉だ まさか この事件のことなのか
他にもキラは何か知っているのか
疑問は尽きない松風 殴凱も興味津々にキラを見ている
やはり気になるのだろう。

キラ「・・・・・俺も全てを知っているわけじゃない
   ただ 親父のやろうとしていることは 薄々と感じていた」

両手を前で組みつつ ソファの上で思い出すように語るキラ
そう・・あれを知った時 親父に対する完全な拒否となる原因となった。

 

671 :kira =836:04/04/03 18:54 ID:???
キラ「まず 親父の計画が 初期の段階に入ったことは確かだ
   障害となりそうな格闘家を消すのがおそらく目的だろう」

それを知ったとき 親父の元を離れた。

兄貴・・ 阿麻王は親父に従ったが こんなやり方は気にいらねえ
だから 一人で闘う決意をして あの姿になった。

殴凱「つまり・・小僧が俺達の知っている
   あの化け物 姿になる少し前のことだろうぜ」
殴凱がいう 

それは 沖縄で初めてキラと会った夜
キジムナーのキラが偉空会の及川を倒した時
始めて松風が八神流に出会った日より前の話か。

松風「そういえば おまえの闘う理由は」
   確か・・・」

思い出す松風

聖拳塾に初めて来た時も キラは言っていた

俺より強い人ならそいつを踏み潰してくれて構わないぜ と
その男が・・・・

 

672 :kira =836:04/04/03 18:54 ID:???
キラ「そう俺の親父と兄貴だ だが・・」

海外の事情や動きまではわからなかったキラ
さすがに聞くこと自体あまりなかった


 南王手の一族には謎が多い
いつ どこで一族が発祥しどんな経歴を持つのか
南王手と呼ばれる前はどこにいたのかさえも不明。
記録そのものがなく 誰も知ることがない。

 知るのは一族の者だけだろう。
そして それが外部に漏れることは決してない。

キラ「以前 親父は海外に長期滞在していたことがある
   その時から優秀な人材を集めていたんだろうな」

おそらく その期間に厳矩は裏で活動していた
獅子琉心会の拡大を狙って

だが真の目的は・・・

殴凱「戦力の増強かもしれねえな」 

松風「何かに備えて ですか?」

自分で言ってハッとする松風 
まさか クーデターでも起こすつもりなのか
正気の沙汰ではない いくら南王手が不敗の拳だとはいえ
それはただの誇大妄想・成功するはずがない。



673 :kira =836:04/04/03 18:56 ID:???
キラ「いや・・親父はそんな単純なことを考える奴じゃない
   それができるなら とうの昔にやっている」

松風の言葉を即座に否定するキラ
自分の父 八神厳矩の性格を思い浮かべる

あいつの性格は・・もっと狡猾で用心深くそして恐ろしい
冷酷で冷徹な南王手 八神流そのものだ 
邪魔者は誰でも容赦しない 
徹底的に潰すだろう

兄 阿麻王以上の規模で。

殴凱「現時点ではまだなんとも言えねえな・・」

不吉な予兆 謎の格闘家や武道家の 大量失踪 事故死 この因果関係からは
幾つも推測ができる だが全て憶測である
 確証はまだない。
 



674 :kira =836:04/04/03 18:56 ID:???

殴凱「あー これ 以上かんがえても しょうがねえだろうよ
   何か事が起こったら 連中まとめてぶっ潰せばいいだろうが!」

鉄槌のような拳を握り締め 前に突き出し楽しそうに言う 塾長 塚原殴凱
未知の強敵達 早く来いといった表情を浮かべる。

極めてシンプルな結論だ  

彼の思考は 誰が来ても真正面から叩き潰すという考えらしい
ある意味 殴凱らしいといえば 殴凱らしいのだが・・。

それを聞いて 半分呆れ半分 気が楽になるキラと松風
二人の表情も すこし明るくなる やれやれこの人は・・と思いながら

まっ それも そうだ 今いくら考えても何も解決しない
今は用心するにとどめておくか これで話しは終わった。

キラ「そうだな・・じゃあ 俺は帰るぜ」

用件は終わったといわんばかりにソファから跳ね起き
じゃあな と松風にいいつつ 帰ろうとするキラ
その背中に対し



675 :kira =836:04/04/03 18:57 ID:???
殴凱「気を付けろよ 小僧・・最近 国内でも不穏な動きが多数ある
   お前も常に狙われていることを忘れるんじゃねえぞ 」

何かを警告するような殴凱の言葉
その言葉に僅かに振り返るキラ 不敵な笑みを浮かべ

キラ「へっ 俺は いつでも 大歓迎だ
   おっさんこそ 油断するなよ」

それを聞いて安心する殴凱
この様子なら大丈夫だ 
小僧は常に合戦場に生きている・・と

そういって キラは事務所を出て行く
事務所の扉がパタンと音を立て閉められた。


キラ「さてと・・・」

思ったより早く済んだな・・さて
聖拳塾を出てしばらく歩くキラ

特に これからの用事は考えていなかった 
これからどうするかなー と思いつつ ぶらぶら
道を歩いていると突然



676 :kira =836:04/04/03 18:59 ID:???
声「あらっ キラ様  」

かわいらしい綺麗な声が路上に響く
 
ぎくっ・・その声には聞き覚えが・・・
たしか・・と思いながら おそるおそる背後へ振り返るキラ 

清華「こんな場所で お会いできるなんて嬉しいですわ
   キラ様 どこかへお出かけですの?」

それは キラが先日会ったあの令嬢
恋する少女 護法院清華だった。

今日はココまで

わずかに見え隠れするキラの父 厳矩の計画
キラはどう巻き込まれていくのでしょうね?。

また出会った 護法院清華に対してどう対処するのかw ?
物語は続きます。

では 次回 月曜日に会いましょう。


677 :愛蔵版名無しさん:04/04/03 19:00 ID:???
kira =836さん、今夜もありがとう

678 :愛蔵版名無しさん:04/04/03 19:50 ID:???
文章の段落分けと文節の長過ぎず短過ぎずのおかげで苦痛を感じないで
漫画のコマを目で追うような気持ちで読めるのはホント助かるわ。

作者のkira =836さん、ブリッジという感じのところだから
特別感想を言えるほどの感慨はないですが
先を期待させるのには十分な空気をかもし出せていますね。
そーいうところが何時もとても上手いと思って感心しています。

679 :愛蔵版名無しさん:04/04/03 20:47 ID:???
kira =836さん
オリジナルキャラの清華嬢の登場です。
既存のイメージにないキャラをどうやって魅力的に感じ取らせるか
貴方の腕の見せ所ですよ。

680 :809:04/04/03 21:51 ID:???
kira =836さんへ
ここ数日分を読んで、本当に作品の細かいところまで目配りして創作してくれているのがわかります。でも実はストレスを感じる作業なのではないしょうか?。
どうか御無理はなさらないで御自愛下さい。いつも本当にありがとうございます。

681 :愛蔵版名無しさん:04/04/03 22:48 ID:???
このスレの伸び具合は凄いな。打ち切り漫画とは思えない。

>>678
>>>漫画のコマを目で追うような気持ちで読める
確かに読み易い

682 :愛蔵版名無しさん:04/04/04 00:00 ID:???
>>668>>先へ行けば行くほど幼い感じになる<

確かに週間連載に移ると急に少年っぽくなる。でも個人的にあの顔と身体つきは好きだな。
特に好きなのは第4巻のキラの顔だ。最初から最後までこの顔立ちで行っていてくれていれば
ちょうどいい感じだったと思う。vsレフェリンク戦は傑作だよ。

683 :愛蔵版名無しさん:04/04/04 00:57 ID:???
>>668
バンデージしてみたい
近所のジムのトレーニング生の腕と脛と脚のバンデージ見ると
妖しいドキドキ感を感じる。ときめきだろうか?。
この漫画の主人公を見ると同じドキドキ感を感じられるんで好きなんだよね。

684 :愛蔵版名無しさん:04/04/04 01:38 ID:???
>>683
それを男に色気に当てられたと言うのさ、別に異常なことじゃない
ただ習慣的に隠したがる人間が多いだけだ
おれも格闘ものに気が付くとドキついていることがある
特に「キラ」はいい

685 :愛蔵版名無しさん:04/04/04 02:08 ID:???
小説が楽しい。

ただ過去の分を読み返したい場合が大変w
一回の連載はこれで十分なんだが、どこかに過去の分を
まとめて欲しいというのも本当のところ。

これは贅沢だろうか。


686 :愛蔵版名無しさん:04/04/04 02:15 ID:???
>>685
>>小説が楽しい<
俺もそう。急に毎日ここを読むことが楽しくなってきてしまった!。

>>過去の分をまとめて欲しい<
ごもっとも。
ただ>>663でkira =836氏が語っておられますから
俺はワードパッドに毎日まめにコピペして読み返してます。

687 :愛蔵版名無しさん:04/04/04 03:10 ID:???
「秘拳伝キラ」実はキャラ萌え漫画

688 :愛蔵版名無しさん:04/04/04 20:06 ID:???
>>687
格闘漫画らしからぬ綺麗さで描けているところがある意味ネックだったのかも知れない。

689 :愛蔵版名無しさん:04/04/04 21:41 ID:???
>>686
>ワードパッド
あれは不便だよ。せめてフリーウェアのエディターにしたいなw

690 :愛蔵版名無しさん:04/04/04 22:22 ID:???
>>685
>>これは贅沢だろうか。
否、当然の感情だよ、スクロールはいらつくものだ。

人間だれしも使える時間に制約があるだろうし
執筆者も一応納得の行くところまでストーリーが発展して文章も貯まったら
個人サイトで公開したいという気持ちにもなることもあるかもしれない。

ちなみに俺はワープロソフトにコピーして原作の絵と見比べながら読んで
空想して楽しんでいる。

691 :愛蔵版名無しさん:04/04/05 12:38 ID:???
ここの投稿者はえらいマニアックだ。マニアックな作品にはマニアックな読者が良く似合うということか。

692 :愛蔵版名無しさん:04/04/05 14:53 ID:???
>>691
マイナー作品には2種類ある。
1)思いつきで書いた故の駄作。
2)精通者つまりマニア好みの内容なので支持者が増えなかった、内容面ではおおむね秀作以上。
この漫画は明らかに2。
これに限らず理屈っぽい作品は日本人の民度に適さず敬遠されるんだろうな。

693 :愛蔵版名無しさん:04/04/05 15:31 ID:???
この漫画は確かコミックス化するときに沢山カットしたよね。おかげで読んだ時、見覚えのあるシーンやキャラが出てこないので
初めは別作品かと思った。親父や黒人が跡形も無く消えているのを知ったら、どう考えても好意的に意見は出てこないよ。
ご都合主義が目に余るとひいき筋の奴まで引いていくんだよ。

694 :愛蔵版名無しさん:04/04/05 19:51 ID:???
黒人の南王手使いって、居るか居ないかで随分漫画の印象が変わっちまうな

695 :愛蔵版名無しさん:04/04/05 21:07 ID:???
>>694
黒人の南王手使いは一子相伝をモットーとする南王手ヤガン流としては
矛盾しているような気がして何だか嫌だ
人種差別という意味ではないので宜しく

696 :愛蔵版名無しさん:04/04/05 21:21 ID:???
>>695
碧星氏は物語に一貫性を与えるのが不得意なのが残念です。
しかし彼の原作作品全ての共通する欠点にもかかわらず、
いつまでも改善されないのは反省してほしいです。
編集部もアドバイスしてあげればいいのに。

シロウトなのにkira =836氏にはここまで筋の破綻が
全く感じられないのは偉!。
筋が通っていると読んでいて凄く気持ちがいいです。

697 :愛蔵版名無しさん:04/04/05 22:04 ID:???
>>696
>>碧星氏は物語に一貫性を与えるのが不得意<<  俺に言わせますと不得意などという生易しいものでは無いですよ。
氏はその点を全く考えていないのです。それにしても、いつも必ずこの問題に戻ってきてしまうのは寂しいです。

698 :kira =836:04/04/05 22:10 ID:???
「なっ なんで あんたが ここにいるんだ」

ばったり 清華に出会い驚くキラ 無理も無い
いきなりのことで声が上ずる・・変な動きになる。
この娘がここにいるとは夢にも思わなかった
しかも こんな路地裏で・・

その様子をみた清華 片手を口元にやり
くすりと笑う 慌てたキラの姿がおかしいようだ

清華「偶然です ここを通りがかったら
   キラ様らしき 後ろ姿がみえましたので 
   もしやと思い 声をおかけしたんです」

それで とりあえず 納得する
しかし なぜこんな所に居るんだ・・・ここは裏道だぞ
道も複雑に混み合っているのに 変だな。

キラ「まっ・・いい それより
   また 一人かよ?」

偶然とは恐ろしい また 帰り道でこの娘とばったり出くわすとは
しかし・・と懸念する キラ。

この道は人気も少なくあまり いい雰囲気とはいえない
昼間のあいだはまだいいが・・・

キラ「こんな場所に一人で歩いていていいのかよ
   この前みたいに 変な連中に絡まれてもしらねーぞ」

 

699 :kira =836:04/04/05 22:14 ID:???
呆れたように言うキラ 先週の事件を思い返す
あの時も 一人でいたなこの娘 本当に大丈夫かよ

普通 お金持ちの令嬢には護衛と車とかつけるもんだがな
と思いながら言うキラ へんなお嬢さんだ 前もそう思ったが。

それを聞いた 清華 にこにこしながら

清華「はいっ ここに用事があり 歩いていたら
道に迷ってしまい 不安になったところへ
キラ様と出会えました 本当によかった・・」

と胸をなでおろす どうやら本当のことらしい
そういってしばらく・・黙り込む 今度はなんだ
・・沈黙がやけに苦しい 苦手だこうゆうのは 

キラ「おっ おい どうしたんだよ」

何か様子がおかしいぞ・・ 慌てるキラ
 どうしたらいいんだよ 俺何か悪いことしたか? 
体調でも悪いのか・・・声を掛けようとする
すると・・

 

700 :kira =836:04/04/05 22:17 ID:???
清華「あのっ キラ様 今 お暇ですか?」

何かを決意したように言いだす清華
眼がうるうるしているのが気になる・・
なんだ 体調が悪いわけではないんだな・・
まあ それならいいけど・・しかし

キラ「俺の用事は終わった・・」

用事というほどのものではなかったが・・
世間話みたいなものか・・かなりぶっそうな奴だけど
暇といえば暇だ・・この後の用事かんがえて無かったし・・。

それを聞き清華の顔がぱーと明るくなる
やけに嬉しそうな表情で話しかけてくる。

清華「そ それじゃあ 私と一緒に・・・・」

その後 なぜか赤くなりもじもじする清華。

またかよ・・キラはポケットに手をつっこんだまま天を仰ぎ見る
分からん・・・特にこの娘は・・。
今日は快晴だ 白い雲が流れているな・・。
まーた やな 予感がするぞ・・・今度は何だ まったく・・!?

 

701 :愛蔵版名無しさん:04/04/05 22:18 ID:???
清華の容姿と服装はどんななんだろ?

702 :kira =836:04/04/05 22:19 ID:???
清華「わ 私と 街へ・・・」
言いかけた時 ひゅっという 何かの音を聞いたキラ
鋭く空気を切る音だ まずい!!

キラ「伏せろ!!」

とっさに清華を片手で突き飛ばすキラ
ドンと言う音が人気のない路地に響く

清華「きゃっ!!?」

かわいらしい声を上げて壁にぶつかり
壁際に倒れかかる清華 一瞬何が起こったのか把握できない 
しばらくしてから うっすらと眼を開け 先ほどの位置を見る清華・・


複数の 何かが道路に突き刺さっている
それは十センチほどの長さを持つ黒い棒・・両刃を付けた
殺傷用の投擲具 もし あそこにいたら
清華の・・体に突き刺さっていただろう凶器
キラが 突き飛ばす速度がわずかに勝り 助かったのだ。



703 :kira =836:04/04/05 22:20 ID:???
キラ「・・・誰だ 出てこい」

怒りを込めて 静かに言い放つキラ 感覚を研ぎ澄まし襲撃者の位置を探る
・・気配が複数感じるが すでに元の位置から動いている
 おそらく 四人か・・いや五人
正確な位置はつかめない 常に移動しているようだ
 

清華「 キラ様・・」
おびえたような不安のまじる声でキラを見上げる清華
対してキラは背後へ振り返ることなく 一言

キラ「そこを 動くな 清華さん・・・」

短い一言 だが迫力のある声
清華はそれだけで黙った。
沈黙する周囲・・静かになる
突然 声がささやくように語り掛けてくる。

声「小僧・・お前に用は無い
  その場から大人しく去れば 命まではとらぬ」

どこからともなく小さく聞こえる声 高いのか低いのか
男か女かすら・・ここからではわからない。



704 :kira =836:04/04/05 22:23 ID:???
位置がつかめねえ・・敵の見事な隠形に舌打ちするキラ
どこから来るのか・・・姿を見せないのが気に入らねえ
陰険な奴らだ・・キラ脳裏に浮かぶ父の影 

キラ「へー 俺を倒せたらアンタ褒めてやるぜ 
   この娘に用があるなら俺にも言いな」

そう言いつつ ナイファンチの構えをゆっくり取るキラ
呼吸を吐きつつ精神を集中 
清華を背にして 眼を動かさずに周囲の様子を伺う・・・
まったく殺気が感じられない・・こいつら只者じゃない
少なくとも兄貴と同等の腕前・・・。

声二「ほう・・我々と 一戦交える気か 小僧
   これは 面白い・・・」

こんどは別の声 やはり位置が読めない
面白がっているようだ 舐められてるな。

同時に まずいなと 内心 思うキラ・・俺一人ならともかく
あの娘までいるとなると・・守りきれない可能性が出てくる。
しかも 目的は清華さん・・いったい何者だ こいつら?

ここの狭い路地が仇になった ここじゃ逃げ道も少ない
俺だけで こいつらをうまく凌げるか・・・可能性を計算するキラ
だが 有効な打開策が現時点では見当たらない。

 

705 :kira =836:04/04/05 22:24 ID:???
声三「・・では 仕方ない その娘と共ども消えてもらおう」

瞬間 複数の気配がキラ達を囲む いつのまに!?
一瞬のことで反応がわずかに遅れた!!

キラ「くっ まずい!!」

すでに方囲されていたとは・・不覚をとった
同時に五人・・それが いっせいに
キラと清華に襲い掛かる
と思った その瞬間

声「おい 八神!!」

聞いた事のある声が路地裏に響く・・これは松風!?
周囲の気配が動揺 そして

声一「邪魔が入ったな・・・」

そう言っ 消える気配 周辺は静かな裏道に戻る
去ったみたいだな・・安堵するキラ
正直助かったぜ・・と

例の声の方角を振り返る やっぱり松風か
手にはバックをぶら下げている 不機嫌そうだ。



706 :kira =836:04/04/05 22:26 ID:???
松風「忘れ物だぞ まったく なんで僕がお前の忘れた
   バックを届けなければならないんだ」

ぶつぶつ文句を言う松風 
それをみてキラは微笑する
そういやバック忘れていたな・・。

キラ「いや・・今回はマジに助かった
   感謝するぜ 松風」

と素直に礼を言う それを聞いた松風は?
というような顔をする・・こいつが僕に礼を言うなんて・・
と驚いた顔だ 失礼な奴。

何か背後で話す 松風を無視 清華に手を貸し助け起こすキラ
おずおずとキラの手を借り起き上がる清華。
どうやら 理由ありらしい 心辺りがありそうな顔だ  

あの連中との関係 聞く必要性があるな。 

 

707 :701:04/04/05 22:40 ID:???
>>706
護法院清華の容姿と服装は
4巻冒頭の九重瑠伊のイメージと
ほぼ同じでいいですか?

708 :701:04/04/05 22:56 ID:???
>>KIRA=836さんへ
書き込みしてくださっている最中に出くわして
2回1行レスしたのですけど
今夜はこれで終わりでしょうか?
いつもある後書きがないので
どうしたのだろうと思っていたのです

途中でお邪魔したことが御不愉快だったなら
どうもすみません
でも面白かったです


709 :kira =836:04/04/05 22:56 ID:???
>707
それに栞のイメージがすこし入ります。
性格も同じく明るく元気な感じの瑠伊です。

さらに おしとやか+はずかしがりや
の性質が加わると考えてください。

頭の中では絵が出来ているのですが
文字ではうまく伝えられないのが残念。
もう少し文章力があればし悩む今日この頃。

710 :kira =836:04/04/05 22:58 ID:???
あの声が去った方角を振り返るキラ
風が吹きキラの髪がなびく やな風が出てきたぜ。
遠くを見ながらそう思い 気を引き締めるキラ

その眼は どこか合戦場の気配を感じさせるものへと
変化していた。

今日はここまで

姿を見せない敵

相手としてはかなり 厄介だと思います。
心理的に恐怖心をもあおりますからね。

謎の声の襲撃と清華 この関係は?
キラと松風はどう巻き込まれていくのか
キラの学園編はやはり平穏ではない様子に。

では


711 :愛蔵版名無しさん:04/04/05 23:34 ID:???
kira =836さん
こんばんわ、いつも楽しんで読ませて貰っています。
それにしても細かいところまで切磋琢磨して創作されていますね。
キラが如何なる時も感情的な言動を採らないところが特に好きです。
そして、そのように押さえて迫力を出すように演出してく下さることがとても嬉しいです。
ありがとうございます。

712 :809:04/04/06 00:06 ID:???
月曜日の忙しい夜にも拘らず、約束どおり投稿して下さっているのを見てkira =836さんの律儀さを思わずにはいられませんでした。
予定の通りの物事を進行させるのは疲れることなのに何だか頭が下がってきてしまいます。ありがとうございました。

713 :愛蔵版名無しさん:04/04/06 15:59 ID:???
kira =836さん、実に芸が細かいですね、
男性的な構築性と女性的マニュエリスティックな面の両方を備えているのが
ここ数回分をイッキ読みして思いました。
原作が短いというのは、基から素材が少ないということですが
そこからイメージを壊さないで膨らませることが出来ているのに毎度感服です。
新年度になって慌しくなってきましたが、どうぞお身体に気をつけて
この調子で続けて下さい、勝手なお願いで御免なさい。

714 :愛蔵版名無しさん:04/04/06 17:22 ID:???
修羅の刻がTV東京系アニメ放送されるので修羅の門とあわせて秘拳伝キラと読み比べてみた
今更ながら格闘ものは夢枕のパロディばっかりなんだなと大いに萎えた

715 :愛蔵版名無しさん:04/04/06 20:03 ID:???
誠実さを感じさせる文体のkira =836さん、手抜きがないところが何か凄く快適です。
世の中辻褄が合わないことが多過ぎだから俺もストレス堪りまくりですが
複雑な話に成ってきたのに貴方の文章をストレスを感じさせないとこが善いんでしょうね。
こんど又キジムナーと阿麻王を出してくれることを期待しています。

716 :愛蔵版名無しさん:04/04/06 21:16 ID:???
>>714
動く画で「キラ」キャラの姿とバトルが観たいと思わずにはいられなかったですね。
kira =836氏の原作、三好雄己氏のキャラクターデザインで見たかったとずっと考えていました。

717 :701:04/04/06 23:13 ID:???
>>KIRA=836さんへ
昨夜の701です、昨夜はすみませんでした
>>709で即座に御返事を下さっていたとは
ありがとうございます

文章でうまく伝えられないなんて
そんなことはないですよ
護法院清華の容姿と服装は
そのように書いてくださると
頭に画像が浮かんできました

性格的な説明もなるほどと分かりました
栞のイメージですね

本当にありがとうございました

718 :愛蔵版名無しさん:04/04/07 18:12 ID:???
ここ礼儀正し過ぎw
2ちゃんなんだからもっと荒れるべきw

719 :愛蔵版名無しさん:04/04/07 20:01 ID:???
>>718
同人誌的マッタリ感がこのスレのいいとこなんです

age禁止

720 :愛蔵版名無しさん:04/04/07 20:28 ID:???
さっき漫画喫茶で読んだ感想を書くと、画は丁寧で上手いしキャラもベタで十分にかっこういい、
だが話のテンポが一定しない憾みがあるし、絵柄が描き手が後半変わったみたいな違和感がある

作品に惚れ込んだ人には捨て難い惜しい作品に思えるのだろうが、短いことも理由だが
格闘漫画全体から見て傑作とはいえないと思った

邪魔したが通りすがりの感想

721 :愛蔵版名無しさん:04/04/07 20:51 ID:???
>>720>>格闘漫画全体から見て傑作とはいえないと思った

寂しいが仕方のないところか


722 :愛蔵版名無しさん:04/04/07 21:48 ID:???
以前どこかのなりきり板でキラのキャラクターどうしの掛け合いを読んだが
話が訳の分らない方向へすっとんで大混乱してて辟易だった。その点ここは‘読める’のがいい。

723 :愛蔵版名無しさん:04/04/07 21:57 ID:???
kira=836氏は阿麻王をいつ出してくれるのだろうか?。
考えがあって出してこないことが判るだけに楽しみです。

724 :愛蔵版名無しさん:04/04/07 22:01 ID:???
>>722
なりきりは余程みんなが協力してくれんと崩壊必須。おたくばかりだから通が相手にするものじゃないよ。


725 :kira =836:04/04/07 22:22 ID:???
「あの連中は何者だ?」

あの後 聖拳塾本部へ松風と共に引き返して
事務所 で清華に問いただすキラ

あのまま帰るのも危険だ 何があるかわからない
聖拳塾にいれば少なくとも連中の反応からして
襲撃される可能性は少なくなるだろう
と判断してここにまた来たのだ。

とりあえず栞には電話で聖拳塾に泊まると伝えるキラ
電話越しに何かわめく声が聞こえた気がするが 気にしない
後が少々怖いけど・・。


ソファに座った清華

それを取り囲むようにして 松風 殴凱は
二人の話を黙って聞いている。 

 

726 :kira =836:04/04/07 22:24 ID:???
清華「私にもわかりません・・でも」

そういって俯き加減に答える清華 
何か考え込んでいる様子だ
しばらくして ポツリと

清華「もしかしたら・・」
そう言って話す清華 それは
護法院の歴史についてだった。

護法院家は千年近く続く家系であり
代々 時の権力者に仕えた武士の流れを汲んでいるという。

貴族の時代が終り 武士の時代が到来するようになった時代
その力を使い 各地の権力者との結びつきを強めていった
彼らはやがて度重なる戦乱のなかで 忍びの一族として恐れられることになり
護法院もそのうちの一つだった。
清華はそう説明する それを聞いて・・

  

727 :kira =836:04/04/07 22:27 ID:???

殴凱「その後も 護法院の一族は生き続け
   今日の繁栄を築いたってわけだな」

殴凱が突然口を挟む 何やらその関係で聞き覚えがあるのか

以外に護法院の一族について詳しいようだ
前から思っていたが このおっさん結構 博識だな・・  

キラ「なるほど・・俺に始めて会ったときの技もか」

屋敷で清華とあった時のことを思い出す キラ
天井裏で監視する技 そしてあの部屋の造りとしかけ

通りでな・・まったく本土には面白い一族がいるぜ

俺も人のこと言えない一族だけどよ。

清華「はい・以前 キラ様にお話しましたが・
   全ておじいさまから教わったものです」

すこし恥ずかしそうにして言う清華 前にもそれを聞いたが
その爺さん何者だ やっぱり気になるキラ。

 

728 :kira =836:04/04/07 22:27 ID:???
あと・・・なぜ あんなことを・・疑問の部分
それは俺をあそこで監視していたことだが・・・。


 松風「なんのことだ 八神 僕にはさっぱりわからないぞ」

当然 話しの内容を理解できない松風

ぼーと思い出している キラの顔を見つめ 聞いてくる が
おまえは知らなくてもいいんだよ といわんばかりに
それを 無視するキラ 

キラ「俺の技量を試したと言っていたが・・」
   
それは純粋に俺を知りたかったのか それとも・・・
その言葉に申し訳なさそうな表情をする清華

清華「申し訳ありません 失礼だとは思ったのですが
   どうしても キラ様の技量を測りたかったもので・・」

そういってまた申し訳なさそうな顔をする清華

そういわれると これ以上追求できねえ・・弱るキラ

まあいい それなら とりあえず そういうことにしておこう
今のところはだが・・。 

殴凱「しかしだな・・さっきは驚いたぜ あの護法院のお嬢さんが
   うち のような むさ苦しい場所に現れるなんてよ」



729 :kira =836:04/04/07 22:31 ID:???
稽古が始まる直前のことだった
門下生達が集まり今まさに稽古を始めようとした時

ちょうどその時 キラ達が道場に清華をつれて入ってきたのだ 
清華を見た 門下生達の目が点になる 
誰だ この美少女はといわんばかりの顔 そして

大騒ぎになる有様  
貴様ら精神鍛錬がなっておらん!! 
という
殴凱の 一括で何とか騒ぎは収まったのだが・・・

松風「正直 僕も驚きましたよ・・彼女を見た時には」
まさか あの 護法院 清華だとは」

松風もその時 道場にいたのだが 人目見ただけで
誰であるのかを理解したらしい さすが優等生
内心 皮肉を言うキラ 

清華はそれを聞きますます赤くなり小さくなる
かなり恐縮しているようすだ・それを横目にみながら

キラ「さっきの話を 続けよーぜ」

話が脱線しかけている
肝心な事を聞き忘れそうだ

 

730 :kira =836:04/04/07 22:36 ID:???
両手を頭の後ろで組み 壁にもたれつつ

じー と松風と殴凱をみて そういい
話を元に戻すキラ。



清華「は はい 」

その一言でびっくりしたようにキラを見て
再び話しだす 清華 表情がもとに戻る。

清華「三年前 私の両親は事故で亡くなりました
   それ以降 私が当主の座を受け継ぐことになったのですが・・」

そういいつつ 表情がすこし暗くなる清華
両親を失った時の事を思い出したのだろう。

キラ「それを快く思わない連中がいた・・か」
何かに気づいたように口を開くキラ

おそらく・・・大体だが 予想はつく



731 :kira =836:04/04/07 22:41 ID:???
護法院 は日本屈指の経営グループだ
当然 その影響力は大きい

表の世界だけではなく 裏の世界においても。
現時点でその頂点に立つのは まだ十代の少女 清華
いくら彼女が優秀でも まだ若すぎる。

当然ながら それを目障りに思う 他の親族がいても 不思議ではない。
よく ある 後継者をめぐる トラブルか・・。

松風「しかし・・それだけでは」 
   いくら何でも」 
                        
その理由で彼女は身内に命を狙われるというわけなのか?

だが 下手な真似をすれば 司法当局も動く

親族への容疑もかかる 賢いものならば 目立った動きはしない
別の手段を考えるだろうが・・それは まさか!!

はっとして 松風は殴凱を見る
それに 殴凱もうなずく 
方法は一つしか思いつかない それは・・。

 

732 :kira =836:04/04/07 22:42 ID:???
清華「・・いまから 私が お話することは 本来一族 以外の者へ
口外してはならない秘密・・ですが・・ 包み隠さず お話いたします」

キリッと真剣な表情になり そう言い放つ清華
瞬間 護法院家当主にふさわしい雰囲気を感じる三人 これは・・

先ほどの年齢相応の少女の姿は もうどこにもない。
まさしく現当主の威厳ある姿がそこに存在していた。

そして清華は語り始めた 護法院一族が持つ 闇の部分を・・


今日はここまで

なんだかミステリーな感じになってしまいました 。
本来キラはバトルものなのに これでいいんでしょうか?w

学園編はキラ外伝 ということにしたほうがいいかもしれませんね。

さて 清華が語る 秘密 護法院一族の 闇とはなんでしょう?

では


733 :愛蔵版名無しさん:04/04/07 23:19 ID:???
kira =836さん
出来試合めいたKIを見ていました。そのけばけばしさと打って変わって、ここは静粛ですね。
今夜の話は、落ち着いているほうが、こころに確実に入ってくるようなそんな感じでした。
それにしても水準を維持されていることには大きく感謝です、ありがとうございます。

734 :愛蔵版名無しさん:04/04/07 23:39 ID:???
>>本来キラはバトルものなのに これでいいんでしょうか?w<<

kira =836さんの展開振りを観ていると常に筋が通っていて強い信頼感が感じられますから
全然構いません。碧星氏だったら止めてほしいですけどkira =836さんなら破綻させずに
展開されられると期待しています。学園編はこの間だして貰えたから暫くは無くても我慢
できます。

735 :809:04/04/08 00:05 ID:???
kira =836さん
今夜もひと時楽しみました。細部がきちんと詰められていて矛盾を感じさせない話し作りに感心させられています。
今回、「この路線でいいか?」という御提案とも受け取られる結びの一言に従って、あえて希望を言わせて頂けるなら
学園編や陰謀編といったカテゴリーに拘わらずに、時々バトルアクションが差し挟さんで貰えますと楽しいなと思っています。
kira =836さんのアクションの描写はとても印象的だからです。
でも俺的な個人的望みで、無理をしてまで応えようとはなさらないでくださいね。
いつもありがとうございます。

736 :愛蔵版名無しさん:04/04/08 02:04 ID:???
ふ〜ん、長文だが同人誌オタ的自己満足的ストーリーに陥っていないのは高く評価できるな

737 :愛蔵版名無しさん:04/04/08 05:08 ID:???
メジャーでもないのに毎日レスが増えてい不思議なスレ
これにこんなにコアなファンがいるとは驚いた

だが秘拳伝キラは先輩格メジャー作品の修羅の門&刻と同じく
夢枕獏の作品のパクリだというだけで終わりなのだ

738 :愛蔵版名無しさん:04/04/08 20:25 ID:???
>>737
パクリ、パクリ、パクリと言うことが同じ単語ばっかりでうんざり。
人間の考えることなんて全て似たようなものでアイディアを
拝借するくらいのことは誰でも当たり前にやっているでしょ。
キラ(の作者)が夢獏から受け取ったものはせいぜいヒント止まり。
それより真面目に未完の話を補筆して完成形に近ずけようと
努力する奴が出てくるだけの魅力はあったことの方が重要でしょ。

739 :愛蔵版名無しさん:04/04/08 21:01 ID:???
>>737
>こんなにコアなファンがいるとは<
広ければ薄く、狭ければ深く、これは当然なのよ。

>夢枕獏の作品のパクリだというだけで終わりなのだ<
それなら全ての格闘ものはパクリということで決まりね。
でもキラはパクリ度は少ない方と思うけどね。

740 :愛蔵版名無しさん:04/04/08 21:55 ID:???
しかしアニメ化されたのは修羅の刻だ

741 :愛蔵版名無しさん:04/04/08 23:04 ID:???
>>738
>>739
修羅、キラ共に夢枕獏の作品から名称まで似ているとこがあるような気がする。
これはパクリだ。

742 :愛蔵版名無しさん:04/04/09 21:58 ID:???
>>741 はいはい、バイバイ。

743 :愛蔵版名無しさん:04/04/09 23:25 ID:???
今夜はいろいろ大変だ〜、今夜は落ちます。いつも楽しんでいますよ、ありがとう<kira=836さん。

744 :愛蔵版名無しさん:04/04/10 20:13 ID:???
>>743
イラクで人質になった3人の無事を願っているのだろうか?
俺もそうだ

745 :kira =836:04/04/10 20:56 ID:???
清華はそういい 語る 護法院に隠されたもう一つの顔
一族が持つ 闇の歴史を

清華「護法院 を影から支えていた
   ある一族が存在したのです」

そういいつつゆっくり話す 清華 その表情は重く やや暗い感じを受ける

松風 そして殴凱は それを みて内容をある程度察する
まあ 覚悟はしていたがな・・そう内心思いながら聞くキラ

それは 戦乱の中生まれた一族
一族の領地を守るために優れた武術 忍の達人を集め
暗殺部隊として育成され 権力者達に雇われた者達 

清華「彼らの名称はありません ただ影の一族であり
   存在しない者達 ですが いつしか
   こう呼ばれるようになりました」

そういいつつ一息置く まるで次の言葉をだすことをためらうように
やがて決意したように はっきりと口に出す。

清華「彼らは五行を殺す者達 五行殺の一族と」

それは東洋で言う陰陽五行の思想かとったものか・・

密教や陰陽道の思想の流れを組む考え
それを元に独自の武芸を操る者達
山奥に存在する 影の一族・・

  

746 :kira =836:04/04/10 20:57 ID:???
キラ「五行殺の一族・・」

その言葉を自分で口に出し思い出す キラ
あの時 俺に気配すら感じさせず・・一瞬で追い詰めた
声だけで 姿が見えない あいつらのことか・・。
思い出すだけで背筋に鳥肌が立つぜ。

殴凱「なにやら 面白い事になってきたな 小僧
   その連中がお嬢さんを狙っているわけか」

腕組しながら そう 清華に聞く 殴凱
内心 またおもしれえことになってきたなと
期待しているように見えるが・・。 


松風「人事のように言わないでください 塾長
   その 五行殺の一族が なぜ貴方を狙うのですか
貴方が当主ならば 彼らもまたそれを支える役目を持つのでは?」

殴凱の言葉に難色を示しつつ 疑問を清華にぶつける松風
それを聞き 清華は俯く・・すこし間を空け



747 :kira =836:04/04/10 20:58 ID:???
清華「はい・・たしかにそうです 彼らは 代々の護法院家 当主達
   を長い間 影から支えて来ました
   ですが 私の代では・・・」

それは戦後の話 敗戦から復興する時代に 当時の当主・・つまり
清華の祖父は影の力による統治を 放棄しようとしたらしい。

悲惨な戦争をみて そう決意したのだという しかし それが原因で
一族と彼らの間に亀裂が生じた・と言う清華 そして彼らは

キラ「離れて 独自の行動を始めたってことか・・・」

おそらく その一族は 独立して活動
五十年近く 闇の中 生き延びた
そして 今 清華の命を 狙うのは・・・

松風「なるほど・・貴方が当主の座からいなくなれば
   他の親族が それに立ち換わる・・」

松風も察する・・つまり親族が彼らを呼び出した
清華を消して自分たちが当主になれば
彼らを再び護法院に迎えると約束したのだろう。

それで清華の命を狙っているわけか・・。
証拠も残さず 事故や他殺に見せかけることによって。

清華「おそらくそうでしょう・・私のおじいさまはもう年です
   私の両親は事故でなくなり あとは私だけですから・・」

そういうわけか・・清華を見て納得して考えるキラ

 

748 :kira =836:04/04/10 21:00 ID:???
俺とはすこし違うが この娘も過酷な道歩んでいる。

そうなると たった一人か・・・連中の技量からみて
これはまずい・・命を取られるのも 時間の問題。

キラは考える・・また襲撃をうけるとも限らないな
彼女一人では危ない となると・・・答えは一つ。

殴凱と松風を見渡してみる キラ

その表情で 全てを察する二人 無言でうなずく 言葉はないが
それで十分だ 

へっ やっぱり考えることは こいつらも同じ
お人良しだ
三人そろってまったく・・溜息をつくキラ
しかし どこか楽しい気分 ・・。

 

749 :kira =836:04/04/10 21:07 ID:???
やれやれお人よしだな俺は
こいつらも同類だな 

キラ「仕方ねえな 俺達が協力してやるよ」

そういうキラ 松風と殴凱も無言で同意
それをみた清華 すこし涙目になり 

清華「本当にありがとうございます 皆さん」
そういって頭を下げる清華 すこし困るキラ

アーなくなよ 困るぜまったく 頭をぽりぽりかく
別に助けるのに深い理由はないんだがな・・問題は・・


750 :kira =836:04/04/10 21:10 ID:???

・・これからのことだが
 
急に真剣な顔になるキラ

キラ「で これから どうするんだ 清華さん?」

そう清華に聞く 
一人で帰す理由にもいかねえ

連中が どこで狙っているか 分からない。
ここに閉じこもるわけにもいかないだろう。

次の提案を清華に求めると・・・


清華「  キラ様・・貴方の力を お借りいたします 
  では まず 私のおじい様に会ってください」

清華は明るくそう言う 
威厳のある雰囲気は消えて 少女の顔に戻 る。

聞くところによると
清華の祖父はすでに隠居しており
とある場所で 余生を過ごしている

そこへとりあえず行きましょうと
話す清華。

 

751 :kira =836:04/04/10 21:11 ID:???
キラ「ああ わかった・・」

短く答えるキラ サイは投げられた あとは行動あるのみ

事務所の窓から空を眺める 遠くの空は暗く その先は
闇が広がるだけだった 。

今日はここまで

実際 忍者は陰陽道や密教 山伏兵法の流れを汲み。
諜報や暗殺 破壊工作で活躍していたのも事実です。
五行殺の一族もその流れを持つ一つ という設定です。

さて 次回 また あの人 が出てきます・・ご期待してください。
では・・。


752 :kira =836:04/04/10 21:14 ID:???
イラクの人質三人の無事を祈ります・・。

しかし期限が三日では手の打ちようがないと思うのも事実。
非常に厳しい選択を迫られそうですね政府は。


753 :701:04/04/10 21:15 ID:???
今夜は終わりましたね、
kira =836さん
>>748>>しかし どこか楽しい気分 ・・。<<

この言葉好きだな。キラがどんな精神を持っているか、
どれほど闘いを平気な気持ちで楽しめる感覚を持った人間なのか、
彼の超然とした内面を読み手に感じさせてくれるイイ演出です。ありがとう。

754 :701:04/04/10 21:19 ID:???
>>752
あっ、
kira =836さんも
哀れみと同情の気持ちをお持ちの方だったのが判って
嬉しいです。

755 :愛蔵版名無しさん:04/04/10 21:58 ID:???
kira =836さん
昨日の投稿が無いのはニュースに見入っていたからですか?。僕はそうでした。
だから多分そうだったと思います。政府の対応は本当にひどいものです 怒。

コミックスを片手に文章を読んでいます。
キラと欧凱と松風の3人が出てくるシーン例えば1巻の画を頭で補いながら空想しています。
考えていますね、どんな伏線を仕込んでいるのでしょう、「また、あの人」とは誰なんでしょう?。
今夜はニュースとこのお話しを考えながら寝ます。ありがとうございます。


756 :kira =836:04/04/10 22:14 ID:???
>昨日の投稿が無いのはニュースに見入っていたからですか?

はい そうです 本当にすみません テレビに釘付けで 忘れていましたw

現実と理想 この二つの問題を突きつけられましたね。
きっと あの三人は人助けの理想に燃えて現地に入ったのでしょう

しかし テロリスト側からは そうはみられず 結果として
利用されるだけの存在となるとは・・やりきれませんね 本当に。

彼らも現地に入った時点である程度 覚悟していたのでしょうが
・・・残酷です 現実は。

キラと 阿麻王 厳矩 南王手の関係みたいだ
・・と思いながら みていましたよ。


757 :701:04/04/10 23:25 ID:???
>>756
あっ、御返事ありがとうございます。

>>あの三人は人助けの理想に燃えて現地に入ったのでしょう……<<

kira =836さんの温かい眼差しが感じられて感激しました。
世の中一般を観ると彼ら3人に対して心無い中傷がひどく流されていて、
腹が立っていたのです。自作自演の狂言なんだろうなんて中傷をする奴は
動画で彼らがどんな怖い思いをしているか見せてやりたいです。
rtsp://shared.streaming.telefonica.de/spiegel/video/4052.rm
スレ違いはなはだしいですがここで日本で放送公開されていない3人の惨状があります。

でも思いを同じくしているのがkira =836さんだと判って喜びです。

758 :愛蔵版名無しさん:04/04/11 00:09 ID:???
>>kira =836さん、こんばんわ、今日も貴方の名文を楽しんで読みました。
そして優しい心持の方がここに集まっているのがわかって何か嬉しいです。
>>757、701さん、URLを見ました。一体どうしてこんな画像があるのを知ったんですか?!。
スチール写真は新聞で見ましたが動画が与える凄惨さとは比べもにならない。
パソコンの前で3分間凍り付いてしまいました。この事実を見たら世論はいっせいに変わるでしょう。
多くの人は自分の家族や愛する人間がこんな目にあうことが無いから無責任なことが書けるし言えるのでしょうね。
本当に怖かったです、涙が出てきてしまったくらいです。知り合いにメールしてURLを教えます。

759 :愛蔵版名無しさん:04/04/11 00:34 ID:???
kira =836さんはいい人なんだな、皆さんも2ちゃんネラーとは思えんですよ
kira =836さん、複雑な設定のお話を読ませてもらいました、大変ですね
この展開は大変ですよホント、たずなを引き締めるのがどんどん大変になりそうな
膨大な展開ですが期待しています。

757の701さんへ
URLはリアルプレイヤーのシュアストリーミングなので見るのにちょっと苦労しました
直接リンクさせても画像が出ないのでネットトランスポートでダウンロードして漸く開けました
仰天しました、噂では聞いてきていたけれど、こんな怖い目にあわされていたなんて
日本のバカ政府とマスゴミはやっぱり馬鹿で塵でチキン野郎なんだと怒っています
こういう画像を知らせずに情報操作ばかりやりやがっているんですからね
ああ収まらんです
全くスレ違いになってしまってすいませんでした

760 :愛蔵版名無しさん:04/04/11 00:50 ID:???
>>757
かなりマシンパワー有る機械で無いとダメなんですね
ペンティアム4 3.06G メモリー768Mでようやっと見えました
愕然でした!!!!
政府は明らかに情報操作をしているし
マスコミもそれに協力してばかり
何とかしてあげたいけど
俺には力が無い
ああ申し訳ないですけど

kira =836さんも昨日はニュースを見ていたんですね
俺は見ていなかったのです、なんかこれも申し訳ないような気持ちです
心がチリジリなんで悪文すみません
3人の無事解放をみんなで祈りましょう

761 :愛蔵版名無しさん:04/04/11 01:14 ID:???
KIRA=836さんと皆さん、こんばんわ
701さんのURLですと必ずしも上手くいかないみたいなので
http://www.spiegel.de/video/0,4916,2549,00.html に繋いでみてください。
カスタムサイズのリアルプレイヤーが最初に出て直ぐ表示される筈です。
勿論最新のリアルプレイヤーはインストしておいて見てください。

KIRA=836さん、緊張感のある伏線を張って下さって期待しています。



762 :809:04/04/11 01:29 ID:???
>>761
見えました、冷や汗ものです。なんてひどい目にあわされているのか!、誰に憤っていいのか!、全く判らなくなる気持ちです。これを放送した日本の放送局は今までにありません。
これも愚かな小泉純一郎氏を総理大臣にしたからでしょうね。3日間の猶予があるのに最初の1日目で『断じて撤退しない』などと言ってしまえば、直後に殺されるかも知れないのです。

kira =836さんへ
久し振りで書き込みます、でも毎日読んでいますし、、そして楽しんでいます。こんやはとりあえずこれだけで。

763 :愛蔵版名無しさん:04/04/11 01:57 ID:???
格闘漫画のファンがこんなに意識の高い人間が多いとは驚き!。
ほかでこんなスレは見たことがないよ。

761のビデオはショッキングだった。

764 :愛蔵版名無しさん:04/04/11 02:02 ID:???
[秘拳伝キラ] 理屈っぽい格闘漫画だけに空想力旺盛な人間だけが魅力を感じる傾向あり

[修羅の刻&門] 何も考えなくっても楽しめる格闘漫画

上は優劣の問題ではない

765 :愛蔵版名無しさん:04/04/11 02:50 ID:???
今回もよく整理された内容でkira =836さんの頭の良さが感じられるストーリーでした、ありがとうございます。

>>762
>>これも愚かな小泉純一郎氏
同感だね。国家の最高責任者のくせに交渉術のイロハも知らん馬鹿野郎だ。こいつは63歳まで何を学んできたんだろうか。
kira =836さんに総理をやって貰いたいと真剣に思ったよ。

766 :701:04/04/11 03:31 ID:???
午前3時10分、アルジャジーラTVによると
3人は24時間以内に解放されるだろうと広報されました。
上手くいくことを強く祈ります。

767 :愛蔵版名無しさん:04/04/11 06:49 ID:???
頼むからもう板違いのレスはやめてくれ。
せっかくの良スレが汚れる。

768 :701:04/04/11 14:55 ID:???
>>767
すみません、興奮していたものですから。

769 :愛蔵版名無しさん:04/04/11 22:01 ID:???
>>768
残念ながら3人の解放は誤報だったみたいだね

でも俺は良い意味で不思議な雰囲気の良スレだとは思うよ
でももうスレ違いはお互いに止めよう





770 :kira =836:04/04/12 21:48 ID:???
「そうですか・・キラが護法院へ」

男からの報告を受けた 阿麻王
正座のまま微動にせず
視線を目の前の像に向けたまま そう答える

その部屋は奇妙な空間 薄暗い部屋の明かりは無数の蝋燭が発している
部屋の周囲には無数の戦神 闘神の像が立ち並び
中央の阿麻王を睨む。

中央に袴姿で正座した阿麻王 目の前の像 摩利支天像を見つめる
不動明王 阿修羅 帝釈天 毘沙門天が立ち並ぶこの世界で
なにを思い 見つめているのか・・表情は能面のようであり
何者にも読めない

答えたあと 沈黙する阿麻王・・報告に来た男はそれだけで圧倒される
いつもそうだ・・この御方の前では 心の臓を直接 握られている気がするのだ
・・・

その内心の動揺を隠すように 大きめの声で

男「はい・・八神キラと塚原殴凱 現在 護法院の当主と共に
  行動中との連絡です いかがなさいますか 阿麻王様?」

 

771 :kira =836:04/04/12 21:49 ID:???
無数のろうそく が照らす 空間に 男の声が響く
この御方はどう出るのか・・そう思い 男は次の言葉を待つが

阿麻王「しばらく放置しておきなさい」

男「えっ!?」

意外な言葉に驚く男 放置とは意外・・
監視でも付けると思っていたのだが その理由はいったい・・

阿麻王「現在 お父様の計画は順調に進行です
    余計な人員を回す必要性はありません」

本心か それとも・・・部屋のろうそくが わずかに揺らめく
風もないはずの この空間に・・ 
その言葉に対して つい口を出す

男「しかし いいのですか 厳矩様に・・」

それを言った瞬間 うっ とたじろぐ 男
阿麻王の周囲に 闘気の渦が生まれている まるで
敵 対する者に放たれているように・・余計なことを言った
男は即座に後悔した  すぐに低く飛びのき頭を下げ 


772 :kira =836:04/04/12 21:50 ID:???

男「ハッ わかりました・・阿麻王様の指示に従います」
それを聞き 阿麻王の闘気が消えていく そして一言

阿麻王「さがりなさい」

即座に下がり 男は退出 全身は汗まみれ
命が縮む思い 早足で部屋から遠ざかる。

一人になった阿麻王 静寂な空間に戻る部屋
しばらく そのまま・・だが 不意に

阿麻王「そろそろ 顔を お見せになったらどうです?」

唐突に言う 誰もいないはずのこの空間
不意にろうそくの炎が揺れ そして・・・

声一「ほう・・さすがは南王手 八神流 時期後継者
   我々 五人の気配を感じるとはあなどれんな」

どこからともなく声が  部屋の暗闇がわずかに揺らめく
瞬間 影がどこからともなく五つ 現われ 阿麻王を取り囲む 
距離はおよそ三メートル 阿麻王を中心に円を描くように立つ五つの影達
それに 反応することなく正座したまま阿麻王は 冷たく微笑する



773 :kira =836:04/04/12 21:51 ID:???
阿麻王「私に 直接 ご挨拶に来られたというわけですか
    五行殺の皆さん 隠形の業 見事なものですね」

皮肉でもなく また 賞賛ともいえない響きだ
そして ゆっくりと立つ阿麻王 極めて自然 ゆっくりと影達を見渡す

部屋に冷たい風が流れはじめる 死を運ぶ風となるのか それは
影達もしばらく動かない 彫像のよう やがて 一人が

声二「誤解するな 我々はお前と闘いに来たわけではない
   今回は 交渉に来たのだ」

 それを聞いた阿麻王 眉をひそめる
以外な言葉 交渉とは・・

阿麻王「交渉・・・・?」
五行殺の一族が南王手にか?・・
しばらく思案する・・

阿麻王「聞きましょう・・」

静かに そして 殺意を含ませた声で答える阿麻王

 

774 :kira =836:04/04/12 21:58 ID:???
構えはあってないような自然体のまま だが 全身は凶器そのもの

いつでも殺せる動きを取れる阿麻王
 その眼は冷たく鋭い まるで猛禽類

・・ 冷たい殺意を含む 闘気が五つの影に放たれた
並みの人間ならこれだけで気絶するだろう が 影達は無反応。  

別の声がする

声三「お前の 一族 八神 雲が  五行殺に 敵対行動を取っている
   我々は奴の抹殺を決定した それに対し 一切の手出しをしないでもらおう」


キラに一切の手助けをするなということだ
キラに何が起ころうとも 
 
対し阿麻王は  含み笑い 何をといった口調で

阿麻王「笑止 現在 キラは当家より離別している身
    元より我々の手助けなどありえない」

そのまま続け

阿麻王「それに五行殺の一族は 当家と敵対している
    間柄 その提案に 易々と私が乗るとでも思うのか?」

 

775 :kira =836:04/04/12 22:02 ID:???
それを聞いた 別の影の声が 低く笑う
やはりな・・といった口調 すべては予想していたことだ


声四「ふ・・もちろん ただでとは言わぬ 
   我々も一切 お前たちの行動に手出しはしないと約束する」

不可侵条約 南王手の計画に五行殺も関与しないということだ


暗闇に流れる沈黙・・両者に風が渦巻く・・それを 破る声

阿麻王「・・いいでしょう 当家はいっさいあなた方に
    関与しません キラは五行殺で好きになさい」

冷酷な一言 それはキラの身に何が起ころうとも
無視するということだ その心中 はかりしれない
それを聞き五つの影は低く笑う それでいい 
やがて  それは止まり  
 

776 :kira =836:04/04/12 22:02 ID:???
声五「くくく・・話しは決まったな さらばだ」

瞬間 影達は部屋から消える 初めから存在してなかったかのごとく
後には 静かに佇む阿麻王がいるのみ 五人の気配は消えた
阿麻王はやがて一言 ぽつりと言う 冷笑を浮かべながら 

阿麻王「さて・・キラ 貴方に 彼らが倒せますか?」

と何かを期待するような そして どこまでも
冷たい声で ろうそくが照らす 暗闇の虚空を見つめ
遠くのキラへ語りかけるようにいう阿麻王だった。

今日はここまで

今回かなり長いですね・・
阿麻王兄貴が出てくると
どうしても長くなります。

次回は舞台を長野県に移します
キラ達が 山の中で出会う老人の正体は?

では。

777 :701:04/04/12 22:11 ID:???
>>kira =836さん
神の視点でポイントをきちんと踏まえて見据えられていますね。
しかもそれをさりげなく隠して俺ら読み手がわざと残された足跡を
自力で追跡する楽しみまで作り残しておいてくれるkira =836さんの
話し上手ぶりに感激で脱帽です。

いや、とうとう阿麻王兄貴が出ましたね、、待ちかねたぞ。
どうもありがとうございます。

778 :愛蔵版名無しさん:04/04/12 23:05 ID:???
遂に阿麻王兄貴の登場!
いつかは登場するに決まっているにしても
どんなイメージで書いて貰えるのかファンは不安だったに違いない
そんな杞憂をkira =836さんは見事に吹き飛ばしてくれました
うまいです!、ホントうまいです
抑えて力を持続させる溜めどころがうまいです
これ読んだら原作者も認めるにちがいありません
阿麻王兄貴すてきでした
大感謝です

779 :愛蔵版名無しさん:04/04/12 23:16 ID:???
う〜ん、原作の絵を見て知っている奴なら情景描写と心理描写に感心だろう!。
kira =836さん、今原作読みながら俺も感心してしまいました。
それにしても期待を裏切らない能力の持ち主だなぁ  溜息。

780 :愛蔵版名無しさん:04/04/12 23:33 ID:???
>>776 kira =836さん
ひとつひとつ上げていくときりが無いほど読み応えがありました。
重みは抑えた表現だからこそ感じられるのだなと実感です。
秘拳伝キラのもう1人の主人公阿麻王登場に向けて、
じっくりとよーく考え抜いて書き上げてくれているのがはっきりとわかるのが非常に快いです。
阿麻王さんの洗練された雰囲気を損なわずに文章化して下さって本当に嬉しい気持ちです。

でもkira =836さん、どうかお体に気をつけてください、
名文を書くのは身体と心ににストレスが貯まるものですから。
いつも本当にありがとうございます。

781 :809:04/04/13 00:10 ID:???
kira =836さん
今夜は実に密度の濃さを感じました。将来の大事な展開の材料がどさっと出された感じで、静かな興奮をすごく楽しめました。それにしても文章が上手いです。
玄人ハダシの腕前だと思います。やはり俺にはこれだけ充実した物語はとても書くことは出来ません。すごいです。

782 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 00:22 ID:???
>>780
>>重みは抑えた表現だからこそ感じられる<
本当だ
阿麻王兄貴と五行殺一行が激しい舌戦になったらどうしようと本気で心配したが
kira =836さん、大したもんだ、並みの原作者なんておよばんでょ

783 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 00:29 ID:???
格闘場面ではなく
会話場面で惹き付けるとは
確かに強かな技だ

784 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 00:40 ID:???
いい

>>776  『さて、キラ、貴方に彼らが倒せますか?』

キラが死ぬことを期待しての発言ではない。
ちょっと痛い思いはするもの、先ず確実に勝てるし勝つ!、これも好い人生勉強になるだろう、まぁ、先は長いからな フフッ って
阿麻王兄さんのこんな気持ちが伝わってくるなぁ。

KIRA=836さんの楽しくも心憎い演出です。

785 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 01:31 ID:???
kira =836さん、時々をここを見てはイッキに読んで楽しんでいる者です。
南王手と五行殺の因縁は一体何なのだろうか?、嫌でも先を知りたくなる展開です。
細かいところまでホントに丁寧で上手いです、まるで絶好調時の三好雄己氏の画を見る思いです。
期待したとおりに上手い文章で話を作ってくれているkira =836さん今夜もありがとう。

786 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 02:15 ID:???
之ほどの文章力が有るこの人のバトルアクションを早く読みたい気持ちが抑えられん

787 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 03:22 ID:???
今日の文章はとりわけ見事な気がする
まるで上等な散文詩を読むような気持ちの良い流れを感じさせる文章だ
このKIRA=836氏という作者、ちょっとただ者ではない気がした

788 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 04:37 ID:???
…誰か前スレ980以降のkira =836さんの話をどこかに。
出張行っている間にスレ変わっちゃって見れなかったんだよ。_| ̄|○
今までいずれはhtmlになると己にいいきかせてたんだが、我慢できなくなってきた。
通しで読みたい…

789 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 06:12 ID:???
>>788さま
お仕事、ご苦労様です。
今、気が付いたので分割して
下に載せさせて頂きました。

_____________

985 名前:kira[sage] 投稿日:04/02/11 17:58 ID:???
キラ「・・・やっぱりな 兄貴と同じ動きだ」

冷静に先の闘真の動きを分析するキラ
その表情は強い意志と気力に満ちている
ただ闇雲に攻めていたわけではない
相手との間合い 業の速さそして 技が出るタイミングを掴んでいたのだ

キラ「・・・つまり あいつには無闇に手が出せないって事か・・」

闘真の動きは先の先 後の先を常に取り相手に反撃の間すら与えぬ
南王手の歩法 普通の攻め方では完全に裏をとられるだろう
ならば・・・こちらが勝機を掴むためには・・

790 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 06:16 ID:???

986 名前:kira[sage] 投稿日:04/02/11 17:59 ID:???
キラ「ふぅぅぅぅ」

ゆっくり呼吸を吐き出し精神統一するキラ その構えを変える
ナイファンチではないその構えは

欧凱「くく そうか覚悟を決めたな」

欧凱はニヤリと笑い その意図を察した
あの小僧 八神キラらしい闘い方だと思いながら

キラが取った構えそれは全身の力を抜き両手を前に軽く出したもの
一見無防備に見えるが 乱れぬ正中線 安定した姿勢 歩く時のブレ
そして隙をなくすことで相手の隙が見えてくる歩法 

闘真「む・・・」

闘真の表情が動いた 少しの間が空く・・

闘真「なるほど・・その手で来るか 少しは楽しめそうだな
   八神キラ おもしろい・・」

そして闘真も同じ構えを取る・・
より自然にそして殺意を全身から 放ちながら

キラ「同じ構え か・・・」

別段驚くことではない この歩法は南王手の基本
そして極めれば奥義の業・・ならば

791 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 06:18 ID:???

987 名前:kira[sage] 投稿日:04/02/11 18:00 ID:???
おなじ業 そして 構え ならば勝敗を決するもの
それは・・両者の技量と精神力だ

キラ「・・・・・・」

無言になるキラ・・・精神を研ぎ澄まし感覚を広げていく
自分と他人の心の鼓動すら聞こえそうな極限の集中力
ゆっくりその構えのまま闘真へ間合いを詰める

闘真「ふ・・・・・・」

闘真もまたその構えのまま感覚を研ぎ澄ませた
基本中の基本・・ゆえに極めるのは当然の業
どちらの位が上か試してやると思う所為か

792 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 06:23 ID:???
注(988は他の方の書き込みでした。)


989 名前:kira[sage] 投稿日:04/02/11 18:01 ID:???
松風「・・・八神・・」

その構えの意味することを悟る松風
下手に声を出すこともできぬ緊張感
これが真剣勝負・・そして合戦場なのか

二人の間に少しずつ迫る見えない境界線
それは制空圏に入れば迎撃される死の領域
どちらが先に動きどちらがそれを放つのか
観戦している者達は固唾を呑んで見守る

その答えが次の瞬間出る

793 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 06:23 ID:???


今日はここまで

次回からは次スレに移動します
バトルモノは描写が難しいですね

皆さん ご感想ありがとうございます

私は一応 武道 武術歴15年です 作者ではありません

やればやるほど修行が足りないと思う日々を過ごして
キラを楽しみに 読んでいたのに突然の打ち切りでショックを受け
ならば勝手に続編作ってしまえと書いてしまった未熟者です
キャラが勝手に脳内で走り出したといった感じがしますね

先は・・長い・・こつこつ書いていただけなんですがw

(以上で旧スレ分は終了しています。)

794 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 16:26 ID:???
>>789
前スレの文が俺のところにも全く無いことに気ずいて
慌ててみたらPCのテンポラリーインターネットファイルに残っていてよかった
こーいうところは便利な器械だ

795 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 17:44 ID:???
このKIRAー836という人は原作者の近くにいる人なのだろうか?。例えば友人知人のレベルで関係のある人なのだろうか?。

796 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 20:15 ID:???
>>795
kira=836氏は、
碧星氏と友人では無いにしろ格闘技を通じて面識くらいはある人かもしれない。
碧星氏はその分野で大変に広い交際を持つ人のようであり、
彼ら仲間内では‘秘密の闘技場’まで本当にあるみたいな話をコミックスのカバー綴じ込みだけでなく
読んだり聞いたりしたことがある。

年の為、あくまで俺の推測と伝聞であり直接の情報ではないんだけど、御参考までに。

797 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 21:03 ID:???
>>793
武道歴15年! 強ぇ〜。
唐手を10歳で始めて今25歳の知り合いが居ますが
かなりのいや常識でいえば凄い男です。
それから類推するなら
kira=836氏は文武両道に優れる才人と思えますね。

798 :788:04/04/13 21:27 ID:???
>>789さま
ありがとうございます。
やっと話がつながります。

帰ってきてスレが変わっているのをみたときは衝撃でした。
いや本当に自分はこの話を楽しみにしてたんだなぁとつくづく。

さーて。通しで読むかー。

799 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 21:33 ID:???
「俺は789ではないですけど、脇で見ていて何となくいい話しだし、ここも良いスレですね。」
とふと思った。


800 :愛蔵版名無しさん:04/04/13 22:37 ID:???
kira=836様
五行殺の一味と八神阿麻王の会話編を堪能しました。
読み手の立場で描写してくれているのが実に嬉しいです。
kira=836版その後の「秘拳伝キラ」は上のスレによると
既に完成しているようですが、恐らくこのアップのために
丁寧で緻密な再考をして下さっているのだと感じ入ります。
>>764にあった>空想力旺盛な人間だけが魅力を感じる傾向あり<
という一文の通りマニアックな人々だけが覗いているスレは
独特な魅力を放っていて良いものだと感じ入っています。
どうか長く続けて下さいますようお願い致します。
敬具

801 :789です:04/04/13 23:21 ID:???
>>798
788さま、丁寧な御返事ありがとうございます。
お喜び頂けてとても嬉しいです。

802 :愛蔵版名無しさん:04/04/14 00:02 ID:???
このスレッドを昨日から始めて読ませてもらったが、
話しの展開がよく詰められており、勢いに任せて先走り支離滅裂になることがない。
どんな細部も大長編の一部として伏線としての然るべき役割を与えられていることが感じられる。
その意味で劇画漫画の原作者としての素質はコミックスの原作者より秀でていると言えよう。
最初からこの人の原作でサンデーに連載して欲しかったと思う人達が私だけではなかったことからも
わかる。

803 :愛蔵版名無しさん:04/04/14 00:30 ID:???
この漫画(少年サンデー刊の単行本のこと)だけど
格闘漫画や戦士ものを芸術としての装いを与える要素、
「殺すか殺されるか」あるいは「誰を殺すべきか、殺さないべきか」という究極の選択で
主人公以下のキャラが苦悶し決断するシーンが無いのが致命的だと思う。
長く連載されたら、必ず出てくるテーマだと思うが、これが無かったことが
作品にやや軽い印象を常に感じてしまう。

804 :809:04/04/14 01:26 ID:???
>>803
俺も同じことを感じてました。打ち切りされずに続いていたら深いものを感じさせる場面も碧星さんと三好さんは作ってくれただろうと自分を慰めて諦めてきたのです。
しかし、そのような重い場面が少なかったという事実はどうしようもなく寂しい気持ちだったのですが、このスレを見つけたので思い切って自分で続きを小説風に書いてみようかと
思っていました。ところが、はるかに優れたkira=836さんという方が見事な創作小説を発表されて感心させられているうちに、すっかり虜になってしまいました。
おそらくkira=836さんならば、究極の選択で苦悩する主人公の姿も見事に写し取って下さるに違いありません。
それを期待して待ちましょう。

いきなりで失礼しました。

805 :愛蔵版名無しさん:04/04/14 02:17 ID:???
ここは本当に漫画スレ?、場違いな重力の大きさを感じる

806 :愛蔵版名無しさん:04/04/14 02:38 ID:???
俺の定義では、
格闘漫画は若い男の引き締まった肉体の輝きにHaHaすることをもってその醍醐味となすものだ。
アニメ修羅の刻&やがてアニメ化修羅の門 よかったしよい。
秘拳伝キラ 八神雲と八神阿麻王 もうちょっと脱いでくれるとHaHa出来たのに残念。

807 :愛蔵版名無しさん:04/04/14 03:26 ID:???
>>806
こんな夜中に同じ趣味の人間を発見できるとは2ちゃん恐るべし、いや、サンクスだ。
最初のシーンは沖縄で夏なんだからキラの競泳水着姿くらいみたかったよ。
アニメ修羅の刻では上半身脱いでいた門ね。

808 :806:04/04/14 04:28 ID:???
>>アニメ修羅の刻では上半身…<<
アニメ化は上手くっていたね、本当に羨ましい、と、ここは秘拳伝キラのスレだった。
競泳水着もいいなぁ、それで浜辺かプールサイドでバトルして欲しい。
ああ限りなく膨らむ妄想かw。

809 :愛蔵版名無しさん:04/04/14 07:38 ID:???
脱がなくても素足のバンデージで十分萌えられると思うが。

810 :803:04/04/14 16:16 ID:???
>>804
ちょっと感想を書き殴っただけだったのに、
丁寧な返事をもらって慌てながらも喜んでいる803です。
やっぱりっそーなんですか!、意見が合うと何か嬉しいです。
ありがとうございます。
kira=836さんは正体不明の人みたいですが、
凄く文章が上手いしアイディアで勝負できる人ですね。
先をどのようにしてくれるのか楽しみです。

でももうちょっと砕けませんか?!、ここは2ちゃんなんですからw

811 :愛蔵版名無しさん:04/04/14 21:32 ID:???
kira=836の武道歴15年というのは本当かもしれないな。
俺も一応空手、柔術、レスリングと7年くらい経験しているからわかるが
この漫画には格闘技の経験のある人間が評価したくなる要素というか
独特の感覚がある。
一見地味だが威力は使い方によっては大きいというような技は画に描くと
正しく地味にしか見えないので敬遠されがちなのだが、経験者には納得させる
ものがある。マイナー作品にこれだけ入れ込めるのは彼が武道に精通している
証拠かも知れないと思った。

横レスすまん

812 :愛蔵版名無しさん:04/04/14 22:26 ID:???
そうだな、ボカーンなんて具合に火薬が爆発するみたいなインチキ描写が格闘漫画には多いからねぇ
そのほうが誰にでも力が働いたことが実感できてわかり易いからなんだろうな
でも本当は、打撃が相手の体の中に漏れずに全て叩き込まれていればいるほど、
爆発みたいな吹っ飛びなんて動きは出てこないんだよね。
キラは完璧ではないけど、そこらあたりが比較的現実に迫って描けているところがいいのは俺にもわかりますよ。
ちなみに格闘技経験は学校で柔道やっているだけですw、ヘタレですww。

813 :愛蔵版名無しさん:04/04/15 05:30 ID:???
kira=836さん、もっとキジムナー出してくれ

814 :809:04/04/15 17:55 ID:???
>>810
意見が合うと嬉しいのは俺も同じです。>>kira=836さんは正体不明の人みたいですが<< 正体不明なのは2チャンネラー全員がある意味そうですね、誰もどこの誰かは判りません。
kira=836さんの書き込みが昨日あると思っていたのですが、無かったですね。でも803さんが仰るように優れたアイディアの持ち主でいらっしゃるという意見に全く同感です。

>>でももうちょっと砕けませんか?!、ここは2ちゃんなんですからw<< kira=836さんが礼儀と節度を感じさせる言葉使いをされるため、ぞんざいに書くのが恥ずかしい気持ちになる人が多いのかも
知れません。でも荒れることがないのも、そのお陰かもしれませんね。俺個人は砕けた話しは好きですけどね。ちょっとスレ違いになってしまってすみませんでした。

815 :愛蔵版名無しさん:04/04/15 21:05 ID:???
>>813 2ちゃん的にはキジモナー又の名をモナガヤ。

816 :kira =836:04/04/15 23:17 ID:???
長野県 山中 


「塾長 たしか清華さんの祖父の名前は・・」

山道を歩きながら 松風が殴凱に話し出す。
首都圏から車で約三時間半 それから山道を徒歩で歩いて 
すでに二時間以上経つかなりの山奥まで来たようだ 
 道も細くなっている 周囲には誰の姿もない
鳥の鳴き声がどこかで聞こえる どこまでいっても大自然。
涼しい風が 吹き 四人の髪を揺らしている その中で 

殴凱「ああ 護法院 高棟 戦後 経済界の巨頭と呼ばれた男よ」
   もっとも 引退してからは まったく姿を見せんがな」

脚を進めながらそう答える殴凱 周囲の景色は壮大だ

今は標高千メートルぐらいか・・山に囲まれた信州の秋
歩いているだけでも 心地いい 今回はピクニックみたいなものだろう
北海道 山中の環境に比べればはるかに楽だろう 。


松風「ええ それは知っています 急に第一線を引退し姿をくらまし
   消息不明・・護法院 高棟  彼がこんな山奥にいたとは・・」
   
以外だったという表情をする 松風 二年ほど前の話しだ
その後 あまり話題にならず
高棟の消息は分からなくなった 松風は覚えている・・

 



817 :kira =836:04/04/15 23:18 ID:???
殴凱「もしかしたら 急に隠れる必要性
   別の理由があったのかもしれんぞ・・・」

意味深げに 言う殴凱 隠れなければならない理由があるということ
それも こんな山奥に・・それはいったいなんだろうか。

後ろで話す二人 対して

キラは相変わらず ぼーとした顔で歩きながら前を歩く

前には清華が案内を務めているので道には迷わないだろう。
本人は何度も来ているので大丈夫だと言っていたが・・・

キラ「本当に こんな山奥に住んでいるのか?」
   じいさん 物好きなんだな」

前を進む 清華に のんびりと声を掛けるキラ
ずいぶんと歩いているが別に清華に疲れた様子は見当たらない


清華「・・ おじい様は人嫌いなんです」

清華はキラ達の前方を進みながら そう短く話す 
服装は動きやすいように 上半身シャツに下はジーパンといった格好

そして 今は山奥に引っ込んで隠居生活しているわけか・・・
しかし・・

 

818 :kira =836:04/04/15 23:20 ID:???
キラ「でも よく こんな 不便なところ 住む気になるね・・」

山篭りのことをキラは 思いだす あれは大変だったな・・・
特に食事が・・ いまだに忘れられない悪夢の日々だ

飯がまともに作れない連中が三人 何度も失敗 食材が食べられなくなった・
おかげで肉と魚を自給自足の生活が続いた まさにサバイバル状態
・・正直腹が減って死にそうになったぜ

・・まあ 別の食料でしのいでもいいんだが
捕るのがえらく大変だったから もう パスしたい・・

そんなキラの思惑を別に 話を続ける清華

清華「昔からそうなんです 他人を受け付けない雰囲気をもつ人でした
   けど とても 信頼できる人です  私にとって 」

明るく言う清華  おそらく真実だろう・・・清華の過去は知らない
が その言葉に 確かな信頼の響きがあるとキラは感じた。

まあ・・実際 会ってみないことにはなんとも言えないけどな・・

そう思いつつ 周囲の景色を眺めるキラ 
今の時期 木々は色 鮮やかに染まっている

まるで赤と黄色と緑の絵の具で塗りつぶしたみたいだ
だが 風が吹けば この風景がどうなるかはわからない・・・
何かを予感するキラ・・・だが まだ南風ではない・・か。

 

819 :kira =836:04/04/15 23:22 ID:???
清華「あっ 見えました あそこです」

遠くを指さし こちらに振り向く清華
その方角をどれどれと眺める・・
視界がいいのですぐにわかった

キラ「あれか・・・」

一時の方角 約五百メートルほど先 山道の脇に
目立たないが小屋らしきものがある
ひつそりとした佇まい 別荘のよう
 かなり古い・・何とか住めそうだ

清華「私がおじい様を呼んできます」
   キラ様はここでお待ちになってください」

そう言い 小屋の方角へ走り出す 清華 
ま・・そういうなら待つか・・キらはそう思い
周囲を眺める どこも森だらけだ  
ふと 近くの茂みへ眼を移す すると そこに・・



820 :kira =836:04/04/15 23:23 ID:???
キラ「・・・へえ」
ある物を見つけ ぴたりと眼を止めるキラ 
茂みの中に面白いものがある 巧妙に隠されていたようだ

こんなもの 設置しておくとはね・・対 侵入者用といったところか
ますます清華のじいさんに興味がわくぜ どんな人物か楽しみだぜ。

ここに来て正解か・・先ほどから八神の血が騒いで仕方ない 
やはり自分の体が何かを予感しているのか・・俺も しょうがねえな
と苦笑するキラ。


松風「どうした八神 何か見つけたのか ?」

背後から松風が追いつき 急に立ち止まった キラへ言う
今は話す必要性はないだろう そうキラは判断し

キラ「いや・・なんでもねえよ
   それより殴凱のおっさんは?」

振り返ると いつの間にか  殴凱の姿が消えている
道に迷ったのか殴凱のおっさんは・・・。

松風「ああ 塾長なら小用を足してくるとか言って
   向うのほうへいったが・・」

 

821 :kira =836:04/04/15 23:24 ID:???
松風は来た道を指す 森の脇か・・・何しているんだか

小便か・・しょうがねえなあ
まさか おっさんがアレに引っかかるとは思えないが・・・んっ!?

キラ「おい 松風 なんだか血の匂いがしないか」

爽やかな風に混じってわずかに血の匂い・・・
間違いない 確かにそうだ 
方角は 小屋の方から・・まさか!!

やな 予感に囚われ 走り出すキラ・・・
血の匂いには昔から敏感だ
死を連想させる やな匂い 沖縄ではそれが日常だった


松風「おっ おい 急にどうしたんだ 待て 八神!!」

駆け出したキラをみて 慌てて その後を追う松風
なんで 僕がいちいち こいつに反応しなければならないんだと
内心ぼやきながら キラの後を追う いつもこうだ

キラは疾風のごとき速さで走り 茂みや道を走り抜ける
小屋の入り口までたどり着くキラ。
感覚を研ぎ澄まして周囲を見渡す しばらくして・・



822 :kira =836:04/04/15 23:25 ID:???
・・誰の気配も感じない と なると・・中
呼吸を整える・・・よし 行くぜ !!

小屋は簡素だが頑丈そうな造りだ
四人か五人は泊まれる広さ
 
勢いよくドアを開けるキラ そこには・・・

殴凱「よおっ 小僧 松風 遅せえぞ 何やっていた?」

片手を挙げて軽くそう言う塾長 塚原殴凱
そしてその脇に・・・

キラ「猪???・・・」
殴凱のすぐ側に 血まみれでぐったりしている猪が・・かなり大きい
血の匂いはこいつからしていたのか・・・安堵するキラ そして見る

体長 一メートルはあるな・・しかし なぜ ここに猪が?

松風「なんです 塾長 その猪は!?」



823 :kira =836:04/04/15 23:29 ID:???
追いついた松風もそれを見て絶句する 

なんでここに 塾長が・・いや猪が と唖然とした顔だ 
説明をしてくださいと殴凱へ真剣に詰め寄る松風 

殴凱「・・なに さっき こいつが罠にかかって
   暴れているのを見つけたんでな 俺が大人しくさせたのよ
   酒の肴ぐらいにはなるだろうぜ」

胡坐をかき平然と そう二人に説明する殴凱
小用とはこれのことか・・まさか猪狩りに行っていたとは
殴凱にとって 例の山篭りはまだ続いているようだ
・獲物を見つけ 獲ってきたという
・やはり素手でやったんだろう・・いうまでもなく
    よくみれば 猪の体に無数の凹み後 が拳の形で残っている

・キラと松風はほぼ同時に頭の中でそう思い呆れる

・聖拳塾 塾長 塚原殴凱 格闘会 最大のカリスマ

・虎殺し 鮫殺し
・熊ごろし・・そして今 猪殺しの異名が加わるか・・  。

 

824 :kira =836:04/04/15 23:29 ID:???
松風「足しって・・ここには誰か住んでいますよ塾長
   これって 不法侵入になるのでは!?」

まずいのではないか・・・いくらなんでも
血まみれの猪付きではと思う松風  

それを聞いても別に慌てることなく

殴凱「固いこというんじやねえよ 松風 」
   とりあえず誰もいなかったから 後で説明すればいいんだよ」

血まみれの猪を掴み 右拳でバンバン叩きそういいつつ 
にやりと笑う殴凱 まったく説得力がない・・・

アバウトすぎて問題ありすぎだ・・・と頭を抱える松風 
そして はは といった感じのキラ

やれやれ・・やっぱりここでもこうなるか・・俺達は

・・顔を 見合わせて 肩をすくめる キラと松風 
その時



825 :kira =836:04/04/15 23:32 ID:???
声「 君達は誰かね・・?」

静かな口調だが重く威厳のある言葉が背後から聞こえる
同時に後ろを振り向く三人・・そこには・・

初老の男「お客人かね・・ こんな辺ぴな所に?」

身長 百七十ぐらい 全身 鍛えられ 眼光するどく しかし
どこか穏やかそうな雰囲気を持つ 老人が 入り口に立っていた


信州の山奥で 静かな波紋が生まれようとしている。
風が強めに吹く その行先は誰にも分からない。

今日はここまで 一日開けてしまいましたね
ですから今回は長めで書きました

軽井沢などの避暑地へへ行くと よく別荘が建っていますが
小屋はあんな感じで 少し 老朽化しており 材質は木
それを イメージしてくださるといいかもしれません。

次回 山奥でキラ達が出会う老人の過去 そして
清華が話す五行殺の一族と老人の関係は何か?

夜の山に再び南風が吹くか? キジムナーは もうすぐ出るかも?

さっき イラクの人質三人が開放されたようですね。

映像で 皆 無事のようすを見て 私もほっとしました。
やはり 人間 命あっての物種ですから。
では

826 :愛蔵版名無しさん:04/04/15 23:46 ID:???
kira=836さん
イラクの人質解放本当に幸福な結果になってよかったです、でも後2人の方がまだなんですね
無事に解放されることを祈ります。

それはそうとして
う〜ん、やっぱり貴方は上手いですね、平凡な言い方で申し訳ないのですが兎に角兎に角巧みですよ。
長野にいったことはないですが、写真を見ながら情景が目に浮かんでくるような描写力に感嘆です。
う〜ん、お見事!、そしてありがとうございます。

827 :愛蔵版名無しさん:04/04/15 23:55 ID:???
>>825 顔の見えない相手に実直で誠実さを貫こうとするその態度
あなたは武道家の鏡みたいな人だ。いや武士道精神の具現者というべきか。
流麗で読みやすく心癒される文章は格闘ものなのに読んでいて安堵させられる。
面白かった。

kira=836様へ

828 :813:04/04/16 00:14 ID:???
kira=836さん、キジムナー出してくれると約束ありがとう
kira=836さんの優しい心使いに人質の家族と一緒に感謝をささげます
(ご家族とは俺は全く関係はないですがkira=836さんの言葉を聞いたら
必ず感激されるでしょうから)

829 :809:04/04/16 00:40 ID:???
>>kira=836さん
今度も些細なエピソードまで熟考して下さっていますね。細部に気を使ってくれているかどうかで物語の満足度は大きく違ってきてしまうのは、自分で書いて人に読ませて退屈された苦い経験で知っているので感心仕切りです。
しかも常に原作の雰囲気を尊重する態度がぶれずに貫かれているのも、kira=836さんの真面目な人柄が伺える思いです。これから先の格闘場面をどのように演出して下さるのか、とても楽しみな前奏部を本当にありがとうございます。

830 :803:04/04/16 01:20 ID:???
>>825
キラや欧凱や松風その他のセリフと心の中で喋っている言葉が素敵です、
生き生きした感じが伝わってくるからです。
kira=836さんが誰だかわからないですが読んでいて才気を感じます。
これからどうかキャラクターの心の葛藤なんかを見事に出して下さることを期待しています。
難しいですが、あなたなら出来ると思うからです。

>>814
レスありがとうございました。嬉しいです。

831 :愛蔵版名無しさん:04/04/16 02:02 ID:???
kira=836さんて台詞と独白の言い回しがとても上手いね、読んでいて楽しい。

832 :愛蔵版名無しさん:04/04/16 02:17 ID:???
毎回必ずきっちりとアップしてくるあたりに、この人の武道家らしさがそこはかとなく漂う気がする。

833 :愛蔵版名無しさん:04/04/16 05:48 ID:???
>>820
>>>茂みの中に面白いものがある 巧妙に隠されていたようだ<<<
一体これは何なのだろうか?。誰か解る人は居ないのだろうか?。

それにしても芸が細かい!、痒いところに手が届くくらいと言ってもいい程だ


834 :愛蔵版名無しさん:04/04/16 16:57 ID:???
>>820 地雷or鳴呼鈴ではないか?。不審者が闖入したことが直ぐ分るようにだ。
地雷は極端かもしれないw。

835 :愛蔵版名無しさん:04/04/16 17:04 ID:???
>>834
引っかかると足首に絡まって逆さ吊りにしてしまうような罠

836 :愛蔵版名無しさん:04/04/16 17:53 ID:???
>>834
単純に落とし穴、ただし刀剣が逆さに植えてある。

837 :愛蔵版名無しさん:04/04/16 18:51 ID:???
台詞の言葉使いが原作に忠実なのは非常に嬉しいね
原作のボキャブラリーをよく調べて違和感が感じられないように注意してくれてるんだね
幻の続編を読ませて貰っているみたいで感謝の気持ちまで湧いてくるね

838 :愛蔵版名無しさん:04/04/16 19:56 ID:???
kira=836とは何者なのか?。
その正体は格闘オタ的薀蓄駆使からシェイプアップした碧星タケルなのではと思うのだが。

839 :愛蔵版名無しさん:04/04/16 20:12 ID:???
>>838>>kira=836とは何者なのか?。

ミドリホシ説は有力だと思う。
つるんでいる後輩達と共同で連作しているのだと思う。
交友関係は広い人だからね。

ただしこれあくまで憶測だから宜しく。

840 :愛蔵版名無しさん:04/04/16 22:01 ID:???
>>838
>>839
職業作家が無料でこんなとこに書くはずないという意味のことが
前の(No2)スレに書いてあった。
飯の食い上げになっちまうんだから書くはずない。

841 :愛蔵版名無しさん:04/04/16 23:26 ID:???
>>840
禿胴
それに翠星は今でも薀蓄偏重から脱し切れていない。ドラマをしっかりと書き上げる持久力が相変わらず無い。
恐らく一生そのままだと思う。
kira=836氏は隠れた才人だろう。

842 :愛蔵版名無しさん:04/04/16 23:42 ID:???
読み応えあり

843 :愛蔵版名無しさん:04/04/17 00:12 ID:???
今日はKIRA=836さんの書き込みは無いようだ。
何か寂しいな。

844 :803:04/04/17 01:26 ID:???
>>843
原則2日おきで昨日は3日ぶりだったから22時間後くらいに書き込まれるのだろう。
おやすみなさい。

845 :kira =836:04/04/17 20:11 ID:???
「猪を手土産にやってくるとは 面白い客人だ」

血まみれの猪を見て なんら表情を変えることなく
老人は威厳のある声でそう言う この爺さんが・・・護法院高棟・・

みたところ年は七十・・年齢の割には足腰はしっかりしている
体格も立派 相応の威厳を兼ね備えている人物に見える・・

松風「あ・・いや 申し訳ありません 勝手に」
なぜか殴凱ではなく松風が謝罪する
塾長の不始末は僕の責任・・そんな感じだ 
ふつうは逆だがな・・苦労しているな松風 そう内心思い
松風に同情するキラ  

老人は別に気にすることなく ふっと笑みを浮かべる

老人「気にすることはない こんな場所に人が住んでいるとは
   誰も思わんだろうからな」

そういい 猪を片手で持ち上げている殴凱をみる
しばらく そうしていたが 不意に
 


846 :kira =836:04/04/17 20:15 ID:???

老人「おまえは・・殴凱か・・・!?」
意外だという顔になりそういう老人 殴凱も
にやりとしてから 

殴凱「よお 高棟 久しぶりだな」

と旧友に語りかけるような口調で挨拶
猪は持ったままだ

松風「なっ この方と お知り合いなのですか!?」

驚く松風 この老人も塾長の知り合いだったとは
一言も言わなかったぞ・・いつものことだけど まったく・・

それを聞き ますます にやにやする殴凱 


殴凱「まーな もう四十年以上前のことになるが」
片手顎の下に手をやりながら言う殴凱 かなり昔のことだ
 
やっぱりな ・・どうりで ずうずうしい態度だと思ったぜ
初めからそれを知っていてここにきたのかよ おっさん・・

いつもの事ながら事前の説明がまったくない殴凱
やはりあえて 言わないだけかもしれないが・・

そろそろ 殴凱の手口に慣れてきたキラ 




847 :kira =836:04/04/17 20:17 ID:???
高棟「・・これは驚いた まさかここで再会するとは
   となると この二人の若者はお前のお弟子さんか」

キラと松風を見ながらいう 高棟老人
まあ 半分は当たりで半分はずれだが・・

清華の声「おじいさま ここに居られたのですか」

そういって清華も入ってくる どうやら高棟を探していた様子
入れ違いになっていたらしい・・これで全員 合流した

高棟「清華も一緒に来ていたのか・・」

それで何かを悟ったように ふむ・・と唸り
高棟は部屋にあるソファに腰を下ろす
キラ達にも座るように進めて

高棟「何かあったようだな 話を聞こう」

日が落ちかかっている どうやら長い話しになりそうだ
殴凱 松風 キラ達三人は そう感じ ソファに座る
・・

 

848 :kira =836:04/04/17 20:18 ID:???



高棟「そういう訳か・・・」

清華から一通り説明を聞いて
溜息をつく高棟 老人

窓の外を見ると周囲はすでに闇に包まれている
時刻は八時・・話を始めて四時間以上経つ

山奥の夜は静かだ・・小屋の中の部屋を照らすのは
ランプの淡い明かりのみが五人を映し出す

清華「・・はい 五行殺の一族が動いたと思われます」
説明を終えた清華 やはり表情が暗い

殴凱「ま・・そういうこった高棟 で俺達がこのお嬢さんと
   行動を共にしているわけ なんだがな・・」

松風「高棟さんは なぜこんな山奥に?」

松風が聞く 人嫌いの高棟 やはりそれだけの理由で
ここにいるとは 到底 思えないのだが・・・

それ聞いてしばらく無言で手を組む高棟
ランプの明かりを見.



849 :kira =836:04/04/17 20:21 ID:???
高棟「そうだな・・・その理由は」

キラ「元 五行殺だから・・か」

小屋の端で腕を組んで聞いていたキラ
じっと座っているのに飽きたので
今は立って聞いている

驚いた顔になる高棟 松風 清華も同様
殴凱だけが

殴凱「ほう・・気づいておったか」

と楽しそうに言う 小僧の洞察力は相変わらず
大したものだ  と殴凱は感心する 

松風「なぜ わかる 八神?」
と疑問をぶつける松風 怪訝そうな顔
 
キラは大きく欠伸する・・眠い
背伸びする そして 真剣な表情

やれやれ なんとなくだが 話が読めた

・・そんな 顔になるキラ。
だから こんな山奥に住んでいるってわけだ

 

850 :kira =836:04/04/17 20:22 ID:???
キラ「まあ さっき いろいろな」

小屋に来る前 偶然 周囲に仕掛けられたものをみたキラ

あれは 侵入者用に仕掛けられた罠だ


清華に教えた業
無数のとげが待ち構える 落とし穴 
横からはねあがり 杭が脚に突き刺さる罠
上から落ちてくる無数の杭付き大木・・・
特殊な鍛錬で創られた高棟の体付きや手
そして武道家である最大の特徴 独特の気配と眼 

ただの元経営者ではないだろうと キラは話す。 

高棟「なるほどな・・君の名前は・・・?」
見抜いていたか  この少年はいったい・・
高棟はキラに興味を覚え キラに聞く

キラ「俺は 雲・・八神雲だ よろしくな」
と ぶっきらぼうに高棟に 挨拶 

 

851 :kira =836:04/04/17 20:26 ID:???
高棟「八神だと・・・?」

キラの名前を聞き
一瞬 眉をひそめ考えこむ高棟 
そして 
まさか君は・・と口を開きかけた
その時

殴凱「!!!!!!  おい 小僧」

殴凱がそれを感じキラに呼びかける  
松風も感じた様子だ まさか・・と殴凱の顔を見る 

キラ「!!!!!!・・ああ もう来るとはな」

瞬時に小屋の外へ飛び出す 四人 高棟も居る 
なぜ こんなに早くこの場所が・・後を付けられていたのか
だか それらしい気配は感じられなかった・・ 

清華は中で待機することになる
連中の狙いはおそらく彼女 
危険にさらすわけにはいかない

  

852 :kira =836:04/04/17 20:34 ID:???
その人物は月明かりが照らす山道を
ゆっくり 小屋のほうへ歩いてくる 

纏う気配はまるで秋風 
全てを破壊する南風ではなく

触れた者を 静かに死に至らしめる涼しげな風 
そんな印象を受ける殺意がキラ達へ流れている

 ・・こいつ・・
いままでに感じたことがない気配
・・危険だとキラの本能が伝えている 

高棟「・・まさか あいつは・・・」

何かに気づく高棟 驚愕の表情を浮かべる
知っているのか? ・・

キラ達の十メートル手前 その男はぴたりと立ち止まる
みたところ身長は百七十五 体重は七十ぐらい・・だが

全身 黒尽くめ
顔も隠されている まるで黒子
何の表情も感情もみえぬ 不気味な存在 

 

853 :kira =836:04/04/17 20:44 ID:???
男「私は五行殺の一人 静雲 お前たちの命もらいうける」

そう 静かに言い放つ黒子
死刑宣告の響きに近い声

キラ「・・・あんたに出来ればな」

不敵に言うキラ
ナイファンチの構えをゆっくり取り
目の前の黒子を睨む

こいつが五行殺か・・手は抜けねえな。

そして眼を瞑り ゆっくり ふーと呼吸を吐き 丹田に力を込めつつ
静かに言う キラ すでにその顔は闘志に満ちている 

俺の生きる世界は やはり合戦場か・・
・・眼を開けるキラ 新たな強敵を目の前にし

 

854 :kira =836:04/04/17 20:45 ID:???
キラ「五行殺の業 みせてもらおうか!」

そういい放つ キラ そして闘気が全身から放たれる
静対動 異なる種類の風がぶつかり合う

南風と秋風が交じり合い周囲に吹き荒れ木々を揺らす


月光の下で今 キラ達と五行殺の死闘が始まろうとしている


今日はここまで

以前 キャンプに行きましたが
山奥の夜はほんとに静かで
星も綺麗 なかなかよいものでした

さて キラと五行殺ついに激突です
果たして どちらが勝つのか?
では

855 :愛蔵版名無しさん:04/04/17 20:56 ID:???
おお、リアルUP中に遭遇してしまいました。
何か得した気持ち♪。


856 :855です:04/04/17 21:24 ID:???
>>854 kira=836さんへ
始めて書き込みます。
今まで読んでいましたが、リアルで読むのは初めてです。
今2回読み直した後で映画やドラマのシナリオ読むみたいな
リアリティを感じさせる上手さを維持されていることに感心です。
ひょっとしたらそちらも本職なのでは?、否、これには触れません。
これからも楽しみにしています、どうか頑張ってください、期待しています。

PS 秘拳伝キラの打ち切りは私も子供心に残念でした。
   
   >>果たして どちらが勝つのか?<<
   ふふっ、それは気まっていますよね。
   名ライターは読者の期待を裏切らないものです。

857 :803:04/04/17 23:39 ID:???
>>854
いつも読んでいます、次回がとても楽しみです、
前の方で格闘シーンが見事に書かれていたのに驚きました、ですから嫌でも期待してしまいます。
細かい感想は次回の後に書きたいと思っています。

858 :813:04/04/18 00:58 ID:???
ネットでニュースを見ていて、今日は始めてここを読む813です
kira=836さんは名文家だと思いました
こんな文章は自分では書けないです
頭に浮かんだ事を書き表すことはえらい難しいです

あとキジムナーはどうなるのでしょう?
急かす訳ではないのですが、気になってしまうのです、すいませんです。
(関係ないですがイラクで2人の人質が解放されてほっとしました)


859 :愛蔵版名無しさん:04/04/18 02:09 ID:???
いよいよバトルアクション全開ですね。
前置きが長過ぎるという人もいるかもしれませんが
俺はこういう慎重な展開が好きです。
だいたい四六時中格闘大会のような漫画が多過ぎです。
KIRA=836さんの描写力に期待しています。

860 :愛蔵版名無しさん:04/04/18 03:30 ID:???
>>以前 キャンプに行きましたが
>>山奥の夜はほんとに静かで
>>星も綺麗 なかなかよいものでした

静寂の中で熱い格闘
次回が楽しみ

861 :愛蔵版名無しさん:04/04/18 06:42 ID:???
>>851
>キラの名前を聞き 一瞬 眉をひそめ考えこむ高棟 
>そして まさか君は・・と口を開きかけた

こういう振り方は凄く好きだぁ、なんというか主人公を大きく見せる感じさせてくれる!。
いったいどんな理由、どんな経緯を考えてくれているのでしょうか?。
期待してもよかですか?。

862 :愛蔵版名無しさん:04/04/18 22:22 ID:???
ここを知って秘拳伝キラを購入、今日全部通して読んでみた。
やたら短いのにガックリきたが、ここのは久方ぶりに読める水準のシロウト小説だな。
連載が続いている感覚で次回も自然に読みたくなってきた。

武道歴15年のKIRA=836氏って おいおい、でもこれ見よがしでない分、ひょっとしたらと威圧感を感じる。

863 :kira =836:04/04/19 19:37 ID:???
雲の間から月が顔を出し月光がキラ達の顔を照らす
深い山奥 風が吹く音が わずかに聞こえるだけ 
異常なほど 静かで暗い世界

まさに 夜の合戦場にふさわしい

こいつが五行殺か・・・

目の前の黒い男と 月灯りの中 キラと黒い影は対峙
じりじりと足を動かし間合いを詰めていく キラ 距離は七メートル 
一気に飛び掛る・・それとも・・そう考えるキラ だがその時

殴凱「まて 小僧 こいつは俺に譲りな」

ナイファンチの構えからの 一触即発の状態のキラ
その肩に ポン と手を置く殴凱がそう言う
 
親指を立て 片目をつぶり キラに合図する
まあ たまにはいいだろ・・そんな表情

キラ「おっさん・・」
意外だ・・そんな顔のキラ
殴凱のおっさんが こいつと戦うのかよ?・・
 

864 :kira =836:04/04/19 19:38 ID:???

松風「塾長・・やはり僕が」

それを聞いて 松風が代わりに出ようとする
僕が聖拳塾 筆頭として塾長の代わりに戦います!!・・と

が 片手でそれを静止させる殴凱
両手をボキボキと派手に鳴らしながら

殴凱「たまには 俺にも闘わせろや 松風
   いつも観戦だと 体が鈍っちまうんでな」

強敵を目の前にして歓喜に満ちている顔だ
こいつは俺が叩きのめす・・邪魔するなと
 
巨大な背中で伝えているようにも 感じる松風
こうなると塾長はもう止められない 
全身に闘志が満ちている やる気だ

キラ「・・いいのかよ あいつは」
何か得体がしれないぜ
キラがそういいかけたとき 

高棟「・・彼に任せたまえ」

静かに 高棟老人が口を挟む 
殴凱の勝利を確信しているかのような口調
その眼は確かな信頼の眼
・・殴凱の闘いぶりを知っているようだが


865 :kira =836:04/04/19 19:43 ID:???
キラ「・・わかったよ」
そこまで言うなら仕方ない 譲るか・・
半分諦めがちに肩をすくめてキラはこの場を引く

たまには塚原殴凱の闘いを観戦するか・・と思いつつ
後ろに下がるキラ 

松風も同様に黙ってうなずく ここは塾長に任せよう

二人は合意する それをみて 
じゃあ 軽く運動してくるか・・と方手を上げつつ
前に出ていく殴凱 黒い影と対峙する 


殴凱「おい・・おまえ静雲とかいったな」
獰猛な肉食獣の目で睨みつける殴凱
今にも食わんばかりの勢いと迫力で

静雲「・・お前の名は?」
対する静雲 すこしも動じず 問いを
殴凱に投げかけ 答えを待つ

 

866 :kira =836:04/04/19 19:44 ID:???
おそらく誰が相手でも同じ反応をし
そして 機械のように殺すのだろう 
そ静雲とはそんな感じの存在

殴凱「聖拳塾の塚原殴凱といえば わかるか
   俺がお前の相手してやるぜ 覚悟しな」

ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! 

殴凱の声が静寂の空間に響きわたる
両手を交差 騎馬立ちから
空手の息吹を行う殴凱 大気が震えているように感じるのは
キラ達の錯覚だろうか ・・・やがて 呼吸が止まった瞬間 


速戦即決 次の瞬間 重心を落とした構えから
瞬時に 間合いを詰める殴凱 速い 

この間わずか 一秒 一気に間合いが詰まる
同時に 顔面への掌底 を放つ 見事に決まり
たまらず吹き飛ぶ静雲 四メートル彼方に体ごと飛ばされる
が 瞬時に体勢を立て直し回転して立つ まるで軽業師

 

867 :kira =836:04/04/19 19:46 ID:???
殴凱「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

が 相手に体勢を立て直す暇あたえることなく
追撃する殴凱 間合いは常に一定に保ちつつ打撃を繰り広げる


凄まじい気迫  吐き出す呼吸 無数の打撃を繰り広げる殴凱
静雲の顔面 首筋 水月 鎖骨 顎 脇腹を狙い 
正拳 鎖骨手刀 首打ち 水月前蹴り 膝 肘打ち 掴みながらの 頭突き・・孤拳 顎打ち・・次々と繰り出される業 
 
それは 嵐のような攻撃 
一撃一撃が 岩をも砕きかねない威力を秘める
 それが 途切れず あらゆる方向から静雲を襲う
激流が障害物を押し流し 粉砕していくようすにも例えられるだろう。

松風「さすが・・」

それをみて 感嘆する松風 
相手に反撃も防御も与えない嵐のような猛攻
単純に力と速さで叩き潰すだけだが これに耐えられるものは少ない
空手の本質を具現化しているのが 塚原殴凱 そのひとだ 

獅子殺し鮫ごろしの異名は伊達ではない 
最近 猪殺しが加わったが・・
 。

868 :kira =836:04/04/19 19:48 ID:???

勝負が付くのも時間の問題
・・松風がそう 一瞬 考えた時キラが

キラ「・・・いや 妙だ」

なぜ 静雲は反撃しない・・
殴凱に圧倒されているだけか・・それとも他に何かあるのか・・

様々な方向に吹き飛ばされ 地面に叩き付けられても 
起き上がる静雲 何か様子が変だぜ・・・あれは

殴凱「ぬう・・てめえ・・」

異変は 殴凱も感じていた
まるでサンドバック 確かに手ごたえはある
急所も的確に捉え 角度 拳速 タイミングも申し分なし
が 無数の打撃を当てても 相手のダメージが少ない 

殴凱は知った 打撃が当たる瞬間 
その方角に逆らわずに 動きダメージを 減殺する体術
それを この静雲は使っているそれも最小限の動きでだ 

派手に 吹き飛ばされるのは このためか
俺の打撃を 何度喰らっても 平気でいるのも・
こざかしい 真似 しやがるぜ だがな・・・

 

869 :kira =836:04/04/19 19:50 ID:???
打撃を繰り広げながらそう思う殴凱 
だが いつまで持つかな
試してやるぜ 五行殺 

すさまじい連撃がさらに加速する
まるで機関砲 目の前の標的は全て破壊する打撃の嵐   

 
そして殴凱の強烈な横蹴りが 静雲を捕らえた!!
後方に吹き飛ばされ 背後の木へ叩き付けられる静雲
木が激しく揺れ 夜の山に 木の葉が無数に舞う 
背後は木に固定され 背後に飛び 減殺の動きはとれない チャンスだ
これで 止めだ !! 
殴凱が突進  その巨大な正拳を顔面に叩き込もうとした瞬間

キラ「まずい そこから 引け!!」
大声を出し 殴凱に警告するキラ
今 何かが光ったあれは・・・・

殴凱「むっ!!」
瞬時に野性のカンで咄嗟に伏せる殴凱 

その髪がわずかに切れる 
月夜に舞う 髪
こいつは・・・
 

870 :kira =836:04/04/19 20:01 ID:???

松風「あれは 何だ・・!!?」

暗闇に眼を凝らす松風
月の光 舞い落ちる木の葉
何かが反射して 木の葉が引っかかっている・・

静雲「・・かわしたか もう少しで首と胴を泣き別れにできたものを」
そういい  立ち上がる静雲 
体に付いた埃を払い 手をわずかに動かす 

殴凱の周囲に 
無数に光る 何かが 
張り巡らせてあるようだ・・ いつの間に・・

キラ「鋼糸刃だ・・・・」
その凶器の正体を見抜くキラ それは細い糸
鋭く研ぎ澄まされた眼に見えないほどの鋼糸

もし 殴凱があのまま突進していたら
確実に首がはねられていた

それを聞き 驚愕する松風 そんな凶器をつかったのか・・

 

871 :kira =836:04/04/19 20:04 ID:???

わざと優位に立たせ 止めを刺しに来たところを
確実に狙っていたのかあの静雲という五行殺・
事前に その動きを予想し 位置まで計算していたとはな
 ・

・・そして殴凱の反応だが・・

殴凱「・・・あー今のは 危なかったぜ なかなか 面白しれえもの 持っているな」
自分の周囲を無数の鋼糸に囲まれながら  
首を撫で 青ざめもせずに
 
両手に腰を当てながら豪快に笑い
そう言い放つ殴凱 なぜか余裕だ 
不利な状況なのだが・・


 

872 :kira =836:04/04/19 20:08 ID:???
まだまだ これからだな・・
と むしろ 楽しんでいるようにも見える

 いや 本当は何も考えていないだけかもしれないが・・。

と松風はそれをみて 溜息をつく・・この人は・・

塾長はこんな時でもいつもの調子だ
が 不思議とこの危険な状況下でも
僕を安心させてくれるのも また 事実だ

普段はその逆だが・・と顔に出さず 苦笑する松風
この人には付いていくのは 本当に大変だな・・と 

だが 今度の状況は極めて不利
迂闊に動くことができない 

どうするんですか 塾長・・
戦いを真剣な顔で見守る松風。 
不安と信頼が混ざった表情



873 :kira =836:04/04/19 20:09 ID:???
殴凱の状況はすでに王手 うかつに身動きとれず
止めを刺されるのを待つだけに見えるが・・ 
なにか他に策があるのか・・

キラも殴凱の動向を観察  

ゆっくりと鋼糸に囲まれた殴凱の方へ歩きつつ 口を開く静雲
隠された顔の中から 無機質な声が静かに響く

静雲「お前は すでに 我が死中に入った
   みせてやろう 五行殺の業 死陣結界を」

静雲が張り巡らせた無数に漂う 死の糸 今それが
中心に位置する  殴凱に空を切り襲いかかる 逃げ場はない

月夜に秋風 が 死をささやくように吹く。
本当の闘いはこれからだ キラはそう思い夜空を見上げた。

今日はここまで

塾長 塚原殴凱 
年長者の余裕をみせつけるか

老人にもたまには闘ってもらいましょうw
伊達に年はとっていないはずですからね。

キジムナーはもう少し待ってください
では

874 :803:04/04/19 20:32 ID:???
KIRA=836さん、なんとまぁ、斬新な道具立てで、こっちの予想を裏切ってくれました。
興奮しました、キラでなく欧凱先生が合間見えるとは。
あなたご自身も相当に強靭な創作力の持ち主だとは思っていたのですが、
思っていたより遥かにシタタカな強者(つわもの)なのですね。
なんと言っていいのか、今日一日のストレスが消えてなくなりました、本当ありがとうございます。
外側の描き方がこんなにいいと中側の描き方も素晴らしいのだろうなとすごく期待する気になりました。
もう一度ありがとうございました。

875 :愛蔵版名無しさん:04/04/19 21:01 ID:???
これこれこれ!!!
こんな展開を待ってたんだ
読者の期待を良い意味で裏切る
これができてこそ真の話し上手だ
kira=836さん、お見事

876 :愛蔵版名無しさん:04/04/19 21:26 ID:???
質も量も月刊を読む思いのボリュームだった、楽しかった是非明日もこの調子でたのむ

877 :809:04/04/19 21:59 ID:???
kira=836さん
文字で書かれた格闘技絵巻をじっくりと楽しませて頂きました。今回の分は、意外な戦士と意外な武器とのフェイントでkira=836さんにとっても自信作だったのではないでしょうか。力が入っているのを感じました。
欧凱と静雲の打ち合い場面は、kira=836さんの武道家としての経験があって始めて書き表せる生々しさが強く感じられて唯興奮させられっぱなしでした。俺の心の中のことを表そうとすると、同じような感想になってしまって、
上手く心の中が表せずもどかしいのですが、とても嬉しい気持ちです。何の御礼も出来ませんが、いつもいつもありがとうございます。

878 :愛蔵版名無しさん:04/04/19 22:04 ID:???
サンデーコミックス6冊に続けて、これを劇画化して欲しいぞ
今夜は読んでて心底そう思った

879 :愛蔵版名無しさん:04/04/19 23:00 ID:???
kira=836さん
これまでこのスレを読んで『ふむ、こんなものか』と特に感慨も無かった自分ですが、
今日の躍動的な展開をこれまでの経緯ぶんと共に通して読んでみると
大交響曲の第1楽章展開部にさしかかって次第に熱を帯び始めるような上手い演出が
感じられて、あなたが壮大な全体の一部として構想しているのがおぼろげながら
見えてきました。それで急に感心させられています。
感想は毎度書き込むことはしませんが、折に触れて書かせて頂くかもしれません。

草々

880 :813:04/04/19 23:50 ID:???
キジムナー好きは俺だけしかいないのでしょうか?
寂しい
夜の妖怪キジムナーってかっこいいなとずっと思ってきたのに 涙

ぼやきはここまでで感想を言います、言わせて頂きます
うまいです今夜のは格段に充実しています
やはりkira=836さんは格闘シーンが一番得意なのかもしれないですね
ダラダラしないで引っ張る展開はちょっとスゴイレベルだと思うのは俺だけだろうか?
否みんなそう感じるはずだ!、それ程高いレベルだと思います

ますますキジムナーのシーンが読みたくなってきた813でした

881 :愛蔵版名無しさん:04/04/20 00:15 ID:???
絶対絶命でも未だ余裕の欧凱、それ以上に余裕の静雲。
これだけ難しい展開に我と我が身を追い込んで一体どんな手で切り抜けようというのかkira=836。
次が待ち遠し過ぎる。期待を裏切らんでくれよ。

882 :愛蔵版名無しさん:04/04/20 00:36 ID:???
>>880
>>813
>>キジムナー好きは俺だけしかいないのでしょうか?<<
んなことない。
俺もいけてると思っているよ。
高校生の子が素性隠すのにあのコスなら
現実的で不自然さは感じられないとこもいいと思う。

883 :愛蔵版名無しさん:04/04/20 02:24 ID:???
眠れない夜には熱い格闘がよく似合う
期待しないで見たが磨きがかかってきてるじゃないの
ちょっとじゃ無くてかなり興奮したよ
これじゃ更に眠れなくなりそう

時々読んでる者より

884 :愛蔵版名無しさん:04/04/20 07:09 ID:???
>>882
>現実的で不自然さは感じられないとこもいい<

素手と素足のバンデージは現実的でないと思うぞ。
経験があればわかると思うがテーピングは大変に時間が掛かりコツもいる、
高校生でなくても短時間で扮装するには無理があり過ぎ。
素手にはオープンフィンガーグローブ、素足はアンクルサポーターのほうが
現実的だよ。

ただし画的には三好雄己の描くキラのバンデージは格好良くてとても好きなので
絶対そんな風には変更して欲しくはないけどね。

885 :愛蔵版名無しさん:04/04/20 16:33 ID:???
バンデージはいい、バンデージだけで誰に対しても萌えられる俺

886 :愛蔵版名無しさん:04/04/20 20:51 ID:???
>>882
>>884>現実的で不自然さは感じられない

不自然さはとにかく顔の隈取は短時間では難い
演劇部で他人のをやってやるだけでも難しい
しかもキジムナーのは目元や頬、口元と凝っている
其れに比べればテーピングの方が遥かに簡単ですよ
現実的に高校生の神出鬼没のコスプレならばマスクを使う筈です
さもなければ公園の水道で顔を洗い流している内にばれますよw
でもあの隈取はたしかに萌えです


887 :愛蔵版名無しさん:04/04/20 22:10 ID:???
>>886
スレ違いかもしれないが
>>マスクを使う筈<<って
マスク=仮面は本土の習慣ではあっても
沖縄のような大陸文化圏には無い習慣でしょう。
まぁ本土にも歌舞伎で隈取はするけど元からあるのは仮面文化
塗るから沖縄なんだと思うよ。

煽るつもりはない
気に触ったら無視please

888 :愛蔵版名無しさん:04/04/20 23:54 ID:???
>>887
そんな文化的裏付けがあったんだ、だが翠星が知っていたとは思えんが。

889 :愛蔵版名無しさん:04/04/20 23:58 ID:???
顔の隈取は短時間では難い
>>886
4巻で九重道場に乗り込んだキラはキジムナーの扮装はしてるが
顔のペイントはしてないよ。時間が無かったからしなかったのだろうと
納得したよ。実にリアルだなと感心した。
キラはペイントがなくてもかっこよくて萌えた。今も萌える。

890 :愛蔵版名無しさん:04/04/21 00:58 ID:???
赤のカツラ着けてみてぇー

891 :愛蔵版名無しさん:04/04/21 01:12 ID:???
>>890 赤いカツラは神秘的でいいのだが、髪が視線を遮って前が見難くないのだろうか?
格闘時に相手の動きがよく見えなければ致命的だと思うのだがね。

892 :愛蔵版名無しさん:04/04/21 01:57 ID:???
>>891よく本編を読んで下されば判りますが
三つ目のキジムナーと呼ばれているんだぜ

893 :愛蔵版名無しさん:04/04/21 12:53 ID:???
>>880
>夜の妖怪キジムナー<

そう言えば昼間の妖怪というのは聞かないなw

八神キラの扮装はかっこ好いと思うよ

八神一族全員がキジムナーに扮することがあるのだろうから
ここの小説でそーいうの出してほしいな

894 :kira =836:04/04/21 22:44 ID:???
静雲の手が動く 五行殺 死刃結界 それは逃れられぬ死の空間

無数の見えない死の刃が 空を切り 四方から殴凱を襲う
手で受ければ 切りおとされ 避けようとも 身動きはとれぬ
まさに 絶対絶命の状況 しかし殴凱は余裕の表情で

殴凱「安心しな 松風」

とニヤリと口元を歪め 動く 

腰の背後に両手を回し  呼吸を吐きつつ 
流れるように腕を動かしそれを迎撃する

上 下 左 右 前方 後方 斜め 
球を描くように 全方位を手刀で払う

この間 わずか一秒たらず 一瞬の出来事  
   
見えない糸が叩き落され 暗闇に何かが切れる音が響く 

おそらく 糸刃の切れた音だろう・・
夜の しかも 見えない糸を防ぎきるとは・・

  

895 :kira =836:04/04/21 22:46 ID:???
殴凱「まあ ざっとこんなもんだ」

と別段 大したことではない といわんばかりに
残心の構えで 言い放つ 殴凱 汗もかいていないようだ

常人に出来る業ではない 
長年の実践経験から得たものか 
それとも 天性の勘なのか・・
 
殴凱の素手は無事ではすまないはずだ

・・とキラは眼を凝らす
だが 殴凱の腕も手も無傷のまま 

いや ちがう・・ 両手に何かある・・あれは
 
キラ「トンファーか・・」

いつの間にか殴凱の両手にはトンファーが握られている
攻防に使える武器 先ほど糸刃を防ぎきったのもこれか

 


896 :kira =836:04/04/21 22:48 ID:???
殴凱の持つものは並みのサイズの倍はある
そして木製ではなく鉄製の鈍器とよべるだろう 
あんな物を隠し持っていたとはな・・おっさん

松風「あれは・・・」

松風もそれに見覚えがある
以前 道場で見かけたことがある
あれを持ってきたのですか・・塾長

だが あれなら糸を受けても切られる心配はない
そして 空手の技法がそのまま生きる これが策だったのか 

殴凱「こいつを持ってきて 正解だな」

そういいつつ 両手のトンファーを一振りする殴凱
ブンという重く風を切る音が 心地よい 役にたったようだ  

ここに来る前に なんとなく持って来る気になっただけの殴凱
しかし長年の経験から その勘はよく当たる 今回もそうなった 

こいつを使うのは久しぶりだな ・
一瞬 昔を思い出す殴凱
が 目の前の敵に意識を集中する

俺が動くのに 邪魔な糸は 切った 

そう考え トンファーを捨てる殴凱 
もう こいつは必要ない 俺の本当の武器はこれだ
と 巨大な拳を顔の前に突き出す   



897 :kira =836:04/04/21 22:49 ID:???
 

トンファーの落ちた 重い音が周囲に響く 

腰を落とし 身を低くする殴凱 
相手を一気に畳み込む そのための構え


はぁぁぁぁぁ と呼吸を吐き出し 全身の

筋肉に力を張り巡らせる 
次の攻勢に備える 準備はできた

あの静雲の体術は厄介だが別に問題はない 
 
攻撃を受けたとしても 耐えられる限度はおのずと存在するもの
すこしずつ ダメージは蓄積され いずれ致命的となる
そうなるまで 奴に打撃を与え続ければいいだけのことだ

単純にして最も勝算の高い方法 
それが答えだ 

 

898 :kira =836:04/04/21 22:50 ID:???
次は逃がさん 完全にしとめてくれる・・

殴凱の全身から闘気が放たれ 静雲を飲み込む

闇夜の空気が膨張する それは まさに猛獣のごとき気迫
肉食獣が 目の前の草食動物を食わんがごとき
 
静雲「・・塚原殴凱・・ 少しはやるようだな・・・が」

業を破られても なお平然の静雲 
感慨気にそう呟き 右手を
背中にやりなにかを引き抜く

月の光が その凶器に反射 それは

奇妙な 武器

全長は八十センチぐらいか
異常に細い刀身と しなやかさを持つ 鞭のような剣

静雲は手をかけ 立ったまま 横にだらりと構え そして言う



899 :kira =836:04/04/21 22:51 ID:???
静雲「次で終わる・・・」

己の業に絶対の自信があるのか 確実に殺すという その宣言
全身から 冷たい殺気が漂いはじめる 静雲 本気か・・

合戦場に立つ二人ようやく 共に本気になる 

おもしろい・・ 殴凱も久々に心躍る この感覚はあの時 以来・・ 
殴凱の体も歓喜に震える それは生と死の境目を感じる時だ

神よ もっと この俺に恐怖と試練を与えたまえ・・と眼を瞑る殴凱

それが 恐怖こそが 自分の武道の原点であり・・

・・・眼をかっと開ける殴凱
試練こそが俺の生き方よ・・この塚原殴凱のな!!

 構えたまま 間合いを 詰めていく殴凱 
対する静雲はその構えのまま動かない 




900 :kira =836:04/04/21 22:53 ID:???
松風「あれは何だ 八神!?」

静雲の奇妙な武器 松風もはじめてみる
どのような使い方をするのか分からない

僕の知識にはないが  と
そばにいる キラに聞く

塾長は 大丈夫なのか・・・

・・と それも 顔に出ているぞ 松風
俺に聞いても・・悪いが しらねえ が

殴凱の闘いから眼をそらさないキラ
口を開いて 松風に答える 淡々と

キラ「俺にも わからねえよ・・けど」

静雲と殴凱の間合いは詰まっている
両者は少しずつ距離を縮めているか 

あと 一歩 それが 二人の一足一刀の間合いだ
キラの眼には見えない 境界線が映っている 

おそらく それは あの二人にも見えているだろう。

 

901 :kira =836:04/04/21 22:54 ID:???
動けば その瞬間に 勝敗は決する・・ 
どちらが先に動くのか・・・とキラは思う

いずれにせよ 答えはもうすぐ出る
勝者と敗者もな・・ 

その時 爽やかな夜風が山奥に吹き キラと松風の顔を 撫でる 
しばらく 間を開ける ほんのわずかな静寂 そして松風を見て
短く言うキラ

キラ「信じろよ お前の師匠をな ・・・」

それを聞き 松風は黙って殴凱を見る
塾長を信じる・・か 
・・そうだ いつも最後には勝つ それがあの人 塚原殴凱だ


この場は お前の意見を聞いておく 八神

口に出さず 心中で そうつぶやく 松風 
今は信じよう 塾長を 
と真剣にその戦いを見る

殴凱と静雲 両者の間に 風が渦巻き 木の葉を散らす ・・

次の瞬間 殴凱が動いた!!

 

902 :kira =836:04/04/21 22:55 ID:???


今日はここまで

最近 やたら暑いです

皆さんも 体調には気を付けてください


殴凱と静雲どちらが最後に立つのか?
まだまだ 山奥での闘いは続く・・

キジムナーはもうすぐ出ます 

では

903 :愛蔵版名無しさん:04/04/21 23:07 ID:???
うゎおうー、何と言ったらいいのかkira=836さん、あなたはう〜ん何と言ったらいいのか、
やっぱ、名人すッね、話しの名人だ、あなたは。
もう俺の中で翠の星が霞んで見えてきていますよ。

最近暑いですか?!、俺のとこは中部山岳地帯だから結構さむいんです。
いつもありがとうです。

904 :愛蔵版名無しさん:04/04/21 23:20 ID:???
>>作者さん
打ち切り後8年目でまさか第3者(?)による続編を読めるなんて思わなかった。
長かったけどここまでの内容は、この手のものとして最高点をつけれる(と思う。)。

905 :愛蔵版名無しさん:04/04/21 23:21 ID:???


しかしアニメ化されたのは修羅の刻だと言う哀しくも厳しい現実がある

906 :803:04/04/21 23:36 ID:???
KIRA=836さん、こんばんわ、今夜も長文のアップをありがとうございます。
欧凱に暗器を持たせるとは。考えてくれているのがよく分って感謝の気持ちです。
その上でこんなことを言うのは気が引けるのですが、今回少しだけ長いかなと始めて感じました。
でも些細なことです、全体がもっと分ってくればそんな感じも消えるとは思います。
ありがとうございます。

907 :905:04/04/22 00:05 ID:???
そして刻の後にアニメ化されるのはまず疑いも無く修羅の門だというこれ又過酷な予想がある

908 :愛蔵版名無しさん:04/04/22 00:20 ID:???
知り合いに聞かされて来ました。
初カキコです。
>>906俺は別に長いとは感じないです。
kira=836さんはすごく上手いと思います。
今手元には1と2の二冊しかないので
明日にでもの頃四冊を調達したい気になりました。
これはかなりネタバレ的に話しが出来ているみたいですが
俺は面白くてひきつけられました。
文章下手ですみません。

909 :813:04/04/22 01:07 ID:???
>>906
自分に間違いがるとまずいから3回読み直して長いとは感じませんでした?
モチ個人差がって当然ですから良い悪いという意味じゃないです

トンファは全く思いつかなかった、いいセンスしていると溜息が出てきました
針金を叩き切る鋼のトンファ、意外や意外な武器でヘーって思いました

ああキジムナーが待ち遠しい、これは別に変じゃないですよねw
kira=836さん、ありがとうございます

910 :愛蔵版名無しさん:04/04/22 02:18 ID:???
前から気になっていたこのスレ、こんな大量とは思わなかったが、イッキ読みさせるものはある。
正直楽しめた、毎日来たいかも。

>>813
格闘漫画でキャラ萌えとは珍しいな

911 :813:04/04/22 17:59 ID:???
>>910
展開重視の格闘物ではキャラ萌えできるキャラはやっぱり珍しいかもしれませんが
俺的には実に楽しいのです

その筋からオタク的格闘物の代表作と評価されていると聞いて
半年前秘拳伝キラを読んだら、それだけでなく本格格闘の面も充実してるので
2度感激でした、これで打ち切りは惜し過ぎると思った矢先にここを発見できたのは
ほんとに幸運、そんな気持ちです

乱文になっちゃった
気持ちが言い表すのは難しいです

912 :愛蔵版名無しさん:04/04/22 20:36 ID:???
2ちゃん漫画板で知った漫画は直ぐに現物を手に取れる漫画喫茶はホントありがたい。
格闘漫画棚で数十冊のバキと修羅の門&刻に両脇を挟まれながらも青と黄と赤と黒のデザインで
自己主張している秘拳伝キラを見つけてあっという間に読み終わりました。
短いからあっという間なんだけどはっきりこれは好印象だった、思ったよりは。
理屈っぽいこともコアな人間に好まれそうな感じ。
キャラは丁寧で巧く描けてる。
でもあの尻切れ結末は何ですか!ッテここで怒ってもしょうがないんだが
急に心が墜落状態で…。あれはいけないいけませんよ<作者の方2人。
あっこれ率直でした。

913 :愛蔵版名無しさん:04/04/22 20:54 ID:???
>>912
でしょ
だからこれからはここで
KIRA=836さんの小説で補って楽しもうや。

914 :809:04/04/22 21:39 ID:???
kira=836さん
泊り掛けの仕事から今しがた戻って、読み終わったばかりの809です。いつもながら力作のご投稿ありがとうございました。文章を書くのは全く大変で、更にいろいろな要求が加わるとなるともう、何と言いますか、
自分のことになりそうなので、今の気持ちだけを書かせて頂くなら、kira=836さんは、やはり御話上手な方ですね。ネット世界に大勢居られる素人作家の皆さんの中で実はかなり知られた方なのではないかと改めて思いました。
経験に裏打ちされた洗練のようなものを感じないではいられないからです。道具立ても鋼線にヌンチャクと飽きさせないようにと御配慮が感じられます。俺としては正直kira=836さんのような方と創作小説で競い合うようなことにならなくて
本当によかったという気持ちです。次回も期待しています、ありがとうございます。

915 :愛蔵版名無しさん:04/04/23 00:18 ID:???
一度も強敵と闘ったシーンのない塚原欧凱幻の本格バトルを読めることだけで
感激だよ。

916 :愛蔵版名無しさん:04/04/23 04:12 ID:???
sage

917 :愛蔵版名無しさん:04/04/23 19:29 ID:???
>>915  
調査してみると
1)塚原欧凱はメイン・キャラクターの誰ともバトルしていなにのには驚いた
2)後半のバトルロワイヤルで選別されたファイター達の活躍も一切なされていない
3)突然現れたボクサーや女医のその後もどうなったか現れない
などなど

この漫画は突っ込みどころ満載で朝まで盛り上がれそうだ
『だが悪い作品ではない、よく見るとかなり良い作品だ』というこのスレ参加者の気持ちもわかる漫画とも思う

918 :愛蔵版名無しさん:04/04/23 20:12 ID:???
>>917   しかしアニメ化されたのは
突っ込みどころ多さ、突っ込む楽しさという点で更に上回る「修羅の刻」だ

919 :愛蔵版名無しさん:04/04/23 20:42 ID:???
>>918
そればかり言うなって!!

920 :918だが:04/04/23 21:36 ID:???
>>919
だがTVアニメ化が勝利のシンボルであることは歴然としている

921 :愛蔵版名無しさん:04/04/23 23:40 ID:???
>>920
アニメにしない方がいい作品だってある、修羅だってそう。
2次元世界のデッサンだからこそ伝えられる真面目さ、真摯さ、誠実さがどこか滑稽で下らん感じになってしまえば元も子もないんだよ。
当然キラも同じ意味でアニメ化しないほうが正解の作品だよ。

922 :kira =836:04/04/24 00:17 ID:???
殴凱が闇を瞬時に駆ける 一気に間合いを詰め 静雲の顔面に
その鉄拳を叩き込むつもりか 
対する静雲は動かない・いや 動けないのか 
たらりと剣を構えたまま 動かない 

両者の間合いが三メートルまで迫る
その 瞬間 踏み込んだ 前足を急に止める殴凱
地面か抉れ足がめり込む 

殴凱「むうっ・・!!」
突然ヒュウッと何かが 空を切る音
そして肩を切り裂かれる殴凱 

傷は浅い が 血が噴出し肩を赤く染める
それを冷静に眺める殴凱・・切られたか・・


松風「塾長 大丈夫ですか!?」
松風が叫ぶ
大丈夫だ・・と目線で合図してから
振り返る殴凱・・今のは速い
・・・まったく見えない この俺の眼を持っても。

・ 

923 :kira =836:04/04/24 00:18 ID:???
あの剣・・
・静雲の剣 まさか あんな軌道を描くとは
・予想だに しなかった うかつに踏み込めねえぜ 

・鞭のようにしなり鋭く切り裂く武器
・いや鞭剣と呼べる代物か


剣の軌道がまったく読めない 急激に刀身が曲がり
視野の死角から 襲ってくるとはな・・

鞭と同様 柔軟な動きで かわしにくい
柔剛相殺という奴か・・・おもしれえもんだな

闘志は消えない殴凱 ニヤリと笑う
これだ この感覚が・・と全身が高揚する

これこそが 合戦場なのだ と

松風「・・な!」
松風も それをみて驚く 今の剣の軌道は何だ!!

立ったまま 静雲の手がすばやく動き
しなやかな 刀剣が消えたようにみえ
生き物のように軌道を変え
殴凱の肩を襲った  
あれでは・・

 

924 :kira =836:04/04/24 00:20 ID:???
キラ「あれじゃ かわせない・・」
あんな 武器が存在したとは・・キラも考える
鞭のようにしなり 手先一つで 変幻自在に軌道を変える攻撃か

初撃をかわしても 二撃目が予想も付かない方向へ曲がり
体を切り裂く おそらくどんな方向へも軌道は変えられるのだろう
あの速さと 鋭利な刃なら人体を切断するぐらいの芸当は可能だ


・先ほど あの間合いで 殴凱が足をとめたのは 直感だろうか・・

そうでなければ 致命傷を受けていた・・

冷静に観察し そして こう考えるキラ 

俺なら どう闘うか・・と 

後方に飛び 間合いを空ける両者
五メートルほど距離を置く二人
互いの手の内を探っているようにも見える



925 :kira =836:04/04/24 00:25 ID:???
無言で睨み合う殴凱と静雲

聞こえる音は 虫の鳴き声 と風の吹く音のみ
静かな夜・・そして不気味な相手 五行殺の者
星と月がそれを見守る   

静雲「・・・空手など所詮 その程度のものだな」
突然の一言 話しにならないといった感じの口調 

殴凱「なんだと・・・?」

ぴくりと その言葉に反応する殴凱 
構えたまま こいつは何がいいたい・・・ 
といった表情になる 

静雲は 静かにこう続ける
 断言するように

静雲「素手の闘術など戦場では 役に立たん
   本来武術とは武器術を中心に組まれているもの」
    
そう言い 手にもつ しなやかな剣を 鋭く一振する静雲
空を切る鋭い音が 暗闇に響く 剣の軌道はやはり見えない

そうまで言い切るのは 過去に静雲が仕留めた対象のことだろうか 

 

926 :kira =836:04/04/24 00:27 ID:???
殴凱 キラ 松風はそれを黙って聞いている
空手・・いや格闘技や武術に身を置く者達においては
それは ある意味での 真実だ
・戦場に素手で闘う者はいない

武器を使ったほうが殺傷能力も高い
剣道三倍段という言葉もある
素手の闘術と武器とでは 
間合い 殺傷能力 全てにおき
素手の相手が圧倒的に不利だ 
これは くつがえすことができない事実 だが・・

殴凱「ククク・・・」
それが おかしいと いわんばかりの殴凱

そうかい まあ そうかもしれねえな
普通 誰が考えても素手より武器が有利だよな・・・だが・・

と眼をつぶりながら にやりと笑う殴凱 
 
キラも ふっ と軽く微笑する

高棟は無表情でうなずく
そうだな殴凱・・と



927 :kira =836:04/04/24 00:28 ID:???
合戦場に身を措く者には関係ない
誰であろうと どこで戦おうと
自分の得意な武器で戦うだけのことだ

完全ノールール

この合戦場 唯一の掟・・・
自分達の武器は己の五体それでいい

たとえ相手が武器を持とうと関係ない

それがわからない奴は・・・死ぬだけだ

と 眼を開ける 殴凱
ぎろり と静雲を見つめ 
 言い放つ


殴凱「だがな・・俺達のような オニは例外だ・・」



928 :kira =836:04/04/24 00:29 ID:???
霊長類 ヒト 科 オニ
武道家と書いてオニと読む・・・
この世でもっとも怖い人種 いや生物よ

そして こう付け加える 

殴凱「特に南王手 三つ目のキジムナー
 という 化け物 はな・・・」

キラを意識していったのか 自分自身に言い聞かせたのか
低く唸るような声で言う殴凱 確信を持って言う 

まったくだな・・
・それを聞き 内心で 同意するキラ

オニかよ・・
特に あんたが一番怖い顔しているぜ と思い

そう それが俺・・いや俺達の相手だ こんなところで
立ち止まるわけにはいかねえよな おっさん
と つぶやく キラ 

 


929 :kira =836:04/04/24 00:31 ID:???

そう言い終えて 再び 構えを取る 殴凱
肩の出血など気にも止めずに意識を集中させる

過去 何度も武者修行で幾度となく武器の使い手とたたかったが・・
効果的な方法は ただ一つしかねえな・・と考える 殴凱
 
なかなか 楽しかったが
・・そろそろ終わらせるか 

と 騎馬立ちになり 低く重心を落とし
こぉぉぉぉぉぉぉ と呼吸を長く吐き出す

それは 正拳突きの構え
片手を前に突き出し もう片方は後方に引き 力を貯める
基本中の基本 誰でも最初に習う業だが・・

この構えから 塾長は一体何を・・・
一挙一動を見逃すまいと
殴凱を凝視する 松風・・




930 :kira =836:04/04/24 00:33 ID:???
眼を静雲から離さず 背後の二人にこう言い放つ殴凱


殴凱「よく 見ておけ 小僧 松風・・
   武器を持った相手に対する最高の対処法をな!」

殴凱の全身が膨れ上がるかのような錯覚
 まさに オニの持つ それ だ・・   

突風が吹く・・・暴風という名の激しい南風が 
殴凱のすさまじい気迫によるものか 
瞬間 この場が 別空間となる  
息が詰まるような感覚 


静雲「愚か者が・・ならば」

こんどこそ 仕留める ・・静雲はそうつぶやく

我が武器は 全方位 回避不可能 あらゆる方向から襲いかかる
変幻自在 そして死角はない 

間合いは 奴の素手より長く そして速い・・ 
こんどこそ 確実にお前の急所を切り裂く・・ 

 

931 :kira =836:04/04/24 00:36 ID:???
しなやかな鞭剣を 右斜めに構える 静雲 

その首 いただく!!・・塚原殴凱

黒い全身がそう殴凱に伝えている
間合いで 放たれれば確実に相手を仕留める死の剣
冷気が全身に漂い始め流れる くるか・・ 

どちらも 一撃必殺の構えだな・・
最後に立つのは・・・

勝負は次で付く・・ そう確信し
キラは静かにそれを眺めた
 

932 :kira =836:04/04/24 00:37 ID:???
今日はここまで 

長いですね・・どんどん 一話分が 長くなっている気がします
長文 読んで眼が疲れた方 ごめんなさい・・

武器を持った相手に対して確かに素手では不利ですが
それを倒すことが 武道家の理想ですね

本当は 無闇やたらと武器を持った相手と戦わないことが 
大切なのですが・・。

キラの世界では そうも 言ってられませんw

あとキラも アニメ化したらいいのにと 始め思いましたが
よーく 考えると 

下手にアニメ化されて原作のイメージが崩れるより
脳内で補完した方がいいですw。
 
でも 動くのを見たいのは本心ですね・・。

次回 決着です 
殴凱の戦法は果たして何でしょう?
・・では

933 :803:04/04/24 00:47 ID:???
>kira=836さん
長いなんてとんでもないです、今夜のも十分過ぎる充実度で堪能しました
それにしてもkira=836さんは名文家ですね、セリフがとりわけ最高でした
現実を一歩空想世界に踏み込んで仮想現実を実体化して貰えるのが
格闘漫画の楽しさなんです。行き過ぎてしまうと白けて駄目になるのですが
秘拳伝キラとkira=836さんなら、絶妙なバランス感覚で見事に表現してくれると
ますます実感し期待する気になりました。

どうか身体に気をつけて続けて下さい
ありがとうございます


934 :愛蔵版名無しさん:04/04/24 01:08 ID:???
kira=836さんは意外性の魅力を出してくれて嬉しいですね。
静雲の武器はスティール製のよくしなるベルトの中に隠しこくような刃物だと思いますが、
これが出されてくるとは想像出来ませんでした。
本格派を読む面白さを感じさせてくれて大感謝ですよ。
あなたは名文家だと思います。

935 :愛蔵版名無しさん:04/04/24 02:05 ID:???
始めて書かせて頂きます。

>>本当は 無闇やたらと武器を持った相手と戦わないことが 
>>大切なのですが・・。

>>キラの世界では そうも 言ってられませんw

kira=836さんの現実の武道家としての目から見たら当然、格闘漫画の世界は荒唐無稽の一語に尽きると思います。
とい言うより、それはきちんと認識されるべき武道の心得その一でありますからね。
それを理解した上で、絶対に在り得ない事を、作品を読んでその中に没入している間だけ、いかに真実のように錯覚させてくれるか
どうかが、このようなジャンル伝奇ものが魅力を発するか発せられないかの境目です。

KIRA=836さんは、そこがとても旨いです。現実の限界を知っているからこそ、夢というか空想を作ることが出来るのだと強く感じます。

毎回読ませてもらって喜んでいます。でも毎回、感想を思いつくほど頭が回らないのでいつも書き込みするとは限らないですが、期待しています。

936 :愛蔵版名無しさん:04/04/24 02:31 ID:???
kira=836さん
あまり人の意見を気にしないで自分の信じたとおりにストーリーを進めてほしい。
公開して意見がいろいろ来るようになると嬉しい反面、おもねる気持ちにもなり勝ちです。
僕も書いたことがあるから知っているけど、イソップ童話みたいに人の意見ばかり気にし過ぎて
最後は投げ出してしまいました。とても良い雰囲気になっているストーリーだから
大事に育てて下さい。見守っています(大げさかなw)。

937 :愛蔵版名無しさん:04/04/24 02:39 ID:???
‘楽しく読み易い’はかなり難しいが
ここの作者さんはかなりの水準で
実現出来てるね。
自己満足的な考え方の人では
不可能なことだから
きっと良識ある教養人だろう。


938 :愛蔵版名無しさん:04/04/24 08:11 ID:???
このkira=836という人、武道歴15年は本当ならちょっとたいしたものだと思ったよ。
特にここ数回分の内容は、かなりの使い手で経験がある人物と感じさせるものあり。
原作では一度も目立った戦いをやっていない欧凱にこれだけ見せ場を持った展開を
作れるのは思いつきのやっつけ仕事ではとても無理だ。
誠実さ含め、2ちゃんの掘り出し者的存在に思えてきた今日この頃。
長文陳謝。

939 :愛蔵版名無しさん:04/04/24 10:12 ID:???
秘拳伝キラの動く画、すなわちアニメ・バーションだが
俺もやっぱり一度は観てみたい
出来が悪くてイメージ壊されまくりだったら
二度目は見たくなくなるだろうけど

940 :お願いが:04/04/24 15:36 ID:???
鋼のワイヤー、鋼製トンファ、しなる刀剣喜んで読みたくなる設定がゾクゾク出て楽しいです。
ただ、失礼ながら作者のkira=836様へお願いがあります。
素手対武器・戦はフィクションとしての魅力の範囲内だと思うのですが、某格闘漫画のような
素手対兵器・戦は現実感覚が付いて行けずシラケさせる危険が大きいと思うのであります。
ちまたではそのような展開をしてしまった物語が殆どなので、kira=836様には現実感覚を
読者に失わせず、ばかばかしくならないギリギリの線を維持して進めて頂けたらと
勝手ながら望んでいる次第であります。

まるでお金を払っている購読者のような要求で申し訳ありませんが
kira=836様の文章力に喜びと強い敬意を感じ始めている者として
一考頂ければ光栄です。

941 :愛蔵版名無しさん:04/04/24 17:34 ID:???
KIRA=836さんは碧星タケル氏の親友もしくは後輩ではないだろうか?。
当たらずと言えども遠からずだと思うのだが。

942 :愛蔵版名無しさん:04/04/24 18:21 ID:???
八神雲の実父、厳矩の野望も雲の義兄阿麻王の役割もなーんも出してくれないうちに
終わってクソ漫画氏ねと思っていたのが、ここを読むうちに自分がこの漫画を好きだったことに
改めて気が付いた。

作者の方へ
あなたの方が原作者より頭もいいし肝も据わってると思うし、うまく続編を想像出来てると思うんで
厳矩と阿麻王の野望は忘れないで必ず書いてくださいね。

943 :愛蔵版名無しさん:04/04/24 19:09 ID:???
設定のしっかりした格闘漫画自体少ない。
夢中になっている内に誰も何の為に闘ってるのか分らなくなってる。
それなのに作者も読者も、そこにお構いなしみたいなね。
kira=836さんの書いてるこれは、当然、漫画じゃないんだけど
脱線が今のところない点で先が期待できると思っている。
伏線を矛盾なく解決させながら大長編になることを期待してます。

944 :愛蔵版名無しさん:04/04/24 19:31 ID:???
どこのトーシロかと思って見ていたのですが
最近はkira=836さんの作文に引き込まれています。
欧凱の闘いっぷりなんて緊張感たっぷりですよね。
工夫も半端じゃないし、良い人だなと思います。
期待してますよ。

945 :愛蔵版名無しさん:04/04/24 20:34 ID:???
>>941
>当たらずと言えども遠からず<

実は俺もそう思う。
自称ファンが描く同人小説みたいのは必ずオタクっぽい破綻を繰り返していってハチャメチャな「訳分らん」展開上等を
みんなで楽しんじゃおう的なのが圧倒的に多い。今更言わなくても。

kira=836さんはそんないい加減なところが微塵も無い。打ち切られて謎のままになった合戦場後の諸キャラクターの
活躍と話しの展開を、原作の雰囲気と意図から逸脱しないように注意しつつ蓋然性の高いあるべき姿に補筆完成させようとして
描いているのが、読めば誰にでも判る。
こういう態度は作者本人に近いか、作者に強く帰依しうる立場の人間でなければありえないと思う。

kira=836さんに敬意を表して『本人ではありません。』という言葉は信じるとすれば
やはり格闘技仲間としての友人か、目を掛けて貰って恩義を感じている後輩というところが真実に近い感じがする。
ひょっとしたら碧星さんのアイディアを全部ではないにしても、じかに取り入れて可能性も捨てきれない。

貴重で素晴らしいスレだから皆で盛り上げていきたいものです。

946 :愛蔵版名無しさん:04/04/24 21:10 ID:???
>>945
オタ好きな画だと思ってきたが、話がオタクっぽくないことは確かだね
真相は藪の中でいいんじゃないですか?

947 :愛蔵版名無しさん:04/04/24 23:30 ID:???
先日近所の古書店でで500円で6巻揃えました。
余り美品ではないのが悲しいけど
値段からいったら仕方がないところです。
自分の部屋で読むと落ち着くわ〜。
画を見て空想しながら
ここ読むのも乙なものです。
楽しいです。

948 :愛蔵版名無しさん:04/04/25 01:26 ID:???
沖縄空手に少しだけでも触れた漫画のなかではこの漫画が一番ファンタジーに溢れている。
この作品の良さをわかってる人は結構多かったはずなのに打ち切りが残念だ。

949 :愛蔵版名無しさん:04/04/25 01:48 ID:???
格闘技は間違いなくエロチックだ、
そしてそれが大きな魅力の一つだ
道着から覗く素手と素足はその最大のポイントだ
キラのそれはとりわけ魅力的だ

950 :愛蔵版名無しさん:04/04/25 02:06 ID:???
>>949
格闘技は手はグローブをつける場合があるけど、足は素足の場合が多いのは
何故なのですかね。
まぁ、俺としてはそこがすきなのですが。

951 :愛蔵版名無しさん:04/04/25 03:22 ID:???
>>950
裸足のほうが気持ち良いんだよ
空手もキックも経験あるけどフットウェアがあるとノれない
足指が締め付けられていると更に鬱になる
裸足の指の開放感は日常からの開放感にもつながる快さがある

八神キラの気持ちがよくわかる今日この頃です

952 :愛蔵版名無しさん:04/04/25 08:27 ID:???
>>951
確かに急に熱くなったお陰でいっきに裸足が気持ち良くなってきました。健康にもいいそうです。


953 :kira =836:04/04/25 23:14 ID:???
少しずつ両者の間合いが狭まる
正拳突きの構えの殴凱 そこから何をしようというのか・・・
じりじりと間合いを詰めていく その表情は勝利を確信
あの拳に全身の闘気が収束されているようだ 


松風「いったい・・塾長は何を・・」
あれで武器に対処するのか
最高の方法とはいったい・・・


キラ「・・・・」

無言のままのキラ
黙ってその二人を眺め思う

あと一メートル それで間境
次で 仕掛けるはずだ 

 

954 :kira =836:04/04/25 23:15 ID:???
風が一瞬やんだ 虫の鳴き声も止まったと思った瞬間

殴凱の足がそこに触れる 見えない境界線 それを越えた!!

静雲が動く 鋭く 踏み込み 斜め一線 
空を切り 見えない攻撃が 予想も付かない方角から 殴凱を襲う・・
殴凱の首を刎ねた・と思う瞬間

静雲「ぐふはぁ!!」
だが 切られたのは何もない空間 

吹き飛んだのは静雲 

殴凱の正拳突きが静雲の壇中に決まる
後方に吹き飛ばされる静雲 一回転する 
一瞬の攻防  その衝撃で武器 鞭剣は手を離れる

何が起こったんだ!?
・・今の攻防を理解できない松風

静雲が仕掛けた瞬間 殴凱が静雲の目の前に移動し
自然に踏み込み 正拳 突きを出した
ように見えたが・・・




955 :kira =836:04/04/25 23:16 ID:???
静雲「ぐっ・・・」

吹き飛ばされながらも 後方に回転しすぐに起き上がろうと体勢を整える
静雲  内心 驚愕 今の殴凱の突きで全身が痺れたように
動かない しまった と膝立ちのまま そこに 止まる   

馬鹿な ・・今のは何だ・・
まるで 動きが読めない・・消えたように 奴は何をした?
混乱しつつ 殴凱の姿を捉えようとする 静雲
・・が殴凱の姿がない そして

殴凱「クク そこなら 逃げられんな・・・」
突然 自分のすぐ上から響く殴凱の声
これで王手だぜ・・・・


静雲を上から見下ろすようにし
ニヤリと歯を剥き出し そこに立つ 殴凱

その眼は獲物を前にした肉食獣そのもの


956 :kira =836:04/04/25 23:17 ID:???

・・ しまった!! 静雲は素早く離脱しようとする

が すでに遅い 次の瞬間 勝敗は決した

殴凱「ぬううううりゃゃゃあああ!!」
凄まじい 気合と共に
上から下へ 振り下ろされるように
瞬時に叩き込まれる 十四発の剛拳
それは 静雲の水月 目掛けての 一点 集中砲火
今度は 避けようもない いや 避けられない

静雲「ぐは ああ ぐはは ああ!!」
凄まじい衝撃が 命中し 血を吐きだす静雲
なすすべもなく それを受ける 

後方に飛び ダメージを軽減しようとも
今の 体勢からでは不可能に近い

上から下 地面に叩き落されるだけだ

殴凱の一撃一撃で体が地面から跳ね返る
上下に宙を舞う 静雲の体

鮫や獅子すら仕留めた 殴凱の鉄拳の嵐 十四発
静雲の水月 急所に 一点集中する 



957 :kira =836:04/04/25 23:19 ID:???
太い釘を 分厚い板に打ちつけ
貫通させる様子にも例えられるか
 
キラ「なるほどね・・・」

つまり こうゆうことかよ

板を割る時 動かないように 固定すれば力が逃げずに
簡単に割ることが可能
あの場合 それを 人体でやってしまうわけだ
地面に固定して 上から下にひたすら打ちのめすってわけだ

殴凱のおっさんの戦法は・・

まったく とんでもない威力だぜ
・・と その 剛拳に ぞっとするキラ

これじゃ ひとたまりもないな・・ 


殴凱「ふぅぅぅぅぅぅ」

やがて 動かなくなった 静雲の体を見下ろす殴凱

呼吸を吐き出し 両手を交差させ 息吹を行い勝負を締めくくり 
完全に動かなくなったのを確認

松風とキラの元に歩いていく殴凱 
何事もなかったかのように



958 :kira =836:04/04/25 23:29 ID:???

殴凱「よう 終わったぜ・・・」
と三人に告げる 

松風「塾長・・お怪我は・・」

肩の傷をみていう松風
みたところは浅いが 血がでて肩を染めている
早く手当てを・・と駆け寄る・・が 殴凱は平気な顔で

殴凱「なーに こんなもん 二 三日すれば自然に直る 
俺にとっては勲章みたいなもんよ 」

豪快に笑い 気にもとめない殴凱

それより・・と 後の静雲を親指で指す

殴凱「あいつ の心配をしたほうがいいぜ 松風
   一応 手加減はしたが 肋骨系はバラバラだろうな」

平然と言う 殺してはいないらしい・・
どう考えても 無事ではないのは一目瞭然だが

あれで 手加減かよ・・・本気じゃなかったのか
改めて その威力に ぞっとする 松風とキラ 
本気で打っていたらどうなるのか想像するに恐ろしい。

 

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